Q)ご自身の曲の中で、とくに気に入っている曲、ベスト3を教えてください。
全部です・・・。が、しいて言えば、「裏町夫婦草」「紫陽花ばなし」「朝花」です。
Q)石川さゆりさんの曲の歌詞と言うと、まず、吉岡治さん、なかにし礼さん、阿久悠さんの3人が思い浮かびますが、それぞれの方の歌詞の印象を一言で表現すると、どのような言葉になりますか?
吉岡先生は「錐」、なかにし先生は「剃刀」、阿久先生は「鉈」です。
Q)子供の頃には、どんな曲を聴いたり、歌ったりしていましたか?
おもに童謡ですね。
Q)ステージで歌う時には、どんなことに気を付けているのでしょうか?
お客様に楽しんで頂けることですね。
Q)1973年「かくれんぼ」でアイドルデビューされた頃から、「津軽海峡・冬景色」がヒットする1977年までを、今振り返ってみて、何を思われますか?
その間に色々、自分の身につけたことが、今の私に繋がっているのだと思います。
Q)アイドル歌謡を歌われていて、「津軽海峡・冬景色」で、今で言う演歌に路線変更されましたが、その時は、どう思われましたか?
以前は、全てが「流行歌、歌謡曲」というジャンルでしたので、特別な思いはありませんでした。
Q)最初、「天城越え」を歌いたくなかったというお話を聞いたことがありますが、どうしてでしょうか?
それまでの「石川さゆり」のイメージにない楽曲でしたので…。
Q)その独特の歌い方、「力が抜けていて、やわらかくて、力強く、身体に響いてくる」歌い方は、どうしたら出来るのでしょうか?
歌を感じることだと思います。
Qご自身の曲以外で、石川さゆりさんの心にずっと残っている歌を教えてください。
A)「船頭小唄」です。祖母が教えてくれた歌です。
Q)歌手になろうと決めたのは、いつ、どんなきっかけでですか?
小学校の時に、島倉千代子さんのコンサートに、母に連れて行ってもらったことです。
Q)最近、ご自宅でよく聴く歌手や曲を教えてください。
ジャンルにとらわれず、何でも聴きます。
Q)これまでに出された多くのカバー曲には、ピンクレディさんの「ペッパー警部」や竹内まりやさんの「駅」など、本当にジャンルにこだわりなく歌われていますが、曲のタイプによって、歌い方を意識的に変えたりしていらっしゃるのでしょうか?
それぞれの歌の世界を考えるようにしています。
Q)今の音楽業界に関して、何か思うことはありますか?
もっともっと元気になって欲しい!!
Q)「瞽女唄」に挑戦されたりもしていますが、今後、どんな音楽活動をしてゆきたいですか?
楽しく、いつも新鮮な歌活動を探したいと思っています。
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