由紀子の河内音頭(鉄砲節)

小野由紀子

由紀子の河内音頭(鉄砲節)

作詞:平野秀典
作曲:筒井広志
編曲:池多孝春
発売日:1994/06/22
この曲の表示回数:1,696回

由紀子の河内音頭(鉄砲節)
エーさても この場の皆様方よ
ちょいと出ました 私は
小野の由紀子と申します
おみかけ通りの 若輩で
ヨー ホイホイ
エンヤコラセー ドッコイセー

唄は世につれ 世は唄につれ
お国自慢の民謡と
御当地ソングで いながらに
七百年の昔から 唄いつがれた
河内音頭に 乗せまして
わたしゃ未熟で
ちっとも うまくも
きっちり 実際
まことに みごとに
読めないけれど
八千八声の 時鳥
血を吐くまでも
血を吐くまでも

つとめましょう

北の国なら ソーラン節よ

ヤーレン ソーラン ソーラン
ソーラン ソーラン ソーラン
ハイハイ

津軽の海を前にして 函館山から
見おろせば

函館 函館ブルース

津軽海峡 飛び越えて
青森地方に 来てみれば
リンゴ娘が踊り出す

ラッセラー ラッセラー
ラッセラッセ ラッセラー

エンヤコラセー ドッコイセー

新潟 佐渡なら オケサ節

ハァー 佐渡へ
佐渡へと 草木もなびくよ
アリャアリャ アリャサ

南下しまして 横浜は
これにとどめを さしまする

町の灯りが とてもきれいね
ヨコハマ
ブルーライト・ヨコハマ

新幹線に 飛び乗って
静岡あたりに 来てみれば
三島女郎衆が ノーエ節

とけて流れて ノーエ
とけて流れて ノーエ
とけてサイサイ

ヨー ホイホイ
エンヤコラセー ドッコイセー

そろそろ見えます 名古屋城
金のしゃちほこ 横に見て

まだまだ続く 唄めぐり

早くも京都に 着きました
京の都は しみじみと

月はおぼろに 東山
霞む夜毎の かがり火に

中国地方に 行ったなら
さても名高き 安来節

出雲名物 荷物にゃならぬ
アラ エッサッサー

粋な神戸の港町
六甲山から ながむれば

ロマンティックな 唄も出る

神戸 泣いて どうなるのか

ヨー ホイホイ
エンヤコラセー ドッコイセー

フェリーに乗って 四国に着いた
阿波や エライヤッチャ 阿波踊り

踊る阿呆に 見る阿呆
エライヤッチャ エライヤッチャ
ヨイヨイヨイヨイ

笹山通れば 笹ばかり
猪豆くって
ホーイホイホイホイホイ

エライヤッチャ エライヤッチャ
ヨイヨイヨイヨイ

ヨイヨイヨイヨイ
ヨイヨイヨイヨイ

エライヤッチャ エライヤッチャ
ヨイヨイヨイヨイ

名残り惜しんで 旅立てば
背中に聞こえる あの唄が

南国土佐を 後にして
都へ来てから 幾歳ぞ

ヨー ホイホイ
エンヤコラセー ドッコイセー

関門通れば 九州地方
博多 長崎 熊本 鹿児島
唄でぐるりと ひとめぐり

酒は飲め飲め 飲むならば

ああ 長崎は 今日も雨だった

おてもやん あんたこの頃
嫁入りしたでは ないかいな
嫁入りしたこたァ したばってん

花は霧島 煙草は国分
燃えて上がるは オハラハー桜島

まだ まだ
わすれちゃ ならないよ

空の青さと 海の青さの 美しさ

沖縄娘が 声をそろえて
メンソーレ

君は野中の 茨の花よ

サーユイユイ

日本国中 津々浦々までの
唄に乗せての 御案内

細い女の 声はりあげての
河内音頭の 一席は
お耳汚しに ならぬ間に
またのごひいき またのごひいき
祈りつつ
これにて 失礼 致しましょう

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