赤ちょうちんあのころふたりの アパートは 裸電球 まぶしくて 貨物列車が 通ると揺れた ふたりに似合いの 部屋でした 覚えてますか 寒い夜 赤ちょうちんに 誘われて おでんを沢山 買いました 月に一度の ぜいたくだけど お酒もちょっぴり 飲んだわね 雨がつづくと 仕事もせずに キャベツばかりを かじってた そんな生活が おかしくて あなたの横顔 見つめてた あなたと別れた 雨の夜 公衆電話の 箱の中 ひざをかかえて 泣きました 生きてることは ただそれだけで 哀しいことだと 知りました 今でも時々 雨の夜 赤ちょうちんも 濡れている 屋台にあなたが いるような気がします 背中丸めて サンダルはいて ひとりで いるような気がします | かぐや姫 | 喜多條忠 | 南こうせつ | | あのころふたりの アパートは 裸電球 まぶしくて 貨物列車が 通ると揺れた ふたりに似合いの 部屋でした 覚えてますか 寒い夜 赤ちょうちんに 誘われて おでんを沢山 買いました 月に一度の ぜいたくだけど お酒もちょっぴり 飲んだわね 雨がつづくと 仕事もせずに キャベツばかりを かじってた そんな生活が おかしくて あなたの横顔 見つめてた あなたと別れた 雨の夜 公衆電話の 箱の中 ひざをかかえて 泣きました 生きてることは ただそれだけで 哀しいことだと 知りました 今でも時々 雨の夜 赤ちょうちんも 濡れている 屋台にあなたが いるような気がします 背中丸めて サンダルはいて ひとりで いるような気がします |
あの日のこと君はあの日のことを 憶えていますか あれから1年たったなんて とても信じられない あの日僕は 夜の海に沈んだみたいで 季節がめぐることも 忘れていました あれから1年たったなんて とても信じられない 風がやさしいことも 忘れていました 遠い昔のように 思えることが 絵に描いたみたいで とても不思議です 僕の頭の中は からっぽになって 季節がめぐることも 忘れていました でもあれほど美しいと思った 君の笑顔を なぜか思い出せないのです 今は | かぐや姫 | 山田つぐと | 山田つぐと | | 君はあの日のことを 憶えていますか あれから1年たったなんて とても信じられない あの日僕は 夜の海に沈んだみたいで 季節がめぐることも 忘れていました あれから1年たったなんて とても信じられない 風がやさしいことも 忘れていました 遠い昔のように 思えることが 絵に描いたみたいで とても不思議です 僕の頭の中は からっぽになって 季節がめぐることも 忘れていました でもあれほど美しいと思った 君の笑顔を なぜか思い出せないのです 今は |
雨に消えたほゝえみ不思議な女だった 長い髪をしていた あの日の夕暮れは 雨が降っていたよ あなたは黙ってた ポピーの花ビラが あなたの足もとに 静かに舞い落ちた あの日からあなたは 帰ってはこない そんな別れを 僕は今までにしたことがなかった 悲しい女だった ほゝえみが淋しくて あの日の夕暮れの 雨に消えていった あなたの忘れ物 1冊の詩集と 僕の心の中に ささやいたサヨナラ あの日からあなたは 帰ってはこない そんな想い出を 僕は今日の雨に見つけたよ | かぐや姫 | 喜多條忠 | 南こうせつ | 木田高介 | 不思議な女だった 長い髪をしていた あの日の夕暮れは 雨が降っていたよ あなたは黙ってた ポピーの花ビラが あなたの足もとに 静かに舞い落ちた あの日からあなたは 帰ってはこない そんな別れを 僕は今までにしたことがなかった 悲しい女だった ほゝえみが淋しくて あの日の夕暮れの 雨に消えていった あなたの忘れ物 1冊の詩集と 僕の心の中に ささやいたサヨナラ あの日からあなたは 帰ってはこない そんな想い出を 僕は今日の雨に見つけたよ |
妹妹よ ふすま一枚 隔てて今 小さな寝息をたてている 妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか 妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや 妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝 お前が出てゆく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ 妹よ あいつはとってもいい奴だから どんなことがあっても 我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ… | かぐや姫 | 喜多條忠 | 南こうせつ | | 妹よ ふすま一枚 隔てて今 小さな寝息をたてている 妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか 妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや 妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝 お前が出てゆく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ 妹よ あいつはとってもいい奴だから どんなことがあっても 我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ… |
うちのお父さん汗をかいたので一休み マキ割りは疲れますね お父さん もうすぐ日が暮れる カラスが飛んでゆく 一番星光るまで もうひとガンバリ 汗をふいて お茶を飲んで 腰を伸ばせば お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ 今日は渡辺さんの結婚式で うちのお父さんが 仲人で めでたい めでたい 鯛のお頭付 酒は飲め飲め 花嫁さん ひざをくずし お皿たたいて 歌をうなれば お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ セーター姿が似合います たまにはオシャレしたら お父さん 今度お母さんが 街に出る時に 真赤な蝶ネクタイを 買ってもらったら 春になれば さがり梅の 花が咲きます お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ 春になれば さがり梅の 花が咲きます お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ 春になれば さがり梅の 花が咲きます お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ 春になれば さがり梅の 花が咲きます お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ | かぐや姫 | 南こうせつ | 南こうせつ | | 汗をかいたので一休み マキ割りは疲れますね お父さん もうすぐ日が暮れる カラスが飛んでゆく 一番星光るまで もうひとガンバリ 汗をふいて お茶を飲んで 腰を伸ばせば お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ 今日は渡辺さんの結婚式で うちのお父さんが 仲人で めでたい めでたい 鯛のお頭付 酒は飲め飲め 花嫁さん ひざをくずし お皿たたいて 歌をうなれば お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ セーター姿が似合います たまにはオシャレしたら お父さん 今度お母さんが 街に出る時に 真赤な蝶ネクタイを 買ってもらったら 春になれば さがり梅の 花が咲きます お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ 春になれば さがり梅の 花が咲きます お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ 春になれば さがり梅の 花が咲きます お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ 春になれば さがり梅の 花が咲きます お父さん ニッコリ笑う ニッコリ笑う 明日天気になあれ |
海あなたとふたりでみつめていたいの 青く青く澄んだこの海 大きな波がよせてきた時に あなたにすがりつきたいの 白い白い波が砂に消えるとき 私の恋も消えてしまうの でも今はなにもいわずにあなたと みつめていたい この海 ……………………… ……………………… ……………………… あの夕焼けの海のあなたを 忘れることが出来ずに | かぐや姫 | 水谷みゆき | 神山純 | | あなたとふたりでみつめていたいの 青く青く澄んだこの海 大きな波がよせてきた時に あなたにすがりつきたいの 白い白い波が砂に消えるとき 私の恋も消えてしまうの でも今はなにもいわずにあなたと みつめていたい この海 ……………………… ……………………… ……………………… あの夕焼けの海のあなたを 忘れることが出来ずに |
置手紙君はまだたくさんの 紙袋をかかえたままで この手紙読んでいるだろう これで最後の男の気まぐれとして どこかそこらの窓からすててくれ 君となら一緒に暮らしたかった 二人でいつも立ち止まってしまう あの赤いレンガの家で……… ルンルン ルルル……… 今日の淋しさは風にごまかされて いつまでも消えそうもない ぼくのほんのひとことが まだ二十前の君を こんなに苦しめるなんて だから行く先は ぼくの友達に聞いてくれ 君に会わないで行くから 今頃はぼくもまた昔のように どこかの町のカフェテラスで ビールでも飲んでいるだろう ルンルン ルルル……… 君が帰る頃は夕暮れ時 部屋の明かりはつけたままで | かぐや姫 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | 君はまだたくさんの 紙袋をかかえたままで この手紙読んでいるだろう これで最後の男の気まぐれとして どこかそこらの窓からすててくれ 君となら一緒に暮らしたかった 二人でいつも立ち止まってしまう あの赤いレンガの家で……… ルンルン ルルル……… 今日の淋しさは風にごまかされて いつまでも消えそうもない ぼくのほんのひとことが まだ二十前の君を こんなに苦しめるなんて だから行く先は ぼくの友達に聞いてくれ 君に会わないで行くから 今頃はぼくもまた昔のように どこかの町のカフェテラスで ビールでも飲んでいるだろう ルンルン ルルル……… 君が帰る頃は夕暮れ時 部屋の明かりはつけたままで |
おまえのサンダル親の許しもなく 夫婦もの お断りの部屋で お前のまっ赤なサンダルを隠す毎日 あの頃の二人は 旅に出る金もなく 故郷の地図をひらいて 汽車のない旅をした やさしい女よ 許しておくれ きつい暮らしと 涙の他は 何も 与えなかった 破れ小窓から 夕焼けを見たね お前が故郷へ帰って もう二年だね 彼は目を閉じて 故郷の空を思う 今頃はもう菜の花が 咲いているだろうか やさしい女よ 許しておくれ きつい暮らしと 涙の他は 何も 与えなかった | かぐや姫 | 喜多篠忠 | 南こうせつ | 木田高介 | 親の許しもなく 夫婦もの お断りの部屋で お前のまっ赤なサンダルを隠す毎日 あの頃の二人は 旅に出る金もなく 故郷の地図をひらいて 汽車のない旅をした やさしい女よ 許しておくれ きつい暮らしと 涙の他は 何も 与えなかった 破れ小窓から 夕焼けを見たね お前が故郷へ帰って もう二年だね 彼は目を閉じて 故郷の空を思う 今頃はもう菜の花が 咲いているだろうか やさしい女よ 許しておくれ きつい暮らしと 涙の他は 何も 与えなかった |
カリブの花燃える日射しの中で 私の想いはあなたへ 髪にかざした花は 私のウエディングドレス 白い波間のかなたから あなたはいつ迎えにくる 貝の首飾り編んで あなたの胸をうずめる さざ波寄せくる夜は せめてあなたの想いを しぶきに託して欲しいの今は 白い船はまだ 熱い口づけかわし 二人誓ったあの日を 夜空の星のひとつに そっとうちあけてみた 白いかもめは私に あなたの帰りを知らせる 波はあなたの声のよに そっと私をつつむ いつも唱ったあの歌 月が憶えているわ 明日は浜辺にあなたの笑顔が 白い船がくる | かぐや姫 | 山田つぐと | 南こうせつ | | 燃える日射しの中で 私の想いはあなたへ 髪にかざした花は 私のウエディングドレス 白い波間のかなたから あなたはいつ迎えにくる 貝の首飾り編んで あなたの胸をうずめる さざ波寄せくる夜は せめてあなたの想いを しぶきに託して欲しいの今は 白い船はまだ 熱い口づけかわし 二人誓ったあの日を 夜空の星のひとつに そっとうちあけてみた 白いかもめは私に あなたの帰りを知らせる 波はあなたの声のよに そっと私をつつむ いつも唱ったあの歌 月が憶えているわ 明日は浜辺にあなたの笑顔が 白い船がくる |
君がよければ君の得意な 話をきく季節がくる 毎年1度だけ ひどく気どってさ そうさ僕のまわりは いつも変らないよ 猫が3匹生れたくらいでね ここには にぎやかなところはないけれど 今年も又2人で 釣に行こうか 君がよければ 僕のレタス畑なんかも 見て欲しいから 君の好きな 杏子のジャムの 今が一番うまい時なんだ ここの暮しも まんざら悪くないよ いつでも 僕は待っているから | かぐや姫 | 山田つぐと | 山田つぐと | | 君の得意な 話をきく季節がくる 毎年1度だけ ひどく気どってさ そうさ僕のまわりは いつも変らないよ 猫が3匹生れたくらいでね ここには にぎやかなところはないけれど 今年も又2人で 釣に行こうか 君がよければ 僕のレタス畑なんかも 見て欲しいから 君の好きな 杏子のジャムの 今が一番うまい時なんだ ここの暮しも まんざら悪くないよ いつでも 僕は待っているから |
きらいなはずだった冬に夕焼け空のなごり残して きれいに暮れてゆく 街を 君とこうして また並んで歩いている 寂しい季節が過ぎて 暖かい心の春が Wo…やってくる 年を数えて 三度目の冬 も一度 めぐり逢うこと なぜか手のひらに 記されていたような 不思議な運命という名の 結びつく 二つの星が Wo…知っている 似合うセーター その肩ごしに 感じる君は 同じさ 涙もろくなったのは ぼくのせいだね やさしい涙の糸が からみつく長いまつ毛に Wo…酔っている | かぐや姫 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 水谷公生 | 夕焼け空のなごり残して きれいに暮れてゆく 街を 君とこうして また並んで歩いている 寂しい季節が過ぎて 暖かい心の春が Wo…やってくる 年を数えて 三度目の冬 も一度 めぐり逢うこと なぜか手のひらに 記されていたような 不思議な運命という名の 結びつく 二つの星が Wo…知っている 似合うセーター その肩ごしに 感じる君は 同じさ 涙もろくなったのは ぼくのせいだね やさしい涙の糸が からみつく長いまつ毛に Wo…酔っている |
幸福のメニューUFO見た見たと女房 騒ぎながら 目玉焼をつくってる 夕日が追いうちをかけて 沈むと幸せは 家(うち)の中へ とじ込められる どこのチャンネルも 競ってニュースを伝えると 1日もそろそろ 暮れてしまう 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Ah Yeah かべのシミを 隠すための ポスターも いつの間にか 部屋を飾ってる これが俺の暮らしだと 決めてるうちは 幸せは このへんで とどまってくれる 小さな悩みなら どこかそこらの店先の 週刊誌にでも 答えてもらおう 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Yeah yeah yeah… (リラリラ リラの花 リラのこと好きよ) それにしても このまえの四暗刻(スーアンコク) 単騎待ちは 悔しかった ため息まじりに 明日がくれば 誰もが 朝をむかえることができる ようやく季節も 動く気配をみせると タケノコメバルが 釣れ始める 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Yeah yeah yeah… | かぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | | UFO見た見たと女房 騒ぎながら 目玉焼をつくってる 夕日が追いうちをかけて 沈むと幸せは 家(うち)の中へ とじ込められる どこのチャンネルも 競ってニュースを伝えると 1日もそろそろ 暮れてしまう 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Ah Yeah かべのシミを 隠すための ポスターも いつの間にか 部屋を飾ってる これが俺の暮らしだと 決めてるうちは 幸せは このへんで とどまってくれる 小さな悩みなら どこかそこらの店先の 週刊誌にでも 答えてもらおう 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Yeah yeah yeah… (リラリラ リラの花 リラのこと好きよ) それにしても このまえの四暗刻(スーアンコク) 単騎待ちは 悔しかった ため息まじりに 明日がくれば 誰もが 朝をむかえることができる ようやく季節も 動く気配をみせると タケノコメバルが 釣れ始める 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Yeah yeah yeah… |
この季節が変わればつくしの葉書 春祭り 雪溶けの 知らせが届く頃 君は僕に抱かれ たんぽぽの雲が湧いて 君の くちびるは 桜の花の色 よもぎの香りは 夏祭り 言葉もいらない 走馬搭 線香花火は もう消えてしまうよ ほらこんなに きれいな 柳になって つるべを落とした 秋祭り ぶどうの畑に はんかけの月が出て 君の 赤いボックリ下駄の音が 虫の声が 聞こえる道に響いてた 枯れ葉に霜降り 冬祭り 仔犬がくわえた 焼けボックイひとつ 冬のとばりは いつ降りたのですか もうすぐ君を むかえに行けるかもしれない | かぐや姫 | 伊勢一三 | 山田つぐと | 木田高介 | つくしの葉書 春祭り 雪溶けの 知らせが届く頃 君は僕に抱かれ たんぽぽの雲が湧いて 君の くちびるは 桜の花の色 よもぎの香りは 夏祭り 言葉もいらない 走馬搭 線香花火は もう消えてしまうよ ほらこんなに きれいな 柳になって つるべを落とした 秋祭り ぶどうの畑に はんかけの月が出て 君の 赤いボックリ下駄の音が 虫の声が 聞こえる道に響いてた 枯れ葉に霜降り 冬祭り 仔犬がくわえた 焼けボックイひとつ 冬のとばりは いつ降りたのですか もうすぐ君を むかえに行けるかもしれない |
こもれ陽春のあたたかな こもれ陽のなか れんげの花束 髪に飾した 17の君は 僕の花嫁 幼ない笑顔が 僕をよぎる 風の香りは あの時のもの もえぎ色は ただ夢の中 失くしたものは 僕の心 なぜ春は同じ かおをするのか | かぐや姫 | 山田つぐと | 山田つぐと | | 春のあたたかな こもれ陽のなか れんげの花束 髪に飾した 17の君は 僕の花嫁 幼ない笑顔が 僕をよぎる 風の香りは あの時のもの もえぎ色は ただ夢の中 失くしたものは 僕の心 なぜ春は同じ かおをするのか |
湘南 夏湘南へ帰る人達の 顔がとてもやさしい すこし心が落ちついた 鎌倉すぎたあたり なぜ海が見たいのだろう もう若くもないのに もしも沈む夕陽に 間に合えば ただそれだけのこと 湘南へ帰る人達の うでが西日に染まり 陽やけのあとが暖かく Yシャツに触れている なぜ海が見たいのだろう もう若くもないのに 海に沈む夕陽を 見とどけて ただそれだけのこと | かぐや姫 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | 湘南へ帰る人達の 顔がとてもやさしい すこし心が落ちついた 鎌倉すぎたあたり なぜ海が見たいのだろう もう若くもないのに もしも沈む夕陽に 間に合えば ただそれだけのこと 湘南へ帰る人達の うでが西日に染まり 陽やけのあとが暖かく Yシャツに触れている なぜ海が見たいのだろう もう若くもないのに 海に沈む夕陽を 見とどけて ただそれだけのこと |
人生は流行ステップ君はいつでも 僕に逢うたび うつろな瞳で 何をみてるの 今日は駄目だね その手にゃのらないよ さあ いこうか 君と踊りに そうさ 人生流行(はやり)ステップだから そんな顔して タバコばっかり ふかしていて 気どってみたって 今日は駄目だね その手にゃのらないよ さあ いこうか 君と踊りに そうさ 人生流行(はやり)ステップだから 虹のあかりの花は 光が消えれば それでおしまい 君の最初の 熱いキッスは ダイナマイトさ いかれたのは僕だけど 今日は駄目だね その手にゃのらないよ さあ いこうか 君と踊りに そうさ 人生流行(はやり)ステップだから | かぐや姫 | 山田つぐと | 南こうせつ | | 君はいつでも 僕に逢うたび うつろな瞳で 何をみてるの 今日は駄目だね その手にゃのらないよ さあ いこうか 君と踊りに そうさ 人生流行(はやり)ステップだから そんな顔して タバコばっかり ふかしていて 気どってみたって 今日は駄目だね その手にゃのらないよ さあ いこうか 君と踊りに そうさ 人生流行(はやり)ステップだから 虹のあかりの花は 光が消えれば それでおしまい 君の最初の 熱いキッスは ダイナマイトさ いかれたのは僕だけど 今日は駄目だね その手にゃのらないよ さあ いこうか 君と踊りに そうさ 人生流行(はやり)ステップだから |
なごり雪汽車を待つ君の横で ぼくは時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた 汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君の口びるが 「さようなら」と動くことが こわくて 下を向いてた 時が行けば 幼ない君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 君が去った ホームに残り 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった | かぐや姫 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | 汽車を待つ君の横で ぼくは時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた 汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君の口びるが 「さようなら」と動くことが こわくて 下を向いてた 時が行けば 幼ない君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 君が去った ホームに残り 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった |
夏この頃我が家では 何だかこの頃 静かな日々が 続いてる 山で死んだ あいつがいた頃は とても にぎやかだったのに 白髪が増えた 親父も 将棋の相手が いないと ふとぐちを こぼしたりする この頃 僕も何だか淋しくて 深夜放送を 聞いたりする ゆうべどこかで あいつの好きだった 歌が かかっていたっけ 妹も 部屋にこもり ラジオ聞きながら 泣いてた 好きだったんだね あいつのこと 通り雨過ぎた あとに残る 香りは 夏この頃 おふくろも 嫌いなはずだった 小犬を飼って みたりしてる 今朝早く 兄貴から 男の子が生まれたと 知らされた 夏の暑い盛りに…… | かぐや姫 | 伊勢正三 | 山田つぐと | | 我が家では 何だかこの頃 静かな日々が 続いてる 山で死んだ あいつがいた頃は とても にぎやかだったのに 白髪が増えた 親父も 将棋の相手が いないと ふとぐちを こぼしたりする この頃 僕も何だか淋しくて 深夜放送を 聞いたりする ゆうべどこかで あいつの好きだった 歌が かかっていたっけ 妹も 部屋にこもり ラジオ聞きながら 泣いてた 好きだったんだね あいつのこと 通り雨過ぎた あとに残る 香りは 夏この頃 おふくろも 嫌いなはずだった 小犬を飼って みたりしてる 今朝早く 兄貴から 男の子が生まれたと 知らされた 夏の暑い盛りに…… |
22才の別れあなたに「さようなら」って言えるのは 今日だけ 明日になってまたあなたの 暖い手に触れたらきっと 言えなくなってしまう そんな気がして……… 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった 私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつがみんな君の人生だね って言って 17本目からはいっしょに火をつけたのが 昨日のことのように……… 今はただ5年の月日が 永すぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いでゆく私にとって ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで | かぐや姫 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | あなたに「さようなら」って言えるのは 今日だけ 明日になってまたあなたの 暖い手に触れたらきっと 言えなくなってしまう そんな気がして……… 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった 私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつがみんな君の人生だね って言って 17本目からはいっしょに火をつけたのが 昨日のことのように……… 今はただ5年の月日が 永すぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いでゆく私にとって ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで |
遥かなる想い誰もが一度 川の流れを変えてみたいと 若くもえたあの日の唄が どこかで聞こえている にぎやか通りぬけ 裏通りの陰で ふっと足を止めたその時 いつも聞こえてくる 若い夢が 君のその手に育ち始めたら そっと愛を知った人へと わたしてくれるかい 小さなともしびが ひとつふたつ ともり 一人じゃないと知ったその時 明日が笑ってる はじける汗と風の匂いが 旅へと誘うから ぼくらのくつはいつも半分 すりきれているだろう 愛したあの人は 今どこにいるのだろう いつか君をむかえに行こう 約束はできないけど いつか君をむかえに行こう 約束はできないけど | かぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | | 誰もが一度 川の流れを変えてみたいと 若くもえたあの日の唄が どこかで聞こえている にぎやか通りぬけ 裏通りの陰で ふっと足を止めたその時 いつも聞こえてくる 若い夢が 君のその手に育ち始めたら そっと愛を知った人へと わたしてくれるかい 小さなともしびが ひとつふたつ ともり 一人じゃないと知ったその時 明日が笑ってる はじける汗と風の匂いが 旅へと誘うから ぼくらのくつはいつも半分 すりきれているだろう 愛したあの人は 今どこにいるのだろう いつか君をむかえに行こう 約束はできないけど いつか君をむかえに行こう 約束はできないけど |
ペテン師その男は恋人と別れた さよならの口づけをして 髪の毛をやさしくなぜていた その時男は心のどこかで 赤い舌を出して笑った そうさ男は自由をとりもどしたのさ そうさ男は人生のペテン師だから このいつわりもいつの日にか ありふれた想い出にすりかえるのさ その男は女房をもらった 人様もうらやむほどの すばらしくきれいな女をね けれども男は心のどこかで 寒い風が吹くのを知った そうさ男は自由を手離しちまった そうさ男は人生のペテン師だから ひとりぼっちの幸せを たいくつな毎日にすりかえたのさ そうさ男は自由を手離しちまった そうさ男は人生のペテン師だから ひとりぼっちの幸せを たいくつな毎日にすりかえたのさ | かぐや姫 | 喜多條忠 | 伊勢正三 | | その男は恋人と別れた さよならの口づけをして 髪の毛をやさしくなぜていた その時男は心のどこかで 赤い舌を出して笑った そうさ男は自由をとりもどしたのさ そうさ男は人生のペテン師だから このいつわりもいつの日にか ありふれた想い出にすりかえるのさ その男は女房をもらった 人様もうらやむほどの すばらしくきれいな女をね けれども男は心のどこかで 寒い風が吹くのを知った そうさ男は自由を手離しちまった そうさ男は人生のペテン師だから ひとりぼっちの幸せを たいくつな毎日にすりかえたのさ そうさ男は自由を手離しちまった そうさ男は人生のペテン師だから ひとりぼっちの幸せを たいくつな毎日にすりかえたのさ |
星空星がきれいね とっても 近く見えるわ 赤い星 青い星 私中学校の時 バレーボール部にいたのよ 恋人? いたわよ とっても背が高くて真黒に陽焼けして シュークリームが大好きだったキャプテン 私生徒手帳にいつも 彼の写真入れてた …… でも死んじゃったの その人 どうして? ううん お母さん教えてくれなかった こんなきれいな星空だったわ その人思いきり ジャンプして そう、お星さまに手が届いちゃったのよ | かぐや姫 | 喜多條忠 | 伊勢正三 | 瀬尾一三 | 星がきれいね とっても 近く見えるわ 赤い星 青い星 私中学校の時 バレーボール部にいたのよ 恋人? いたわよ とっても背が高くて真黒に陽焼けして シュークリームが大好きだったキャプテン 私生徒手帳にいつも 彼の写真入れてた …… でも死んじゃったの その人 どうして? ううん お母さん教えてくれなかった こんなきれいな星空だったわ その人思いきり ジャンプして そう、お星さまに手が届いちゃったのよ |
星降る夜星降る夜は 部屋のあかり消して 静かに静かに 星のささやき聞こうよ ラジオ消して レコードとめて 耳をすましてごらん ほら歌っているでしょう なのに君は 知らんふりして 眠っているから 一人ぼっちのパーティー ラララ 君の 夢はどうですか いい夢見るまで ここで見ていてあげる 雨降る夜は そっと窓をあけて 手を差しのべて 雨のささやき聞こうよ 誰かが泣いている 小さな声で 悲しい恋の お話をしているでしょう なのに君は 知らんふりして 眠っているから 一人ぼっちのパーティー ラララ 君の 夢はどうですか いい夢見るまで ここで見ていてあげる | かぐや姫 | 南こうせつ | 南こうせつ | かぐや姫 | 星降る夜は 部屋のあかり消して 静かに静かに 星のささやき聞こうよ ラジオ消して レコードとめて 耳をすましてごらん ほら歌っているでしょう なのに君は 知らんふりして 眠っているから 一人ぼっちのパーティー ラララ 君の 夢はどうですか いい夢見るまで ここで見ていてあげる 雨降る夜は そっと窓をあけて 手を差しのべて 雨のささやき聞こうよ 誰かが泣いている 小さな声で 悲しい恋の お話をしているでしょう なのに君は 知らんふりして 眠っているから 一人ぼっちのパーティー ラララ 君の 夢はどうですか いい夢見るまで ここで見ていてあげる |
南風知らん顔夏の朝 はちのうえの 朝顔を けとばしてったのは 長い旅に疲れきった 南風のいたずらです たいくつな時には 部屋の窓たたいて たとえばふるさとのこと 聞かせてくれるかい 南風は知らん顔で 街角を曲がっていった 南風は 熱い国の 恋の香りを 運んできては ぼく達に同じ朝をむかえさせようとしている 君を抱いたそのあとで 君の寝顔横にして 窓をあけたら 冷たい風がほほをなでる 南風は知らん顔で どこかへ帰っていった | かぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 石川鷹彦 | 夏の朝 はちのうえの 朝顔を けとばしてったのは 長い旅に疲れきった 南風のいたずらです たいくつな時には 部屋の窓たたいて たとえばふるさとのこと 聞かせてくれるかい 南風は知らん顔で 街角を曲がっていった 南風は 熱い国の 恋の香りを 運んできては ぼく達に同じ朝をむかえさせようとしている 君を抱いたそのあとで 君の寝顔横にして 窓をあけたら 冷たい風がほほをなでる 南風は知らん顔で どこかへ帰っていった |
眼をとじてあなたが首を かしげて見ていた あの銀杏はもう すっかり黄色 落葉は あなたの足跡消して 私に何も残さない 二人には通り過ぎた季節 想い出は私だけのもの 哀しさも私だけのもの 今一人黄金色の中 落葉の音は あなたの声のよう ふりむいてしまう 私に何もない ただ眼をとじて この木の下で 待ってます ルルル……… | かぐや姫 | 山田つぐと | 山田つぐと | | あなたが首を かしげて見ていた あの銀杏はもう すっかり黄色 落葉は あなたの足跡消して 私に何も残さない 二人には通り過ぎた季節 想い出は私だけのもの 哀しさも私だけのもの 今一人黄金色の中 落葉の音は あなたの声のよう ふりむいてしまう 私に何もない ただ眼をとじて この木の下で 待ってます ルルル……… |
わかれ道ああ 君の長い髪と 胸のふくらみを 愛して 時は流れた つい きのうまでは もうもどれない 道二つ 分れて 歩き始めて 別れたことに気づいた ああ ぼくの心の中に 寂しい椅子がある そう昔 君もそこに すわっていたんだね ああ 君といた頃は 誰にも 愛は一度 めぐると知っていたのに ああ 六本木の街に降る雨が 街ゆく人達の 肩を濡らして も少し早く ほんとの愛を知ってたらと 誰もが後悔しながら 歩いてる ああ 君がいた頃は 酒にも 飲まれることは なかったことに 気づいた | かぐや姫 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | ああ 君の長い髪と 胸のふくらみを 愛して 時は流れた つい きのうまでは もうもどれない 道二つ 分れて 歩き始めて 別れたことに気づいた ああ ぼくの心の中に 寂しい椅子がある そう昔 君もそこに すわっていたんだね ああ 君といた頃は 誰にも 愛は一度 めぐると知っていたのに ああ 六本木の街に降る雨が 街ゆく人達の 肩を濡らして も少し早く ほんとの愛を知ってたらと 誰もが後悔しながら 歩いてる ああ 君がいた頃は 酒にも 飲まれることは なかったことに 気づいた |