あした絆坂春は小さな つぼみに隠れ 冬がひっそり 連れてくる あなた来ますよ ふたりの春も 桜咲く日を 指折り数え これからも よろしくね お願いします 並んで見上げる 絆坂 永い人生 雨 風 あらし 辛い苦労は 分け合って たまのけんかも 一本付けて 向かい酒です 注がれて注いで これからも よろしくね お願いします 並んで見上げる 絆坂 雪の重さに 折れそな枝も 耐えて桜は 春を待つ 支えられたり 支えてあげて どこか似ている あなたとわたし これからも よろしくね お願いします 並んで見上げる 絆坂 | 美山京子 | 峰崎林二郎 | 水森英夫 | 竹内弘一 | 春は小さな つぼみに隠れ 冬がひっそり 連れてくる あなた来ますよ ふたりの春も 桜咲く日を 指折り数え これからも よろしくね お願いします 並んで見上げる 絆坂 永い人生 雨 風 あらし 辛い苦労は 分け合って たまのけんかも 一本付けて 向かい酒です 注がれて注いで これからも よろしくね お願いします 並んで見上げる 絆坂 雪の重さに 折れそな枝も 耐えて桜は 春を待つ 支えられたり 支えてあげて どこか似ている あなたとわたし これからも よろしくね お願いします 並んで見上げる 絆坂 |
海の恋唄沖は朝焼け 大漁旗を 待ってこがれて 浜に立つ 無事を祈って 半年過ぎた なんであんたは 帰らない あたしを泣かせて ひとりにさせた 憎い海だよ 北漁場 親の意見に 背いてまでも 浜の女房に なったのよ 声を嗄らして 叫んでみても 海風(かぜ)が夜空で 吼えるだけ あたしのからだは あんたのものよ 夢で今夜は 逢いに来て 命惜しんじゃ 漁師にゃなれぬ そんな男に 惚れたのに 海は気まぐれ あんたは一途 波の寝床は 冷たかろ あたしは唄うよ あんたのために 飛沫(しぶき)かぶって 恋唄を | 美山京子 | 菅麻貴子 | 水森英夫 | 杉村俊博 | 沖は朝焼け 大漁旗を 待ってこがれて 浜に立つ 無事を祈って 半年過ぎた なんであんたは 帰らない あたしを泣かせて ひとりにさせた 憎い海だよ 北漁場 親の意見に 背いてまでも 浜の女房に なったのよ 声を嗄らして 叫んでみても 海風(かぜ)が夜空で 吼えるだけ あたしのからだは あんたのものよ 夢で今夜は 逢いに来て 命惜しんじゃ 漁師にゃなれぬ そんな男に 惚れたのに 海は気まぐれ あんたは一途 波の寝床は 冷たかろ あたしは唄うよ あんたのために 飛沫(しぶき)かぶって 恋唄を |
おかめひょっとこ夫婦道苦労が積み荷の この世の舟で ちょいと 出逢った エーエ 良い男 あんた ひょっとこ あたしは おかめ 浮世道中 似た者どうし 泣いて笑って しあわせ夫婦道 柱の傷あと 襖のしみに ちょいと 想い出 エーエ 夢さがし あんた ひょっとこ あたしは おかめ 揃い湯呑みに 揃いの浴衣 ふたり寄り添う しあわせ夫婦道 昭和街道 わき目もふらず ちょいと 不器用 エーエ そこが好き あんた ひょっとこ あたしは おかめ 笑う門には 必ず福が 明日(あす)は来る来る しあわせ夫婦道 | 美山京子 | 菅麻貴子 | 水森英夫 | 杉村俊博 | 苦労が積み荷の この世の舟で ちょいと 出逢った エーエ 良い男 あんた ひょっとこ あたしは おかめ 浮世道中 似た者どうし 泣いて笑って しあわせ夫婦道 柱の傷あと 襖のしみに ちょいと 想い出 エーエ 夢さがし あんた ひょっとこ あたしは おかめ 揃い湯呑みに 揃いの浴衣 ふたり寄り添う しあわせ夫婦道 昭和街道 わき目もふらず ちょいと 不器用 エーエ そこが好き あんた ひょっとこ あたしは おかめ 笑う門には 必ず福が 明日(あす)は来る来る しあわせ夫婦道 |
面影酒よ酒で未練が 消せない夜は 誰かに甘えて みたくなる 忘れたいのに 注ぐ酒に あなたが浮かんで 憎らしい 面影酒よ 尽くし足りずに 別れたひとの やさしさ強さを 思い出す 酒よ女の さみしさを 分っているなら 止めないで 面影酒よ こぼれ涙で 別れた人の 名前を何度も 書いて消す おんなひとりで 飲む酒は こころの底まで 沁み透る 面影酒よ | 美山京子 | 峰崎林二郎 | 水森英夫 | 竹内弘一 | 酒で未練が 消せない夜は 誰かに甘えて みたくなる 忘れたいのに 注ぐ酒に あなたが浮かんで 憎らしい 面影酒よ 尽くし足りずに 別れたひとの やさしさ強さを 思い出す 酒よ女の さみしさを 分っているなら 止めないで 面影酒よ こぼれ涙で 別れた人の 名前を何度も 書いて消す おんなひとりで 飲む酒は こころの底まで 沁み透る 面影酒よ |
女の人生夢舞台一つ二つと 数えたら 数え切れない 古傷(ふるきず)だらけ 後ろを向いても 夢などないわ 明日(あした)という名の 幕が開(あ)く 大丈夫 大丈夫 大丈夫 あゝ女の人生 夢舞台 恋に命を かけたのに 惚れた男(ひと)とは せつない別れ 泣きたい分だけ 泣いたらいいわ こぼした涙が かわくまで 大丈夫 大丈夫 大丈夫 あゝ笑顔に変わる日 きっと来る もがき続けた 若い日々 先の見えない 不安がつのる あなたの人生 あなたが主役 諦(あきら)めなければ かなうはず 大丈夫 大丈夫 大丈夫 あゝ女の人生 夢舞台 | 美山京子 | 鈴木紀代 | 水森英夫 | 石倉重信 | 一つ二つと 数えたら 数え切れない 古傷(ふるきず)だらけ 後ろを向いても 夢などないわ 明日(あした)という名の 幕が開(あ)く 大丈夫 大丈夫 大丈夫 あゝ女の人生 夢舞台 恋に命を かけたのに 惚れた男(ひと)とは せつない別れ 泣きたい分だけ 泣いたらいいわ こぼした涙が かわくまで 大丈夫 大丈夫 大丈夫 あゝ笑顔に変わる日 きっと来る もがき続けた 若い日々 先の見えない 不安がつのる あなたの人生 あなたが主役 諦(あきら)めなければ かなうはず 大丈夫 大丈夫 大丈夫 あゝ女の人生 夢舞台 |
小豆島悲歌やっと手にした 倖せが 指のすきまを こぼれて落ちた 戻りたい 戻れない 心の居場所を 失(な)くした私 涙と道連れ 瀬戸の旅 ここは土庄(とのしょう) 小豆島 声を限りに 叫んでも 遠いあなたに 届きはしない つなぎたい つなげない ほどけた絆(きずな)の はかなさもろさ エンジェルロードで 誓(ちか)い合う 愛もなければ 夢もない 未練一つが なぜ重い 足を引きずり 泣き泣き歩く 忘れたい 忘れない あなたと暮らした 三百十日 一途(いちず)に咲いてる オリーブの 花も散る散る 小豆島 | 美山京子 | 鈴木紀代 | 水森英夫 | 石倉重信 | やっと手にした 倖せが 指のすきまを こぼれて落ちた 戻りたい 戻れない 心の居場所を 失(な)くした私 涙と道連れ 瀬戸の旅 ここは土庄(とのしょう) 小豆島 声を限りに 叫んでも 遠いあなたに 届きはしない つなぎたい つなげない ほどけた絆(きずな)の はかなさもろさ エンジェルロードで 誓(ちか)い合う 愛もなければ 夢もない 未練一つが なぜ重い 足を引きずり 泣き泣き歩く 忘れたい 忘れない あなたと暮らした 三百十日 一途(いちず)に咲いてる オリーブの 花も散る散る 小豆島 |
垂水の人よあなた私の 何ですか 真冬の瀬戸内 答えない 紺のスーツが よく似合う 笑顔素敵な 横顔が 好きでした 好きでした 垂水の人よ 今も昔も 変わらない 淡路の島を 眺めつつ 行き交う船を 見つめれば 叶わぬ恋と 知りました 好きでした 好きでした 垂水の人よ 須磨の浦には 月上(つきのぼ)り 恋人岬を さ迷いて 面影偲び 愛しがる 遠いあの日が 忘られぬ 好きでした 好きでした 垂水の人よ | 美山京子 | 岩本進・補作詩:水森英夫 | 水森英夫 | 石倉重信 | あなた私の 何ですか 真冬の瀬戸内 答えない 紺のスーツが よく似合う 笑顔素敵な 横顔が 好きでした 好きでした 垂水の人よ 今も昔も 変わらない 淡路の島を 眺めつつ 行き交う船を 見つめれば 叶わぬ恋と 知りました 好きでした 好きでした 垂水の人よ 須磨の浦には 月上(つきのぼ)り 恋人岬を さ迷いて 面影偲び 愛しがる 遠いあの日が 忘られぬ 好きでした 好きでした 垂水の人よ |
悲願花五年 十年 一緒にいれば 言葉はなくても 心がわかる 苦労七坂 七曲り あなたと二人 越えてきた 春がきました 寒さに耐えて やっとひらいた 悲願花 辛い時ほど 明るく生きる いつでも笑顔が 私の取り柄(え) 思い続けりゃ いつの日か 願いはきっと 叶うもの 春がきました 二人の夢が 咲いた心の 悲願花 五年 十年 そのまた先も あなたと一緒 死ぬまで一緒 生まれ故郷の 名を染めた のれんを出せば おぼろ月 春がきました 一足早く 咲いてうれしい 悲願花 | 美山京子 | みずの稔 | 水森英夫 | 石倉重信 | 五年 十年 一緒にいれば 言葉はなくても 心がわかる 苦労七坂 七曲り あなたと二人 越えてきた 春がきました 寒さに耐えて やっとひらいた 悲願花 辛い時ほど 明るく生きる いつでも笑顔が 私の取り柄(え) 思い続けりゃ いつの日か 願いはきっと 叶うもの 春がきました 二人の夢が 咲いた心の 悲願花 五年 十年 そのまた先も あなたと一緒 死ぬまで一緒 生まれ故郷の 名を染めた のれんを出せば おぼろ月 春がきました 一足早く 咲いてうれしい 悲願花 |