時代の果てに
朧月の掛かる夜 塊と化した影蠢く
天に問われる
「我は何処に在りや」と 「名も無き故人也」
錆びた追い風背に受けて
這いずり砂を噛み前を向け
薄汚れたこの手で裁きを
孤独に笑い赤い闇を斬る
明日はいらない
光る夜明けの白い幕が開く
ただひたすらに今を斬れ
天が詰め寄り
「我の在りし意義」を問う
返すべき言葉無く
饐えた野性が甦り
ざらつく掌で掻き毟る
飾られた正気が弾ける
孤独が笑い生に怯えた
思考が吠える
まだ眠らない陽が昇るまで
最期虚しく闇に散れ…
朧月の掛かる夜 塊と化した影蠢く
天に問われる
「我は何処に在りや」と 「名も無き故人也」
錆びた追い風背に受けて
這いずり砂を噛み前を向け
薄汚れたこの手で裁きを
孤独に笑い赤い闇を斬る
明日はいらない
光る夜明けの白い幕が開く
ただひたすらに今を斬れ
天が詰め寄り
「我の在りし意義」を問う
返すべき言葉無く
饐えた野性が甦り
ざらつく掌で掻き毟る
飾られた正気が弾ける
孤独が笑い生に怯えた
思考が吠える
まだ眠らない陽が昇るまで
最期虚しく闇に散れ…
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