ガラスの巨人

谷山浩子

ガラスの巨人

作詞:谷山浩子
作曲:谷山浩子
発売日:1991/05/21
この曲の表示回数:54,908回

ガラスの巨人
きみは見上げていたね 見えない星空を
風吹くビルの陰 夜更けの街
両手を高く上げた 背伸びをしながら
でも星は遠すぎて きみは小さい
クルマもヒトもいない
静かなアスファルトの ステージ
たたずむきみの姿を ライトが照らし出す
やがてきみのからだは 大きくひろがる

高層ビルだきみは ガラスの巨人
ほら 歩き出したゆらゆら
空を横切るきみの影
チカチカ赤いランプが とてもきれいだよ
見おろせば街は 星の海のよう
ぜんぶぼくのものだって
きみははしゃいでいた

楽し気に歩くきみが 突然立ち止まるその時
胸にあいた風穴に 誰かがしのびこむ
忘れてることがある 何か悲しいこと
確かにさっきまでは 覚えていた
悲しみが攻めてくるよ もっと大きくならなければ
悲しみが攻めてくるよ もっとひろがれ ぼくのからだ
悲しみが攻めてくるよ もっと大きくならなければ
悲しみが攻めてくるよ もっとひろがれ ぼくのからだ
悲しみが攻めてくるよ……
悲しみが攻めてくるよ……
悲しみが攻めてくるよ……

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