流れる雲を 涙に映し
遠ざかる 夢をたどれば
誰を呼ぶのか 山鳩の
鳴いて悲しい ひとり旅
霞む山の端 墨絵のように
うす紅色の 花びらひとつ
風に舞い 髪にからんだ
思いきれない 恋ならば
なんで捨てたと 言いながら
笛の音はこぶ 川の黄昏
旅に出ますと 手紙を残し
この恋に 別れた昨日
これも運命と 湯の宿に
夢を流せば はらはらと
笈形焼の 灯りが揺れる
遠ざかる 夢をたどれば
誰を呼ぶのか 山鳩の
鳴いて悲しい ひとり旅
霞む山の端 墨絵のように
うす紅色の 花びらひとつ
風に舞い 髪にからんだ
思いきれない 恋ならば
なんで捨てたと 言いながら
笛の音はこぶ 川の黄昏
旅に出ますと 手紙を残し
この恋に 別れた昨日
これも運命と 湯の宿に
夢を流せば はらはらと
笈形焼の 灯りが揺れる
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