夏の麓へ

穂ノ佳

夏の麓へ

作詞:穂ノ佳
作曲:穂ノ佳
発売日:2025/12/24
この曲の表示回数:102回

夏の麓へ
私が泣いてるから
昨日も残してある
笑えるだけのことが
だれかの目に止まる

窓際に溢れた夏の面影に
耐えられないから落としてあるわ
どんな言葉の鋭さでも聞くよ
何度思ってまで

ああ今が最低と笑ってる仕草
飽きるまでの孤独が
いつだって引き留めるわ
言い返しても取り残されている
電流が伝うまでも
触れられずに果てるのさ

誰も彼も守りきれないよ
行く末の先が曖昧になってる

痛いと思ってるよ
僕ならできると言ったあなたの口癖
先走るからだの速度も止められずに
ただ悲しくなってる

引き摺った声が踊ることもできず
望みの全部が死と化す日が
ひとの波が迫る街の影も
呑み込んでみている

ここで想っている あなたの仕草
飽きるまでの孤独感
いつだって引き留めるわ
言い返しても取り残されている
電流が伝うまでも触れられずに果てるのさ

誰も彼も守りきれないよ
行く末の先が冷たさに染まる
不安の渦へ走る 記憶は回っている

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