2018年3月10日全国公開の映画『坂道のアポロン』の主題歌を小田和正が担当することが明らかになった。
『坂道のアポロン』原作は、人気漫画家・小玉ユキにより「月刊 flowers」(小学館)にて連載された伝説的コミック。第57回小学館漫画賞一般向け部門受賞、「このマンガがすごい!オンナ編」第1位に輝いた。アニメ化でもその音楽シーンの完成度の高さなどで話題を呼んだ、人気漫画の待望の映画化だ。
単独初主演となる知念侑李、共演に中川大志、小松菜奈を迎え、青春映画の名手として知られる三木孝浩監督(『ホットロード』 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』)がメガホンを取る。共演には、ディーン・フジオカ、真野恵里菜、中村梅雀、山下容莉枝、ジャニーズ Jr./SixTONESの松村北斗、野間口徹ら、実力派キャストが集結。友情に、恋に、かけがえのない青春の日々に、胸躍るセッションが交錯する 10年間を描いた、2018年春必見の感動作が誕生した。
この話題必至の映画『坂道のアポロン』の主題歌が小田和正の新曲「坂道を上って」だ。古希を迎えてもなお、唯一無二の存在感で全世代に愛され続ける小田和正が同作のためだけに書き下ろした新曲。作品に寄り添いながら、懐かしく、そして切なさが込み上げてくる、感涙必須な楽曲となっている。ぜひ、映画館に足を運んで、小田の新曲もチェックしてほしい。
<プロデューサー(C&I エンタテインメント 八尾香澄)コメント>
小田和正さんの紡ぐ、優しさや温かさ、心に深く刺さるストレートなメッセージがこの映画に必要だと感じ、オファーしました。企画段階で、原作者の小玉ユキさんから連載中に聴いていたのが小田さんやオフコースの曲であった、というお話も聞いており、オファーするのはまさに運命だと感じておりました。この映画に込めた“青春の喜び”と、10年、20年、50 年と残る一本にしたいという想いを伝え、快諾いただきました。曲が完成し、初めて聴いたとき、メロディの美しさと歌詞の世界がまさに「坂道のアポロン」そのもので、驚き、感動し、思わず涙してしまいました。是非映画館でエンドロールの最後まで楽しんでいただきたいです。
<小田和正コメント>
ボクの高校も海を見下ろす高台にあったので、やはり坂道を上って通っていました。中学高校と6年間。で、この曲を書きながらその頃のあれこれを思い出すことになりました。参考までにと見せてもらった「坂道のアポロン」は素晴らしく、特に演奏の場面はスタッフの音楽に拘る気持ちが伝わって驚くほどの仕上がりでした。自分の書く曲が映画制作に携わった人たち、見る人たちの想いに少しでもそうことが出来れば嬉しいです。
ニュース提供:アリオラジャパン