三番線

LUCCI

三番線

作詞:三浦弦太
作曲:三浦弦太
発売日:2018/01/10
この曲の表示回数:3,090回

三番線
何気ない瞬間に今日が
どうしようもなく愛しい
明日を簡単に崩せる言葉を
僕も君も隠しているから
アナウンスが知らせた後に
過ぎゆく快速の音が
全て抱え塞ぎ込んだ君の 泣き声だけ
ただ掻き消していく

僕は何も言えずに ただ見つめていた
かさぶたは剥がれずに 残り続ける
あの光景が今 影を落として
未だ君の歌 辞められないままだ
願えるだろうか あの日へ巻き戻して

重ね過ぎた年月が僕を
唯一だと妄信させては
ただ頷き 解ったように振る舞った
君はただ「解らない」と泣いた

僕は何も言えずに ただ見つめていた
かさぶたは剥がれずに 残り続ける
ちぐはぐな二人が 逸れた部屋で
空気の読めないバラエティが流れる
想像していた日を迎えてしまった

君と行った場所や記憶さえも
ただ事実として残っていくだけ
永遠も運命も 嘘のよう 消え滲んだ

あの日をもう一度繰り返しても
きっと同じ結末をなぞるだけ

君は何も言わずに 俯いていた
各駅停車を二度送る三番線
あの光景が今 影を落として
未だ君の歌 辞められないままだ
願えるだろうか 君よ幸せであれ

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