手のひらの上

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手のひらの上

作詞:田中和将
作曲:亀井亨
発売日:1997/09/19
この曲の表示回数:27,111回

手のひらの上
つまりはいつもの様に過ぎるという事
或は音をたてて崩れそう

思い出したくもない事思い出になってた
言葉じゃ簡単なんだけど ほら

ただ好きなだけじゃこの手 離れるだけ
手のひらの上 残る 儚いもの 溢さぬ様

伝わらない物の道理を伝えようと
か弱い老体に鞭打ってみたりして

何所で暮らしたって 変わらないと思ってた
心閉ざしたまま見る空

ただ好きなだけがその手 繁げてるだけ
恵みの雨 待つのが 何故 こんなに疲れるのだろう?

とうとう檸檬一個分だけ思いを受け取って
心開いてさ 今はほら

ただ好きなだけがこの手 繋げてるだけ
時間が過ぎてしまえば儚いもの

もう手のひらの上 消えてなくなって
忘れられたはずなのに ふと何度も蘇るのは?

気がついたら 春だったとは

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