愛しいあなた~カナサン・ウンジュ~何年ぶりでしょう ここに来たのは 窓から見える うるまの海は あの夏と 変わらない 「一人にはしない」と あなたは 言ったけど 嘘つきね 今は遠い空の星 カナサン・ウンジュ 愛しいあなた どこにいますか… 海辺のカフェテラス 今もあるのね ユウナの花の コーヒーカップ 微笑(ほほえ)みが よみがえる 「幸せになろう」と あなたは 言ったのよ 信じてた 二人ずっと一緒だと カナサン・ウンジュ 愛しいあなた すごく逢いたい… 「幸せな女」と 私は 思ってる こんなにも 好きな人に逢えたから カナサン・ウンジュ 愛しいあなた 聞いていますか… | 男石宜隆 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 何年ぶりでしょう ここに来たのは 窓から見える うるまの海は あの夏と 変わらない 「一人にはしない」と あなたは 言ったけど 嘘つきね 今は遠い空の星 カナサン・ウンジュ 愛しいあなた どこにいますか… 海辺のカフェテラス 今もあるのね ユウナの花の コーヒーカップ 微笑(ほほえ)みが よみがえる 「幸せになろう」と あなたは 言ったのよ 信じてた 二人ずっと一緒だと カナサン・ウンジュ 愛しいあなた すごく逢いたい… 「幸せな女」と 私は 思ってる こんなにも 好きな人に逢えたから カナサン・ウンジュ 愛しいあなた 聞いていますか… |
大阪泣かせ雨こんなに好きに させといて 夜の新地に 消えたひと 傘のしずくを 振り切るように あのひと忘れて しまえたら… それも出来ずに涙ぐむ 大阪泣かせ雨 ため息ひとつ つくたびに 逃げてゆくのね 倖せは 渡りきれない この世の橋を 想い出拾って まわり道… 何処で濡れてるあのひとは 大阪泣かせ雨 ひとりに戻る 淋(さび)しさは 誰もわかりは しないけど 飲んで北浜 流れて難波 逢いたくなるのよ 酔うほどに… どうかあのひと連れてきて 大阪泣かせ雨 | 男石宜隆 | 仁井谷俊也 | 四方章人 | 伊戸のりお | こんなに好きに させといて 夜の新地に 消えたひと 傘のしずくを 振り切るように あのひと忘れて しまえたら… それも出来ずに涙ぐむ 大阪泣かせ雨 ため息ひとつ つくたびに 逃げてゆくのね 倖せは 渡りきれない この世の橋を 想い出拾って まわり道… 何処で濡れてるあのひとは 大阪泣かせ雨 ひとりに戻る 淋(さび)しさは 誰もわかりは しないけど 飲んで北浜 流れて難波 逢いたくなるのよ 酔うほどに… どうかあのひと連れてきて 大阪泣かせ雨 |
大阪ひとり酒別れたあなた 今どこに 一人のままで いて欲しい きっと最後の 幸せでした バカよね失くして 気がつくなんて ネオンがにじんだ 北新地 大阪 大阪 ひとり酒 淋しい時は 側にいて 話を聞いて くれた人 酔ったふりして すがった胸の 優しい温もり 忘れはしない あなたが来そうな 淀屋橋 大阪 大阪 ひとり酒 今さら遅い 知りながら 心があなた 恋しがる 右を向いても 左を見ても 二人で歩いた 想い出ばかり 私を泣かせる 御堂筋 大阪 大阪 ひとり酒 | 男石宜隆 | 円香乃 | 大谷明裕 | 伊戸のりお | 別れたあなた 今どこに 一人のままで いて欲しい きっと最後の 幸せでした バカよね失くして 気がつくなんて ネオンがにじんだ 北新地 大阪 大阪 ひとり酒 淋しい時は 側にいて 話を聞いて くれた人 酔ったふりして すがった胸の 優しい温もり 忘れはしない あなたが来そうな 淀屋橋 大阪 大阪 ひとり酒 今さら遅い 知りながら 心があなた 恋しがる 右を向いても 左を見ても 二人で歩いた 想い出ばかり 私を泣かせる 御堂筋 大阪 大阪 ひとり酒 |
大阪みれん花淀の流れに 逆らって あなたは東へ 行くと言う きっと女の 涙など 夢見る男にゃ ただの水 風が 風が冷たい 大阪みれん花 ついて来るかと 言われたら すべてを投げ出し 行くけれど そんな優しい 嘘なんて はなから言えない 人だから 追えば 追えば切ない 大阪みれん花 窓で春待つ 水仙は 二人で選んだ 白い花 そっとうつむく 花びらが おまえのようだと 微笑んだ あなた あなた恋しい 大阪みれん花 | 男石宜隆 | 円香乃 | 大谷明裕 | 伊戸のりお | 淀の流れに 逆らって あなたは東へ 行くと言う きっと女の 涙など 夢見る男にゃ ただの水 風が 風が冷たい 大阪みれん花 ついて来るかと 言われたら すべてを投げ出し 行くけれど そんな優しい 嘘なんて はなから言えない 人だから 追えば 追えば切ない 大阪みれん花 窓で春待つ 水仙は 二人で選んだ 白い花 そっとうつむく 花びらが おまえのようだと 微笑んだ あなた あなた恋しい 大阪みれん花 |
おんな宿これが最後の はずでした 綺麗に身をひく はずでした 駄目よ…駄目です これきりなんて 逢って抱かれりゃ 明日(あした)が欲しい 隠れ湯の里 おんな宿 越えた火の川 罪の道 今さら昨日に 戻れない 嫌よ…嫌です 他人だなんて 堕ちてゆきたい あなたとふたり 瀬音せつない おんな宿 一夜(いちや)泊まりを ふた晩に それでも別れは すぐに来る 駄目よ…駄目です 想い出だけじゃ 愛の証しが わたしは欲しい 夢に生きたい おんな宿 | 男石宜隆 | 仁井谷俊也 | 四方章人 | 伊戸のりお | これが最後の はずでした 綺麗に身をひく はずでした 駄目よ…駄目です これきりなんて 逢って抱かれりゃ 明日(あした)が欲しい 隠れ湯の里 おんな宿 越えた火の川 罪の道 今さら昨日に 戻れない 嫌よ…嫌です 他人だなんて 堕ちてゆきたい あなたとふたり 瀬音せつない おんな宿 一夜(いちや)泊まりを ふた晩に それでも別れは すぐに来る 駄目よ…駄目です 想い出だけじゃ 愛の証しが わたしは欲しい 夢に生きたい おんな宿 |
北の螢山が泣く 風が泣く 少し遅れて 雪が泣く 女 いつ泣く 灯影(ほかげ)が揺れて 白い躰(からだ)がとける頃 もしも 私が死んだなら 胸の乳房をつき破り 赤い螢が翔(と)ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行(ゆ)け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け 雪が舞う 鳥が舞う 一つはぐれて 夢が舞う 女 いつ舞う 思いをとげて 赤いいのちがつきる時 たとえ 遠くにはなれても 肌の匂いを追いながら 恋の螢が翔ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨みを忘れて 燃えて行け ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨みを忘れて 燃えて行け | 男石宜隆 | 阿久悠 | 三木たかし | 伊藤雪彦 | 山が泣く 風が泣く 少し遅れて 雪が泣く 女 いつ泣く 灯影(ほかげ)が揺れて 白い躰(からだ)がとける頃 もしも 私が死んだなら 胸の乳房をつき破り 赤い螢が翔(と)ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行(ゆ)け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け 雪が舞う 鳥が舞う 一つはぐれて 夢が舞う 女 いつ舞う 思いをとげて 赤いいのちがつきる時 たとえ 遠くにはなれても 肌の匂いを追いながら 恋の螢が翔ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨みを忘れて 燃えて行け ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨みを忘れて 燃えて行け |
恋の川どこへ流れて 行くのでしょうか 恋という名の この川は あなたの小指の 紅糸が 誰かに続いて いるのなら 切ってこの手に 結びたい 流されて あぁ 流されて ひとり 恋の川 恋の深みに 心をとられ 石のようです この身体 あなたに逢いたい それだけで 誰かを不幸に するのなら いっそ溺れて しまいましょう 沈んでも あぁ 沈んでも ひとり 恋の川 花に焦がれる 水草ひとつ そんな恋です この恋は あなたに抱かれる 幸せが 誰かの涙の かわりでも 離したくない 渡さない 恋しくて あぁ 恋しくて ひとり 恋の川 | 男石宜隆 | 円香乃 | 大谷明裕 | 伊戸のりお | どこへ流れて 行くのでしょうか 恋という名の この川は あなたの小指の 紅糸が 誰かに続いて いるのなら 切ってこの手に 結びたい 流されて あぁ 流されて ひとり 恋の川 恋の深みに 心をとられ 石のようです この身体 あなたに逢いたい それだけで 誰かを不幸に するのなら いっそ溺れて しまいましょう 沈んでも あぁ 沈んでも ひとり 恋の川 花に焦がれる 水草ひとつ そんな恋です この恋は あなたに抱かれる 幸せが 誰かの涙の かわりでも 離したくない 渡さない 恋しくて あぁ 恋しくて ひとり 恋の川 |
コースターあの日は一人でいるのが みじめで寒くて やり切れなくて アクアマリンの 電飾に 誘われフラリと ドアを開けた どこの店にもよくある 丸くて白いコースター よく見りゃ一杯どうかと 口説き文句の青い文字 それがアンタとの 始まりだったわ 淋しい男と 女の始まり 恋かと聞かれりゃ 違うと言うけど それでも多分 ホントはアタシ…愛してた 桜が三回散っても 土曜の夜には 二人で飲んだ 名前一つも 知らないし 男と女で それがすべて 今も変わらず置いてる 丸くて白いコースター 最後にアンタが残した 街を出るよの青い文字 今もアタシだけ お店に来てるわ 淋しい女に 戻ったみたいよ 恋だと言うには あんまり軽くて それでも変ね 今夜もアタシ…泣いている とてもアンタには 見せられないけど 淋しい女は 素直じゃないから ホントにバカよね グラスの下には アンタがくれた 丸くて白い…コースター | 男石宜隆 | 円香乃 | 伊戸のりお | 伊戸のりお | あの日は一人でいるのが みじめで寒くて やり切れなくて アクアマリンの 電飾に 誘われフラリと ドアを開けた どこの店にもよくある 丸くて白いコースター よく見りゃ一杯どうかと 口説き文句の青い文字 それがアンタとの 始まりだったわ 淋しい男と 女の始まり 恋かと聞かれりゃ 違うと言うけど それでも多分 ホントはアタシ…愛してた 桜が三回散っても 土曜の夜には 二人で飲んだ 名前一つも 知らないし 男と女で それがすべて 今も変わらず置いてる 丸くて白いコースター 最後にアンタが残した 街を出るよの青い文字 今もアタシだけ お店に来てるわ 淋しい女に 戻ったみたいよ 恋だと言うには あんまり軽くて それでも変ね 今夜もアタシ…泣いている とてもアンタには 見せられないけど 淋しい女は 素直じゃないから ホントにバカよね グラスの下には アンタがくれた 丸くて白い…コースター |
最後のジェラシー夕暮れ間近の 公園通り 一人駆け込んだ 小雨のカフェテラス ドラマでよく見る 気まずい場面 あなたとこんな所で 逢うなんて 気づかない振りをして あげても良いけど あんまり幸せな 顔しているから チクリ…バラの棘 心に刺さって 思わせぶりに 名前を呼んだ 最後のジェラシー… あなたの隣で 微笑む女(ひと)は 白いエプロンの 香りがしてくるわ 私が選んだ ルビーのピアス 彼女の耳で 優しく揺れていた 幸せの邪魔をする つもりもないけど 突然理由(わけ)もなく 憎らしくなって ポツリ…別れ際 「またネ」と囁き 思わせぶりに その手に触れた 最後のジェラシー… 愛なんて重たくて 欲しくもないけど 小雨に濡れながら ピアスをはずせば ポロリ…強がりの 仮面がはがれて 思わずひとつ 涙が落ちた 最後のジェラシー… | 男石宜隆 | 円香乃 | 大谷明裕 | 伊戸のりお | 夕暮れ間近の 公園通り 一人駆け込んだ 小雨のカフェテラス ドラマでよく見る 気まずい場面 あなたとこんな所で 逢うなんて 気づかない振りをして あげても良いけど あんまり幸せな 顔しているから チクリ…バラの棘 心に刺さって 思わせぶりに 名前を呼んだ 最後のジェラシー… あなたの隣で 微笑む女(ひと)は 白いエプロンの 香りがしてくるわ 私が選んだ ルビーのピアス 彼女の耳で 優しく揺れていた 幸せの邪魔をする つもりもないけど 突然理由(わけ)もなく 憎らしくなって ポツリ…別れ際 「またネ」と囁き 思わせぶりに その手に触れた 最後のジェラシー… 愛なんて重たくて 欲しくもないけど 小雨に濡れながら ピアスをはずせば ポロリ…強がりの 仮面がはがれて 思わずひとつ 涙が落ちた 最後のジェラシー… |
秋霖金色の 銀杏並木 綺麗だねって あなたは言った 秋がまた 来るたびに いないあなたを 想っている 霖々と霖々と 雨が降る 胸を濡らして 降りしきる 逢いたくて 逢いたくて 想い出に 出来なくて 手離した その指を 今もまだ 探してる 落ちてゆく 夕日見つめ 静かにそっと あなたは泣いた その訳を 聞いたけど 何も答えず 笑っていた 霖々と霖々と 雨が降る 今日も止まずに 降りしきる いつまでも いつまでも 変わらない 信じてた 動けない 時の中 秋だけが 行き過ぎる 霖々と霖々と 雨が降る 寒い心に 降りしきる 逢いたくて 逢いたくて 想い出に 出来なくて 今もまだ 探してる | 男石宜隆 | 円香乃 | 大谷明裕 | 伊戸のりお | 金色の 銀杏並木 綺麗だねって あなたは言った 秋がまた 来るたびに いないあなたを 想っている 霖々と霖々と 雨が降る 胸を濡らして 降りしきる 逢いたくて 逢いたくて 想い出に 出来なくて 手離した その指を 今もまだ 探してる 落ちてゆく 夕日見つめ 静かにそっと あなたは泣いた その訳を 聞いたけど 何も答えず 笑っていた 霖々と霖々と 雨が降る 今日も止まずに 降りしきる いつまでも いつまでも 変わらない 信じてた 動けない 時の中 秋だけが 行き過ぎる 霖々と霖々と 雨が降る 寒い心に 降りしきる 逢いたくて 逢いたくて 想い出に 出来なくて 今もまだ 探してる |
竹の花竹がざわめく 好きとざわめく あなた逢いたさに 焦がれ散る 一葉(ひとは)二葉(ふたは)と 泣くように 夕風に舞う ハラリ ハラリ 涙が落ちる ハラリ 頬に… 好きになるのが 罪ですか 命さめざめ 竹が泣く 一夜(ひとよ)契れば 心一生 かけて生きるのは 女ゆえ どうせ咲くなら 竹の花 枯れ果てるまで ヒュルリ ヒュルリ 袂(たもと)を乱し ヒュルリ 風が… 夜の静寂(しじま)を 裂くように 命散らして 竹が舞う ハラリ ハラリ 涙が落ちる ハラリ 頬に… 声を殺して 狂おしく 命さめざめ 竹が泣く | 男石宜隆 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 竹がざわめく 好きとざわめく あなた逢いたさに 焦がれ散る 一葉(ひとは)二葉(ふたは)と 泣くように 夕風に舞う ハラリ ハラリ 涙が落ちる ハラリ 頬に… 好きになるのが 罪ですか 命さめざめ 竹が泣く 一夜(ひとよ)契れば 心一生 かけて生きるのは 女ゆえ どうせ咲くなら 竹の花 枯れ果てるまで ヒュルリ ヒュルリ 袂(たもと)を乱し ヒュルリ 風が… 夜の静寂(しじま)を 裂くように 命散らして 竹が舞う ハラリ ハラリ 涙が落ちる ハラリ 頬に… 声を殺して 狂おしく 命さめざめ 竹が泣く |
追憶の街駅に降りたら 改札を抜け 左に曲がれば 想い出の道 角の花屋も あの日のまま 今もあなたが 立っていそうで 愛は優しくて 愛は重たくて 若さは身勝手で 恐さ知らずで 言えなかった 言葉が 風に…通り過ぎてゆく 二人暮らした アパートの窓 見上げて小さく ため息をつく 坂の途中の 馴染みの店 いつもあなたを 待たせていたわ 愛は優しくて 愛はバラ色で 二人は一緒だと 信じられてた 壊したのは 私ね 馬鹿ね…今じゃ遅いけど 愛は優しくて 愛は哀しくて あなたの淋しさに 何も気づかず 言いたかった 言葉が 風に…揺れて消えてゆく | 男石宜隆 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 駅に降りたら 改札を抜け 左に曲がれば 想い出の道 角の花屋も あの日のまま 今もあなたが 立っていそうで 愛は優しくて 愛は重たくて 若さは身勝手で 恐さ知らずで 言えなかった 言葉が 風に…通り過ぎてゆく 二人暮らした アパートの窓 見上げて小さく ため息をつく 坂の途中の 馴染みの店 いつもあなたを 待たせていたわ 愛は優しくて 愛はバラ色で 二人は一緒だと 信じられてた 壊したのは 私ね 馬鹿ね…今じゃ遅いけど 愛は優しくて 愛は哀しくて あなたの淋しさに 何も気づかず 言いたかった 言葉が 風に…揺れて消えてゆく |
那智の恋滝この世にあなたが いないのならば 生きる意味など ないのです 白い野菊の 花嫁衣装 一人深山(みやま)へ 入ります 熊野 龍神 小森谷(こもりだに) 身丈(みたけ)に合わぬ恋でも あなた… 闇(やみ)も静寂(しじま)も 蛇(じゃ)の道も 恐れはしません お万のことを 夢であなたが 待つのなら お側(そば)にあなたが いないのならば 見せるお方も ないのです 残る白粉(おしろい) 川面(かわも)に流し 紅も一緒に 溶かしましょう 熊野 龍神 那智の滝 きれいと言ってくれたら あなた… これが最後の 化粧でも 悔やみはしません お万はいつも あなた一人の 女です 熊野 龍神 那智の滝 瀬音が遠くなります あなた… たとえこの身は 沈んでも はぐれはしません お万の心 すぐにお側(そば)に 参ります | 男石宜隆 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | この世にあなたが いないのならば 生きる意味など ないのです 白い野菊の 花嫁衣装 一人深山(みやま)へ 入ります 熊野 龍神 小森谷(こもりだに) 身丈(みたけ)に合わぬ恋でも あなた… 闇(やみ)も静寂(しじま)も 蛇(じゃ)の道も 恐れはしません お万のことを 夢であなたが 待つのなら お側(そば)にあなたが いないのならば 見せるお方も ないのです 残る白粉(おしろい) 川面(かわも)に流し 紅も一緒に 溶かしましょう 熊野 龍神 那智の滝 きれいと言ってくれたら あなた… これが最後の 化粧でも 悔やみはしません お万はいつも あなた一人の 女です 熊野 龍神 那智の滝 瀬音が遠くなります あなた… たとえこの身は 沈んでも はぐれはしません お万の心 すぐにお側(そば)に 参ります |
願・一条戻り橋ああ あなたの手の 温もりが恋しい いつも隣にいた 優しいあなた ああ 突然別れが くるなんて それは 信じられない ことでした 悲しみを閉じ込めて 今を生きてるけど 時にどうしようもなく 涙がとまらない 祈り 一条戻り橋 夢でもかまわない 願い 一条戻り橋 あなたに逢いたい ああ あなたのあの 愛(いつく)しむ笑顔は 今も心にある わたしの支え ああ 永遠(えいえん)に続くと 疑わず とても しあわせ過ぎた 日々でした ありがとうを伝えたい せめて抱きしめたい 時にどうしようもなく 涙があふれだす 祈り 一条戻り橋 誰より大切な 願い 一条戻り橋 あなたに逢いたい 祈り 一条戻り橋 夢でもかまわない 願い 一条戻り橋 あなたに逢いたい あなたに 逢いたい… | 男石宜隆 | 志摩ゆり子 | 大谷明裕 | 杉本洋祐 | ああ あなたの手の 温もりが恋しい いつも隣にいた 優しいあなた ああ 突然別れが くるなんて それは 信じられない ことでした 悲しみを閉じ込めて 今を生きてるけど 時にどうしようもなく 涙がとまらない 祈り 一条戻り橋 夢でもかまわない 願い 一条戻り橋 あなたに逢いたい ああ あなたのあの 愛(いつく)しむ笑顔は 今も心にある わたしの支え ああ 永遠(えいえん)に続くと 疑わず とても しあわせ過ぎた 日々でした ありがとうを伝えたい せめて抱きしめたい 時にどうしようもなく 涙があふれだす 祈り 一条戻り橋 誰より大切な 願い 一条戻り橋 あなたに逢いたい 祈り 一条戻り橋 夢でもかまわない 願い 一条戻り橋 あなたに逢いたい あなたに 逢いたい… |
閨の月影月が満ちたら 逢いに来る 交わした約束 指折り数え たった一夜(ひとよ)の 逢瀬でも 待つのが愛なら 女は待つの 朝に昼に夜に月に 想い 窓を叩く風の音に 目覚め あなた さがすの… 夢はいつも夢ね 閨(ねや)の月影 声を下さい くれるなら 誰かの名前を 呼べないように 恋にこがれて 身を削り 闇夜(やみよ)に欠(か)けてく 十六夜(いざよい)の月 春が夏が秋が冬が 過ぎて 朝を告げる鳥の声に 泣いて あなた 恋しい… 夢はいつも消えて 閨(ねや)の月影 朝に昼に夜に月に 想い 窓を叩く風の音に 目覚め あなた さがすの… 夢は夢のままね 閨(ねや)の月影 | 男石宜隆 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 月が満ちたら 逢いに来る 交わした約束 指折り数え たった一夜(ひとよ)の 逢瀬でも 待つのが愛なら 女は待つの 朝に昼に夜に月に 想い 窓を叩く風の音に 目覚め あなた さがすの… 夢はいつも夢ね 閨(ねや)の月影 声を下さい くれるなら 誰かの名前を 呼べないように 恋にこがれて 身を削り 闇夜(やみよ)に欠(か)けてく 十六夜(いざよい)の月 春が夏が秋が冬が 過ぎて 朝を告げる鳥の声に 泣いて あなた 恋しい… 夢はいつも消えて 閨(ねや)の月影 朝に昼に夜に月に 想い 窓を叩く風の音に 目覚め あなた さがすの… 夢は夢のままね 閨(ねや)の月影 |
浜のれんフワ フワ フワリと 雪虫飛べば 浜に二度目の 冬が来る 冬が来る やっと開(ひら)いた 店なのに 私残して どこ行った 北の 港の 浜のれん 今日も一人で 赤提灯(ひ)を灯(とも)す ヒュル ヒュル ヒュルリと 海風吹いて 誰か噂を 連れて来い 連れて来い 雨が降る日は 側(そば)にいて 風邪を引くなと 抱き寄せた 酔えば 恋しい 浜のれん 苦いお酒を また煽(あお)る ポツ ポツ ポツリと カモメが言うの あんな情無し やめとけと やめとけと いつも優しい マーちゃんと 店をたたんで 町出よか 暮れて 淋しい 浜のれん 夢の灯(あか)りを また灯(とも)す | 男石宜隆 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | フワ フワ フワリと 雪虫飛べば 浜に二度目の 冬が来る 冬が来る やっと開(ひら)いた 店なのに 私残して どこ行った 北の 港の 浜のれん 今日も一人で 赤提灯(ひ)を灯(とも)す ヒュル ヒュル ヒュルリと 海風吹いて 誰か噂を 連れて来い 連れて来い 雨が降る日は 側(そば)にいて 風邪を引くなと 抱き寄せた 酔えば 恋しい 浜のれん 苦いお酒を また煽(あお)る ポツ ポツ ポツリと カモメが言うの あんな情無し やめとけと やめとけと いつも優しい マーちゃんと 店をたたんで 町出よか 暮れて 淋しい 浜のれん 夢の灯(あか)りを また灯(とも)す |
紅花の恋最上のほとりに 乱れ咲く 黄色いアザミか 紅の群れ どこに咲いても 隠れても 人に棘さす 恋だから つらい別れを 決めました 末摘(すえつむ)花です 紅花哀し 私があなたの 庭に咲く 花なら近くに 咲けるのに 好きになるのが 罪ならば 想うことさえ 罪ならば 花は散るしか ないのです 末摘花です 紅花ひとり 「あなたを嫌いに なりました」 最後の嘘です お別れの たった一度の この嘘を もしも言わずに 済むのなら 朝に花びら こぼれ散る 末摘花です 紅花哀し | 男石宜隆 | 円香乃 | 大谷明裕 | 伊戸のりお | 最上のほとりに 乱れ咲く 黄色いアザミか 紅の群れ どこに咲いても 隠れても 人に棘さす 恋だから つらい別れを 決めました 末摘(すえつむ)花です 紅花哀し 私があなたの 庭に咲く 花なら近くに 咲けるのに 好きになるのが 罪ならば 想うことさえ 罪ならば 花は散るしか ないのです 末摘花です 紅花ひとり 「あなたを嫌いに なりました」 最後の嘘です お別れの たった一度の この嘘を もしも言わずに 済むのなら 朝に花びら こぼれ散る 末摘花です 紅花哀し |
六つの花夜の闇から 音もなく シンシンシンシン降り積もる 六つの花 言われなくても わかります これが最後の 逢瀬だと 白い白い白い雪が 格子窓に落ちる 生木裂くよな 別れをあなた 針の音さえ 憎らしい いっそ ひとひらの雪になり この命 この命 消えるまで… 紅い蛇の目を 染めるよに ハラハラハラハラ舞い落ちる 六つの花 知っていました 見送れば 消した未練が 増すことを 白い白い白い雪が 寒い胸に落ちる 追ってゆけない 愛しいあなた そっと伸ばした 指が泣く いっそ ひとひらの雪になり この涙 この涙 凍るまで… 白い白い白い雪が 夢の跡に落ちる 恋の紅糸あるなら あなた すぐにこの手に たぐりたい いっそ ひとひらの雪になり この想い この想い 溶けるまで… | 男石宜隆 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 夜の闇から 音もなく シンシンシンシン降り積もる 六つの花 言われなくても わかります これが最後の 逢瀬だと 白い白い白い雪が 格子窓に落ちる 生木裂くよな 別れをあなた 針の音さえ 憎らしい いっそ ひとひらの雪になり この命 この命 消えるまで… 紅い蛇の目を 染めるよに ハラハラハラハラ舞い落ちる 六つの花 知っていました 見送れば 消した未練が 増すことを 白い白い白い雪が 寒い胸に落ちる 追ってゆけない 愛しいあなた そっと伸ばした 指が泣く いっそ ひとひらの雪になり この涙 この涙 凍るまで… 白い白い白い雪が 夢の跡に落ちる 恋の紅糸あるなら あなた すぐにこの手に たぐりたい いっそ ひとひらの雪になり この想い この想い 溶けるまで… |
ヤバイ…見え透いた 優しい嘘の なぐさめは やめてくれ 黙って店から 出ていけばいい 好きだった 薄めのルージュ 重そうな くちびるに 別れの言葉が こぼれて消える ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ 外は雨 傘もない アァ… 淋しいと こぼした涙 気づかない フリをした 最初も最後も 悪いのは俺 気の抜けた ビールの泡が ひとつだけ 揺らめいて 愚かな未練を 冷たく笑う ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ 午前2時 店もない アァ… ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ 外は雨 傘もない アァ… | 男石宜隆 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 見え透いた 優しい嘘の なぐさめは やめてくれ 黙って店から 出ていけばいい 好きだった 薄めのルージュ 重そうな くちびるに 別れの言葉が こぼれて消える ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ 外は雨 傘もない アァ… 淋しいと こぼした涙 気づかない フリをした 最初も最後も 悪いのは俺 気の抜けた ビールの泡が ひとつだけ 揺らめいて 愚かな未練を 冷たく笑う ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ 午前2時 店もない アァ… ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ 外は雨 傘もない アァ… |