小田和正の7月2日発売の9枚目オリジナル・アルバムのタイトルが「小田日和」(おだびより)に決定。前作のアルバムタイトルはライブ会場等でも耳馴染みの小田の挨拶「どーも」に由来した、ユーモアたっぷりの名称が話題となった。
さて、3年2カ月ぶりのアルバムタイトルは一体どんなものになるのか?期待が寄せられる中、『小田日和』」そしてツアータイトルは「本日 小田日和」。小田和正を聴いたその日が正に「小田日和」というわけだ。
そして何とも驚きなのは、1993年10月発売の5枚目のオリジナル・アルバム「MY HOME TOWN」以来、約21年振りにアルバムジャケット写真を撮り下ろした。「60半ばを超えたジジイの写真なんて誰も見たくないよ」と言い続けていた小田だが、今作「小田日和」はスタッフからの希望も強く、それに応えた形となった。
力みなく脱力感タップリ?!のタイトルとなったオリジナル・アルバム「小田日和」の収録曲は、世界最高峰のベーシストと称されるネイザン・イーストの最新アルバムに楽曲を提供した「Finally Home」を新たに小田が日本語詞を付けカヴァーした「mata-ne」を含む、超強力タイアップ楽曲の数々を収録した魅力的な作品となった。
なかでも「今回のアルバムとツアーの要となる楽曲」と自ら語る作品「愛になる」は、「言葉にできない」「たしかなこと」に続く、明治安田生命の新CMとして10年振りに新たに書き下ろされた新曲(5月9日よりオンエアが開始)。今回も、家族や友達などの日常の中にある様々な写真と小田和正の楽曲というシンプルな構成による感動的なCMが完成。また多くの視聴者の心を打つ作品となるだろう。