赤い馬

三上寛

赤い馬

作詞:三上寛
作曲:三上寛
発売日:1995/12/06
この曲の表示回数:18,492回

赤い馬
ここがいつから海だったかは知らない
赤い馬が泳いでいる
足もとの雲は鳥になり
飛び
色は消えて形だけが落ちて行く
腕が伸びる
地平線を掴んでいるのは私だ
体は遠くで浮かんでいる
花は咲いてるようにも見える
燃えてるようにも見える

失くなる事が有ることの
ここではほんのりとした証し
失くなる事が有ることの
ここではほんのりとした証し

宇宙はなにかの冗談だって
あなたは今喋ろうとしてる
その唇の動き
そのなんでもないちの流れの中で

ぬいぐるみ抱いて羽のふとん
夢見る瞳は星の輝き
ぬいぐるみ抱いて羽のふとん
夢みる瞳は星の輝き

考えられない事も
考えてしまった事も
それは浜辺に打ち上げられた
一枚の貝殻
そこから出て来る光
忘れてしまった事も
思い出した事も
それは穏やかに曲って行く
波の音

ここがいつから海だったかは知らない
私がいつから私だったかは知らない

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