塀と宇宙

関取花

塀と宇宙

作詞:関取花
作曲:関取花
発売日:2012/11/07
この曲の表示回数:17,710回

塀と宇宙
男の子ならわかるだろう 背のびをしたって見えないとこにゃ
でかい宇宙があるんだと 信じていた日の尊さが

高い塀をこえたむこうに 宇宙があると話を聞いて
飽きることなく夢を見た 星の数だけ夢を見た

欲しいのは何気ない暮らし
そんな風になりたくはないなと
皆で笑ったのに 30年経っちゃこの有様さ
君もいつかはわかるだろう あの頃がどれだけ尊いか

欲しいのは何気ない痛み
そんなものは本当はいらないよ
今でも信じている あの塀のむこうに何かがあると
きっと君なら笑うだろう あの頃と変わってないのねと

今日はあれから30年 背のびをせずともすべてが見えた
思った通り何もない からっぽの宇宙がそこにある
からっぽの宇宙はそこにある

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