音もたてずに波をわけるように
月影に蒼く時間ごと包まれて
流されるままにここにたどりついて
君をうまく形容するすべ知らず
閉ざしてた胸の奥に
静かに忍びこんでくる
君の影に戸惑っているよ
夏に焦がされ火照る身体は
巧み過ぎる誘惑にすいこまれてゆく
水面に映るホタルみたいに
ぼくの胸の暗闇を照して揺れている
その光がいつか消え絶えたら
おわりが来ること互い気づかないふりで
今はこのまま
嘘も真実も確かめないで
未来も語らないでいい
飽きるほど慎重に
言葉かさねてゆくように
やがて二人唇を重ねる
焼けた素肌をもてあますような
うねる曲線に沿って 灯を落とせば
水着の跡はホタルみたいに
闇に白く浮かびあがりぼくを狂わせる
足元にまとわりつく砂を
手ではらうように懐かしまず
君は季節を撫でるまま擦り替える
声も雫も果てるくらいに
抱きしめ合った二人の夏が終わりゆく
命はかなきホタル妖しく
記憶の遠くにまだ輝いてる
月影に蒼く時間ごと包まれて
流されるままにここにたどりついて
君をうまく形容するすべ知らず
閉ざしてた胸の奥に
静かに忍びこんでくる
君の影に戸惑っているよ
夏に焦がされ火照る身体は
巧み過ぎる誘惑にすいこまれてゆく
水面に映るホタルみたいに
ぼくの胸の暗闇を照して揺れている
その光がいつか消え絶えたら
おわりが来ること互い気づかないふりで
今はこのまま
嘘も真実も確かめないで
未来も語らないでいい
飽きるほど慎重に
言葉かさねてゆくように
やがて二人唇を重ねる
焼けた素肌をもてあますような
うねる曲線に沿って 灯を落とせば
水着の跡はホタルみたいに
闇に白く浮かびあがりぼくを狂わせる
足元にまとわりつく砂を
手ではらうように懐かしまず
君は季節を撫でるまま擦り替える
声も雫も果てるくらいに
抱きしめ合った二人の夏が終わりゆく
命はかなきホタル妖しく
記憶の遠くにまだ輝いてる
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