橋のうえで

上條恒彦

橋のうえで

作詞:上條恒彦
作曲:小室等
発売日:1999/11/26
この曲の表示回数:12,583回

橋のうえで
ひび割れて
古ぼけた
昔ながらの
この橋を
人は渡り
時は過ぎゆき
数えきれない想いや
微笑みや涙を
はこんだ

ここにきて
パパといっしょに
流れてゆく水を
眺めてごらん
ゆるやかな流れは
遠く海へ向っている

ここにきて
子供だったパパは
流れてゆく水を
ながめたものさ
おまえの知らない
パパのパパと
おまえは
あの日の私だ

おまえの瞳の中に
パパはむかしの
自分を見つめる

街も森も空も
河の流れさえも
炎となったあの日から
ひとりぼっちの
子供だった自分を

おまえの瞳は
ふしぎな光と
やさしさであふれている

おまえは走り
おまえは泣きわめき
おまえは笑い
おまえは歌う

悲しむことさえ忘れてしまっていた
むかしの私のかわりに

ラララ ラララ
歌をうたう 今は
ラララ ラララ
歌をうたう 今は
ラララ ラララ
歌をうたう 今は

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