達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きしてご紹介して行くこのコーナー。
今回は、FTISLAND、AOA、さくら学院、春奈るな、などの数々のアーティストの作詞を手がけている「鈴木裕哉」さんをゲストにお迎え致しました。
「Go again」「Cycle」/FTISLAND
「ショートヘア (Japanese ver.)」「チョアヨ!」/AOA
「さんきゅう」「ふうせんはなび」/さくらしめじ
「ご機嫌!Mr.トロピカロリー」/さくら学院
「Anywhere」/イ・ホンギ
「いざ、大和撫子」/ときめき宣伝部
「ユキノミチ」/春奈るな
etc.
作曲家見習いとして入った事務所に来た作詞コンペをやってみたら採用されたのが直接のきっかけです。バンドをやっていてそこでの担当は作曲だけだったので、作詞もしてみたいという願望はずっとありました。
AOAさんの「ショートヘア」という曲です。元々韓国での人気曲だったのですが日本でリリースするにあたり日本語ver.の作詞を、という内容でした。こういうのって原曲ファンの方から叩かれるイメージがあって怖かったので内容は元の詞をかなり忠実に再現していて、そこに「よかったらこんなんもどうすか?」程度の絶妙なバランスでオリジナリティを織り交ぜています笑。
今はまだキャリアが浅いので誰にだって提供させていただきたいです。現在チャートのトップにいるアーティストやアイドルに提供したいという野望も持ちつつ、まだ発展途上の方に提供して僕の作品でトップまで押し上げたいという願望もあります。
作品は全部本当に大好きです。売れてない(売っていない)という意味では自分個人の作品として発表している楽曲はやはり特に自由にやれています。YouTubeなどに不定期でアップしてTwitterで告知したりしているので興味のある方はよかったらフォローしてチェックしてみてほしいです。
もちろんアーティストとして伝えたいこと、表現したいことがあったからです。…なんて言えたらかっこいいですが残念ながらそういうのはほぼ無くて笑。ただ「こんなこと歌っていたら面白いな」とか「これ言われたら自分だったら感動するな」とかをよく妄想していてそれを形にしたいと思い始めたからですかね。
僕のような新人が言えたことでは無いのですが、ポエムのような「詩」と「歌詞」は違います。メロディーに乗ったときに輝くような言葉を探すと良いかと。あとは歌ネットさんのコラムを毎回欠かさず読むことですかね!
当時中学1年生だった彼らに提供した作品です。初めて作詞作曲編曲全てやらせていただいた思い出の曲。多感な時期の少年がこのメロディーで歌って初めて輝く歌詞になったと思います。初披露のライブは彼らが泣きながら歌ってくれたのですがそれを見て僕も泣いたのを憶えています。自分の曲で笑。
これからも一緒にいよう その瞬間がくるまで
自身のバンド活動中からその楽曲製作能力が高く評価される。
抜群のポップセンス、心を打つ純粋な歌詞が武器の気鋭の音楽作家。
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初回限定盤 ZXRC-2019 ¥2,500(tax in)
通常盤 ZXRC-2020 ¥1,800(tax in)
M-4:「いーでぃーえむ」
2017.3.22 Release
初回限定盤A WPZL-31274/5 ¥4,860(tax in)
初回限定盤B WPZL-31276/7 ¥4,860(tax in)
Primadonna盤 WPCL-12604 ¥4,800(tax in)
通常盤 WPCL-12603 ¥3,240(tax in)
M-8:「Go again」
2017.4.12 Release
【これまで登場した作詞家さん】