Q) サザンの桑田さんがカバーで歌っていたり、ミスチルの桜井さんが「最も楽曲を提供したい歌手」と発言されていたりするようですが、そういう若手のアーティストにリスペクトされていることについては、どう感じていらっしゃいますか?
A)嬉しいのと恥ずかしいのと両方です。
「曲を作ってほしいなぁ」って思っていても、「そんなこと言えないよなぁ」って思う自分がいます。
でも、いつかどこかで、ご一緒できる機会があると嬉しいなと思っています。
お互いがお互いの歌を歌い合うとかね…、僕、練習しますよ!
Q)最近、ご自宅でよく聴く歌手や曲を教えてください。
A)競馬番組を見ることばかりで、音楽はほとんど聴きません。車の中でFMをよく聴くくらい。
たまに、若い人の曲で「いいなぁ」と思う曲もありますが、なんの曲だか、誰が歌っているのか、さっぱりわかりません。リズムっぽい歌の中にも、いい曲がたくさんありますね。最近の若い人は、すごいですね。
Q)カラオケに行くことはありますか?
A)ほとんどないです。1年に1回くらい、友人と飲んでいるスナックなんかで歌うことがあるくらいで、よっぽどのことがないと、カラオケで歌うことはないですねぇ。どちらかと言うと、僕は聴くことの方が多くて、「おっ!なかなか上手いな!」とか「ありゃりゃ…」とか思いながら見ている方が好きです。
中には、歌は下手でも、独自の雰囲気を持った人なんかがいて、面白いですよ。
Q)「ほとんど歌わない」というカラオケで、歌う曲は何ですか?
A)高山巌さんの「心凍らせて」、サザンの「真夏の果実」などですね。
Q)直立不動がスタイルですが、時には「動いてみよう」とは思われないのでしょうか?
A)普段歌っている時は、動きたいと思ってみても、様にならない気がします。
昨年の10月に、40周年記念コンサートをやったんですが、その時、若い子たちにバックで踊ってもらったんです。そうするとね、なんだか知らず知らずのうちに、動いて踊っていましたね(笑)。
クールファイブのメンバーとも、洋楽のカバーを歌ったんですが、ツイストとか、当時のプレスリーの振りとか、自然と動いていました。ノリと雰囲気がそうさせたんでしょうね。これからも、そういう歌とかを、コンサートでも取り入れたいと思っているんですよ。
Q)「この人にはかなわない!」という歌手は誰ですか?
A)五木ひろしさんや堀内孝雄さんは、本当に歌がうまいと思います。
女性では、天童よしみさんが、声がどっしりしていて安定していますよね。
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