窓の外は夕景 見慣れた街並みが
茜色から藍を帯びてく
ホームは色とりどり
くすんだピンクにスーツの黒たち
流れていく改札を通れなかったのは
髪が少し短かった春
ジョーカー抜きで遊んでいたら
頭の中でちかちかとカードの文字が瞬いた
「逃げても良いよ」が消えてはじけたのは
グレーの部屋
間違った 嘘をついた 笑った 泣いた
全部がまるでどこか遠い昔話みたい
窓の外は夕景 見慣れた街並み
色を変えてあなたの場所まで届いて
もうすぐ電車が出る
ホームのベンチは空っぽのままで
閉じるドアの向こう側に
あの日の私がいたら なんて声かけよう
着信音が鳴る 電話越しに響く
「ずっとそうだと思っていたんだよ」
ごめんね、ありがとう 初めて気づいたの
何もわかってなかったよね うまく言えなくて
「ごめんね」
からまったまま仕舞い込んだ
ネックレスを優しくほどくように
嫌いになりたいとき撫でてくれたのは
あなただった
間違った 嘘をついた 笑った 泣いた
全部がまるでどこか遠い昔話みたい
窓の外にきらめきがなくてもずっと
色を変えてあなたの場所まで届いて
茜色から藍を帯びてく
ホームは色とりどり
くすんだピンクにスーツの黒たち
流れていく改札を通れなかったのは
髪が少し短かった春
ジョーカー抜きで遊んでいたら
頭の中でちかちかとカードの文字が瞬いた
「逃げても良いよ」が消えてはじけたのは
グレーの部屋
間違った 嘘をついた 笑った 泣いた
全部がまるでどこか遠い昔話みたい
窓の外は夕景 見慣れた街並み
色を変えてあなたの場所まで届いて
もうすぐ電車が出る
ホームのベンチは空っぽのままで
閉じるドアの向こう側に
あの日の私がいたら なんて声かけよう
着信音が鳴る 電話越しに響く
「ずっとそうだと思っていたんだよ」
ごめんね、ありがとう 初めて気づいたの
何もわかってなかったよね うまく言えなくて
「ごめんね」
からまったまま仕舞い込んだ
ネックレスを優しくほどくように
嫌いになりたいとき撫でてくれたのは
あなただった
間違った 嘘をついた 笑った 泣いた
全部がまるでどこか遠い昔話みたい
窓の外にきらめきがなくてもずっと
色を変えてあなたの場所まで届いて
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