京都つれづれ

香西かおり

京都つれづれ

作詞:秋浩二
作曲:三木たかし
発売日:1996/07/25
この曲の表示回数:23,427回

京都つれづれ
春は午後(ひる)
ほのかに薫(かおる) 山里(やまざと)の坂路(さか)
櫻(はな)びら吹雪く雨あがり
東の天(そら)に丸い月
涙で霞(かす)む 嵐山

夏は夜
コンチキチンと祇園囃子(ぎおんばやし)が
四条河原(しじょうがわら)にとどろけば
祭りが引いて夜が更ける
窓辺に見える流れ星

秋は夕暮(くれ)
紅く色づくカエデの参道(みち)を
靴音ひそめ辿りゆく
あのひと恋しい嵯峨野にて
木漏(こも)れ陽淋しくほほ濡らす

冬は朝
冷たい雨が霙(みぞれ)に変わり
砂盛り淡く雪化粧
水面(みのも)にひとひら寒椿
あなたが恋しい銀閣寺

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