Virtualistic Summer

伊東歌詞太郎

Virtualistic Summer

作詞:烏屋茶房
作曲:烏屋茶房
発売日:2023/01/18
この曲の表示回数:7,957回

Virtualistic Summer
淡い恋の予感や喪失感
乱反射してるスペクトラム
生成されて消えやしないパーティクル

茹だるような熱を放ちながら
夏はオーバーフローしていく
僕らの心を演算して

生ぬるい音を立てるソーダ
ジュブナイル色のガラス玉
水中都市に消えてく
2人だけの約束

描画限界みたく重い
湿気った風のストレージ
代替不可能な記憶の鍵を
確かに回す

本当も嘘も重なりあったまま
僕らは目を開ける

夏は青く広がって
座標を飛び出して
きらめく電子の海を泳いで

未定義だった僕たちは
呼吸さえ忘れて
観測してく今を

波は粒子にかわって
0と1になって
それでも曖昧に心は揺れて

切なくなる想いを解き明かす式を探してる
Virtualistic Summer
君に会いにゆくよ

プールサイド
塩素
入道雲
透明度
いつか出会った場所
もうここにはいない
君の影を探してる

1/f 僕らなら 幻みたいな現象だ
触れ合って 惹かれあって
儚く消える線香花火

ねぇ僕らの宇宙は仕組まれている
架空のお話だったとしても
どんな世界でも どんな未来でも
君を探し出すよ きっと

加速してゆく鼓動は
時間を追い越して
重大なエラーを呼び起してく

5分前の世界が
存在していなくたって
君に恋をしている

波は粒子にかわって
0と1になって
それでも曖昧に心は揺れて

切なくなる想いを解き明かす式を探してる
Virtualistic Summer
君に会いにゆくよ

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