時おり僕は

鈴木雅之

時おり僕は

作詞:岡部真理子
作曲:松尾清憲
発売日:1991/08/23
この曲の表示回数:21,349回

時おり僕は
地下鉄のコンコース あふれる靴音
顔のない波が 僕をのみこんでる

改札から2本目 柱の影で
よく君を待った 今は会うこともない
どうして 似ている背中 今も目にとまる

時おり僕は 気づいてしまうよ
くり返す毎日で
からまわりだけ

時おり僕は 痛みにまけている
消えそうな足もとに
ためいきだけ落して

見上げるビルの群れ 隙間の空に
きれぎれの夕焼け 遠くなぐさめてる
すこしずつ 景色は変わり ひとり残される

時おり僕は 嘘つきになってる
背の高い街の中
立ち止まれない 僕がいる

時おり僕は 気づいてしまうよ
くり返す毎日で
からまわりする この街に

時おり僕は 流れにふらつくよ
穏やかな愛のある
この場所から 離れずに

時おり僕は ふと考えてみる
泳ぎつき 眠りこむ
心地よさの 意味を

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