愛追えば妻よ君と 流れてゆく 水脈ひとすじ 愛の船 いつも君は 輝いて 子供達と 夢を語る 愛追えば 季節はめぐり 愛追えば それが夢 愛追えば 君と二人 愛追えば それがいのち 小さな庭 石の上 ゆれゆれる 葉もれ陽よ いつも君は 笑い顔 腰をかけて 風を見てる 薄紅の 春の夜 百合の香に 君を慕い 蛍舞う 季節は往き 風花に 君を待つ 愛追えば 季節はめぐり 愛追えば それが夢 愛追えば 君と二人 愛追えば それがいのち | さとう宗幸 | さとう宗幸 | 小川寛興 | | 妻よ君と 流れてゆく 水脈ひとすじ 愛の船 いつも君は 輝いて 子供達と 夢を語る 愛追えば 季節はめぐり 愛追えば それが夢 愛追えば 君と二人 愛追えば それがいのち 小さな庭 石の上 ゆれゆれる 葉もれ陽よ いつも君は 笑い顔 腰をかけて 風を見てる 薄紅の 春の夜 百合の香に 君を慕い 蛍舞う 季節は往き 風花に 君を待つ 愛追えば 季節はめぐり 愛追えば それが夢 愛追えば 君と二人 愛追えば それがいのち |
愛の日々をかたく抱(いだ)きあい つよく結びあい 君と分かちあう 命ある愛の日々を 長い黒髪 風にまかせ 君は影を やさしく伸べる 午後の陽射しを 拾い集め 町のなかを ふたりして歩こうよ かたく抱(いだ)きあい つよく結びあい 君と分かちあう 命ある愛の日々を 長い黒髪 風にまかせ 閉じた瞼に 指を置いて 君のそばで 眠りにつくよ 夜の静寂(しじま)に 星もとけて 夢の舟に ふたりして揺れようよ かたく抱(いだ)きあい つよく結びあい 君と分かちあう 命ある愛の日々を 長い黒髪 風にまかせ 白い額に 頬を寄せて 君に告げる 目覚めの刻(とき)を 朝の光に 窓を開けて 虹の橋を ふたりして渡ろうよ かたく抱(いだ)きあい つよく結びあい 君と分かちあう 命ある愛の日々を 長い黒髪 風にまかせ | さとう宗幸 | 千家和也 | さとう宗幸 | | かたく抱(いだ)きあい つよく結びあい 君と分かちあう 命ある愛の日々を 長い黒髪 風にまかせ 君は影を やさしく伸べる 午後の陽射しを 拾い集め 町のなかを ふたりして歩こうよ かたく抱(いだ)きあい つよく結びあい 君と分かちあう 命ある愛の日々を 長い黒髪 風にまかせ 閉じた瞼に 指を置いて 君のそばで 眠りにつくよ 夜の静寂(しじま)に 星もとけて 夢の舟に ふたりして揺れようよ かたく抱(いだ)きあい つよく結びあい 君と分かちあう 命ある愛の日々を 長い黒髪 風にまかせ 白い額に 頬を寄せて 君に告げる 目覚めの刻(とき)を 朝の光に 窓を開けて 虹の橋を ふたりして渡ろうよ かたく抱(いだ)きあい つよく結びあい 君と分かちあう 命ある愛の日々を 長い黒髪 風にまかせ |
愛のメロディー ~Once more Smile~時の流れの中で 通り過ぎた人は いつか さり気なく 思い出に変えよう 青い空から見れば みんな小さな破片 夢を追いかけた あの頃に帰ろう (いつも心に愛を) 愛する人への優しさ (もっと心に愛を) 忘れかけていた Once More Smile もう一度 ほほえみを Once More Smile 飾らない ほほえみを 風のリボンで 花束にして 届けたい 街はいつものように 始まろうとしている つらいことばかり あるわけじゃないのに なぜか目を伏せ歩く 朝の舗道に一人 風のささやきに 思わず振り向いた (愛があるなら見える) 言葉には出来ない気持 (愛があるならわかる) 翔んで行けるだろう Once More Smile あたたかい触れ合いに Once More Smile めぐり逢う その時に 愛のメロディー 奏でるままに 伝えたい Once More Smile もう一度 ほほえみを Once More Smile 飾らない ほほえみを 風のリボンで 花束にして 届けたい | さとう宗幸 | ありそのみ・田中裕 | 千代正行 | | 時の流れの中で 通り過ぎた人は いつか さり気なく 思い出に変えよう 青い空から見れば みんな小さな破片 夢を追いかけた あの頃に帰ろう (いつも心に愛を) 愛する人への優しさ (もっと心に愛を) 忘れかけていた Once More Smile もう一度 ほほえみを Once More Smile 飾らない ほほえみを 風のリボンで 花束にして 届けたい 街はいつものように 始まろうとしている つらいことばかり あるわけじゃないのに なぜか目を伏せ歩く 朝の舗道に一人 風のささやきに 思わず振り向いた (愛があるなら見える) 言葉には出来ない気持 (愛があるならわかる) 翔んで行けるだろう Once More Smile あたたかい触れ合いに Once More Smile めぐり逢う その時に 愛のメロディー 奏でるままに 伝えたい Once More Smile もう一度 ほほえみを Once More Smile 飾らない ほほえみを 風のリボンで 花束にして 届けたい |
青葉城恋唄広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず 早瀬踊る光に揺れていた君の瞳 季節(とき)はめぐりまた夏が来て あの日と同じ流れの岸 瀬音ゆかしき杜の都 あの人はもういない 七夕の飾りは揺れて 想い出はかえらず 夜空輝く星に願いをこめた君の囁き 時はめぐりまた夏が来て あの日と同じ七夕祭り 葉ずれさやけき杜の都 あの人はもういない 青葉通り薫る葉緑 想い出は帰らず 樹かげこぼれる灯にぬれていた君の頬 時はめぐりまた夏が来て あの日と同じ通りの角 吹く風やさしき杜の都 あの人はもういない 時はめぐりまた夏が来て あの日と同じ流れの岸 瀬音ゆかしき杜の都 あの人はもういない | さとう宗幸 | 星間船一 | さとう宗幸 | 石川鷹彦 | 広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず 早瀬踊る光に揺れていた君の瞳 季節(とき)はめぐりまた夏が来て あの日と同じ流れの岸 瀬音ゆかしき杜の都 あの人はもういない 七夕の飾りは揺れて 想い出はかえらず 夜空輝く星に願いをこめた君の囁き 時はめぐりまた夏が来て あの日と同じ七夕祭り 葉ずれさやけき杜の都 あの人はもういない 青葉通り薫る葉緑 想い出は帰らず 樹かげこぼれる灯にぬれていた君の頬 時はめぐりまた夏が来て あの日と同じ通りの角 吹く風やさしき杜の都 あの人はもういない 時はめぐりまた夏が来て あの日と同じ流れの岸 瀬音ゆかしき杜の都 あの人はもういない |
あ・り・が・と・う・の歌ありがとう ありがとう あなたに ありがとう ありがとう ありがとう みんなに ありがとう 生んでくれて ありがとう 育ててくれて ありがとう 遊んでくれて ありがとう 叱ってくれて ありがとう 友達になった けんかした 一緒に遊んで 泣かされた 泣いた笑った 怒ったそして 一緒に歌い 一緒に歌い 妻になってくれて ありがとう 子供になってくれて ありがとう 友達になってくれて ありがとう 知り合いになってくれて ありがとう ありがとう ありがとう あなたに ありがとう ありがとう ありがとう みんなに ありがとう 死んでからでは 云えないので 元気なうちに 伝えます 同じこの時 この場所で 関わってくれて ありがとう どんな縁で 出会ったのか どんな約束を して来たのか それはお互い ナイショの秘密 後ですべてが 分かるだろう 明日の想い出 昨日の願い いま居ることの よろこび 心は大きく やわらかく さあ、行こう!さあ、行こう! ありがとう ありがとう あなたに ありがとう ありがとう ありがとう みんなに ありがとう ありがとう ありがとう あなたに ありがとう ありがとう ありがとう みんなに ありがとう ありがとう ありがとう みんなに ありがとう | さとう宗幸 | 佐久間順平 | 佐久間順平 | 入江純 | ありがとう ありがとう あなたに ありがとう ありがとう ありがとう みんなに ありがとう 生んでくれて ありがとう 育ててくれて ありがとう 遊んでくれて ありがとう 叱ってくれて ありがとう 友達になった けんかした 一緒に遊んで 泣かされた 泣いた笑った 怒ったそして 一緒に歌い 一緒に歌い 妻になってくれて ありがとう 子供になってくれて ありがとう 友達になってくれて ありがとう 知り合いになってくれて ありがとう ありがとう ありがとう あなたに ありがとう ありがとう ありがとう みんなに ありがとう 死んでからでは 云えないので 元気なうちに 伝えます 同じこの時 この場所で 関わってくれて ありがとう どんな縁で 出会ったのか どんな約束を して来たのか それはお互い ナイショの秘密 後ですべてが 分かるだろう 明日の想い出 昨日の願い いま居ることの よろこび 心は大きく やわらかく さあ、行こう!さあ、行こう! ありがとう ありがとう あなたに ありがとう ありがとう ありがとう みんなに ありがとう ありがとう ありがとう あなたに ありがとう ありがとう ありがとう みんなに ありがとう ありがとう ありがとう みんなに ありがとう |
何処へ何処へ 何を求めて あなたは なぜに旅立つ はばたく鳥に 似てます 夢追う 旅の姿は 風の手招く 道を探して 雲の たどり着く 街へ 優しい人と 時間(とき)を過し 懐(なつか)しい歌を 口ずさむ 何処へ 何を求めて あなたは なぜに 旅立つ 何処へ 何を求めて あなたは なぜに旅立つ きらめく 波に似てます 彷徨(さまよ)う旅の心は 幼い頃に あなたを抱いた 花の 笑(ほほ)えむ 岸へ いつかあなたも めぐり逢って なつかしい歌に 眠るのか 何処へ 何を求めて あなたは なぜに旅立つ 何処へ 何を求めて あなたは なぜに 旅立つ 何処へ 何を求めて あなたは なぜに旅立つ 何処へ 何を求めて あなたは なぜに 旅立つ | さとう宗幸 | 伊達歩 | さとう宗幸 | | 何処へ 何を求めて あなたは なぜに旅立つ はばたく鳥に 似てます 夢追う 旅の姿は 風の手招く 道を探して 雲の たどり着く 街へ 優しい人と 時間(とき)を過し 懐(なつか)しい歌を 口ずさむ 何処へ 何を求めて あなたは なぜに 旅立つ 何処へ 何を求めて あなたは なぜに旅立つ きらめく 波に似てます 彷徨(さまよ)う旅の心は 幼い頃に あなたを抱いた 花の 笑(ほほ)えむ 岸へ いつかあなたも めぐり逢って なつかしい歌に 眠るのか 何処へ 何を求めて あなたは なぜに旅立つ 何処へ 何を求めて あなたは なぜに 旅立つ 何処へ 何を求めて あなたは なぜに旅立つ 何処へ 何を求めて あなたは なぜに 旅立つ |
愛しき八ヶ岳森かげの小径よ おもいで語る小径よ ゆれる野辺の花に 寄りそう二つのかげ ああ愛しき八ヶ岳よ 唄は流れてゆく 胸に熱く 燃えるような峰よ 夢からさめた小鳥よ 若葉のささやきよ 朝焼けの高原よ ああ愛しき八ヶ岳よ ゆめは満ちあふれて 心を揺する 見上げる星の空 月の光(かげ)にねむる峰 木(こ)の間がくれの灯は 倖せにゆれている ああ愛しき八ヶ岳よ 安らかに時は 流れゆく ああ愛しき八ヶ岳よ 安らかに時は 流れゆく | さとう宗幸 | さとう宗幸 | さとう宗幸 | 榊原光裕 | 森かげの小径よ おもいで語る小径よ ゆれる野辺の花に 寄りそう二つのかげ ああ愛しき八ヶ岳よ 唄は流れてゆく 胸に熱く 燃えるような峰よ 夢からさめた小鳥よ 若葉のささやきよ 朝焼けの高原よ ああ愛しき八ヶ岳よ ゆめは満ちあふれて 心を揺する 見上げる星の空 月の光(かげ)にねむる峰 木(こ)の間がくれの灯は 倖せにゆれている ああ愛しき八ヶ岳よ 安らかに時は 流れゆく ああ愛しき八ヶ岳よ 安らかに時は 流れゆく |
岩尾別旅情北の涯 知床の 吹く風はつめたく 波荒いオホーツクに 白いかもめはあそぶ 丘の上に咲く 一輪の エゾニューの花によれば 茜色の 空に光る 小さな星ひとつ 友と語る 知床の 岩尾別の宿よ 静かに 雨降る夜の 思い出はもう消えぬ ランプを見つめ 彼の友と 旅の情うたえば 暗い夜の 谷間へそっと 美わしく流れゆく 別れてゆく 知床の 霧にけむる道で 手を降る 君の姿は 花のかげに消えた いつの日かまた 会えると 笑顔で別れてきた 君の声が 今もきこえる その日までさようなら 君の声が 今もきこえる その日までさようなら | さとう宗幸 | さとう宗幸 | さとう宗幸 | 石川鷹彦 | 北の涯 知床の 吹く風はつめたく 波荒いオホーツクに 白いかもめはあそぶ 丘の上に咲く 一輪の エゾニューの花によれば 茜色の 空に光る 小さな星ひとつ 友と語る 知床の 岩尾別の宿よ 静かに 雨降る夜の 思い出はもう消えぬ ランプを見つめ 彼の友と 旅の情うたえば 暗い夜の 谷間へそっと 美わしく流れゆく 別れてゆく 知床の 霧にけむる道で 手を降る 君の姿は 花のかげに消えた いつの日かまた 会えると 笑顔で別れてきた 君の声が 今もきこえる その日までさようなら 君の声が 今もきこえる その日までさようなら |
うたかたの恋うつら うつらと 春の日の うつろいゆくや 花のかげ 蝶は舞い舞い 風も舞い 二つなき日の 青春を あえなく 甘い恋でした あゝ その恋もつかの間の 又も失う 春でした さわら さわらと 初夏の日の もの憂(う)くゆれて さみどりの 鳥は舞い舞い 雲も舞い めくるめくよな 熱い血を 思えば 遠い女(ひと)でした あゝ その女(ひと)を街角で ちらり見つけた 初夏でした そよろ そよろと 秋の風 から紅(くれない)に 頬(ほう)そめて 君は哀しく 前髪の ゆれて つぶらの 目はうるむ 見上げて われに何かたる あゝ ふりこしの思い出が またも燃えたつ 秋でした ちらり ちらりと 粉雪の まつげにつもる 冬の朝 君の冷たき 手をとりて わがふところの ぬくもりを 音なく 過ぎる「時」の舞い たゞ 寄りそいて 道をゆく 別れとしりて なおもゆく | さとう宗幸 | 森繁久彌 | さとう宗幸 | | うつら うつらと 春の日の うつろいゆくや 花のかげ 蝶は舞い舞い 風も舞い 二つなき日の 青春を あえなく 甘い恋でした あゝ その恋もつかの間の 又も失う 春でした さわら さわらと 初夏の日の もの憂(う)くゆれて さみどりの 鳥は舞い舞い 雲も舞い めくるめくよな 熱い血を 思えば 遠い女(ひと)でした あゝ その女(ひと)を街角で ちらり見つけた 初夏でした そよろ そよろと 秋の風 から紅(くれない)に 頬(ほう)そめて 君は哀しく 前髪の ゆれて つぶらの 目はうるむ 見上げて われに何かたる あゝ ふりこしの思い出が またも燃えたつ 秋でした ちらり ちらりと 粉雪の まつげにつもる 冬の朝 君の冷たき 手をとりて わがふところの ぬくもりを 音なく 過ぎる「時」の舞い たゞ 寄りそいて 道をゆく 別れとしりて なおもゆく |
過去と未来の約束時を染める 夕焼け空に 君は何を 約束したの シャツの袖で 涙を拭いて 今日は何を みつけてきたの 少年よ どこへ急ぐ 僕の声にも 振り向かず 駆けてゆく 遠く 遠く 丘の向こうに 星が出る それは確か 心の景色 今の君は あの日の自分 鳥に 雲に 野に咲く花に 僕は何を 歌っただろう 少年よ どこへ急ぐ 君の背中に 日が暮れる もう一度 ここで 会おう 君がおとなに なる前に 少年よ どこへ急ぐ 夢をその手に にぎりしめ 駆けてゆく 遠く 遠く 君を呼んでも 届かない 届かない 届かない | さとう宗幸 | 伊藤アキラ | 小林亜星 | 桜庭伸幸 | 時を染める 夕焼け空に 君は何を 約束したの シャツの袖で 涙を拭いて 今日は何を みつけてきたの 少年よ どこへ急ぐ 僕の声にも 振り向かず 駆けてゆく 遠く 遠く 丘の向こうに 星が出る それは確か 心の景色 今の君は あの日の自分 鳥に 雲に 野に咲く花に 僕は何を 歌っただろう 少年よ どこへ急ぐ 君の背中に 日が暮れる もう一度 ここで 会おう 君がおとなに なる前に 少年よ どこへ急ぐ 夢をその手に にぎりしめ 駆けてゆく 遠く 遠く 君を呼んでも 届かない 届かない 届かない |
片恋時は残酷に 哀しみさえ 総天然色に 染め上げる 忘れたいのに 色鮮やかに 心の襞(ひだ)を 刺激する 片恋だから… この想い 秋までは 片恋だから… 冬を越え 春までは 熱いままで 疼くだろう 切ないままで 疼くだろう 砂時計の砂 落ち切っても 時は淀みもせず 流れて行く 天然色の 想い出たちの 熱い吐息が よみがえる 片恋だから… ひととせを ふたとせを 片恋だから… いつまでも 夢の中 つらいままで 疼くだろう 迷ったままで 疼くだろう 熱いままで 疼くだろう 切ないままで 疼くだろう | さとう宗幸 | 藤公之介 | 久保比呂誌 | | 時は残酷に 哀しみさえ 総天然色に 染め上げる 忘れたいのに 色鮮やかに 心の襞(ひだ)を 刺激する 片恋だから… この想い 秋までは 片恋だから… 冬を越え 春までは 熱いままで 疼くだろう 切ないままで 疼くだろう 砂時計の砂 落ち切っても 時は淀みもせず 流れて行く 天然色の 想い出たちの 熱い吐息が よみがえる 片恋だから… ひととせを ふたとせを 片恋だから… いつまでも 夢の中 つらいままで 疼くだろう 迷ったままで 疼くだろう 熱いままで 疼くだろう 切ないままで 疼くだろう |
CALENDAR(with 庄子眞理子)JANUARY ある日どこかで FEBRUARY 出会った二人 MARCH 愛が芽生えて APRIL かわすくちづけ MAY なんて素敵な JUNE 恋の夕暮れ JULY 二人でかける AUGUST 白い砂浜 SEPTEMBER 焼けた素肌を OCTOBER くらべあって NOVEMBER 愛は深まり DECEMBER 結ばれた二人 JANUARY 時は過ぎ行き FEBRUARY 全ては変わる MARCH 明るい夢も APRIL いつかは消える MAY 胸にしみいる JUNE 雨のトレモロ JULY なぜに悲しい AUGUST 海の青さよ SEPTEMBER 一人涙で OCTOBER 枯れ葉拾えば NOVEMBER 愛はこわれて DECEMBER 別れた二人 RuRuRu ………… | さとう宗幸 | のなかみやこ | 三嶋清正 | | JANUARY ある日どこかで FEBRUARY 出会った二人 MARCH 愛が芽生えて APRIL かわすくちづけ MAY なんて素敵な JUNE 恋の夕暮れ JULY 二人でかける AUGUST 白い砂浜 SEPTEMBER 焼けた素肌を OCTOBER くらべあって NOVEMBER 愛は深まり DECEMBER 結ばれた二人 JANUARY 時は過ぎ行き FEBRUARY 全ては変わる MARCH 明るい夢も APRIL いつかは消える MAY 胸にしみいる JUNE 雨のトレモロ JULY なぜに悲しい AUGUST 海の青さよ SEPTEMBER 一人涙で OCTOBER 枯れ葉拾えば NOVEMBER 愛はこわれて DECEMBER 別れた二人 RuRuRu ………… |
北の旅行方知れぬ 雲の流れ 白樺の林をこえて 伝説(つたえ)きく 湖(うみ)に映えて やがては消えてゆく 今 目をとじて想い出す 北の旅の日々を あの時の汽笛の音(ね)が 空をかけめぐる 別れたあとに ほのかに残る スズランのかおりに似て たそがれゆく 丘の上で 去りゆく君を慕(おも)う 今 目をとじて想い出す 北の旅の日々を いくつもの季節をかぞえ また秋をむかえる 今 目をとじて想い出す 北の旅の日々を いくつもの季節をかぞえ また秋をむかえる | さとう宗幸 | さとう宗幸 | さとう宗幸 | | 行方知れぬ 雲の流れ 白樺の林をこえて 伝説(つたえ)きく 湖(うみ)に映えて やがては消えてゆく 今 目をとじて想い出す 北の旅の日々を あの時の汽笛の音(ね)が 空をかけめぐる 別れたあとに ほのかに残る スズランのかおりに似て たそがれゆく 丘の上で 去りゆく君を慕(おも)う 今 目をとじて想い出す 北の旅の日々を いくつもの季節をかぞえ また秋をむかえる 今 目をとじて想い出す 北の旅の日々を いくつもの季節をかぞえ また秋をむかえる |
君は風とともに知らない町で 誰かと出会い 知らない町で 別れをも知る 遠くの山で ほほえみかわし 遠くの海で 涙にぬれる そんなふうに 君は風とともに 走りつづけ 歩きつづけた 青春は風と 旅するもの 明日に向って 旅をするもの ふるさとの丘で 花に埋もれ ふるさとの道で 空を見上げる 夕べの月に 心しずめて しじまの星に 祈りささげる そんなふうに 君は風の中で やすらぎを求め 時をわたる 青春は風と 旅するもの 明日に向って 旅をするもの 青春は風と 旅するもの 明日に向って 旅をするもの | さとう宗幸 | さとう宗幸 | さとう宗幸 | | 知らない町で 誰かと出会い 知らない町で 別れをも知る 遠くの山で ほほえみかわし 遠くの海で 涙にぬれる そんなふうに 君は風とともに 走りつづけ 歩きつづけた 青春は風と 旅するもの 明日に向って 旅をするもの ふるさとの丘で 花に埋もれ ふるさとの道で 空を見上げる 夕べの月に 心しずめて しじまの星に 祈りささげる そんなふうに 君は風の中で やすらぎを求め 時をわたる 青春は風と 旅するもの 明日に向って 旅をするもの 青春は風と 旅するもの 明日に向って 旅をするもの |
郷愁誰もが忘れかけていた 子守唄を 聞かせてくれたような 母の記憶 あなたの優しさにも 気づかないふりして それでも心で かみしめてた 陽だまりを見つけたように あなたの腕に帰りたくなる 信じて 愛して 傷ついて あなた語りつづけてる 心の中で 人を愛せるならば 何より幸せな事 見失う心細さに 変わりはなく 淋しいと泣いたら 負けのようで 時代に流されても 乾いてはいけない あなたの言葉を 腕に抱いて 一つ哀しみを知るたび 一つ大人になると言っては うつむく理由に触れはしない あなた語りつづけてる 心の中で 決めた道を行くなら あきらめてはいけないと | さとう宗幸 | 木本慶子 | 甲斐正人 | | 誰もが忘れかけていた 子守唄を 聞かせてくれたような 母の記憶 あなたの優しさにも 気づかないふりして それでも心で かみしめてた 陽だまりを見つけたように あなたの腕に帰りたくなる 信じて 愛して 傷ついて あなた語りつづけてる 心の中で 人を愛せるならば 何より幸せな事 見失う心細さに 変わりはなく 淋しいと泣いたら 負けのようで 時代に流されても 乾いてはいけない あなたの言葉を 腕に抱いて 一つ哀しみを知るたび 一つ大人になると言っては うつむく理由に触れはしない あなた語りつづけてる 心の中で 決めた道を行くなら あきらめてはいけないと |
欅伝説庭の片隅に 生まれた苗が 私と一緒に 大きくなって 今は青空に 広がる枝が 風にそよぐ 欅になった 涙ため息は 吸いとるように 苦しみ悩みは 分けあうように たまの喜びは ほほえむように いつもそばで 支えてくれた 欅よ ありがとう もっと大きな樹になって 今度は次の子供らの こころ支えてほしい 春はやさしげな 若葉が揺れて 夏にはひんやり 木陰をつくり 秋はあたたかい 枯葉の焚き火 冬にはそっと こもれ陽くれた 欅よ ありがとう もっと大きな樹になって 世代を越えて語りづく 欅伝説になれ 欅よ ありがとう もっと大きな樹になって 世代を越えて語りづく 欅伝説になれ 世代を越えて語りづく 欅伝説になれ | さとう宗幸 | いではく | さとう宗幸 | | 庭の片隅に 生まれた苗が 私と一緒に 大きくなって 今は青空に 広がる枝が 風にそよぐ 欅になった 涙ため息は 吸いとるように 苦しみ悩みは 分けあうように たまの喜びは ほほえむように いつもそばで 支えてくれた 欅よ ありがとう もっと大きな樹になって 今度は次の子供らの こころ支えてほしい 春はやさしげな 若葉が揺れて 夏にはひんやり 木陰をつくり 秋はあたたかい 枯葉の焚き火 冬にはそっと こもれ陽くれた 欅よ ありがとう もっと大きな樹になって 世代を越えて語りづく 欅伝説になれ 欅よ ありがとう もっと大きな樹になって 世代を越えて語りづく 欅伝説になれ 世代を越えて語りづく 欅伝説になれ |
心のつばさ風の色って どんな色 みどりの葉っぱ ゆらす色 風の色って どんな色 思いで色した 空の色 心はつばさ 心はつばさ まばたきで 君は なにを見るの 風の色って どんな色 心のつばさ ゆらす色 風の道って どんな道 心に描く 虹の道 風の道って どんな道 思いでつくる 空の道 心はつばさ 心はつばさ 手のひらで 君は なにをつかむ 風の道って どんな道 背のびでつかむ 雲の道 | さとう宗幸 | 荒木とよひさ | さとう宗幸 | | 風の色って どんな色 みどりの葉っぱ ゆらす色 風の色って どんな色 思いで色した 空の色 心はつばさ 心はつばさ まばたきで 君は なにを見るの 風の色って どんな色 心のつばさ ゆらす色 風の道って どんな道 心に描く 虹の道 風の道って どんな道 思いでつくる 空の道 心はつばさ 心はつばさ 手のひらで 君は なにをつかむ 風の道って どんな道 背のびでつかむ 雲の道 |
サンセット・ララバイひとしきり 燃えた後は 静かに眠れ くれなずむ 空のように お前も静かに眠れ 手さぐりで 見つけた愛は 冷たく もろいものさ 心の隙間 うずめ合う ぬくもりが あればいい サンセットララバイ 都会に抱かれた人達の サンセットララバイ さびしさに捧げる 子守唄 住み慣れた 街の隅で 静かに眠れ なにげない 風に吹かれ お前は 静かに眠れ 浮わついた 生活(くるし)を捨てて たしかな 朝を探せ ふれ合うことの あたたかさ わすれてた 訳じゃない サンセットララバイ 時間(とき)の狭間に落ちてゆく サンセットララバイ やさしさにはぐれた 子守唄 サンセットララバイ 時間の狭間に落ちてゆく サンセットララバイ やさしさにはぐれた 子守唄 | さとう宗幸 | ありそのみ | さとう宗幸 | | ひとしきり 燃えた後は 静かに眠れ くれなずむ 空のように お前も静かに眠れ 手さぐりで 見つけた愛は 冷たく もろいものさ 心の隙間 うずめ合う ぬくもりが あればいい サンセットララバイ 都会に抱かれた人達の サンセットララバイ さびしさに捧げる 子守唄 住み慣れた 街の隅で 静かに眠れ なにげない 風に吹かれ お前は 静かに眠れ 浮わついた 生活(くるし)を捨てて たしかな 朝を探せ ふれ合うことの あたたかさ わすれてた 訳じゃない サンセットララバイ 時間(とき)の狭間に落ちてゆく サンセットララバイ やさしさにはぐれた 子守唄 サンセットララバイ 時間の狭間に落ちてゆく サンセットララバイ やさしさにはぐれた 子守唄 |
スズランうなだれた 白い花 匂いほのかな スズランを あなたの胸にかざりたい 私の青春 古い日記の ペーヂにこめた 一つの想い セピア色した はるかな昔 夕暮れは スミレ色 匂いほのかな 白い花 うすずみ色に消えてゆく 私の青春 山への小径 岩にきざんだ 一つの想い 初恋の花 あなたの胸に ひっそりと スズランは 葉かげに一人 たたずんだ 君かげそうと人は言う 私の青春昔むかしの 心に秘めた一つの想い スズランの花今も咲く スズランの花今も咲く | さとう宗幸 | 手塚宗求 | さとう宗幸 | 榊原光裕 | うなだれた 白い花 匂いほのかな スズランを あなたの胸にかざりたい 私の青春 古い日記の ペーヂにこめた 一つの想い セピア色した はるかな昔 夕暮れは スミレ色 匂いほのかな 白い花 うすずみ色に消えてゆく 私の青春 山への小径 岩にきざんだ 一つの想い 初恋の花 あなたの胸に ひっそりと スズランは 葉かげに一人 たたずんだ 君かげそうと人は言う 私の青春昔むかしの 心に秘めた一つの想い スズランの花今も咲く スズランの花今も咲く |
草原が輝いた日それは真夏の午后 静かな国境の町 ショプロンの丘に風が吹く いつもと変わらぬ風が吹く Oh…風の向こうで煌(きら)めくあこがれ Oh…風に追われて 今!走り出す 草原が輝いた日 自由という花が咲く それは真夏の午后 静かな国境の町 ショプロンの丘に道が続く 白くかわいた道が続く Oh…胸ときめかせ駆ける恋人達 Oh…涙にかすむ 妻や子の姿 草原が輝いた日 自由という扉がひらく Oh…胸ときめかせ駆ける恋人達 Oh…涙にかすむ 妻や子の姿 草原が輝いた日 自由という扉がひらく ―1989年の夏 草原が輝いた日 小さな国の 小さな町が この星で一番輝いた日― | さとう宗幸 | さとう宗幸 | さとう宗幸 | 佐久間順平 | それは真夏の午后 静かな国境の町 ショプロンの丘に風が吹く いつもと変わらぬ風が吹く Oh…風の向こうで煌(きら)めくあこがれ Oh…風に追われて 今!走り出す 草原が輝いた日 自由という花が咲く それは真夏の午后 静かな国境の町 ショプロンの丘に道が続く 白くかわいた道が続く Oh…胸ときめかせ駆ける恋人達 Oh…涙にかすむ 妻や子の姿 草原が輝いた日 自由という扉がひらく Oh…胸ときめかせ駆ける恋人達 Oh…涙にかすむ 妻や子の姿 草原が輝いた日 自由という扉がひらく ―1989年の夏 草原が輝いた日 小さな国の 小さな町が この星で一番輝いた日― |
黄昏にLove Song夕暮れは 人の心を 子供にさせる 訳もなく 淋しくなった そんなとき 誰かしら 寄り添う人が そばにいたなら 黄昏の Love song きかせてあげるのに めぐりゆく 季節のバスが 今日を降してゆく 君は過去という名の 遠くで手をふる 公園の 白いブランコ 風に揺れても 語り合う 人させいない そんなとき 目を閉じて あの日のことを 想い出したら もう一度 Love song つぶやきかけるのさ めぐりゆく 季節のバスの きっと隣りの席で いつか明日という名の どこかで出逢える 人はなぜ めぐり逢い 人はなぜ 別れゆく ふりむけば あの場所に 心を置きざりにして 人はなぜ めぐり逢い 人はなぜ 別れゆく ふりむけば あの場所に 心を置きざりにして 人はなぜ めぐり逢い 人はなぜ 別れゆく ふりむけば あの場所に 心を置きざりにして 人はなぜ めぐり逢い 人はなぜ 別れゆく ふりむけば あの場所に 心を置きざりにして | さとう宗幸 | 荒木とよひさ | さとう宗幸 | | 夕暮れは 人の心を 子供にさせる 訳もなく 淋しくなった そんなとき 誰かしら 寄り添う人が そばにいたなら 黄昏の Love song きかせてあげるのに めぐりゆく 季節のバスが 今日を降してゆく 君は過去という名の 遠くで手をふる 公園の 白いブランコ 風に揺れても 語り合う 人させいない そんなとき 目を閉じて あの日のことを 想い出したら もう一度 Love song つぶやきかけるのさ めぐりゆく 季節のバスの きっと隣りの席で いつか明日という名の どこかで出逢える 人はなぜ めぐり逢い 人はなぜ 別れゆく ふりむけば あの場所に 心を置きざりにして 人はなぜ めぐり逢い 人はなぜ 別れゆく ふりむけば あの場所に 心を置きざりにして 人はなぜ めぐり逢い 人はなぜ 別れゆく ふりむけば あの場所に 心を置きざりにして 人はなぜ めぐり逢い 人はなぜ 別れゆく ふりむけば あの場所に 心を置きざりにして |
だれかの風であれ戦を終わらせるための戦いがある そんなこと想像出来ますか そのような現実を あなたの国で 実感することなどないでしょうが 支配というものがどのようなものか 自由の中で想像出来ますか そのような現実を 私はあの国の 苦しみをこの目で識(し)ったのです 私が育ったのは田舎まち 見渡すほどの穂波 穏やかな彩りの中で 営みの正しさを教わった 思えばその精神に支えられて いたのかもしれません 寛容と頑(かたく)なを貫いてきた 先人の浄(きよ)い汗があった どうか考えてほしいのです わたしは何をなすべきかと 生きる希望の その役に立つと わたしはそのように生きたのです どうか考えてほしいのです わたしは何をなすべきかと あなたがいま踏みしめているその大地で 自らの使命に生きてほしいのです 意志ある風になれ 意志ある風になれ すがたなき風であれ だれかの風であれ だれかの風であれ すがたなき風であれ 虹は遠くからは綺麗に見えますが その足元では見えないものです そのような平和をいまあなたは 感じて生きていますか 他の国で何が起こっているかと 心を開いて見ようとしていますか そのような現実が わたしとあなたとの 見ている風景の違いなのです いつも飛んで帰りたかった 見渡すほどの穂波 忘れたことなどなかった ふるさとに暮らす母のこと アフリカの渇いた青空に ふるさとの夏を重ねて ジャカランダの樹々に花が咲けば ふるさとの春を重ねる どうか考えてほしいのです わたしは何をなすべきかと 生きる希望の その役に立つと わたしはそのように生きたのです どうか考えてほしいのです わたしは何をなすべきかと あなたがいま踏みしめているその大地で 自らの使命に生きてほしいのです 意志ある風になれ 意志ある風になれ すがたなき風であれ だれかの風であれ だれかの風であれ すがたなき風であれ 意志ある風になれ 意志ある風になれ すがたなき風であれ だれかの風であれ だれかの風であれ すがたなき風であれ | さとう宗幸 | 佐藤三昭 | さとう宗幸 | 入江純 | 戦を終わらせるための戦いがある そんなこと想像出来ますか そのような現実を あなたの国で 実感することなどないでしょうが 支配というものがどのようなものか 自由の中で想像出来ますか そのような現実を 私はあの国の 苦しみをこの目で識(し)ったのです 私が育ったのは田舎まち 見渡すほどの穂波 穏やかな彩りの中で 営みの正しさを教わった 思えばその精神に支えられて いたのかもしれません 寛容と頑(かたく)なを貫いてきた 先人の浄(きよ)い汗があった どうか考えてほしいのです わたしは何をなすべきかと 生きる希望の その役に立つと わたしはそのように生きたのです どうか考えてほしいのです わたしは何をなすべきかと あなたがいま踏みしめているその大地で 自らの使命に生きてほしいのです 意志ある風になれ 意志ある風になれ すがたなき風であれ だれかの風であれ だれかの風であれ すがたなき風であれ 虹は遠くからは綺麗に見えますが その足元では見えないものです そのような平和をいまあなたは 感じて生きていますか 他の国で何が起こっているかと 心を開いて見ようとしていますか そのような現実が わたしとあなたとの 見ている風景の違いなのです いつも飛んで帰りたかった 見渡すほどの穂波 忘れたことなどなかった ふるさとに暮らす母のこと アフリカの渇いた青空に ふるさとの夏を重ねて ジャカランダの樹々に花が咲けば ふるさとの春を重ねる どうか考えてほしいのです わたしは何をなすべきかと 生きる希望の その役に立つと わたしはそのように生きたのです どうか考えてほしいのです わたしは何をなすべきかと あなたがいま踏みしめているその大地で 自らの使命に生きてほしいのです 意志ある風になれ 意志ある風になれ すがたなき風であれ だれかの風であれ だれかの風であれ すがたなき風であれ 意志ある風になれ 意志ある風になれ すがたなき風であれ だれかの風であれ だれかの風であれ すがたなき風であれ |
地球岬北の空は 青く高く 流れる雲に 憧れのせて 海の辺の径に 二つのかげ あなたを見つめて だまっていた 忘れられぬ 地球岬 あの日が二人の 愛のはじまり 北の海は 青く深く 白いカモメの 啼く声きいて 沖をゆく船を 見つめながら あなたがつぶやく 夢の言葉 忘れられぬ 地球岬 あの日が二人の 旅のはじまり 忘れられぬ 地球岬 あの日が二人の 旅のはじまり | さとう宗幸 | さとう宗幸 | さとう宗幸 | 矢野立美 | 北の空は 青く高く 流れる雲に 憧れのせて 海の辺の径に 二つのかげ あなたを見つめて だまっていた 忘れられぬ 地球岬 あの日が二人の 愛のはじまり 北の海は 青く深く 白いカモメの 啼く声きいて 沖をゆく船を 見つめながら あなたがつぶやく 夢の言葉 忘れられぬ 地球岬 あの日が二人の 旅のはじまり 忘れられぬ 地球岬 あの日が二人の 旅のはじまり |
土湯讃歌吾妻の山の 雪どけすすみ コブシ カタクリ クリンソウ 沼のほとりの 水ばしょう 二人っきりで たたずんだ 思いの滝の 水ぬるむ 忘れはしない あの春の日 吾妻の山の 緑を増して キビタキ カッコウ ホトトギス さえずる声も 緑の中に 二人っきりで たたずんだ 男沼(おぬま)・女沼(めぬま)の 風すずし 忘れはしない あの夏の日 吾妻の山は 青空高く キノコ マタタビ ヤマブドウ 深山(みやま)の幸は 色づいて 二人っきりで たたずんだ 荒川の瀬に もみじ流れる 忘れはしない あの秋の日 吾妻の山の 白銀(しろがね)映えて 土湯の里は 湯にけむる カモシカの声 こだまして 二人っきりで たたずんだ こけし堂にも わたぼうし 忘れはしない あの冬の日 | さとう宗幸 | 岩田唯男 | 菅野栄 | 河野士洋 | 吾妻の山の 雪どけすすみ コブシ カタクリ クリンソウ 沼のほとりの 水ばしょう 二人っきりで たたずんだ 思いの滝の 水ぬるむ 忘れはしない あの春の日 吾妻の山の 緑を増して キビタキ カッコウ ホトトギス さえずる声も 緑の中に 二人っきりで たたずんだ 男沼(おぬま)・女沼(めぬま)の 風すずし 忘れはしない あの夏の日 吾妻の山は 青空高く キノコ マタタビ ヤマブドウ 深山(みやま)の幸は 色づいて 二人っきりで たたずんだ 荒川の瀬に もみじ流れる 忘れはしない あの秋の日 吾妻の山の 白銀(しろがね)映えて 土湯の里は 湯にけむる カモシカの声 こだまして 二人っきりで たたずんだ こけし堂にも わたぼうし 忘れはしない あの冬の日 |
妻ありていつの日も あたたかい 風が吹く 君のそば 妻ありて しみじみと思う 生きることの 歓び ぼくは云える しあわせだけは 二人でいること 長く一緒に 歩けることと この旅路を…… 短い人生だもの おだやかな 愛に生きよう 君がいて ぼくがある 帆のない小舟でも 果てしなき 時の流れ 海原を 漕ぎ出すように 君と生きる いつまでも 命ある限り 愛よりも 強いもの 運命(うんめい)の 結びつき 流れくる しあわせの調べ 永久に君と 讃歌(うた)おう そばでいつも 尽くす君には いつかは母さえ 超えるその日が 訪れるだろう そのやさしさ 短い人生だもの おだやかな 愛に生きよう 許し合い 信じ合い 歩いて来た道 愛を言葉にするには 少しだけ 照れくさいけど 今言おう 心から 妻よ ありがとう | さとう宗幸 | 坂口照幸 | 桜庭伸幸 | | いつの日も あたたかい 風が吹く 君のそば 妻ありて しみじみと思う 生きることの 歓び ぼくは云える しあわせだけは 二人でいること 長く一緒に 歩けることと この旅路を…… 短い人生だもの おだやかな 愛に生きよう 君がいて ぼくがある 帆のない小舟でも 果てしなき 時の流れ 海原を 漕ぎ出すように 君と生きる いつまでも 命ある限り 愛よりも 強いもの 運命(うんめい)の 結びつき 流れくる しあわせの調べ 永久に君と 讃歌(うた)おう そばでいつも 尽くす君には いつかは母さえ 超えるその日が 訪れるだろう そのやさしさ 短い人生だもの おだやかな 愛に生きよう 許し合い 信じ合い 歩いて来た道 愛を言葉にするには 少しだけ 照れくさいけど 今言おう 心から 妻よ ありがとう |
二度とない人生だから二度とない人生だから 一輪の花にも 無限の愛を そそいでゆこう 一羽の鳥の声にも 無心の耳を かたむけてゆこう 二度とない人生だから 一匹のこおろぎでも ふみころさないように こころしてゆこう どんなにか よろこぶことだろう 二度とない人生だから 一ぺんでも多く 便りをしよう 返事は必らず 書くことにしよう 二度とない人生だから まず一番身近な者たちに できるだけのことをしよう 貧しいけれど こころ豊かに接してゆこう 二度とない人生だから つゆくさのつゆにも めぐりあいのふしぎを思い 足をとどめてみつめてゆこう 二度とない人生だから のぼる日しずむ日 まるい月かけてゆく月 四季それぞれの 星々の光にふれて わがこころを あらいきよめてゆこう 二度とない人生だから 戦争のない世の 実現に努力しよう そういう詩(うた)を 一篇でも多く 作ってゆこう わたしが死んだら あとをついでくれる 若い人たちのために この大願を 書きつづけてゆこう | さとう宗幸 | 坂村真民 | さとう宗幸 | | 二度とない人生だから 一輪の花にも 無限の愛を そそいでゆこう 一羽の鳥の声にも 無心の耳を かたむけてゆこう 二度とない人生だから 一匹のこおろぎでも ふみころさないように こころしてゆこう どんなにか よろこぶことだろう 二度とない人生だから 一ぺんでも多く 便りをしよう 返事は必らず 書くことにしよう 二度とない人生だから まず一番身近な者たちに できるだけのことをしよう 貧しいけれど こころ豊かに接してゆこう 二度とない人生だから つゆくさのつゆにも めぐりあいのふしぎを思い 足をとどめてみつめてゆこう 二度とない人生だから のぼる日しずむ日 まるい月かけてゆく月 四季それぞれの 星々の光にふれて わがこころを あらいきよめてゆこう 二度とない人生だから 戦争のない世の 実現に努力しよう そういう詩(うた)を 一篇でも多く 作ってゆこう わたしが死んだら あとをついでくれる 若い人たちのために この大願を 書きつづけてゆこう |
はるなつあきふゆ花が咲いて 花が散ったよ 雪がふって 雪がやんだよ 月がのぼり 月がしずんだ 誰かがうまれて 誰かが死んだよ 坊やが笑って 坊やが泣いたよ 涙があふれ 涙がかれた いのちを伝えて はるなつあきふゆ 明日に伝えて はるなつあきふゆ くりかえされて はるなつあきふゆ 昨日が始まり 昨日が終わるよ 今日が始まり 今日が終わるよ 明日が始まり 明日が終わる 花が咲いて 明日が終わる 花が咲いて 明日が終わーる | さとう宗幸 | 永六輔 | 佐久間順平 | 榊原光裕 | 花が咲いて 花が散ったよ 雪がふって 雪がやんだよ 月がのぼり 月がしずんだ 誰かがうまれて 誰かが死んだよ 坊やが笑って 坊やが泣いたよ 涙があふれ 涙がかれた いのちを伝えて はるなつあきふゆ 明日に伝えて はるなつあきふゆ くりかえされて はるなつあきふゆ 昨日が始まり 昨日が終わるよ 今日が始まり 今日が終わるよ 明日が始まり 明日が終わる 花が咲いて 明日が終わる 花が咲いて 明日が終わーる |
ひとすじの流れ見えない矢じるしが ひとりの人を 真っすぐに指し示す そんな ひとすじの流れを 見付けたい きらめく流れ ひたすらな想い ああ人は そんなにも いちずな気持ちを抱(いだ)くことができる 花びらをみつめれば あの人の笑顔 星空を見上げれば あの人のひとみ 見付けたこと それは 愛することは生きること 愛することは生きること かがやく矢じるしが 水平線を はるばると指し示す そんな おおらかな望みを 探したい ひろがる望み 果てしない想い ああ人は そんなにも 生きるよろこびを抱(いだ)くことができる | さとう宗幸 | 川崎洋 | さとう宗幸 | | 見えない矢じるしが ひとりの人を 真っすぐに指し示す そんな ひとすじの流れを 見付けたい きらめく流れ ひたすらな想い ああ人は そんなにも いちずな気持ちを抱(いだ)くことができる 花びらをみつめれば あの人の笑顔 星空を見上げれば あの人のひとみ 見付けたこと それは 愛することは生きること 愛することは生きること かがやく矢じるしが 水平線を はるばると指し示す そんな おおらかな望みを 探したい ひろがる望み 果てしない想い ああ人は そんなにも 生きるよろこびを抱(いだ)くことができる |
ひとりしずかの唄手折(たお)りし花は 都(みやこ)忘れ 都をすてて 幾年(いくとせ)か ああ 惜春(せきしゅん)の 月おぼろ ひとりしずかに 酒を酌(く)む 恋せし女(ほと)よ 今いずこ 情けにおぼれ 夢におぼれ 風に追われて 何処(どこ)へゆく ああ 陽炎(かげろう)を 握(にぎ)りしめ ひとりしずかに 春を待つ 想い出たちよ 今いずこ 日毎(ひごと)に老(い)いし 母を想い 訪ねし故郷(くに)は 昔日(かげ)もなし ああ荒漠(こうばく)と 月冴えて ひとりしずかに 涙する 過ぎにし夢よ 今いずこ | さとう宗幸 | 佐藤いのち | 桜庭伸幸 | 桜庭伸幸 | 手折(たお)りし花は 都(みやこ)忘れ 都をすてて 幾年(いくとせ)か ああ 惜春(せきしゅん)の 月おぼろ ひとりしずかに 酒を酌(く)む 恋せし女(ほと)よ 今いずこ 情けにおぼれ 夢におぼれ 風に追われて 何処(どこ)へゆく ああ 陽炎(かげろう)を 握(にぎ)りしめ ひとりしずかに 春を待つ 想い出たちよ 今いずこ 日毎(ひごと)に老(い)いし 母を想い 訪ねし故郷(くに)は 昔日(かげ)もなし ああ荒漠(こうばく)と 月冴えて ひとりしずかに 涙する 過ぎにし夢よ 今いずこ |
向日葵の頃真夏の陽炎に 揺らめく幻よ 無邪気な振る舞いに 私は立ち止まる 向日葵の咲く頃に あなたと二人きり この坂を歩いた 優しい昼下がり 向日葵の炎を 瞳に映した あなたがまぶしくて 目を細めた 人生はつかの間 燃え立つ炎か はかない蜃気楼のようなものか ああ 振り向けば 時は止まり あなたをひととき抱きしめる 両手を羽根にして あなたが飛んで行く 小さな蝶々が 天使を追い駆ける 向日葵の咲く頃に 入道雲を抱き 木影でくちずけた ミルクの肩先 向日葵はいつでも 太陽に向かう 貴方の明るさに とても似てる 人生はつかの間 燃え立つ炎か はかない蜃気楼のようなものか ああ 見上げれば 時は止まり 貴方が笑って降りてくる 人生はつかの間 燃え立つ炎か はかない蜃気楼のようなものか ああ 見上げれば 時は止まり 貴方が笑って降りてくる | さとう宗幸 | 伊達歩 | さとう宗幸 | | 真夏の陽炎に 揺らめく幻よ 無邪気な振る舞いに 私は立ち止まる 向日葵の咲く頃に あなたと二人きり この坂を歩いた 優しい昼下がり 向日葵の炎を 瞳に映した あなたがまぶしくて 目を細めた 人生はつかの間 燃え立つ炎か はかない蜃気楼のようなものか ああ 振り向けば 時は止まり あなたをひととき抱きしめる 両手を羽根にして あなたが飛んで行く 小さな蝶々が 天使を追い駆ける 向日葵の咲く頃に 入道雲を抱き 木影でくちずけた ミルクの肩先 向日葵はいつでも 太陽に向かう 貴方の明るさに とても似てる 人生はつかの間 燃え立つ炎か はかない蜃気楼のようなものか ああ 見上げれば 時は止まり 貴方が笑って降りてくる 人生はつかの間 燃え立つ炎か はかない蜃気楼のようなものか ああ 見上げれば 時は止まり 貴方が笑って降りてくる |
ボンボヤージュ過ぎた日 涙の中 舞い踊る 言葉模様 別れに愛を込めて告げる さようなら 遠い光よ影よ 青い空・海・白い船 この内海の景色が 鮮やかな色どりに包まれて やがては消えていくのね あふれるほどの思い出を 心につめて街を去る あなたの愛した季節の花が 静かに揺れてかすんで見える 過ぎた日 涙の中 舞い踊る 言葉模様 別れに愛を込めて告げる さようなら 遠い光よ影よ 心はあの時のままで 海鳥を眺めている この小さな店の片隅で 過ぎゆく時の音(ね)を聞く 行かないでとは言えず 別れの言葉が一つ 陽の光のまぶしさの中で いつか風に舞って地に落ちた 過ぎた日 涙の中 舞い踊る 言葉模様 別れに愛を込めて告げる さようなら 遠い光よ影よ | さとう宗幸 | さとう宗幸 | H.HERRERO・L.G.ESCOLAR | | 過ぎた日 涙の中 舞い踊る 言葉模様 別れに愛を込めて告げる さようなら 遠い光よ影よ 青い空・海・白い船 この内海の景色が 鮮やかな色どりに包まれて やがては消えていくのね あふれるほどの思い出を 心につめて街を去る あなたの愛した季節の花が 静かに揺れてかすんで見える 過ぎた日 涙の中 舞い踊る 言葉模様 別れに愛を込めて告げる さようなら 遠い光よ影よ 心はあの時のままで 海鳥を眺めている この小さな店の片隅で 過ぎゆく時の音(ね)を聞く 行かないでとは言えず 別れの言葉が一つ 陽の光のまぶしさの中で いつか風に舞って地に落ちた 過ぎた日 涙の中 舞い踊る 言葉模様 別れに愛を込めて告げる さようなら 遠い光よ影よ |
松島春秋春の訪れ 待ちかねて 君を忘れる ひとり旅 沖行く遊覧船(ふね)に 手を振れば 旅着の裾を 濡らす波 春を待つ島 福浦島(ふくうらじま)は 椿の花に 雪帽子 芭蕉の夢に 誘われて 歩けば冷たい 雨が降る 千々に砕けた 島の数 浮かべて静か 春の海 君を待つ島 雄島(おじま)の磯に 帰りそびれた 渡り鳥 夕べの鐘に 振り向けば 木立に君の 声がする ひとり旅する ひとの瞳(め)に 君のおもかげ 重ねてる 誰を待つ島 寒風沢島(さぶさわじま)は すすきが風に そよいでる | さとう宗幸 | 南佳啓一 | さとう宗幸 | 榊原光裕 | 春の訪れ 待ちかねて 君を忘れる ひとり旅 沖行く遊覧船(ふね)に 手を振れば 旅着の裾を 濡らす波 春を待つ島 福浦島(ふくうらじま)は 椿の花に 雪帽子 芭蕉の夢に 誘われて 歩けば冷たい 雨が降る 千々に砕けた 島の数 浮かべて静か 春の海 君を待つ島 雄島(おじま)の磯に 帰りそびれた 渡り鳥 夕べの鐘に 振り向けば 木立に君の 声がする ひとり旅する ひとの瞳(め)に 君のおもかげ 重ねてる 誰を待つ島 寒風沢島(さぶさわじま)は すすきが風に そよいでる |
まつむしそううすむらさきの 花をたずねて はるばると来た 霧ヶ峰 まつむしそう 思い出に咲く 母と来た路 今も変わらず 行けどもつきぬ 花に酔いしれ 登りつめても 尚はるか まつむしそう 咲き続く山 母と来た路 ただなつかしく 幸福(しあわせ)だった 花にうもれて 母を背負いし 信濃路の まつむしそう すだく虫の音(ね) 母と来た路 風立ちぬ秋 山小屋の窓 淡きともしび 花のうつり香(が) 囲炉裏(いろり)ばた まつむしそう 夕霧にぬれ 母と来た路 小夜(さよ)更(ふ)けてゆく | さとう宗幸 | 手塚宗求 | さとう宗幸 | 桜庭伸幸 | うすむらさきの 花をたずねて はるばると来た 霧ヶ峰 まつむしそう 思い出に咲く 母と来た路 今も変わらず 行けどもつきぬ 花に酔いしれ 登りつめても 尚はるか まつむしそう 咲き続く山 母と来た路 ただなつかしく 幸福(しあわせ)だった 花にうもれて 母を背負いし 信濃路の まつむしそう すだく虫の音(ね) 母と来た路 風立ちぬ秋 山小屋の窓 淡きともしび 花のうつり香(が) 囲炉裏(いろり)ばた まつむしそう 夕霧にぬれ 母と来た路 小夜(さよ)更(ふ)けてゆく |
昔きいたシャンソン昔きいたあのシャンソン 別れの歌 ふられた男 街角にたちすくみ 人の流れに目をこらす 君を忘れられるために 時よはやくすぎておくれ 君が他のひとと歩いてても 涙することもないだろう…… 昔きいたあのシャンソン 口笛が通りすぎる 昔きいたあのシャンソン 別れの歌 雨の日の 赤いかさにかくれて あの街角に君は消えた 君を忘れられるために 時よはやくすぎておくれ 君が他のひとと歩いてても 涙することもないだろう…… 昔きいたあのシャンソン 口笛が通りすぎる | さとう宗幸 | さとう宗幸 | さとう宗幸 | 石川鷹彦 | 昔きいたあのシャンソン 別れの歌 ふられた男 街角にたちすくみ 人の流れに目をこらす 君を忘れられるために 時よはやくすぎておくれ 君が他のひとと歩いてても 涙することもないだろう…… 昔きいたあのシャンソン 口笛が通りすぎる 昔きいたあのシャンソン 別れの歌 雨の日の 赤いかさにかくれて あの街角に君は消えた 君を忘れられるために 時よはやくすぎておくれ 君が他のひとと歩いてても 涙することもないだろう…… 昔きいたあのシャンソン 口笛が通りすぎる |
息子よ、娘よ、わが妻よ息子よ、おまえに 逢ったのは 雪降る 二月の 産院で 母の 乳房を しっかり握り 乳を 強く 吸う姿 娘よ おまえが 泣いたのは 霜月 神社の 境内で 着慣れぬ 晴れ着に つまづいて 綿菓子 落とした 三つの祝い 妻よ おまえに 惚れたのは 強く やさしく 清らかに 子供を 立派に 育て上げ 黙って 俺に ついて来た事 息子よ 娘よ わが妻よ 生きるつらさも 喜びも 君らと共に 分かち合い あ~あ 限りある人生を 今歩く 息子よ 娘よ わが妻よ 生きるつらさも 喜びも ゆく歳月も 分かち合い あ~あ 運命(さだめ)ある人生を 今生きる | さとう宗幸 | 無知要 | 佐倉木優 | 桜庭伸幸 | 息子よ、おまえに 逢ったのは 雪降る 二月の 産院で 母の 乳房を しっかり握り 乳を 強く 吸う姿 娘よ おまえが 泣いたのは 霜月 神社の 境内で 着慣れぬ 晴れ着に つまづいて 綿菓子 落とした 三つの祝い 妻よ おまえに 惚れたのは 強く やさしく 清らかに 子供を 立派に 育て上げ 黙って 俺に ついて来た事 息子よ 娘よ わが妻よ 生きるつらさも 喜びも 君らと共に 分かち合い あ~あ 限りある人生を 今歩く 息子よ 娘よ わが妻よ 生きるつらさも 喜びも ゆく歳月も 分かち合い あ~あ 運命(さだめ)ある人生を 今生きる |
もっとわかりあえる明日へ生まれたものは 明日を見つめ 歩いてゆくのだろう 生まれた時から ひとつづつ 何かを確かめてゆく 愛することを信じながら 夢を描いて求めながら あなたの後を追いかけてゆく もっとわかりあえる明日への径 人はひとつの生命の中で 限りない出逢いの喜びを知る ラララ……… まばゆい朝(あした)の光の中で 東の空に翔ぶ鳥 やさしさあふれた倖せ色の 朝焼けの雲に誓う 何かにつまづき 傷つく時も 強い雨風によろめく時も あなたと共に歩いてゆく もっとわかりあえる明日への径 人はひとつの生命の中で ささやかな愛よ永遠にと祈る ラララ……… | さとう宗幸 | さとう宗幸 | さとう宗幸 | | 生まれたものは 明日を見つめ 歩いてゆくのだろう 生まれた時から ひとつづつ 何かを確かめてゆく 愛することを信じながら 夢を描いて求めながら あなたの後を追いかけてゆく もっとわかりあえる明日への径 人はひとつの生命の中で 限りない出逢いの喜びを知る ラララ……… まばゆい朝(あした)の光の中で 東の空に翔ぶ鳥 やさしさあふれた倖せ色の 朝焼けの雲に誓う 何かにつまづき 傷つく時も 強い雨風によろめく時も あなたと共に歩いてゆく もっとわかりあえる明日への径 人はひとつの生命の中で ささやかな愛よ永遠にと祈る ラララ……… |
萌ゆる想いゆるやかな坂道を のぼりつめたこの広場で 人の波にもまれながら はじめて君を識った ふりかえれば 長い道程 二人が出会う日まで だから今は陽光(ひかり)の中 君のために生きている 眠れぬままに時はすぎ さまよい歩く夜の径 南から吹いてくる 季節の風とすれちがう ふたつの星が寄り添う 夜空を見上げていたら 君が倖せであればいいと 知らずに涙こぼれてた 夢見たものが知らぬまに 淡く消えることがある いつの日か別れが来ても 君を忘れずにいよう 狂おしい空の青さよ 両手を拡げていたら 祈る心はふるえながら 君住む街へ駆けてゆく | さとう宗幸 | さとう宗幸 | さとう宗幸 | 江草啓介 | ゆるやかな坂道を のぼりつめたこの広場で 人の波にもまれながら はじめて君を識った ふりかえれば 長い道程 二人が出会う日まで だから今は陽光(ひかり)の中 君のために生きている 眠れぬままに時はすぎ さまよい歩く夜の径 南から吹いてくる 季節の風とすれちがう ふたつの星が寄り添う 夜空を見上げていたら 君が倖せであればいいと 知らずに涙こぼれてた 夢見たものが知らぬまに 淡く消えることがある いつの日か別れが来ても 君を忘れずにいよう 狂おしい空の青さよ 両手を拡げていたら 祈る心はふるえながら 君住む街へ駆けてゆく |
夕顔の里ひぐらしのなく 森をぬけ あおぐ山脈(やま)に足をとめる あかねに染まる山の端(は)よ みちのくの里。 秋の風。 夕顔の花は白く 秘(ひそ)やかな慕(おも)いをたたえ 月の光(かげ)は 川面(かわも)にゆれ 君の眼晴(ひとみ)にゆれ きこえてくる祭りの音(ね) かけてゆく子供の声が 思い出させるふるさとよ みちのくの里。 祭りの夜。 空を流れる星の河に 夢(ゆめ)をうかべた遠い日は 今 はるかな 時をこえて 君の胸に甦(か)える 空を流れる星の河に 夢(ゆめ)をうかべた遠い日は 今 はるかな 時をこえて 君の胸に甦(か)える | さとう宗幸 | さとう宗幸 | さとう宗幸 | 河野土洋 | ひぐらしのなく 森をぬけ あおぐ山脈(やま)に足をとめる あかねに染まる山の端(は)よ みちのくの里。 秋の風。 夕顔の花は白く 秘(ひそ)やかな慕(おも)いをたたえ 月の光(かげ)は 川面(かわも)にゆれ 君の眼晴(ひとみ)にゆれ きこえてくる祭りの音(ね) かけてゆく子供の声が 思い出させるふるさとよ みちのくの里。 祭りの夜。 空を流れる星の河に 夢(ゆめ)をうかべた遠い日は 今 はるかな 時をこえて 君の胸に甦(か)える 空を流れる星の河に 夢(ゆめ)をうかべた遠い日は 今 はるかな 時をこえて 君の胸に甦(か)える |
夢のあとさき貴方の生れた海岸を 旅の終わりに たたずめば 「お帰りなさい」と南風(はえ)が吹く 黄昏時までこうしたい 岬 桟橋 屋形船 精霊流しの灯が点る 星座 浜木綿 波の音 貴方が弾いてた子守歌 ああ 蛍火に貴方の笑い顔 ああ なにもかも 夢のあとさき 貴方の口癖 「旅に出て 長い手紙を書くからね」 あの時素直に 笑えたら きっと二人で こうしてた 鬼灯 かんざし 夏浴衣 貴方の机にほほよせる 窓を開ければ 漁火が涙に にじんで揺れてます ああ 蛍火に貴方の笑い顔 ああ なにもかも 夢のあとさき 夢のあとさき | さとう宗幸 | 伊達歩 | 佐久間順平 | 佐久間順平 | 貴方の生れた海岸を 旅の終わりに たたずめば 「お帰りなさい」と南風(はえ)が吹く 黄昏時までこうしたい 岬 桟橋 屋形船 精霊流しの灯が点る 星座 浜木綿 波の音 貴方が弾いてた子守歌 ああ 蛍火に貴方の笑い顔 ああ なにもかも 夢のあとさき 貴方の口癖 「旅に出て 長い手紙を書くからね」 あの時素直に 笑えたら きっと二人で こうしてた 鬼灯 かんざし 夏浴衣 貴方の机にほほよせる 窓を開ければ 漁火が涙に にじんで揺れてます ああ 蛍火に貴方の笑い顔 ああ なにもかも 夢のあとさき 夢のあとさき |
夢の旅人これまで何を 探していたのか これから何を 探すのか 風の迷い子 幼いころの 夕焼け 追うばかり きっと人生は 答えのない旅 生きてゆくことが その答え 君は今でも 愛してくれるかい 遠き夢みし 旅人を どこまで行けば 岸辺はあるのか いつの日辿り つけるのか 黙して語らぬ 旅路の果てに しずかな光あれ きっと人生は 寄る辺のない川 流れ流されて その途中 君はそれでも 待っててくれるかい 遠き夢みし 旅人を きっと人生は 答えのない旅 生きてゆくことが その答え 君は今でも 愛してくれるかい 遠き夢みし 旅人を | さとう宗幸 | 坂口照幸 | 桜庭伸幸 | 桜庭伸幸 | これまで何を 探していたのか これから何を 探すのか 風の迷い子 幼いころの 夕焼け 追うばかり きっと人生は 答えのない旅 生きてゆくことが その答え 君は今でも 愛してくれるかい 遠き夢みし 旅人を どこまで行けば 岸辺はあるのか いつの日辿り つけるのか 黙して語らぬ 旅路の果てに しずかな光あれ きっと人生は 寄る辺のない川 流れ流されて その途中 君はそれでも 待っててくれるかい 遠き夢みし 旅人を きっと人生は 答えのない旅 生きてゆくことが その答え 君は今でも 愛してくれるかい 遠き夢みし 旅人を |
夢のつばさまだ誰も 見たことのない 遥かな星は あるだろうか どれだけの 時を進めば 太陽は 昇るのか はじめて受け止めた 神様がくれた白いボール 思いきり遠くへ 投げてみたい そこにいる誰かに 翼を羽ばたくのは 昨日ではなく 明日でもない 心はいまを生きてるから 夢はいまここにあるから 輝いた 汗のひとつぶ それはかならず 力になる 目を閉じて 祈るだけでは つかめない ものもある はじめてふれた風 ときめきはいつまでも覚えてる なにもない空から 生まれた日に 飛べること気づいた 翼を羽ばたくのは 昨日ではなく 明日でもない 心はいまを生きてるから いつまでも どんなときも なにかができる かならずたどり着けるさ 北の大地にひろがってゆく 夢がいまここにあるから 翼を羽ばたくのは 昨日ではなく 明日でもない 心はいまを生きてるから 夢はいまここにあるから 翼を羽ばたくのは 昨日ではなく 明日でもない 心はいまを生きてるから 夢はいまここにあるから | さとう宗幸 | 松井五郎 | 木村真也 | 葉山たけし | まだ誰も 見たことのない 遥かな星は あるだろうか どれだけの 時を進めば 太陽は 昇るのか はじめて受け止めた 神様がくれた白いボール 思いきり遠くへ 投げてみたい そこにいる誰かに 翼を羽ばたくのは 昨日ではなく 明日でもない 心はいまを生きてるから 夢はいまここにあるから 輝いた 汗のひとつぶ それはかならず 力になる 目を閉じて 祈るだけでは つかめない ものもある はじめてふれた風 ときめきはいつまでも覚えてる なにもない空から 生まれた日に 飛べること気づいた 翼を羽ばたくのは 昨日ではなく 明日でもない 心はいまを生きてるから いつまでも どんなときも なにかができる かならずたどり着けるさ 北の大地にひろがってゆく 夢がいまここにあるから 翼を羽ばたくのは 昨日ではなく 明日でもない 心はいまを生きてるから 夢はいまここにあるから 翼を羽ばたくのは 昨日ではなく 明日でもない 心はいまを生きてるから 夢はいまここにあるから |
ラヴLと書いたら Look at me Oと続けて OK Vはやさしい文字 Very good Eと結べば 愛の字 L-O-V-E Loveは 世界の言葉 Loveは 二人の宝 愛しあえば 明日も明るい Love, Love You love, I love you | さとう宗幸 | Bert Kaempfert・Milt Gabler・訳詞:漣健児 | Bert Kaempfert・Milt Gabler | | Lと書いたら Look at me Oと続けて OK Vはやさしい文字 Very good Eと結べば 愛の字 L-O-V-E Loveは 世界の言葉 Loveは 二人の宝 愛しあえば 明日も明るい Love, Love You love, I love you |
忘れ言葉夕暮れの冷たい風 頬をさし 身も心も錆(さび)てしまったから 一杯のコーヒーを 飲みたくなるの セピアの木立ち はためき はためき 後髪に束ねた想い出 影ぼうしが追いかけてくる 外はもう 秋らしい 季節重ね 過ぎゆくままに 時は忘れ言葉 探し出す 住み慣れた 都会(まち)の風景(けしき) やさし過ぎ 心漏らす 理由(わけ)もなさそう 掌に残るのは 北行き切符 コスモスの咲く朝 似合いの旅立ち 燃える愛の 予感たよりに コートの襟立て 歩き出すの 振り返りはしないわ 季節重ね 過ぎゆくままに 時は忘れ言葉 季節重ね 過ぎゆくままに 時は忘れ言葉 探し出す | さとう宗幸 | 北里奈々 | さとう宗幸 | | 夕暮れの冷たい風 頬をさし 身も心も錆(さび)てしまったから 一杯のコーヒーを 飲みたくなるの セピアの木立ち はためき はためき 後髪に束ねた想い出 影ぼうしが追いかけてくる 外はもう 秋らしい 季節重ね 過ぎゆくままに 時は忘れ言葉 探し出す 住み慣れた 都会(まち)の風景(けしき) やさし過ぎ 心漏らす 理由(わけ)もなさそう 掌に残るのは 北行き切符 コスモスの咲く朝 似合いの旅立ち 燃える愛の 予感たよりに コートの襟立て 歩き出すの 振り返りはしないわ 季節重ね 過ぎゆくままに 時は忘れ言葉 季節重ね 過ぎゆくままに 時は忘れ言葉 探し出す |