十九の春には れんげ草
はたち過ぎには 夕顔に
花に涙の露おいて
今はあざみのとげを待つ
“水割りの 氷カタリと 音たてて
今日が あしたに 変る真夜中”
男をつき刺す とげならば
あっていいとも思うけど
なぜか自分の心だけ
刺して痛がるとげばかり
“爪切りは 日ぐれ仕事と 思いつつ
たったひとりの 夜のたのしみ”
ふとしたはずみの人生で
選びそこねたわかれ道
秋が深まり冬になり
冬の向うに春がある
“土砂降りで ふと思い出す 誕生日
二十いくつの 炎かざして”
はたち過ぎには 夕顔に
花に涙の露おいて
今はあざみのとげを待つ
“水割りの 氷カタリと 音たてて
今日が あしたに 変る真夜中”
男をつき刺す とげならば
あっていいとも思うけど
なぜか自分の心だけ
刺して痛がるとげばかり
“爪切りは 日ぐれ仕事と 思いつつ
たったひとりの 夜のたのしみ”
ふとしたはずみの人生で
選びそこねたわかれ道
秋が深まり冬になり
冬の向うに春がある
“土砂降りで ふと思い出す 誕生日
二十いくつの 炎かざして”
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