達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」、「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きして、毎月、紹介していくこのコーナー。
今回のゲストは、Crystal Kay「きっと永遠に」「あなたのそばで」、BoA「Diamond heart」などの作品を手掛けている「西田恵美」さん。描かれる作品は、ストーリー性を持ち、映像イメージのある世界が特徴です。
「きっと永遠に」「あなたのそばで」/Crystal Kay
「Diamond Heart」/BoA
「Monologue」/CHEMISTRY
「Heroine」「Daybreak」/玉置成実
「clover」/hiro
「夏の終わりの午後」/大澤誉志幸
「遠く離れても」「この胸にずっと」/高杉さと美
「記憶 −Last Forever−」/中孝介 feat. 韓雪
「太陽の女神」/藤澤ノリマサ
「euphoric field」(English Version)/ELISA
その他、多数。
私にとって作詞と映像イメージは切り離せないものです。
メロディーからストーリーと映像イメージを膨らませ、
頭の中でショートフィルムを完成させます。そして
メロディーに心を重ねるようにして言葉を紡ぎます。
描く世界を色鮮やかに伝えられる作品作りを心掛けています。
敬愛する音と歌の匠・大澤誉志幸さんからお話を頂き、
デビュー前の高杉さと美さんにお会いして書きました。
名曲「そして僕は途方に暮れる」の女の子のその後を
歌ったもので、終始“私らしさ”で綴られた作品となりました。
歌入りの音源を海辺で何度も聴いたときの景色が
今も胸に焼きついている、お気に入りの一曲です。
幼少時よりフランスやアメリカなどの音楽・映画に興味を持つ。
高校卒業後、進学のため渡米。卒業後、帰国。
この頃から詩、小説、脚本の創作を始める。
英会話学校教師、映画制作、脚本の仕事などを経て作詞家へ。
作品はストーリー性を持ち、映像イメージのある世界が特徴。
スマイルカンパニー所属
AVCD-23499 ¥3,059(tax in)
M8:「Diamond Heart」
2008.02.27 Release
MUCD-5138 ¥1,260(tax in)
2008.08.27 Release
GNCA-0090 ¥1,260(tax in)
2008.05.21 Release
UMCK-1267 ¥2,500(tax in)
M3:「夏の日の永遠」
2008.10.15 Release
【これまで登場した作詞家さん】バックナンバー