海を渡って気づいた
君を思って気づいた
化物になることばかりを
選んだのは僕だった
あの日見た塩の味も
夢で見た空の景色も
埃が舞うみたいに
痛みすら忘れてゆく
蜜の味すら思い出せない
昔食べてたお菓子すら
今じゃ粘土の塊みたいで
あとに侘しさが残る
鏡に映る自分は
見たことない化物になっていて
知らん顔で
ファンデーションで濁した
風がなびいて花が笑って
そこに僕の顔があって
何もかも愛したのは
そこに未来があったからだ
空想が鼓動を打って
好きな人も忘れ去って
僕らはもう戻れないんだよ
根こそぎ抉っていく
恋に埋もれて夏になり
潮風が去って秋になり
土に潜って冬になり
知らずに肌が剥がれ落ちる
ツノが生えて泣き叫び
翼を払って海を浴び
化物になって夜空を謳歌した
寂しさばかりが
寒さに変わり心を攫っていく
気づけば誰かの面影ばかりが
絶えず変わっていく
大人になれないまんまで体だけが
錆びついて炭になる
翼が舞うたび新たな風が
過去を捨て去ってった
雨が好きだった理由も
雪が嫌いだった理由も
何もかも薄れるほど
涙で何度夜を浪費した
空想が鼓動を打って
好きな歌も忘れ去って
僕らはもう戻れないんだよ
根こそぎ貪っていく
海を渡って気づいた
君を思って気づいた
化物になることばかりを
選んだのは僕だった
冬が寒くて痛いから
君の顔を探していた
あの日切り捨てたことすらも
羽根が全部持ってった
風がなびいて花が笑って
君がすきだった日々を
忘れるほどがむしゃらに生きて
何年が経っただろう
果実が鼓動を打って
意味なんて忘れ去って
今更もう戻れないんだよ
がむしゃらに日々を
貪って生きていく
何回も何年も
思い出す
抉れた翼で
飛んでゆく
君を思って気づいた
化物になることばかりを
選んだのは僕だった
あの日見た塩の味も
夢で見た空の景色も
埃が舞うみたいに
痛みすら忘れてゆく
蜜の味すら思い出せない
昔食べてたお菓子すら
今じゃ粘土の塊みたいで
あとに侘しさが残る
鏡に映る自分は
見たことない化物になっていて
知らん顔で
ファンデーションで濁した
風がなびいて花が笑って
そこに僕の顔があって
何もかも愛したのは
そこに未来があったからだ
空想が鼓動を打って
好きな人も忘れ去って
僕らはもう戻れないんだよ
根こそぎ抉っていく
恋に埋もれて夏になり
潮風が去って秋になり
土に潜って冬になり
知らずに肌が剥がれ落ちる
ツノが生えて泣き叫び
翼を払って海を浴び
化物になって夜空を謳歌した
寂しさばかりが
寒さに変わり心を攫っていく
気づけば誰かの面影ばかりが
絶えず変わっていく
大人になれないまんまで体だけが
錆びついて炭になる
翼が舞うたび新たな風が
過去を捨て去ってった
雨が好きだった理由も
雪が嫌いだった理由も
何もかも薄れるほど
涙で何度夜を浪費した
空想が鼓動を打って
好きな歌も忘れ去って
僕らはもう戻れないんだよ
根こそぎ貪っていく
海を渡って気づいた
君を思って気づいた
化物になることばかりを
選んだのは僕だった
冬が寒くて痛いから
君の顔を探していた
あの日切り捨てたことすらも
羽根が全部持ってった
風がなびいて花が笑って
君がすきだった日々を
忘れるほどがむしゃらに生きて
何年が経っただろう
果実が鼓動を打って
意味なんて忘れ去って
今更もう戻れないんだよ
がむしゃらに日々を
貪って生きていく
何回も何年も
思い出す
抉れた翼で
飛んでゆく
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