悲しみの役割

KAN

悲しみの役割

作詞:KAN
作曲:KAN
発売日:1994/11/26
この曲の表示回数:20,535回

悲しみの役割
かなわぬ恋と知ってて
一途に思いつづけてる
何がつらいとかじゃなくて
悲しいほど美しい

たとえば彼女はずっと
家庭ある男を愛してる
誰がつらいとかじゃなくて
出会いを間違えただけ

ごめんね
月並みななぐさめさえも
考えつかずに
ぼくはただ見つめるだけで
何も言えない

かなわぬ恋と知ってて
不安定な優しさの中で
宙に浮いたまま目をとじて
きっと今夜も会っている

たとえ彼女の想いが
いつかかなう時が来ても
それは悲しみの役割が
別の誰かに変わる時

結局は本当の意味で彼女に
幸わせは来ない
ぼくに出来ることと言えば
時々一緒にため息つくだけ

結局は本当の意味で彼女に
幸わせは来ないし
もはや幸わせの意味さえも
見えなくなってる 愛せば愛すほど

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