達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きしてご紹介していくこのコーナー。
今回は、“諸岡菜穂子”としてSony Recordsから歌手デビューされ、その後作詞家としても活動。中島美嘉、青山テルマ、Crystal Kayへの提供のほか、タレントとしてもご活躍されている「MONA」さんをゲストにお迎え致しました。
「SAKURA~花霞~」/中島美嘉
「Believe」/青山テルマ
「Last Kiss」/Crystal Kay
「あの日の未来で」(PLAYZONE2009 太陽からの手紙)
その他多数。
一番は、歌い手さんが心地よく歌えるようにと考えます。
違和感なく入っていける世界観になっているか、歌いやすく響きやすい
言葉選びをできているか、など。
あとは、なるべく情景が見えるもので、時代性と普遍性をそなえたもの
を作れればと思っています。
しっとりとしたバラードで、桜の季節、母への愛と別れ、と言うキーワードが設けられていました。メロディにのせられる言葉の数も少なめだったので、和歌を書くように日本的な情景を描ければと考えました。具体的にこの主人公の住んでいる街を長崎に決めたりしているうち、1万字くらいの短編小説を書いてしまっていました。
福岡県大牟田市出身。中央大学総合政策学部卒。
1991年に諸岡菜穂子としてSony Recordsからデビュー。
アイドル、俳優、ラジオパーソナリティなどを経て、大学へ進学。
現在、TBS系「世界ふしぎ発見!」ミステリーハンター・諸岡なほ子として
世界の僻地からクイズを出しながら、作詞家MONAとしても活動中。
■Blog :「旅の途中のスウィートホーム」
CRCP-10269 ¥1,200 (tax in)
2011.7.6 Release
M-3: 「be with you」
【これまで登場した作詞家さん】バックナンバー