達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きしてご紹介していくこのコーナー。
今回は、Rockからアニメや合唱曲の作詞でお馴染みの「里乃塚玲央」さんをゲストにお迎え致しました。
「DESIRE」/もんた&ブラザーズ
「オラはにんきもの」(クレヨンしんちゃん)/のはらしんのすけ(矢島晶子)
「ぐるぐるどっか~ん!」(NHK いないいないばあっ! )/ワンワン・ふうか
「超新星フラッシュマン」「オーレ!オーレンジャー」/戦隊シリーズ
「いのちのいっちょうめ」「学校へ行きたい」
/Nコン(NHK学校音楽コンクール)
その他多数。
何かにぶつかったときに、逃げないで(逃げちゃう自分からも逃げないで)もがいていると、詩としての行き方みたいなものが見えて来るような気が、最近しています。例えば、感情を押し殺してじっとこらえていると、心の湖底のようなところに石ころがユラユラと沈んで行って、コツンと触れる。その課程を言葉にできないかと思う。そんな感じです。
難民キャンプ等が出て来るのですが、偶然、今回の大震災と重なり、悩んでいたところ、逆に子どもたちが率先して歌うことに手を上げてくれて救われました。Nコンで歌ってくれた学校が金賞を取ったときは、飛び上がりました。今でもNHKのHPから「Nコン2011」で引くと動画が観れますので、是非お聴き下さい。
あ、それから私としては、この曲がRockだと思っています、U2みたいな。
本名: 園部和範(そのべかずのり) 福島県いわき市出身。
学生時代に作ったオリジナル曲を、当時ラジオで「全米トップ40」を司会していた湯川れい子氏に送ったのがきっかけで、CM制作会社へ。1ヶ月程して作詞のチャンスがあり、以来、作詞家として活動。最初は、Rock、ポップス、歌謡曲、と様々なジャンルを経験するが、その後、子ども番組等の音楽が増え、次第に合唱曲へと範囲が広がり、現在に至る。
COCX-37058 ¥2,310 (tax in)
2011.11.30 Release
M-12:「ハミガキマン さんじょう!」
COCX-36655 ¥2,400 (tax in)
2011.3.23 Release
M-15:「んばば・ラブソング」
M-20:「のはらしんのすけ」
【これまで登場した作詞家さん】バックナンバー