達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」、「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きして、毎月、紹介していくこのコーナー。
今回は、J−POPからロック、歌謡曲演歌、アニメまで、ボーダレスで詞を書き、独自の世界観を持つ「田久保真見」さんをゲストにお迎え致しました。
今まで創った詞の中で1番好きです。
彼女を評して『娼婦マリア』と言った方がいます。挑発的で淫靡、それでいて、神聖であり、また母なる大地のような優しさを持っていて、まさに『娼婦マリア』は言い得ている。でも私が彼女の1番の魅力だと感じるところは、『14歳の登校拒否児』が、内包されている所です。大人になりたくないなりたくないと願い、育った魂は、いつまでも、中学校の校庭を彷徨っている。そんな魂の眠れる場所を、創りたかったのだと思います。
10歳で作詞家を志す。
康珍化氏の作家事務所KAN・PERSON'S(後にROSEとなる)に所属、作家活動を開始。現在はフリー。
1989年、CHA-CHA『約束』により、オリコントップ3にデビュー。
1996年、キム・ヨンジャ『涙の鎖』にて、オリコン歌謡曲演歌チャート1位を獲得。
1996年、『涙の鎖』にて『日本作詞大賞』入賞。
2005年、アニメ『遙かなる時空の中で』にて、オリコンアニメチャート1位を獲得。
2005年、『二年酒』にて『日本作詞大賞』入賞。
2006年、北山たけし『男の拳』にて、オリコン歌謡曲演歌チャート1位を獲得。
揺るがぬ視点と深い愛情を持ち、個性的な作品を多数、送り出している。
作家事務所『田久保プロジェクト』代表。
現在、〜音楽業界のタブーに挑戦〜をコンセプトに、
日本のジャニスと呼ばれるアーティスト『響子』をプロデュース。
TECA-28649 ¥2,800(tax in)
2006/07/26 Release
200876 ¥2,000(tax in)
2005/09/08 Release
(タワーレコード限定)
TECA-12040 ¥1,200(tax in)
2006/02/22 Release
KYOKO-0002 ¥2,299(tax in)
2006/04/07 Release
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