罪十罰アウフヘーベン歌詞

アウフヘーベン

罪十罰

作詞：椎乃味醂
作曲：椎乃味醂
編曲：椎乃味醂
発売日：2025/10/29
この曲の表示回数：307回

鳴り響くあの鐘、
追い立てられ、
数ミリずつずれるわたしの影、
形を帯びていくのは言い訳、
空っぽを埋めていく機械仕掛け、
引いたって、どうやっても、
見えそうにない生活の果て、
両手では受け留めきれなかった、
いつかの記憶と言葉の雨、

あー、形勢崩れた衛星、
空転する三角形、負う百計、
最初の一歩は曖昧、
どうにも地に足つかない狭い世界、
焼き回しの平常、祈りの形象、
傷だらけの堅い施錠、
生の反訳を重ね、
なお未だはまらない感覚を、

余しているから、
溶かして、正して。

find me, take me out. find me, take me out.
find me, take me out. find me, take me out.
find me, take me out. find me, take me out.
find me, take me out. find me, take me out.

find me.

あー、微かに揺らいだ関係、
反転していく光景、起死回生、
的な何かと焦慮を合わせ、
できた歪な形の現実感、
最後の一歩は遼遠、
鮮紅の上に立つ嫌な原状、
焼き回しの成功、祈りは警鐘。

おまじないの言葉はもう散々、
淡々と聞き飽きた結果が惨憺と、
迫りくるからどうしようもなく、
また蹲るだけのその算段を、
繰り返してはただ燦々と、
形容できない閑散を、
心の情にある散乱を、
ハレーションしていくこの感覚を、

余しているから、
溶かして、正して。

find me, take me out. find me, take me out.
find me, take me out. find me, take me out.
find me, take me out. find me, take me out.
find me, take me out. find me, take me out.

言葉を追って、追って、また追って、吐いて、
どこかに留めて、余して、また吐いて、壊して、
それでも追って、追って、また追って、吐いて、
そうやって、探して、溶かして、正している。

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