あなたに抱かれたい私のこころの 扉をたたいて 返事も聞かないで 時が過ぎたわ ダンスをしても 唇重(かさ)ねても あなたは今でも 抱いてくれない あなたの家庭は こわしはしない おまえが欲しいと 言って下さい 涙が出る程 愛しているわ だから一度 だから一度 あなたに抱かれたい 静かな水面(みなも)に あなた投げた花 私のこころで 咲きつづけてるわ グラスを持つ手も みつめる瞳も すべていとおしい あなたのそぶり たとえ短い 月日でもいい あなたと二人で 暮らしてみたい あなたの帰りを 待つ暮らしを 夢みているの 夢みているの ただ夢だけなのよ あなたの家庭は こわしはしない おまえが欲しいと 言って下さい 涙が出る程 愛しているわ だから一度 だから一度 あなたに抱かれたい だから一度 だから一度 あなたに抱かれたい | バーブ佐竹 | 杉園雅寛 | 杉園雅寛 | | 私のこころの 扉をたたいて 返事も聞かないで 時が過ぎたわ ダンスをしても 唇重(かさ)ねても あなたは今でも 抱いてくれない あなたの家庭は こわしはしない おまえが欲しいと 言って下さい 涙が出る程 愛しているわ だから一度 だから一度 あなたに抱かれたい 静かな水面(みなも)に あなた投げた花 私のこころで 咲きつづけてるわ グラスを持つ手も みつめる瞳も すべていとおしい あなたのそぶり たとえ短い 月日でもいい あなたと二人で 暮らしてみたい あなたの帰りを 待つ暮らしを 夢みているの 夢みているの ただ夢だけなのよ あなたの家庭は こわしはしない おまえが欲しいと 言って下さい 涙が出る程 愛しているわ だから一度 だから一度 あなたに抱かれたい だから一度 だから一度 あなたに抱かれたい |
大阪無情好きでかなわぬ 女(ひと)だとて 思い出したら あかんでギター 新地暮しと 暖簾(のれん)に生きる 身分違いの こいさんは 所詮とどかぬ 恋やもの お為ごかしの御寮はんに どない言わりょと 恨むなギター 返す言葉も ぎようさんあるが 明日は嫁入る こいさんの 晴れの衣裳に しみがつく わては泣いたり しやへんに なんで泣くんや 弱虫ギター こないしがない 流しの身でも 心あずけた こいさんに 夢で船場へ 逢いに行く | バーブ佐竹 | たなかゆきを | 吉田矢健治 | | 好きでかなわぬ 女(ひと)だとて 思い出したら あかんでギター 新地暮しと 暖簾(のれん)に生きる 身分違いの こいさんは 所詮とどかぬ 恋やもの お為ごかしの御寮はんに どない言わりょと 恨むなギター 返す言葉も ぎようさんあるが 明日は嫁入る こいさんの 晴れの衣裳に しみがつく わては泣いたり しやへんに なんで泣くんや 弱虫ギター こないしがない 流しの身でも 心あずけた こいさんに 夢で船場へ 逢いに行く |
おとこ酒生まれ育ちは 違っても 何故か気が合う 奴だから こころ開いて 酒を酌(く)む 一つの命に 重なる夢を 俺とお前で 語ろじゃないか 意気がとけ合う おとこ酒 ふとした仕草(しぐさ)の 裏側に 過ぎた昔の 傷がある それを癒(いや)して くれた奴 惚れたあの娘(こ)に 情けもやれず むせび泣きした 別れの夜を 想い出させる おとこ酒 他人(ひと)に馬鹿だと 云われても つまずきながらも 生きて行く うしろ見せない 俺なのさ ひび割れ夜風に 吹かりょとままよ こうと決めたら 後へは引かぬ 俺とお前の おとこ酒 | バーブ佐竹 | あいたかし | あいたかし | | 生まれ育ちは 違っても 何故か気が合う 奴だから こころ開いて 酒を酌(く)む 一つの命に 重なる夢を 俺とお前で 語ろじゃないか 意気がとけ合う おとこ酒 ふとした仕草(しぐさ)の 裏側に 過ぎた昔の 傷がある それを癒(いや)して くれた奴 惚れたあの娘(こ)に 情けもやれず むせび泣きした 別れの夜を 想い出させる おとこ酒 他人(ひと)に馬鹿だと 云われても つまずきながらも 生きて行く うしろ見せない 俺なのさ ひび割れ夜風に 吹かりょとままよ こうと決めたら 後へは引かぬ 俺とお前の おとこ酒 |
男の詩胸にすがって まともになってと 可愛いあの娘は 泣いていた かけてくれるな やさしい言葉 そんな値打ちは 俺にゃない 俺がすみなら あの娘は雪さ 明日逢おうと 嘘ついた うしろ向き向き 消えてくあの娘 なっておくれよ 幸福に のどでこらえる 泪の熱さ それで男は いい筈だ これが初めで 終りの恋よ 酒の力で 笑おうか | バーブ佐竹 | 永井ひろし | 柴田良一 | | 胸にすがって まともになってと 可愛いあの娘は 泣いていた かけてくれるな やさしい言葉 そんな値打ちは 俺にゃない 俺がすみなら あの娘は雪さ 明日逢おうと 嘘ついた うしろ向き向き 消えてくあの娘 なっておくれよ 幸福に のどでこらえる 泪の熱さ それで男は いい筈だ これが初めで 終りの恋よ 酒の力で 笑おうか |
俺は泣きたいあんなに信じていた女 こんなに愛していた女 風の吹きよと 言う奴か あとも見ないで 消えてった もしも男で なかったら あゝ 俺は泣きたい しんみり話して みたかった ほんとの気持が 知りたいよ たった一つの 胸の花 なぜにちぎって 捨てたんだ ここが銀座で なかったら あゝ 俺は泣きたい どっかで汽笛が むせんでる 笑ってみたけど 笑えない 憎い恋しい あの笑顔 汽車はつれなく 乗せてった もしも男で なかったら あゝ 俺は泣きたい | バーブ佐竹 | 横井弘 | 中野忠晴 | | あんなに信じていた女 こんなに愛していた女 風の吹きよと 言う奴か あとも見ないで 消えてった もしも男で なかったら あゝ 俺は泣きたい しんみり話して みたかった ほんとの気持が 知りたいよ たった一つの 胸の花 なぜにちぎって 捨てたんだ ここが銀座で なかったら あゝ 俺は泣きたい どっかで汽笛が むせんでる 笑ってみたけど 笑えない 憎い恋しい あの笑顔 汽車はつれなく 乗せてった もしも男で なかったら あゝ 俺は泣きたい |
女心の唄あなただけはと 信じつつ 恋におぼれて しまったの 心変わりが せつなくて つのる思いの しのび泣き どうせ私を だますなら だまし続けて ほしかった 酔っている夜は 痛まぬが さめてなおます 胸の傷 うわべばかりと つい知らず ほれてすがった 薄情け 酒がいわせた ことばだと なんでいまさら 逃げるのよ 女ですもの 人並みに 夢を見たのが なぜ悪い 今夜しみじみ 知らされた 男心の うらおもて 逃げた人なぞ 追うものか 追えばなおさら つらくなる 遠いあの夜の 思い出を そっと抱くたび ついほろり 散って砕けた 夢の数 つなぎあわせて 生きてゆく いつか来る春 幸福(しあわせ)を のぞみすてずに ひとり待つ | バーブ佐竹 | 山北由希夫 | 吉田矢健治 | | あなただけはと 信じつつ 恋におぼれて しまったの 心変わりが せつなくて つのる思いの しのび泣き どうせ私を だますなら だまし続けて ほしかった 酔っている夜は 痛まぬが さめてなおます 胸の傷 うわべばかりと つい知らず ほれてすがった 薄情け 酒がいわせた ことばだと なんでいまさら 逃げるのよ 女ですもの 人並みに 夢を見たのが なぜ悪い 今夜しみじみ 知らされた 男心の うらおもて 逃げた人なぞ 追うものか 追えばなおさら つらくなる 遠いあの夜の 思い出を そっと抱くたび ついほろり 散って砕けた 夢の数 つなぎあわせて 生きてゆく いつか来る春 幸福(しあわせ)を のぞみすてずに ひとり待つ |
カクテル小唄おれとおまえの ふたつのグラス 離れ離れは 淋(さび)しいネ 振ってみようか シェーカーに入れて 恋のカクテル 甘い味 そっとふれれば すぐ散りそうな かわいあの娘の 片えくぼ だますつもりが ついだまされて 乗ったあぶない サイドカー 恋の終わりは お金の切れ目 ノック・アウトで さようなら やけであおった ミリオン・ダラー せめてさめるな いつまでも 東京_大阪 ふたりをつなぐ 恋のルートの 新幹線 遠く別れて 一日だって とてもマティニー 深い仲 燃えるお酒と 冷たい氷 なかで身をもむ この私(わたし) ほれちゃいけない バーテンさんに どうせ振るのは お手のもの おいら土産子(どさんこ) おまえは博多 今じゃ東京の どまん中 ピンク・レディーと マンハッタンの グラス合わせて 夢を見る | バーブ佐竹 | 矢野亮 | 吉田矢健治 | | おれとおまえの ふたつのグラス 離れ離れは 淋(さび)しいネ 振ってみようか シェーカーに入れて 恋のカクテル 甘い味 そっとふれれば すぐ散りそうな かわいあの娘の 片えくぼ だますつもりが ついだまされて 乗ったあぶない サイドカー 恋の終わりは お金の切れ目 ノック・アウトで さようなら やけであおった ミリオン・ダラー せめてさめるな いつまでも 東京_大阪 ふたりをつなぐ 恋のルートの 新幹線 遠く別れて 一日だって とてもマティニー 深い仲 燃えるお酒と 冷たい氷 なかで身をもむ この私(わたし) ほれちゃいけない バーテンさんに どうせ振るのは お手のもの おいら土産子(どさんこ) おまえは博多 今じゃ東京の どまん中 ピンク・レディーと マンハッタンの グラス合わせて 夢を見る |
加奈子の雨加奈子 加奈子よ あの夜は雨 そぼ降る雨 別れにゃならぬと 知りながら ただひとことの さよならを 言えずに 濡れて歩いたな 加奈子 加奈子よ 今夜も 加奈子の雨が降る 加奈子 加奈子よ あの夜は雨 つめたい雨 からんでそむけた 瞳の中で にじんで溶けた 街の灯が せつなく俺を 呼んでいる 加奈子 加奈子よ 今夜も 加奈子の雨が降る 加奈子 加奈子よ あの夜は雨 涙の雨 愛しているから 好きだから つれないそぶり したけれど 泣いてはせぬか 今ごろは 加奈子 加奈子よ 今夜も 加奈子の雨が降る | バーブ佐竹 | 矢野亮 | 吉田矢健治 | | 加奈子 加奈子よ あの夜は雨 そぼ降る雨 別れにゃならぬと 知りながら ただひとことの さよならを 言えずに 濡れて歩いたな 加奈子 加奈子よ 今夜も 加奈子の雨が降る 加奈子 加奈子よ あの夜は雨 つめたい雨 からんでそむけた 瞳の中で にじんで溶けた 街の灯が せつなく俺を 呼んでいる 加奈子 加奈子よ 今夜も 加奈子の雨が降る 加奈子 加奈子よ あの夜は雨 涙の雨 愛しているから 好きだから つれないそぶり したけれど 泣いてはせぬか 今ごろは 加奈子 加奈子よ 今夜も 加奈子の雨が降る |
昨日・今日・明日出会いがあった 別れがあった 堅く誓った男がいたよ 惚れながら別れた女もいたよ 振り向けばそれぞれの思い出が この胸に蘇る蘇る 今日に生きても昨日を忘れまじ 熱き心で明日を迎えるために 嵐があった 吹雪があった 峠山坂涙で越えた 裏切りや挫折に何度も泣いた だけど今生きてこそ人生と 大声で叫びたい叫びたい 今日に生きても昨日を忘れまじ 熱き心で明日を迎えるために 誰かのために 何かのために 命懸けたと言えるだろうか 為すべきことを為したと言えるだろうか 青春にさよならはまだ早い 夢がある旅もある旅もある 今日に生きても昨日を忘れまじ 熱き心で明日を迎えるために | バーブ佐竹 | もず唱平 | 沖田宗丸 | | 出会いがあった 別れがあった 堅く誓った男がいたよ 惚れながら別れた女もいたよ 振り向けばそれぞれの思い出が この胸に蘇る蘇る 今日に生きても昨日を忘れまじ 熱き心で明日を迎えるために 嵐があった 吹雪があった 峠山坂涙で越えた 裏切りや挫折に何度も泣いた だけど今生きてこそ人生と 大声で叫びたい叫びたい 今日に生きても昨日を忘れまじ 熱き心で明日を迎えるために 誰かのために 何かのために 命懸けたと言えるだろうか 為すべきことを為したと言えるだろうか 青春にさよならはまだ早い 夢がある旅もある旅もある 今日に生きても昨日を忘れまじ 熱き心で明日を迎えるために |
恋椿もしも愛して いたのなら 夜に別れて 欲しかった 縋りたくても 縋れずに 街の真昼に 散って行く 女の胸の あゝ 恋椿 ひとり暮しが 侘びしくて 甘い台詞に 弱かった 尽し続けた だけなのに なんであなたは 遠くなる 紅さえ薄い あゝ 恋椿 街で見つけた 倖せは 消える運命(さだめ)の 虹だった 酒で傷(いた)みは 堪(こら)えても 肌のほてりに また泣ける 女の胸の あゝ 恋椿 | バーブ佐竹 | 横井弘 | 吉田矢健治 | | もしも愛して いたのなら 夜に別れて 欲しかった 縋りたくても 縋れずに 街の真昼に 散って行く 女の胸の あゝ 恋椿 ひとり暮しが 侘びしくて 甘い台詞に 弱かった 尽し続けた だけなのに なんであなたは 遠くなる 紅さえ薄い あゝ 恋椿 街で見つけた 倖せは 消える運命(さだめ)の 虹だった 酒で傷(いた)みは 堪(こら)えても 肌のほてりに また泣ける 女の胸の あゝ 恋椿 |
さすらいなにも聞くなよ 俺のわがままさ おまえはけなげに 尽くしてくれたよ 気がつけば何げなく 住んだこの部屋も 幸せの灯火が いつも揺れていた ごめんよごめんよ また流離(さすら)う俺さ 涙をお拭きよ 俺もつらくなる か細いおまえの 明日が哀しい この先の女とは みんな行きずりで 思い出と呼べるのは おまえ一人だろう ごめんよごめんよ また流離(さすら)う俺さ この先の女とは みんな行きずりで 思い出と呼べるのは おまえ一人だろう ごめんよごめんよ また流離(さすら)う俺さ | バーブ佐竹 | 風戸強 | 伴謙介 | | なにも聞くなよ 俺のわがままさ おまえはけなげに 尽くしてくれたよ 気がつけば何げなく 住んだこの部屋も 幸せの灯火が いつも揺れていた ごめんよごめんよ また流離(さすら)う俺さ 涙をお拭きよ 俺もつらくなる か細いおまえの 明日が哀しい この先の女とは みんな行きずりで 思い出と呼べるのは おまえ一人だろう ごめんよごめんよ また流離(さすら)う俺さ この先の女とは みんな行きずりで 思い出と呼べるのは おまえ一人だろう ごめんよごめんよ また流離(さすら)う俺さ |
サハラ砂漠別ればなしなら 灯りを消して こんな泣き顔を 見られたくないのよ 時計したままで 抱きよせられて 恋の去(い)く音を 数えている わたし 惚れただけでは 一緒になれない 寂しい同志の かわいた心が MuybuenanocheLamento(ムイブエナノーチェラメント) おいでもっと傍へ 寒くないかと 優しい指先が なみだ忘れさせる 覚えているかしら ズボンの折りめ 二つつけていた あの朝のできごと 恋も別れ道 愛もふたすじ そっと背を抱いて 泪ぐんだ わたし 別れまぎわの つらいひととき 旅人同志の かわいた心が MuybuenanocheLamento(ムイブエナノーチェラメント) いいえうらまないわ 幸せだった いっそ死のうかと 言ってくれた あなた 冷えたからだと 夢をよせあう 男と女の かわいた心が MuybuenanocheLamento(ムイブエナノーチェラメント) そうよきっと わたし 遠いあなたの 愛のぬくもりを 信じながら生きる | バーブ佐竹 | 山口洋子 | 杉園親誠 | | 別ればなしなら 灯りを消して こんな泣き顔を 見られたくないのよ 時計したままで 抱きよせられて 恋の去(い)く音を 数えている わたし 惚れただけでは 一緒になれない 寂しい同志の かわいた心が MuybuenanocheLamento(ムイブエナノーチェラメント) おいでもっと傍へ 寒くないかと 優しい指先が なみだ忘れさせる 覚えているかしら ズボンの折りめ 二つつけていた あの朝のできごと 恋も別れ道 愛もふたすじ そっと背を抱いて 泪ぐんだ わたし 別れまぎわの つらいひととき 旅人同志の かわいた心が MuybuenanocheLamento(ムイブエナノーチェラメント) いいえうらまないわ 幸せだった いっそ死のうかと 言ってくれた あなた 冷えたからだと 夢をよせあう 男と女の かわいた心が MuybuenanocheLamento(ムイブエナノーチェラメント) そうよきっと わたし 遠いあなたの 愛のぬくもりを 信じながら生きる |
淋しがりや苦しめるなよ そんなに俺を お願いだから 戻っておくれ 部屋にこもって 泣いて読んだぜ ルージュで書いた 置き手紙 死ぬほど好きな お前なのさ なんにも云わず 昔のままで お願いだから 戻っておくれ 淋しがりやも てんでいいとこ お前は知って いる筈さ 今までどんな 男なのか 一人でいるよ あれからずっと 哀しい奴と 思ってるだろ お前なしには 生きて行けない 悪かったのは 俺なんだ お願いだから 戻っておくれ | バーブ佐竹 | 東條寿三郎 | 佐伯としを | | 苦しめるなよ そんなに俺を お願いだから 戻っておくれ 部屋にこもって 泣いて読んだぜ ルージュで書いた 置き手紙 死ぬほど好きな お前なのさ なんにも云わず 昔のままで お願いだから 戻っておくれ 淋しがりやも てんでいいとこ お前は知って いる筈さ 今までどんな 男なのか 一人でいるよ あれからずっと 哀しい奴と 思ってるだろ お前なしには 生きて行けない 悪かったのは 俺なんだ お願いだから 戻っておくれ |
三条河原町都大路に ともる灯は 泣いて朧な こぼれ紅 弱いおんなが 強がりで ひとり生きてく あゝ 三条河原町 恋の名残りは 鴨川の 水に浮かべる 紙灯籠 どうせ流れて 行ったとて やがてくずれる あゝ 三条河原町 忘れましたと 云いながら なんで八坂の 宵参り もしやもしやに ひかされる おんな哀しや あゝ 三条河原町 | バーブ佐竹 | 木下龍太郎 | 高田弘 | | 都大路に ともる灯は 泣いて朧な こぼれ紅 弱いおんなが 強がりで ひとり生きてく あゝ 三条河原町 恋の名残りは 鴨川の 水に浮かべる 紙灯籠 どうせ流れて 行ったとて やがてくずれる あゝ 三条河原町 忘れましたと 云いながら なんで八坂の 宵参り もしやもしやに ひかされる おんな哀しや あゝ 三条河原町 |
下町人形泣いて暮せば 笑われる 意地を通せば 憎まれる おなじ運命を 背負(しょ)いながら みんな他人の 花街で 今日も哀しく 眉を描く もっと自分を 大切に 生きておくれと 云った人 見栄を忘れて ただ一途 愛し続けた その後の 襟に冷たい 別れ風 想い寄せても 届かない 情けかけても 外される 所詮ひとりの 人形なら 愚痴や涙は 花街の 水に流そう 博多帯 | バーブ佐竹 | 横井弘 | 佐伯としを | | 泣いて暮せば 笑われる 意地を通せば 憎まれる おなじ運命を 背負(しょ)いながら みんな他人の 花街で 今日も哀しく 眉を描く もっと自分を 大切に 生きておくれと 云った人 見栄を忘れて ただ一途 愛し続けた その後の 襟に冷たい 別れ風 想い寄せても 届かない 情けかけても 外される 所詮ひとりの 人形なら 愚痴や涙は 花街の 水に流そう 博多帯 |
少年の悲しい唄ひとりぼっちで 裏通り 夢を爪弾く フラメンコギター アー 少年の淋しい唄は かあさん かあさんを呼ぶ 涙ちょっぴり 夜のうた 愛を求めて 今日も又 町をさまよう フラメンコギター アー 少年のかすれる声は とうさん とうさんを呼ぶ 淋しがりやの 夜のうた 唄い疲れて 夜が更けりゃ 影が泣いてる フラメンコギター アー 少年の悲しい唄は にいさん にいさんを呼ぶ 細いトレモロ 夜のうた | バーブ佐竹 | 山北由希夫 | 吉田矢健治 | | ひとりぼっちで 裏通り 夢を爪弾く フラメンコギター アー 少年の淋しい唄は かあさん かあさんを呼ぶ 涙ちょっぴり 夜のうた 愛を求めて 今日も又 町をさまよう フラメンコギター アー 少年のかすれる声は とうさん とうさんを呼ぶ 淋しがりやの 夜のうた 唄い疲れて 夜が更けりゃ 影が泣いてる フラメンコギター アー 少年の悲しい唄は にいさん にいさんを呼ぶ 細いトレモロ 夜のうた |
ついてこいどこまでもたとえちいさな 夢でもいいと 胸にすがって 泣きじゃくる おまえのからだを 抱き寄せりゃ 俺のこの手が ふるえてる ついてついてこい ついてついてこい どこまでも 離ればなれに 生きてるよりも あなたのところで 暮らしたい おんなじ気持ちさ 俺だって 離すもんかよ 離さない ついてついてこい ついてついてこい どこまでも 悲しいことなど 誰にもあるさ 遠い過去など 忘れてしまえ なんにも云わずに 今日からは 俺とおまえの 門出だよ ついてついてこい ついてついてこい どこまでも ついてついてこい ついてついてこい どこまでも | バーブ佐竹 | ドン上月 | 伴謙介 | | たとえちいさな 夢でもいいと 胸にすがって 泣きじゃくる おまえのからだを 抱き寄せりゃ 俺のこの手が ふるえてる ついてついてこい ついてついてこい どこまでも 離ればなれに 生きてるよりも あなたのところで 暮らしたい おんなじ気持ちさ 俺だって 離すもんかよ 離さない ついてついてこい ついてついてこい どこまでも 悲しいことなど 誰にもあるさ 遠い過去など 忘れてしまえ なんにも云わずに 今日からは 俺とおまえの 門出だよ ついてついてこい ついてついてこい どこまでも ついてついてこい ついてついてこい どこまでも |
ネオン川誰が名づけた 川なのか 女泣かせの ネオン川 好きで来たのじゃ ないけれど いつか知らずに 流されて 浮いた浮いたの 酒を注(つ)ぐ 義理に死んでく 人もある 金に負けてく 人もある いくら真心 尽くしても 信じられずに 諦めた 恋はいくたび あったやら 泥にまみれた 川だって やがて着くだろ 青い海 お伽話(とぎばなし)の 夢だけど 晴れて素顔に 戻る日を 抱いているのさ あたしでも | バーブ佐竹 | 横井弘 | 佐伯としを | | 誰が名づけた 川なのか 女泣かせの ネオン川 好きで来たのじゃ ないけれど いつか知らずに 流されて 浮いた浮いたの 酒を注(つ)ぐ 義理に死んでく 人もある 金に負けてく 人もある いくら真心 尽くしても 信じられずに 諦めた 恋はいくたび あったやら 泥にまみれた 川だって やがて着くだろ 青い海 お伽話(とぎばなし)の 夢だけど 晴れて素顔に 戻る日を 抱いているのさ あたしでも |
納沙布岬北の岬に ひとり来て 砂浜に立ち 島想う 汐騒(しおさい)かおる 最果ての 海峡こえれば ふるさとよ ああ納沙布に 霧がふる 漁火(いさりび)ゆれて 霧笛(むてき)泣く 運命(さだめ)かなしい 北の島 沖のかもめの ささやきも 海峡こえれば ふるさとよ ああ納沙布に 雨がふる 凍(い)てつくような オホーツクの 空にひとすじ 流れ星 彼方(かなた)につづく 流氷の 海峡こえれば ふるさとよ ああ納沙布に 雪がふる | バーブ佐竹 | 高橋章友 | 小杉仁三 | | 北の岬に ひとり来て 砂浜に立ち 島想う 汐騒(しおさい)かおる 最果ての 海峡こえれば ふるさとよ ああ納沙布に 霧がふる 漁火(いさりび)ゆれて 霧笛(むてき)泣く 運命(さだめ)かなしい 北の島 沖のかもめの ささやきも 海峡こえれば ふるさとよ ああ納沙布に 雨がふる 凍(い)てつくような オホーツクの 空にひとすじ 流れ星 彼方(かなた)につづく 流氷の 海峡こえれば ふるさとよ ああ納沙布に 雪がふる |
博多なじみ逢えば別れが つらいのに それを承知の 深い仲 博多なじみに ひかされて 雨の羽田を 発つ夜は 濡れて待つかと 気にかゝる うわべばかりの 情なら すぐに忘れて いたものを 博多そだちの いじらしい 心づくしが 嬉しくて 今日も噂の 中を行く 月に一度の 逢瀬では 怨みたくなる 男でも 博多なじみが 涙ぐむ 東中州の 灯をみれば じんとこたえる 雨の音 | バーブ佐竹 | 横井弘 | 中野忠晴 | | 逢えば別れが つらいのに それを承知の 深い仲 博多なじみに ひかされて 雨の羽田を 発つ夜は 濡れて待つかと 気にかゝる うわべばかりの 情なら すぐに忘れて いたものを 博多そだちの いじらしい 心づくしが 嬉しくて 今日も噂の 中を行く 月に一度の 逢瀬では 怨みたくなる 男でも 博多なじみが 涙ぐむ 東中州の 灯をみれば じんとこたえる 雨の音 |
花の命花が嵐(あらし)で 散(ち)るように 君の命(いのち)も はかなく消えた あゝ 無情(むじょう)の運命(さだめ) 瀬戸内(せとうち)の 海は青く 澄(す)んでいた 或(あ)る日突然(とつぜん) やって来た 思いがけない 悲しい知らせ あゝ この世に生きる はかなさは 花に宿(やど)った 夕(ゆうべ)の露(つゆ)か 花は枯(か)れても 来る春に 若い命(いのち)を よみがえらすが あゝ 人(ひと)の命(いのち)は 還(かえ)らない 二度と会えない 愛する友よ | バーブ佐竹 | 大坪憲三 | 大坪憲三 | | 花が嵐(あらし)で 散(ち)るように 君の命(いのち)も はかなく消えた あゝ 無情(むじょう)の運命(さだめ) 瀬戸内(せとうち)の 海は青く 澄(す)んでいた 或(あ)る日突然(とつぜん) やって来た 思いがけない 悲しい知らせ あゝ この世に生きる はかなさは 花に宿(やど)った 夕(ゆうべ)の露(つゆ)か 花は枯(か)れても 来る春に 若い命(いのち)を よみがえらすが あゝ 人(ひと)の命(いのち)は 還(かえ)らない 二度と会えない 愛する友よ |
船漕ぎ歌揺れる舳先(へさき)を 朝日に向けて 歌で漕(こ)ぎ出す あの島へ ニシン来るときゃ ホーホラ ホイ 海の鱗(うろこ)の 波が立つ ホーホラ ホーホイ ホーホラ ホーホイ この岬かわせば まだ岬やござる イヤサイ ホーホイ ホーホラ ホーホイ ホーホラ ホーホイ 赤い夕陽の あの浜あたり さぞや待つだろ 恋女房 ニシンみやげに ホーホラ ホイ 櫂(かい)を漕ぐ手に 光る汗 | バーブ佐竹 | 山北由希夫 | 吉田矢健治 | | 揺れる舳先(へさき)を 朝日に向けて 歌で漕(こ)ぎ出す あの島へ ニシン来るときゃ ホーホラ ホイ 海の鱗(うろこ)の 波が立つ ホーホラ ホーホイ ホーホラ ホーホイ この岬かわせば まだ岬やござる イヤサイ ホーホイ ホーホラ ホーホイ ホーホラ ホーホイ 赤い夕陽の あの浜あたり さぞや待つだろ 恋女房 ニシンみやげに ホーホラ ホイ 櫂(かい)を漕ぐ手に 光る汗 |
星が云ったよ星が云ったよ 星が云ったよ 悲しい時には 歩いてごらん どこかに どこかに 幸せがあるだろう 星が云ったよ 星が云ったよ 淋しいときには 歩いてごらん いつかは いつかは 幸せに逢うだろう どうしたんだい? 淋しそうな顔して 淋しかったら星を見るんだよ ホラッ決して 一人じゃないだろう 見知らぬ どこかで 幸せが呼ぶだろう 呼ぶだろう 呼ぶだろう | バーブ佐竹 | 長沢ロー | シナ・トラオ | | 星が云ったよ 星が云ったよ 悲しい時には 歩いてごらん どこかに どこかに 幸せがあるだろう 星が云ったよ 星が云ったよ 淋しいときには 歩いてごらん いつかは いつかは 幸せに逢うだろう どうしたんだい? 淋しそうな顔して 淋しかったら星を見るんだよ ホラッ決して 一人じゃないだろう 見知らぬ どこかで 幸せが呼ぶだろう 呼ぶだろう 呼ぶだろう |
望郷歌生まれたところで 死にたい あの鳥のように 生まれたところで 死にたい 浮き雲のように 西の空は夕焼けだよ ふるさとのふところ 海をこえて 山をこえて はるばると帰ろう 生まれたところで 死にたい 初恋に抱かれて 生まれたところで 死にたい ほほえみ浮かべて ひとも空も汚れちまった 都会なんか捨てて 青春(ゆめ)をこえて 歳月(とき)をこえて はるばると帰ろう 生まれたところが 呼んでる 木枯になって 生まれたままで お帰り 裸足でもいいと 遊び疲れ泣いてもどる おさな子のように 忘れかけた 歌をききに はるばると帰ろう | バーブ佐竹 | 山口洋子 | 猪俣公章 | | 生まれたところで 死にたい あの鳥のように 生まれたところで 死にたい 浮き雲のように 西の空は夕焼けだよ ふるさとのふところ 海をこえて 山をこえて はるばると帰ろう 生まれたところで 死にたい 初恋に抱かれて 生まれたところで 死にたい ほほえみ浮かべて ひとも空も汚れちまった 都会なんか捨てて 青春(ゆめ)をこえて 歳月(とき)をこえて はるばると帰ろう 生まれたところが 呼んでる 木枯になって 生まれたままで お帰り 裸足でもいいと 遊び疲れ泣いてもどる おさな子のように 忘れかけた 歌をききに はるばると帰ろう |
真赤なバラよ愛しているって 言ったなら あんたはきっと 笑うだろ それでも これだけは 本当なのさ お酒で荒れた わたしの胸に 間違えて咲いたわ 真赤なバラよ 愛しているって 同じよに あんたが言って くれたって とっても そんなこと 信じるもんか だまされつけた わたしの胸を こりもせず焦す 真赤なバラよ 愛しているって 言えないで あんたをじっと 見てるのが どんなに 苦しいか わかっておくれ 黙って抱いた わたしの胸で 散ってゆくだけの 真赤なバラよ | バーブ佐竹 | 矢野亮 | 吉田矢健治 | | 愛しているって 言ったなら あんたはきっと 笑うだろ それでも これだけは 本当なのさ お酒で荒れた わたしの胸に 間違えて咲いたわ 真赤なバラよ 愛しているって 同じよに あんたが言って くれたって とっても そんなこと 信じるもんか だまされつけた わたしの胸を こりもせず焦す 真赤なバラよ 愛しているって 言えないで あんたをじっと 見てるのが どんなに 苦しいか わかっておくれ 黙って抱いた わたしの胸で 散ってゆくだけの 真赤なバラよ |
虫けらの唄死んだ親父は 極道者で 逃げたお袋 酒づかり どこに息子の 立つ瀬があろう ぐれたこの身を 責めるなよ いつかやるぞと 力んでみても セコイ世間にゃ 歯がたゝぬ 泣いてみたとて 虫けら達にゃ 明日がひらける わけじゃない 甘い言葉にゃ 欺されないよ うまい話も 信じない 人の情けを 知らないオレが なんでお前に 惚れたのか 訊けばお前も 15の春に 親に背いて つまずいて 夢を求めた ネオンの街で 涙ながした 花なのか どうせ虫けら ネグラもないが 落ちはしないさ これ以上 風のあたらぬ 日陰をさがし 生きて行こうよ 二人して | バーブ佐竹 | もず唱平 | キダタロー | | 死んだ親父は 極道者で 逃げたお袋 酒づかり どこに息子の 立つ瀬があろう ぐれたこの身を 責めるなよ いつかやるぞと 力んでみても セコイ世間にゃ 歯がたゝぬ 泣いてみたとて 虫けら達にゃ 明日がひらける わけじゃない 甘い言葉にゃ 欺されないよ うまい話も 信じない 人の情けを 知らないオレが なんでお前に 惚れたのか 訊けばお前も 15の春に 親に背いて つまずいて 夢を求めた ネオンの街で 涙ながした 花なのか どうせ虫けら ネグラもないが 落ちはしないさ これ以上 風のあたらぬ 日陰をさがし 生きて行こうよ 二人して |
もう一度お前と暮したい別れてやっと わかったよ 言いたさ隠して 耐えていた お前の 優しい 心根が 我が侭だったよ 気付かずに過ごしてた こんな 俺を 許して くれるなら もう一度 お前と 暮したい 今ではいつも 悔やんでる 思い出たどれば あの頃が 浮かんで 涙が 零(こぼ)れるよ 優しさだけで 思いやりがなかった こんな 俺を 許して くれるなら もう一度 お前と 暮したい 今度はきっと 嘘じゃない ちょっぴりやつれた その頬に 幸せ いっぱい 咲かせるよ あれからお前を 忘れられず生きてる こんな 俺を 許して くれるなら もう一度 お前と 暮したい こんな 俺を 許して くれるなら もう一度 お前と 暮したい こんな 俺を 許して くれるなら もう一度 お前と 暮したい | バーブ佐竹 | 栗沢涼 | 藤本忠司 | | 別れてやっと わかったよ 言いたさ隠して 耐えていた お前の 優しい 心根が 我が侭だったよ 気付かずに過ごしてた こんな 俺を 許して くれるなら もう一度 お前と 暮したい 今ではいつも 悔やんでる 思い出たどれば あの頃が 浮かんで 涙が 零(こぼ)れるよ 優しさだけで 思いやりがなかった こんな 俺を 許して くれるなら もう一度 お前と 暮したい 今度はきっと 嘘じゃない ちょっぴりやつれた その頬に 幸せ いっぱい 咲かせるよ あれからお前を 忘れられず生きてる こんな 俺を 許して くれるなら もう一度 お前と 暮したい こんな 俺を 許して くれるなら もう一度 お前と 暮したい こんな 俺を 許して くれるなら もう一度 お前と 暮したい |
夜の扉あおるお酒の グラスの底で 男のにおいが 恐くて泣いた 遠いあの日が 笑ってる 今日もはかない 夢を見て 夜の扉を 又ひらく どうせ私は こぼれ花 いっしょになるなら つぼみがいいと 捨てた幸福が 怒ってる 今日もはかない 夢をみて 夜の扉を 又ひらく いやな時でも だまって笑う そんな女の 心のうちで ほんとの私が 泣いている 今日もはかない 夢を見て 夜の扉を 又ひらく | バーブ佐竹 | 村井はじめ | 利根常昭 | | あおるお酒の グラスの底で 男のにおいが 恐くて泣いた 遠いあの日が 笑ってる 今日もはかない 夢を見て 夜の扉を 又ひらく どうせ私は こぼれ花 いっしょになるなら つぼみがいいと 捨てた幸福が 怒ってる 今日もはかない 夢をみて 夜の扉を 又ひらく いやな時でも だまって笑う そんな女の 心のうちで ほんとの私が 泣いている 今日もはかない 夢を見て 夜の扉を 又ひらく |
忘れ雪逢えば別れが 言えなくて 留守に旅だつ 北の駅 みんな夢だよ あいつには 苦労させても 明日(あす)がない 未練に耐(た)えて 背を向けりゃ 雪が降る降る 忘れ雪 指にこよりを 巻きながら 愛の指輪と 呼んでいた みんな夢だよ 二人には 夫婦(めおと)ごっこは 似合わない 爪まで切って くれた日も 所詮はかない 恋まつり 遠く夜汽車で 行く先は 花の明かりも ないところ みんな夢だよ これきりで 姿消すのが いたわりさ 想い出ばかり 追ってくる 窓に降れ降れ 忘れ雪 | バーブ佐竹 | 横井弘 | 吉田矢健治 | | 逢えば別れが 言えなくて 留守に旅だつ 北の駅 みんな夢だよ あいつには 苦労させても 明日(あす)がない 未練に耐(た)えて 背を向けりゃ 雪が降る降る 忘れ雪 指にこよりを 巻きながら 愛の指輪と 呼んでいた みんな夢だよ 二人には 夫婦(めおと)ごっこは 似合わない 爪まで切って くれた日も 所詮はかない 恋まつり 遠く夜汽車で 行く先は 花の明かりも ないところ みんな夢だよ これきりで 姿消すのが いたわりさ 想い出ばかり 追ってくる 窓に降れ降れ 忘れ雪 |