「すずらんの花が好き」
そう 照れて言った君
相合傘の下で ふたり
また いつ会えるでしょう
待ち続けていた日々
ときめきは泡沫の
記憶
いくつもの花に いくつもの夢を
つなげては 楽しんで 逃げて
嫌いになりたい 嫌いになれない
頬をつたう雨
ゆらり ゆらり ゆられる花びらに
眩暈するみたいで目を閉じたの
くらり くらり くゆるは恋心
ひとり ただ 焦がれて
うつむいた
誰も見てない場所で
じゃれあって 笑っては
言葉とぎれ 絡めた 手と手
また いつ会えるでしょう
返事が途絶えた日に
雷が胸の底
落ちた
どれだけの花に どれだけの願い
重ねれば 叶うのでしょうか
違う風が吹く 違う君の場所
頬をつたう雨
ゆらり ゆらり ゆられる花びらは
まるで道化のように笑うだけ
くらり くらり 心 変わらないで
ひとり ただ ふるえて
立ち尽くす
君影草 名前どおりに
決して離れずに いたかった
でも駄目ね まだ眠れない
あの声も笑顔も 心を刺すから
つらり つらり 連ねた思い出は
苦い毒のようで 苦しいだけ
ふわり ふわり 君は かげろうでしょう
どうか 夢に現れてほしい
ゆらり ゆらり ゆられる白い花
季節すぎて 花びらを落とした
きらり きらり 夜露に濡れるのは
いつか 姿 変えた 赤い実よ
君がいた あの日の 胸の色
そう 照れて言った君
相合傘の下で ふたり
また いつ会えるでしょう
待ち続けていた日々
ときめきは泡沫の
記憶
いくつもの花に いくつもの夢を
つなげては 楽しんで 逃げて
嫌いになりたい 嫌いになれない
頬をつたう雨
ゆらり ゆらり ゆられる花びらに
眩暈するみたいで目を閉じたの
くらり くらり くゆるは恋心
ひとり ただ 焦がれて
うつむいた
誰も見てない場所で
じゃれあって 笑っては
言葉とぎれ 絡めた 手と手
また いつ会えるでしょう
返事が途絶えた日に
雷が胸の底
落ちた
どれだけの花に どれだけの願い
重ねれば 叶うのでしょうか
違う風が吹く 違う君の場所
頬をつたう雨
ゆらり ゆらり ゆられる花びらは
まるで道化のように笑うだけ
くらり くらり 心 変わらないで
ひとり ただ ふるえて
立ち尽くす
君影草 名前どおりに
決して離れずに いたかった
でも駄目ね まだ眠れない
あの声も笑顔も 心を刺すから
つらり つらり 連ねた思い出は
苦い毒のようで 苦しいだけ
ふわり ふわり 君は かげろうでしょう
どうか 夢に現れてほしい
ゆらり ゆらり ゆられる白い花
季節すぎて 花びらを落とした
きらり きらり 夜露に濡れるのは
いつか 姿 変えた 赤い実よ
君がいた あの日の 胸の色
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