時代おくれ

レーモンド松屋

時代おくれ

作詞:阿久悠
作曲:森田公一
編曲:レーモンド松屋
発売日:2022/09/07
この曲の表示回数:11,664回

時代おくれ
一日二杯の 酒を飲み
さかなは特に こだわらず
マイクが来たなら 微笑(ほほ)んで
十八番(おはこ)を一つ 歌うだけ
妻には涙を 見せないで
子供に愚痴を きかせずに
男の嘆きは ほろ酔いで
酒場の隅に 置いてゆく

目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは 無理をせず
人の心を 見つめつづける
時代おくれの 男になりたい

不器用だけれど しらけずに
純粋だけど 野暮じゃなく
上手なお酒を 飲みながら
一年一度 酔っぱらう
昔の友には やさしくて
変わらぬ友と 信じ込み
あれこれ仕事も あるくせに
自分のことは 後にする

ねたまぬように あせらぬように
飾った世界に 流されず
好きな誰かを 思いつづける
時代おくれの 男になりたい

目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは 無理をせず
人の心を 見つめつづける
時代おくれの 男になりたい

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