冬枯れた朝のこと
何年も前にあなたがこぼした
言葉を思い出した
「また冬がやってきた
麗しい春が来て
勇ましい夏を呼び
秋の詩人を連れてくる
それらをのみ込んでしまうのは
冬の王者なんだ」
あなたは極上の羽飾りの
コートを纏って
3つの季節の面影へと
吸いこまれていった…
3つの忘れ物と
私はあなたに
身をまかせてしまいたかったけれど
飛びたてる羽がなかった
何年も前にあなたがこぼした
言葉を思い出した
「また冬がやってきた
麗しい春が来て
勇ましい夏を呼び
秋の詩人を連れてくる
それらをのみ込んでしまうのは
冬の王者なんだ」
あなたは極上の羽飾りの
コートを纏って
3つの季節の面影へと
吸いこまれていった…
3つの忘れ物と
私はあなたに
身をまかせてしまいたかったけれど
飛びたてる羽がなかった
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