港町雪月花

鳥羽一郎

港町雪月花

作詞:星野哲郎
作曲:船村徹
発売日:2008/10/08
この曲の表示回数:37,370回

港町雪月花
七つの姉と 五つの俺が
しゃがんで泣いた 嵐の夜明け
あの日から あの日から
母さんの 光る汗は
ふりつもる 我が家の雪を
集めてすてる 小川となって
父亡き港の 街を流れる

小さくなって 生きては駄目と
姉貴も俺も 叱られたっけ
あの日から あの日から
母さんの 光る汗は
ほの暗い 我が家の窓に
希望を点す ラムプとなって
父亡き港の 街に輝く

七つの姉も 二十才で嫁ぎ
漁師の妻のきびしさを知る
いつの日も いつの日も
母さんの 光る汗は
哀しみを 黙って流し
しあわせはこぶ 銀河となって
父亡き港の 春を呼んでる

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