恋歌ふたたび

川中美幸

恋歌ふたたび

作詞:阿久悠
作曲:藤竜之介
発売日:2005/12/16
この曲の表示回数:25,573回

恋歌ふたたび
めまいがしたなら 転げて落ちるような
苔むした 寺の石段
危なげな 足どりで
傘さす女が おりて行く

女の盛りを からだにまといながら
うつむいた 顔の哀しさ
なにゆえの 寺まいり
くちびるきりりと 噛みしめて

あのひとに 恋歌を
ふたたび 恋歌を
女を捨ててはいけないと
誰か歌ってあげておくれ

黄昏せまれば 背中で鐘が響き
小雨降る 寺の茶店で
二度三度 ためいきを
お茶飲む間に もらしてる

はるかな昔の 激しい恋のために
情熱を 使い果たして
今はもう 過去ばかり
夢みているよに 見えている

あのひとに 恋歌を
ふたたび 恋歌を
その身を縛っちゃいけないと
誰か歌ってあげておくれ

あのひとに 恋歌を
ふたたび 恋歌を
女を捨ててはいけないと
誰か歌ってあげておくれ
誰か歌ってあげておくれ

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