達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」、「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きして、毎月、紹介していくこのコーナー。
今回は、女優から作詞家に転向し、演じる側からドラマを創る側になり、八代亜紀さん・田川寿美さん等を育て数多くのヒット曲の作詞でお馴染みの「悠木圭子」さんをゲストにお迎え致しました。
新国劇の舞台に立っている時、山口県に住んでいた母が危篤と言う知らせを受けながらすぐに帰れず、代役をお願いして帰りましたが、すでに間に合わず白い布が掛けられていました。その時の心境を何時か詩に残して置きたいと思っていましたが、亜紀ちゃんと出逢い、彼女なら分かってくれる、表現出来る…と思い恋人同志に置き換えて書きました。出来上がった詩を亜紀ちゃんに渡した時、ポロポロ泣き出して、レッスン出来ずレコーディングの時も又、涙、涙で大変でした…。
山口県防府市に生まれる。
16才で芸能界入り。「10代の秘密」(藤田佳子の名)で映画女優としてデビュー。
代表作「湯島の白梅」「霧の音」「大奥」など。更にNHK・TV「アラスカ物語」「青い糧」「悪女の手記」TBS芸術祭参加作品「あざのある女」に主演、銀幕のスターとして活躍、また新国劇「宮本武蔵」「人生劇場」などにも出演した
■本人についての詳細はこちら…(鈴木淳音楽事務所)
YICD-71007 ¥3,000(tax in)
2006.02.15 Release
収録曲「恋の迷い子」「今日から明日へ」
(別ペンネームY'keikoで)
●2007年3月(発売予定)
入山アキ子(新人)「溺れ酒」「港町…なみだ雨」
【これまで登場した作詞家さん】バックナンバー