川崎修二「川崎修二ベストアルバム」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
風の望郷川崎修二川崎修二里村龍一すがあきら庄司龍ふるさとは… ふるさとは… 遠く離れて しのぶ町 一晩あれば 帰れても その一晩が 今はない 夢追う人生路(たびじ)の 途中駅 背中で汽車が また哭いた  あの女(ひと)は… あの女(ひと)は… 今も心の 名残り花 一緒になってりゃ 倖せか 想い出だけで 良かったか 逢いたいだろうと 風が言う 面影揺れてる 日暮れ川  ごめんよと… ごめんよと… いつになったら 言えるやら 振り向きゃ不幸 かけてきた おふくろさんの かげぼうし 瞼をとじれば 十七の 昔がなつかし 北の空
雪国列車川崎修二川崎修二坂口照幸すがあきら庄司龍風の噂が… 今もこの身を責めるよ 痛いほど 悔やんでみたって もう遅い 独り どうして 北の街 一途につくした おまえ うしろ姿の 俺だった 雪国列車よ 便りをおくれ  耐えていたのか… あんな か細い身体で どこまでも グラスを片手に 酔いしれる 今を逃せば つぐなえぬ 気遣うやつだよ おまえ 他人(ひと)にばっかり いつだって 雪国海岸 寒いだろうに  汐の匂いが… 窓のここまで流れる 夜明けごろ 海沿いづたいを いま走る 俺は迎えに 北へ行く 一緒に暮らそう おまえ 明日(あす)を信じて ふたりづれ 雪国列車よ 待ってておくれ
男のさすらい川崎修二川崎修二伊藤美和すがあきら風だけを 風だけを 道連れに 故郷(ふるさと)離れて 幾年(いくとせ)か 思えば長い この旅路 グラスに揺れる お前の笑顔 世捨て宿なし あてもなし 男さすらい はぐれ鳥  想い出を 想い出を 握りしめ 都会の寒さに 耐えてきた 悔やんでみても 遅いけど もいちど逢って 抱きしめたくて 未練砕いた 波しぶき 男さすらい はぐれ鳥  風が押す 風が押す 俺の背を 故郷(ふるさと)帰れと 虎落笛(もがりぶえ) ホームで何度 見送った 北へと走る 乗れない列車 戻る胸なし 意気地なし 男さすらい はぐれ鳥
神戸の夜川崎修二川崎修二坂口照幸すがあきら庄司龍今も変わらぬ街 異国の匂い そのままに 眼下に拡がる 碧く光る海 遠い幻 見ているようで 白いパラソル廻して 君に似た 人がゆく 港神戸の この坂道を  人の妻ならいい しあわせならば 何よりと 思い出尋ねて そっと目を閉じる なんで来たのか 男の勝手 今も色濃く残るよ 君のあの残り香が 港神戸の 切ない夜に  うるむ港の灯よ 行き交う船を 見つめつつ 切らした酒にも 気づくこともなく 逢えぬものかと 思ってみたが それもみれんと笑って 明日(あした)にも ここを出る 港神戸よ いついつまでも
大阪雨やどり川崎修二川崎修二水木れいじすがあきら伊戸のりおすねて流れて また傷ついて ずぶ濡れの 羽根をやすめに はぐれ鳥 仮寝の街の とまり木ネオン 演歌みたいな ひとに逢い… 初めて泣いた 情けに泣いた 雨やどり 雨やどり 大阪雨やどり  叱る親さえ ないこの俺に 人の道 諭す師匠(おやじ)の あたたかさ 銭金(ぜにかね)やない 真心だけや 演歌みたいな その言葉… 命にしみる 誠がしみる 雨やどり 雨やどり 大阪雨やどり  縁というのも 不思議なもので 気がつけば ここに根づいて 十年か あの日があって 今俺がある 演歌みたいな 物語り… 唄えば泣ける しみじみ泣ける 雨やどり 雨やどり 大阪雨やどり
風の川川崎修二川崎修二里村龍一すがあきら庄司龍男がひとり 飲む酒は 酒つぐ相手は なくていい ほろほろ酔えば 想い出川を ゆらゆら揺れて 旅をする 拾いつつ捨ててゆく 人生は 前も後ろも 風の川  曇りか晴れか この夜が 明けなきゃ分からぬ 明日(あす)の空 あれこれ悩む こころを叱り しみじみ思う 胸の中 酔いどれて泣くもいい 人生は 忘れ上手な 風の川  表と裏の 道ひとつ 違えば明日の 出も違う ハラハラ落ちる 涙の底に キリキリ恋しい ひとがいる 悲しみも喜びも 人生は たどり着けない 風の川
おまえが命川崎修二川崎修二水木れいじ岡千秋伊戸のりおあの日のままだよ 綺麗だよ 瞳(め)を見りゃわかるさ 心の中は ひとりが似合いの 女だなんて 言わせるものか もう二度と… 離しはしない 離さない 俺のみちづれ おまえだけ…おまえが命  誰かに幸せ 譲るたび 身も世も痩せたか 三日月よりも 裏切らないのは 酒だけなんて 強がる癖を つい叱る… むかしの古傷(こと)は 忘れなよ 俺のみちづれ おまえだけ…おまえが命  涙も苦労も わけあえば ふたりの道にも 夜明けが来るさ 生まれてこなけりゃ 良かったなんて 泣かせるものか 今日からは… 離しはしない 離さない 俺のみちづれ おまえだけ…おまえが命
あかり川川崎修二川崎修二坂口照幸すがあきら庄司龍水の中から 桜(はな)咲くように 水面に拡がる 宿あかり こんな奇麗な 浮世離れの この夜を 男と女 絵枕に 今宵流れる あかり川  しのぶ恋路に さらされようと 一夜(ひとよ)の逢瀬に 酔うふたり 月のしずくに そっと抱かれて この胸に 湯あがり化粧 匂わせる 浮いてただよう あかり川  今を誰より 生きよじゃないか 風さえ変わるよ 追い風に 茨道でも 越えてはじめて しっかりと 運命(さだめ)の果てに 夢も咲く 明日(あす)へ流れる あかり川
男 銀平しぐれ旅川崎修二川崎修二新條カオルすがあきら伊戸のりおやくざ渡世の 出入りには 花と散る気の 度胸旅 鯉名(こいな)の銀平 柄じゃねぇ 恋という字に… つまずいて 今宵思案の あゝ 伊豆の月  お月さん 笑わねぇでおくんなせぇ これが男の 恋慕(こい)なんでしょうかねぇ 胸が… 痛くなるんでござんすョ  草鞋(わらじ)紐解(ひもと)く あてもなく まわし合羽に 三度笠 街道鴉の 行く末は 褥(しとね)まくらの… 枯れ落葉 遠い下田の あゝ 灯(ひ)が恋し  故郷(こきょう)恋しく帰ってみれば このざまだァ 切ったはったの 仁義沙汰 ――これで俺らも あゝ…流れの旅鴉か  はぐれ雁(かり)がね 哭(な)いたとて せめて笑顔の 流れ旅 お市(いち)を頼むと 卯之吉(うのきち)に 言えばしぐれる… 峠道 やけに冷めてぇ あゝ 伊豆の雪
北…紀行川崎修二川崎修二新條カオルすがあきら北の灯りが 優しくて おまえの涙も 笑顔に変わる 今日からは… この港町(まち)が 二人の故郷に なるんだよ 「苦労かけたね…」 あゝ遥かな… 遥かな旅路を 想えば熱い  北の訛りの 暖かさ 凍れたこころを ほぐしてくれる 春を待つ… この海が 終着駅だよ 俺たちの 「がんばろうな…」 あゝ明るく 明るく頷(うなず)く お前の仕草  雪が舞い… 海鳥も つがいで寄り添う 北の空 「幸せになろうな…」 あゝ未来(あす)への… 未来(あす)へのこの愛 誓えば熱い
旅…みれん川崎修二川崎修二新條カオルすがあきら池多孝春風の寒さに… 振り向く旅は 遠くの灯りが なつかしい みんな無(な)くした 俺なのに …こんなに涙が 残っていたか あいつの あいつの純情(まごころ)が あゝ… 微笑みかけてくる  つらくないかと… 肩抱き寄せて 泣かせてやれたら よかったな 指もふれずに きた俺を …おまえは馬鹿だと 夜風が責める 流れの 流れの旅みれん あゝ… 想いがまた揺れる  どこへ渡るか… はぐれた鳥よ こんなに凍(しば)れる 明けの空 俺の宿命(さだめ)は 冬でいい …あいつに小さな 春さえくれば ごめんよ ごめんと詫びながら あゝ… 明日(あした)を祈ろうか
旅…さすらい川崎修二川崎修二新條カオルすがあきら池多孝春走る夜汽車の哭き笛は 故郷(ふるさと)恋しと 切なく唄う… 燃えて消えてく あの流星(ほし)に そっと宿命(さだめ)を 尋ねたい 風も淋しい 冬空夜空 明日(あす)も流れの 旅…さすらい  さびれ港に 舞う雪は 酒場の提灯(あかり)を やさしく包む… 酔えば瞼に 見え隠れ 純なあの娘の おもかげが 俺のこころに 微笑かける うるむ漁り火 旅…さすらい  北のさいはて 夕焼けは 故郷遙かに しのべばつらい… 凍れ流水 何処へ行く 捨てちゃいないよ 希望(ゆめ)だけは 熱い想いの いのち火揺らし 夕日見送る 旅…さすらい
そして…旅詩川崎修二川崎修二新條カオルすがあきら庄司龍おまえの純な やさしさに つらくなるんだ… 過去の傷 いつかはきっと わかるだろ 熱き涙の さよならを… 元気で暮らせ 泣かないで 明日(あした)を探せ 負けないで おまえの寝顔 濡れたのは 知っていたのか… 男の哀しみを  寒々しらむ 明けの空 旅へ急げと… ベルが鳴る 見馴れた街の 何もかも 今はこんなに いとしくて… 俺など待つな ひとり酒 傷など背負うな はぐれ酒 おまえのくれた 想い出が きらり光るよ… 男のさすらいに  おまえの愛の 可憐(いちず)さに 俺のこころも… 変わるだろ 振り向きゃ見える 微笑みに 熱き涙を ありがとう… 笑顔で生きろ 似合うから 幸せきっと 来るだろう おまえのために 祈りたい 遠き星空… 男の旅ごころ
人生に乾杯川崎修二川崎修二新條カオルすがあきら伊戸のりお人生を 振り向けば なつかしき 人がいる… 生きて来て よかったと しみじみ想う 人がいる… こんな夜は 酒がいい ひとり静かな 酒がいい 乾杯 乾杯 あゝ 乾杯を!…  人生の 途中駅 春を待ち 秋が逝(ゆ)き… めぐり逢い 別れても 一期一会に 幸あれと… こんな夜は 歌がいい 熱き涙の 歌がいい 乾杯 乾杯 あゝ 乾杯を!…  人生の 向こうには 果てしなき 道程(みち)がある… 生きて行く これからも 男の希望(ゆめ)に また逢える… こんな夜は 酒がいい 少しはしゃげる 酒がいい 乾杯 乾杯 あゝ 乾杯を!… 乾杯 乾杯 あなたに乾杯を!…
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