残り火

五輪真弓

残り火

作詞:五輪真弓
作曲:五輪真弓
発売日:1986/04/21
この曲の表示回数:98,491回

残り火
雨にうたれて 何故か悲しげな
花は かげろう 秋は 気まぐれ
街の灯りが 蒼くにじむのは
今はもどらぬ あなたのせいよ

だけどわたしは 今ここにある
愛の残り火で 色あせた枯葉を
もやしながら
過ぎた日のぬくもり
手さぐりで さがしてる
人は季節におどる迷い子

胸にのこされた 古い傷あとを
抱いて息づく 恋はたそがれ
そして春を恋う 寒い涙さえ
今はたよれぬ 行きずりの友

だからわたしは 今もう一度
めぐり来る季節の あら波に 小舟を
うかべながら
あなたの知らない
誰かに身を寄せ
夢路をたどるの あなたを忘れて

だからわたしは 今もう一度
めぐり来る季節の あら波に 小舟を
うかべながら
あなたの知らない
誰かに身を寄せ
夢路をたどるの あなたを忘れて

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