達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」、「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きして、毎月、紹介していくこのコーナー。
今回は、シンガーソングライターから作詞家へと転身され、現在は数多くのアニメソングを手がけている「こだまさおり」さんをゲストにお迎え致しました。
TVアニメ『ネギま!?』OP&ED主題歌
「1000%SPARKING!」(OP)「A-LY-YA!」(ED)/ネギ・スプリングフィールド(佐藤利奈)、神楽坂明日菜(神田朱未)、近衛木乃香(野中藍)、桜咲刹那(小林ゆう)
TVアニメ『ネオ アンジェリーク Abyss』
「JOY TO THE WORLD」(OP)/オーブハンター4
TVアニメ『アイドルマスター XENOGLOSSIA』
「悠久の旅人〜Dear boy」(ED)/Snow*
映画『アイランドタイムズ』主題歌「旅ゆく君へ」/ちめいど
映画『紀雄の部屋』主題歌/「僕の部屋」/meixianG
「月凪」/東京エスムジカ
「明日のプリズム」/平野綾
「mezzo forte」/茅原実里
その他多数。
メロディの持つ感情や風景に寄り添い、耳を澄ます。
原作があるものは、作品との架け橋になれるように、
核心での一体感を大切にしながら、
言葉が足りなくないか、ジャマをしていないか、
常に俯瞰でも確認するように心がけています。
「明日のプリズム」のカップリングで書かせていただきました。
今まさに夢を叶えていく瞬間を描いたものでしたが、
平野さんの全てを肯定してくれるような力強い歌声に、こちらが励まされる思いでした。
作業過程からリリースその後まで、思い出深い曲です。
1999年ビクターエンタテインメントからシンガーソングライターとしてデビュー。
6枚のシングルと3枚のフルアルバムをリリース。
歌詞につづられた主人公たちは、生き生きと聞くものを魅了し、人気を博す。
音楽性だけでなく、フォトジェニックなヴィジュアルとファッション性で、ファッション雑誌でも活躍した。
2002年頃から作詞家として活動を開始する。
04年5月リリースの「月凪」(東京エスムジカ)は、全国FM局パワープレイの新記録となりスマッシュヒット。
多くのアーティストやアニメーションなどの楽曲で、作詞を行っている。
LACA-5821 ¥3,000 (tax in)
M1,8〜11:「Cherry's Magic & Love」
M2:「最上LOVER!」
M3:「素顔のコイビト」
M4:「INORI」
M5:「time after time」
M6:「I'm here〜ずっとここで」
M7:「keep smiling*」
2008.10.08 Release
LHCA-5093 ¥1,800 (tax in)
M4:「Will〜心の道標〜(エンディングテーマ)」
2008.10.22 Release
YRCN-95015 ¥2,800 (tax in)
M6:「oohing & aahing」
2008.10.22 Release
KECH-1470 ¥3,000 (tax in)
M1:「Innocent Jewels」
M2:「EMERGENCY」
M3:「SYSTEM ERROR?」
M4:「premier amour」
2008.10.29 Release
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