達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きしてご紹介して行くこのコーナー。
今回は、新聞記者から作詞家に転向し、ドラえもん、スーパー戦隊シリーズ、進撃の巨人、マクロスF、ハヤテのごとく!等、アニメ・特撮関連の楽曲を数多く手掛けている「マイクスギヤマ」さんをゲストにお迎え致しました。
「美しき残酷な世界」(「進撃の巨人」ED) /日笠陽子
「炎神戦隊ゴーオンジャー」(「炎神戦隊ゴーオンジャー」主題歌) /高橋秀幸
「射手座☆午後九時Don't be late」(「マクロスF」挿入歌) /May'n
「踊れ・どれ・ドラ ドラえもん音頭」(「ドラえもん」ED) /水田わさび
「GO-GOたまごっち!」(「たまごっち!」主題歌) /ならゆりあ
「EYE'S」(「遊戯王デュエルモンスターズ」ED) /生沢佑一
「明日はアキバの風が吹く」(「非公認戦隊アキバレンジャー」ED) /和田正人
「作りかけのForever」「SING IT NOW TOGETHER」 /EARTHSHAKER
その他多数
絵を描くように詞を書きたいと思っています。ときには写実派、ときには印象派。水彩だったり、油絵だったり。作られたものなのに、はじめからずっとそこにあるように感じられる作品が理想です。
ボクは遅咲きです(苦笑) 30歳まではオーストラリアで新聞記者をやっていました。でも、音楽を仕事にすることをあきらめきれず一念発起し帰国。沖縄のインディーズ・シーンでCDプロデュースをしているとき、シンガーの生沢佑一さんと出会い、デビューのチャンスをいただきました。
遊戯王デュエルモンスターズのED「EYE'S」です。
ボクの作品・作風に興味を持っていただける方なら、世界中どんなアーティストさんとでもお仕事してみたいです。
売れなかったというか、日本でリリースされなかったのですが。ソン・ガンホさん主演の韓国映画「優雅な世界」のサントラ曲。菅野よう子さん作曲・編曲・プロデュースで、すべて英詞で書きました。カッコいい曲たちです。
それが自分らしいと思ったからだと思います。これからも、もっと自分らしくなりたいです。
本当に伝えたいことがある人にとっては、楽しくてたまらない職業です。逆に、それがない人には、ただの苦行になるかもしれません。
「映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」の挿入歌です。「みんな普通の存在だけど、特別なことができる」というようなテーマを書きたいと考えていた時に、タイミングよくオファー頂き、書かせていただいた曲です。作曲をされた沢田完さんの素敵なメロディを聴いた途端、考えるより先に言葉があふれ出したのをよく覚えています。
「逆立ちをして ほら のぞいたなら
ボクら星を 持ち上げて いるみたいさ
そんな風に考えたなら 世の中に
できないことなんてない」
作家事務所 イマジン所属
●1968年生まれ 岐阜県美濃加茂市出身
幼い頃から洋楽に触れ成長。高校・大学時代にはバンドを結成し、東海地方を中心にライブ活動を行っていた。バンド内では当時から作詞、作曲を担当。
●1993年渡豪。新聞記者として働く傍ら音楽活動を継続。その作品が評価されオーストラリアで発売されたインディーズCDに楽曲提供とラップで参加。
●2000年帰国、独自の音楽文化に着目し沖縄に拠点を構える。
●2001〜2003年、沖縄で3枚のインディーズCDをプロデュース。作詞作曲などを手がける。
●2004年、遊戯王☆デュエルモンスターズで「EYE’S」がエンディングテーマとして採用される。
●2005年、作家事務所イマジンの所属となり、アニメ・特撮の楽曲を中心に作詞活動を本格的に開始。現在にいたる。
COCX-38398-9 \3,150 (tax in)
2014.2.12 Release
COCX-38397 \2,940 (tax in)
2014.2.12 Release
AVCA-74034 \2,625 (tax in)
2013.12.25 Release
PCCG-70180 \1,200 (tax in)
2013.5.8 Release
【これまで登場した作詞家さん】