漂流記

大地真央

漂流記

作詞:小林和子
作曲:大野克夫
発売日:1986/10/21
この曲の表示回数:8,539回

漂流記
アスファルト 流れる雨のひとすじが
河になったら 僕はもうここには居ない
あてもなく 流れてゆくよ

シャッターの降りた横須賀
陽の暮れのざわめきあとに
浪漫という切符を手に
荒れ狂う海に乗り出す

サンフランシスコ湾 男と女の
サンフランシスコ湾 港はあるかい
旧いバーで 一人酔えば
ああ 俺は今、漂う船だよ

海風に しめった煙草投げた時
火の粉が散った トレンチを肩からはおる
見も知らぬ 女と二人

折れそうな 女の肩
あの頃のおまえ 重ねた
あばずれも腕の中では
淋し気な少女だったよ

サンフランシスコ湾 やさしい女の
サンフランシスコ湾 枕はあるかい
空の壜に 謳いかける
ああ 俺は今、漂う男さ

サンフランシスコ湾 やさしい女の
サンフランシスコ湾 枕はあるかい
空の壜に 謳いかける
ああ 俺は今、漂う男さ

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