寺尾紗穂の歌詞一覧リスト  28曲中 1-28曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
愛の秘密何にも知らない顔して みんな あなたは知ってる ねえそうでしょ  私はあんまり見失う 道を だから教えて 愛の秘密を  きつく抱きしめては投げすてる そんな幼いしぐさを繰り返し  私はあんまり行き詰まる 道に だから教えて 愛の秘密を  悲しいとき泣いて 苦しければ怒って ああ あなたはとてきれいね  私はあんまり見失う 私を だから教えて 愛の秘密を寺尾紗穂寺尾紗穂寺尾紗穂何にも知らない顔して みんな あなたは知ってる ねえそうでしょ  私はあんまり見失う 道を だから教えて 愛の秘密を  きつく抱きしめては投げすてる そんな幼いしぐさを繰り返し  私はあんまり行き詰まる 道に だから教えて 愛の秘密を  悲しいとき泣いて 苦しければ怒って ああ あなたはとてきれいね  私はあんまり見失う 私を だから教えて 愛の秘密を
あじさいの青何になりたい? ただがむしゃらに この心  何がほしい? いたずらに傷つけて あの心  次にうまれかわれるのなら あじさいの青になり あなたの心に溶け込むのに  どこへ行きたい? ただ遠くへ あの人の心から 一番遠くへ  次にうまれかわれるのなら 夕陽の赤になり あなたの心をとおく照らすのに  物語は終わりにしたから 私の心から 一番遠くへ  次にうまれかわれるのなら あの日の雨になり あなたの涙をそっとぬぐうのに  次にうまれかわれるのなら あじさいの青になり あなたの心に溶け込むのに寺尾紗穂寺尾紗穂寺尾紗穂何になりたい? ただがむしゃらに この心  何がほしい? いたずらに傷つけて あの心  次にうまれかわれるのなら あじさいの青になり あなたの心に溶け込むのに  どこへ行きたい? ただ遠くへ あの人の心から 一番遠くへ  次にうまれかわれるのなら 夕陽の赤になり あなたの心をとおく照らすのに  物語は終わりにしたから 私の心から 一番遠くへ  次にうまれかわれるのなら あの日の雨になり あなたの涙をそっとぬぐうのに  次にうまれかわれるのなら あじさいの青になり あなたの心に溶け込むのに
奄美/笠利の子守唄「なくないよ」(大島郡笠利町)なくないよ 坊ややよ なくないよ 坊ややよ なくないよ なくないよ  母親やよ 何処もうち 母親やよ 芋掘りが  野良ち 行ちゃんど 芋掘りが 行ちゃんど  ヨッコロハイヨー ヨッコロハイヨー寺尾紗穂作者不明作者不明なくないよ 坊ややよ なくないよ 坊ややよ なくないよ なくないよ  母親やよ 何処もうち 母親やよ 芋掘りが  野良ち 行ちゃんど 芋掘りが 行ちゃんど  ヨッコロハイヨー ヨッコロハイヨー
岩手/遠野の寝させ唄「千福山」(遠野市)千福山の 中の沢で 縞の財布を見つけた見つけた おっ取り上げて 中を見たれば 黄金の玉は 九つ九つ 一つの玉をば お上にあげて 八つの長者よと 呼ばれた呼ばれた  長者殿は 京から下って 瀬田の反り橋 架けやる架けやる 瀬田の反り橋 踏めば鳴るが 大工柄か 木柄か木柄か 大工柄よりも 木柄よりも 手斧と鉋の かけ柄かけ柄寺尾紗穂作者不明作者不明千福山の 中の沢で 縞の財布を見つけた見つけた おっ取り上げて 中を見たれば 黄金の玉は 九つ九つ 一つの玉をば お上にあげて 八つの長者よと 呼ばれた呼ばれた  長者殿は 京から下って 瀬田の反り橋 架けやる架けやる 瀬田の反り橋 踏めば鳴るが 大工柄か 木柄か木柄か 大工柄よりも 木柄よりも 手斧と鉋の かけ柄かけ柄
大阪/大阪のてまり唄「いちでよいのは」(大阪府内各地)一でよいのは糸屋のむすめ 二でよいのは人形屋の娘 三でよいのは酒屋の娘 四でよいのは塩屋の娘 五でよいのは呉服屋の娘 呉服かたげてえっさっさえっさっさ 小笹の道で鼻緒が切れて ちょうど一貫つきました寺尾紗穂作者不明作者不明一でよいのは糸屋のむすめ 二でよいのは人形屋の娘 三でよいのは酒屋の娘 四でよいのは塩屋の娘 五でよいのは呉服屋の娘 呉服かたげてえっさっさえっさっさ 小笹の道で鼻緒が切れて ちょうど一貫つきました
沖縄/沖縄の寝させ唄「耳切り坊主」(島尻郡佐敷村屋比丘、中頭郡読谷村宇座)ヘイヨーヨ 泣くなよ 泣つるわらべ 耳グスグス ゆさんでぃばるかいいくなよ みみちりぼじぬたっちゅんど ぬーとぅぬーとぅむっちょーたが ぼーとぅかたなとむっちょんど寺尾紗穂作者不明作者不明ヘイヨーヨ 泣くなよ 泣つるわらべ 耳グスグス ゆさんでぃばるかいいくなよ みみちりぼじぬたっちゅんど ぬーとぅぬーとぅむっちょーたが ぼーとぅかたなとむっちょんど
お天気雨お天気雨に目を凝らし 見つけたものは空のすきま 生ぬるい風つづいてた  もしも不安があるならば そっちにいってあげようか 返事がないのでもう一度 大きな声で問うてみた  すると  いつの間にか 私は雲にのり 鳥の上をふわりとんでる  私がいってもその雨は なんだかどうして泣き止まぬ 誰かの涙は河になり 溢れて胸がいっぱいだ  いつの間にか こぼれてた涙で 私はあなたに虹を描くの 雨が降れば私は雲に乗り あなたの涙ぬぐってあげる  いつの間にか こぼれてた涙で 私はあなたに虹を描くの 私は私の虹を描くの ひとさし指で虹を描くの寺尾紗穂寺尾紗穂寺尾紗穂お天気雨に目を凝らし 見つけたものは空のすきま 生ぬるい風つづいてた  もしも不安があるならば そっちにいってあげようか 返事がないのでもう一度 大きな声で問うてみた  すると  いつの間にか 私は雲にのり 鳥の上をふわりとんでる  私がいってもその雨は なんだかどうして泣き止まぬ 誰かの涙は河になり 溢れて胸がいっぱいだ  いつの間にか こぼれてた涙で 私はあなたに虹を描くの 雨が降れば私は雲に乗り あなたの涙ぬぐってあげる  いつの間にか こぼれてた涙で 私はあなたに虹を描くの 私は私の虹を描くの ひとさし指で虹を描くの
思い出どおり思い出どおり あしたになれば 薄れてしまう 夜の憂いも  思い出どおり 行き交う声が 新しい朝 満たしてくれる  思い出どおり ぬる風吹けば とけてきえゆく 恋の苦みも  思い出どおり 夕陽に映えて 青い面影 かろくうつろう 私とあなたの 美しく  思い出どおり寺尾紗穂寺尾紗穂寺尾紗穂思い出どおり あしたになれば 薄れてしまう 夜の憂いも  思い出どおり 行き交う声が 新しい朝 満たしてくれる  思い出どおり ぬる風吹けば とけてきえゆく 恋の苦みも  思い出どおり 夕陽に映えて 青い面影 かろくうつろう 私とあなたの 美しく  思い出どおり
狂女女がまだきれいだったとき 父と夫とぼうやとが 続けて死んでいきました  三人の影を抱きしめて 女が床に臥せたとき 国にいくさがおきました  女の思うことおなじこと 思いはぐるぐるめぐる  父さんどこへいったろう あの人今日も帰りが遅い ぼうやよ早く出ておいで 私はここで待ってるから  兵士が家までやってきて 立てと命じたときも 女は同じ床の中 三人の影を思い出す  兵士が女の床ごと持ち上げ 林の中へとかついでも 女は微かに笑ってた  雨がけぶり雪おりて それがとけていくさも終わり  林に一つのされこうべ 女のそれかは知らないが 風が吹けば聞こえるそうな  父さんどこへいったろう あの人今日も帰りが遅い ぼうやよ速く出ておいで 私はここで待ってるから寺尾紗穂寺尾紗穂寺尾紗穂女がまだきれいだったとき 父と夫とぼうやとが 続けて死んでいきました  三人の影を抱きしめて 女が床に臥せたとき 国にいくさがおきました  女の思うことおなじこと 思いはぐるぐるめぐる  父さんどこへいったろう あの人今日も帰りが遅い ぼうやよ早く出ておいで 私はここで待ってるから  兵士が家までやってきて 立てと命じたときも 女は同じ床の中 三人の影を思い出す  兵士が女の床ごと持ち上げ 林の中へとかついでも 女は微かに笑ってた  雨がけぶり雪おりて それがとけていくさも終わり  林に一つのされこうべ 女のそれかは知らないが 風が吹けば聞こえるそうな  父さんどこへいったろう あの人今日も帰りが遅い ぼうやよ速く出ておいで 私はここで待ってるから
岐阜/本巣のてまり唄「鳥になりたや」(本巣郡根尾村平野)鳥になりたや 孔雀の鳥に たちてあがりて 桑名へおりて 桑名のお城はお高いお城 一段あがり 二段あがり 三段あがりて東を見れば 良い子良い子が 三人とおる 一で良いのは 糸屋の娘 二で良いのは にのやの娘 三で良いのは酒屋の娘 酒屋の娘は伊達こき娘 油トロトロしんとろつけて 五尺もとい きりりと巻いて 赤い丈長 ふわりとかけて 本町街道チャラチャラとチャラチャラと寺尾紗穂作者不明作者不明鳥になりたや 孔雀の鳥に たちてあがりて 桑名へおりて 桑名のお城はお高いお城 一段あがり 二段あがり 三段あがりて東を見れば 良い子良い子が 三人とおる 一で良いのは 糸屋の娘 二で良いのは にのやの娘 三で良いのは酒屋の娘 酒屋の娘は伊達こき娘 油トロトロしんとろつけて 五尺もとい きりりと巻いて 赤い丈長 ふわりとかけて 本町街道チャラチャラとチャラチャラと
口の角なきたいときも 苦しいときも 口の角くいっとあげてごらん しんどいのはわかってるの 言われたとおりにやってごらん  せつないときも 悲しいときも だまされちゃいけないよ やるせないのもわかってるよ 言われたとおりにやってごらん  素敵な風があなたに吹きそうよ  疲れたときも さびしいときも 口の角くいっとあげてごらん しんどいのは分かってるよ 言われたとおりにやってごらん  素敵な風があなたに吹いてるよ  なきたいときも 苦しいときも 口の角くいっとあげてごらん しんどいのはわかってるよ 言われたとおりにやってごらん寺尾紗穂寺尾紗穂寺尾紗穂なきたいときも 苦しいときも 口の角くいっとあげてごらん しんどいのはわかってるの 言われたとおりにやってごらん  せつないときも 悲しいときも だまされちゃいけないよ やるせないのもわかってるよ 言われたとおりにやってごらん  素敵な風があなたに吹きそうよ  疲れたときも さびしいときも 口の角くいっとあげてごらん しんどいのは分かってるよ 言われたとおりにやってごらん  素敵な風があなたに吹いてるよ  なきたいときも 苦しいときも 口の角くいっとあげてごらん しんどいのはわかってるよ 言われたとおりにやってごらん
午睡今日も凪いでる午後の海 あなたと私と  今日も傍には午後の海 枕辺に潮騒  どこか遠くへ連れてって 言いながら眠りに寺尾紗穂寺尾紗穂寺尾紗穂今日も凪いでる午後の海 あなたと私と  今日も傍には午後の海 枕辺に潮騒  どこか遠くへ連れてって 言いながら眠りに
青春時代卒業までの半年で 答えを出すと言うけれど 二人が暮らした歳月を 何で計ればいいのだろう  青春時代が夢なんて あとからほのぼの思うもの 青春時代のまん中は 道にまよっているばかり  二人はもはや美しい 季節を生きてしまったか あなたは少女の時を過ぎ 愛にかなしむ人になる  青春時代が夢なんて あとからほのぼの思うもの 青春時代のまん中は 胸にとげさすことばかり  青春時代が夢なんて あとからほのぼの思うもの 青春時代のまん中は 胸にとげさすことばかり寺尾紗穂阿久悠森田公一卒業までの半年で 答えを出すと言うけれど 二人が暮らした歳月を 何で計ればいいのだろう  青春時代が夢なんて あとからほのぼの思うもの 青春時代のまん中は 道にまよっているばかり  二人はもはや美しい 季節を生きてしまったか あなたは少女の時を過ぎ 愛にかなしむ人になる  青春時代が夢なんて あとからほのぼの思うもの 青春時代のまん中は 胸にとげさすことばかり  青春時代が夢なんて あとからほのぼの思うもの 青春時代のまん中は 胸にとげさすことばかり
月の海みやげやで手にした ガラスのこびんみたいに 壊れやすい胸で 月を見ていた  つつまれたびんのよに ぼくらはおたがいを 海辺の小さな家で三日だけ守りあった  嵐の去る その真夜中 月よぼくらに魔法をかけてくれ  月の光は遊ぶ きみの澄んだ肌を さざめいてさざめいて さかなになってぼくはきみを泳ぐんだ 波うって  もうふたりで月を 見ることはしないからと あきらめた頬に 月を映した  ふたりを浄めるために ふきつける潮風 嵐の海笛を いつまでも聞いていた  嵐の去る その真夜中 月よ光でぼくを射ぬけるかい  月の光は落ちる この黒い海原に さざめいてさざめいて 魚のままでぼくはいまきみをさがすよ 波うって寺尾紗穂都守美世寺尾紗穂みやげやで手にした ガラスのこびんみたいに 壊れやすい胸で 月を見ていた  つつまれたびんのよに ぼくらはおたがいを 海辺の小さな家で三日だけ守りあった  嵐の去る その真夜中 月よぼくらに魔法をかけてくれ  月の光は遊ぶ きみの澄んだ肌を さざめいてさざめいて さかなになってぼくはきみを泳ぐんだ 波うって  もうふたりで月を 見ることはしないからと あきらめた頬に 月を映した  ふたりを浄めるために ふきつける潮風 嵐の海笛を いつまでも聞いていた  嵐の去る その真夜中 月よ光でぼくを射ぬけるかい  月の光は落ちる この黒い海原に さざめいてさざめいて 魚のままでぼくはいまきみをさがすよ 波うって
東京/両国のてまり唄「向こう山に鳴く鳥は」(墨田区両国)向こう山に鳴く鳥は ちいちい鳥かみい鳥か 源三郎のみやげ なにょかにょもらって きんざしかんざしもらって 一羽の雀のいうことにゃ 父さん母さん聞きやんせ 私が大きくなったなら 上野のお山に店出して ござが三枚むしろが三枚 合わせて六枚烏の行水 羽がバタバタ狐の嫁入り まずまず一貫おん貸し申した寺尾紗穂作者不明作者不明向こう山に鳴く鳥は ちいちい鳥かみい鳥か 源三郎のみやげ なにょかにょもらって きんざしかんざしもらって 一羽の雀のいうことにゃ 父さん母さん聞きやんせ 私が大きくなったなら 上野のお山に店出して ござが三枚むしろが三枚 合わせて六枚烏の行水 羽がバタバタ狐の嫁入り まずまず一貫おん貸し申した
鳥取/鳥取の寝させ唄「ねんねんころりよ」(鳥取市赤子田町)ねんねんころりよ ねんころり 坊やのお守りは どこへ行た あの山越えて 里へ行た 里の土産は 何もろた でんでん太鼓に 笙の笛 おきゃがり小法師に 犬張子寺尾紗穂作者不明作者不明ねんねんころりよ ねんころり 坊やのお守りは どこへ行た あの山越えて 里へ行た 里の土産は 何もろた でんでん太鼓に 笙の笛 おきゃがり小法師に 犬張子
富山/成木責めの唄「なるかならんか」(射水郡大門町水戸田)なるか ならんか なります なります 叺に千杯 俵に千杯 なります なります寺尾紗穂作者不明作者不明なるか ならんか なります なります 叺に千杯 俵に千杯 なります なります
ねえ、彗星君に近づくために 町一番高い空まで 屋根裏から登ろう カノープスも見えるかな 綺麗な夕焼けも見えるかな  片付け嫌いなところとか 遠く旅するところとか 君と僕とは似ているよ ずっと前から思ってた 旅先からは便りを 星屑の切手を貼って  ねえ、彗星 尻尾に乗せてよ アイスダストをすくってもいい ねえ、彗星 尻尾に乗せてよ 惑星の歌を 一緒に歌おう寺尾紗穂寺尾紗穂寺尾紗穂入江陽君に近づくために 町一番高い空まで 屋根裏から登ろう カノープスも見えるかな 綺麗な夕焼けも見えるかな  片付け嫌いなところとか 遠く旅するところとか 君と僕とは似ているよ ずっと前から思ってた 旅先からは便りを 星屑の切手を貼って  ねえ、彗星 尻尾に乗せてよ アイスダストをすくってもいい ねえ、彗星 尻尾に乗せてよ 惑星の歌を 一緒に歌おう
ハイビスカスティー昼下がりのカフェは 女の子のおしゃべりで出来てる チョコレートと生クリームで出来てる いちごとブルーベリーで出来てる 君はぎこちなく席にいる まるで似合わないハイビスカスティー と一緒に  君は私を好きだから どこにだってついてくる 私が君を誘うのは 君が私を好きだから  眠い午後の会話は 忘れる為にあるよな思い出話で出来てる ポストカードと色えんぴつで出来てる 擦り傷とスクラップブックで出来てる 君はちょっとだけすましてる おろしたての買ったばかりのYシャツ と一緒に  「いまはむかし」のその先は いつか並んで歩く人の空想話 スカートはいて歩くまだ見ぬ私の話  君は私を好きだから まるで忘れた頃に 幼い告白気にしながらやってくる 髭も髪もいつものままで  君は私を好きだから どこにだってついてくる 私が君を誘うのは 君が私を好きだから  Yシャツと君と歩こうか ハイビスカスティーをおしまいまで飲んで寺尾紗穂都守美世寺尾紗穂昼下がりのカフェは 女の子のおしゃべりで出来てる チョコレートと生クリームで出来てる いちごとブルーベリーで出来てる 君はぎこちなく席にいる まるで似合わないハイビスカスティー と一緒に  君は私を好きだから どこにだってついてくる 私が君を誘うのは 君が私を好きだから  眠い午後の会話は 忘れる為にあるよな思い出話で出来てる ポストカードと色えんぴつで出来てる 擦り傷とスクラップブックで出来てる 君はちょっとだけすましてる おろしたての買ったばかりのYシャツ と一緒に  「いまはむかし」のその先は いつか並んで歩く人の空想話 スカートはいて歩くまだ見ぬ私の話  君は私を好きだから まるで忘れた頃に 幼い告白気にしながらやってくる 髭も髪もいつものままで  君は私を好きだから どこにだってついてくる 私が君を誘うのは 君が私を好きだから  Yシャツと君と歩こうか ハイビスカスティーをおしまいまで飲んで
兵庫/川西の守子歌「うちのこの子は」(川西市東畦野旭)うちのこの子は よい子やさかい 誰もごんたと 言てくれなよ コイコイ うちのこの子は よい子で器量で 器量でよい子で ほめられた コイコイ  面の憎い子は まな板にのせて 青菜きざむよに ざくざくと コイコイ 親の家から 友禅模様の かたびらがきた 見ておくれ コイコイ  ねんねしなされ おやすみなされ 鳥がうとうたら 起きなされ コイコイ  鳥がうとうても まだ夜は明けぬ 明けばお寺の 鐘が鳴る コイコイ 鐘が鳴ります お寺の鐘が いちに聞こえて ににひびく寺尾紗穂作者不明作者不明うちのこの子は よい子やさかい 誰もごんたと 言てくれなよ コイコイ うちのこの子は よい子で器量で 器量でよい子で ほめられた コイコイ  面の憎い子は まな板にのせて 青菜きざむよに ざくざくと コイコイ 親の家から 友禅模様の かたびらがきた 見ておくれ コイコイ  ねんねしなされ おやすみなされ 鳥がうとうたら 起きなされ コイコイ  鳥がうとうても まだ夜は明けぬ 明けばお寺の 鐘が鳴る コイコイ 鐘が鳴ります お寺の鐘が いちに聞こえて ににひびく
広島/廿日市のてまり唄「ひいふうみいよう」(廿日市市)ひいふうみーよー いつむがあねさん 夫がないとてあらためしゃんす 夫ばぼたんの助七さんで 助のみやげになになにもろた 一にゃこうがい 二にゃおしろいばこ 三にゃさしぐし 四のむの枕ら あけて越後のかたびら かたびら寺尾紗穂作者不明作者不明ひいふうみーよー いつむがあねさん 夫がないとてあらためしゃんす 夫ばぼたんの助七さんで 助のみやげになになにもろた 一にゃこうがい 二にゃおしろいばこ 三にゃさしぐし 四のむの枕ら あけて越後のかたびら かたびら
福島/桧枝岐の守子歌「ねんねの子守は」(南会津郡桧枝岐村)ねんねの子守はつらいもの  人には楽だと思われて  おっかあさんに叱られ子になかれ  雨風ふいても宿はなし  人の軒端で日をくらす寺尾紗穂作者不明作者不明ねんねの子守はつらいもの  人には楽だと思われて  おっかあさんに叱られ子になかれ  雨風ふいても宿はなし  人の軒端で日をくらす
北海道/アイヌの鬼遊び唄「タント シリ ピルカ(今日はお天気)」(胆振・登別市登別)タントシリピルカ ピルカピルカ イヌンクルピルカ ヌンケコスネ タントシリピルカ ピルカピルカ イヌンクルピルカ ヌンケコシネ寺尾紗穂作者不明作者不明タントシリピルカ ピルカピルカ イヌンクルピルカ ヌンケコスネ タントシリピルカ ピルカピルカ イヌンクルピルカ ヌンケコシネ
宮城/石巻の寝させ唄「こけしぼっこ」(石巻市大瓜)こけしぼっこ きぼっこ 土でこしゃだの土ぼっこ わらでこしゃだのわらぼっこ おらえのぼっこはなにぼっこ ハー スサスサスサスサスサスサスサヨ  銀のうすに金のきね 十月十日かがって ねるひもねずにねりあげた めんけいめんけいとでぼっこ ハー スサスサスサスサスサスサスサヨ  金銀ぼっこのおぼっこ 餅粉のようにぽってりと ぼよこのようにのびのびと めんめんけいおぼっこ スサスサスサヨ寺尾紗穂作者不明作者不明こけしぼっこ きぼっこ 土でこしゃだの土ぼっこ わらでこしゃだのわらぼっこ おらえのぼっこはなにぼっこ ハー スサスサスサスサスサスサスサヨ  銀のうすに金のきね 十月十日かがって ねるひもねずにねりあげた めんけいめんけいとでぼっこ ハー スサスサスサスサスサスサスサヨ  金銀ぼっこのおぼっこ 餅粉のようにぽってりと ぼよこのようにのびのびと めんめんけいおぼっこ スサスサスサヨ
山形/小国の子守唄「やんやん山形の」(西置賜郡小国町)やんやん山形の 弥兵衛母さは おぼこ産すとて蕪なした お父つあんに言わねで煮で食べた よいよい よいよい  子守っ娘は楽なよで 辛いもんだな 他人の軒端に立ち寄れば やかましからそっちゃ行げと叱られる ねんねこせ ねんねこせ寺尾紗穂作者不明作者不明やんやん山形の 弥兵衛母さは おぼこ産すとて蕪なした お父つあんに言わねで煮で食べた よいよい よいよい  子守っ娘は楽なよで 辛いもんだな 他人の軒端に立ち寄れば やかましからそっちゃ行げと叱られる ねんねこせ ねんねこせ
山口/山口のたこあげ唄「山の婆 山の婆」(山口市)山の婆 山の婆 わら一把かさんか 二把にしてもどそ わしゃ荷はかるわん ほいとなりゃこそ荷をかるいまする 三把にしてもどそ わしゃ竿ささん 鳥刺しなりゃこそ 竿さしまする 四把にしてもどそ わしゃしわよらん 年寄りなりゃこそ しわよりまする 五把にしてもどそ わしゃ碁はうたん 坊さなりゃこそ 碁をうちまする 六把にしてもどそ わしゃ櫓はおさん 船頭なりゃこそ 櫓を押しまする 七把ひちわにしてもどそ わしゃ質ひちゃおかん 貧乏すりゃこそ 質おきまする 八把にしてもどそ わしゃ鉢ゃめがん ねずみなりゃこそ 鉢めぎまする 九把にしてもどそ わしゃ鍬かつがん 百姓なりゃこそ 鍬かつぎまする 十把じっぱにしてもどそ わしゃ字は書かん 手習い子供衆は 字を書きまする寺尾紗穂作者不明作者不明山の婆 山の婆 わら一把かさんか 二把にしてもどそ わしゃ荷はかるわん ほいとなりゃこそ荷をかるいまする 三把にしてもどそ わしゃ竿ささん 鳥刺しなりゃこそ 竿さしまする 四把にしてもどそ わしゃしわよらん 年寄りなりゃこそ しわよりまする 五把にしてもどそ わしゃ碁はうたん 坊さなりゃこそ 碁をうちまする 六把にしてもどそ わしゃ櫓はおさん 船頭なりゃこそ 櫓を押しまする 七把ひちわにしてもどそ わしゃ質ひちゃおかん 貧乏すりゃこそ 質おきまする 八把にしてもどそ わしゃ鉢ゃめがん ねずみなりゃこそ 鉢めぎまする 九把にしてもどそ わしゃ鍬かつがん 百姓なりゃこそ 鍬かつぎまする 十把じっぱにしてもどそ わしゃ字は書かん 手習い子供衆は 字を書きまする
山梨/労作唄「えぐえぐ節」(北巨摩郡駒城村)エグエグエグ縁でそうとも柳沢いやだね 女子木を切るかやを刈るションガイネ そりゃかやを刈る女子木を切る かやを刈るションガイネ  ぬしは釜無わしゃ塩川よ 末は富士川ションガイネ そりゃ末は富士川深い仲ションガイネ  甲州でがけの吸いつけタバコ 涙湿りてションガイネ そりゃ涙湿りて火がつかぬションガイネ  カジカホロホロ釜無降りゃよ 鐘が鳴りますションガイネ そりゃ鐘が鳴ります七里ヶ岩ションガイネ  縁でそうなら北山条の花が咲きますションガイネ そりゃ花が咲きます 葉もしげるションガイネ  縁でそうとも柳沢いやだね 女子木を切るかやを刈るションガイネ そりゃかやを刈る女子木を切る かやを刈るションガイネ寺尾紗穂作者不明作者不明エグエグエグ縁でそうとも柳沢いやだね 女子木を切るかやを刈るションガイネ そりゃかやを刈る女子木を切る かやを刈るションガイネ  ぬしは釜無わしゃ塩川よ 末は富士川ションガイネ そりゃ末は富士川深い仲ションガイネ  甲州でがけの吸いつけタバコ 涙湿りてションガイネ そりゃ涙湿りて火がつかぬションガイネ  カジカホロホロ釜無降りゃよ 鐘が鳴りますションガイネ そりゃ鐘が鳴ります七里ヶ岩ションガイネ  縁でそうなら北山条の花が咲きますションガイネ そりゃ花が咲きます 葉もしげるションガイネ  縁でそうとも柳沢いやだね 女子木を切るかやを刈るションガイネ そりゃかやを刈る女子木を切る かやを刈るションガイネ
夕まぐれ夕まぐれ 私ひとり 踊る電線 カットして 自由な空  夕まぐれ 私ひとり 愛したひとの今頃と 愛した私のこれからと  夕まぐれ 私ひとり お隣さんは中華かな 私はひとり魚をおろそうか な  夕まぐれ 私ひとり ぼやけた月をぼやっと眺め 自由な空  夕まぐれ 私ひとり 愛したひとの今頃と 愛した私のこれからと  自由な空寺尾紗穂寺尾紗穂寺尾紗穂夕まぐれ 私ひとり 踊る電線 カットして 自由な空  夕まぐれ 私ひとり 愛したひとの今頃と 愛した私のこれからと  夕まぐれ 私ひとり お隣さんは中華かな 私はひとり魚をおろそうか な  夕まぐれ 私ひとり ぼやけた月をぼやっと眺め 自由な空  夕まぐれ 私ひとり 愛したひとの今頃と 愛した私のこれからと  自由な空
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