根津甚八の歌詞一覧リスト  17曲中 1-17曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
あじさいの宿で古びた町の 古びた宿に 心ひかれて クツをぬいだよ お前に生きて お前に泣いて そして別れた 旅のゆきずりに 雨に打たれてる あじさいの花が あざやかすぎて 日暮れが淋しい せめてお前だけは 幸せになれよ  冷たくすてて 私をすてて 泣いてお前は 背中向けたよ タバコを吸って 煙をはいて 俺は別れの 言葉探したよ 俺のせいにして サヨナラを告げる お前の肩が かなしくふるえた いいさお前だけは 幸せになれよ  雨に打たれてる あじさいの花が ふしぎなほどに 心にまぶしい せめてお前だけは 幸せになれよ根津甚八中山大三郎森山慎也古びた町の 古びた宿に 心ひかれて クツをぬいだよ お前に生きて お前に泣いて そして別れた 旅のゆきずりに 雨に打たれてる あじさいの花が あざやかすぎて 日暮れが淋しい せめてお前だけは 幸せになれよ  冷たくすてて 私をすてて 泣いてお前は 背中向けたよ タバコを吸って 煙をはいて 俺は別れの 言葉探したよ 俺のせいにして サヨナラを告げる お前の肩が かなしくふるえた いいさお前だけは 幸せになれよ  雨に打たれてる あじさいの花が ふしぎなほどに 心にまぶしい せめてお前だけは 幸せになれよ
おもいやり泣いてくらすなよ 酒もほどほどに やせたりして体を 悪くするじゃない せめて別れの握手に 心こめながら お前にささやく胸のうちを じっときいてくれ すねて泣くじゃない  惚れて転ぶなよ 恋におぼれるな 一途になり自分を 捨ててけがするな 別れまぎわによけいな ことと思うけど お前を愛した男だから これがはなむけさ 思い出してくれ  五年過ぎたかな ここの愛の巣も 気づかないでいたけど みんな想い出さ 大人どうしのくらしに 幕をおろす時 お前が行くまでしゃれていたい 肩で泣くじゃない 胸で泣くじゃない根津甚八阿久悠三佳令二泣いてくらすなよ 酒もほどほどに やせたりして体を 悪くするじゃない せめて別れの握手に 心こめながら お前にささやく胸のうちを じっときいてくれ すねて泣くじゃない  惚れて転ぶなよ 恋におぼれるな 一途になり自分を 捨ててけがするな 別れまぎわによけいな ことと思うけど お前を愛した男だから これがはなむけさ 思い出してくれ  五年過ぎたかな ここの愛の巣も 気づかないでいたけど みんな想い出さ 大人どうしのくらしに 幕をおろす時 お前が行くまでしゃれていたい 肩で泣くじゃない 胸で泣くじゃない
こころ泣き花はアカシヤ 俺の恋 ひと春咲いて 散りはてた おまえを偲び ゆく街に あゝゆく街に いまは冷え冷え 雨が降る  俺の短い 人生に なごりを残して 行った奴 口紅うすい 横顔の あゝ横顔の 可愛いえくぼが 目に浮かぶ  白いコートで 濡れながら あてないままに 入る店 流れる歌の 哀しさよ あゝ哀しさよ 聞いてしみじみ こころ泣き根津甚八池田充男上原賢六伊藤雪彦花はアカシヤ 俺の恋 ひと春咲いて 散りはてた おまえを偲び ゆく街に あゝゆく街に いまは冷え冷え 雨が降る  俺の短い 人生に なごりを残して 行った奴 口紅うすい 横顔の あゝ横顔の 可愛いえくぼが 目に浮かぶ  白いコートで 濡れながら あてないままに 入る店 流れる歌の 哀しさよ あゝ哀しさよ 聞いてしみじみ こころ泣き
こんな男でよかったらこんな男でよかったら 俺と来るかい 横浜へ 夜におぼれてしまいそな 弱いお前に ひかされた こんな男でこんな男でよかったら 俺と来るかい 横浜へ  こんな男でよかったら 早くはいれよ かさの中 雨にぬれたら かぜをひく 過去は流そう 忘れよう こんな男でこんな男でよかったら 俺と来るかい 横浜へ  こんな男でよかったら 俺とくらそう 横浜で 船の汽笛を聞きながら 夢をお前とみたいのさ こんな男でこんな男でよかったら 俺とくらそう 横浜で根津甚八遠藤実遠藤実伊藤雪彦こんな男でよかったら 俺と来るかい 横浜へ 夜におぼれてしまいそな 弱いお前に ひかされた こんな男でこんな男でよかったら 俺と来るかい 横浜へ  こんな男でよかったら 早くはいれよ かさの中 雨にぬれたら かぜをひく 過去は流そう 忘れよう こんな男でこんな男でよかったら 俺と来るかい 横浜へ  こんな男でよかったら 俺とくらそう 横浜で 船の汽笛を聞きながら 夢をお前とみたいのさ こんな男でこんな男でよかったら 俺とくらそう 横浜で
さすらいの唄「かえるが鳴くから帰るなら、 帰る家のない子にかえるは何て泣くんだろ? やはりカエローカエローと鳴いてらあ。 帰る家のある子のために鳴いて 帰れなくなっちまったかえるもいるんだろうな」  ある夕方のこと 風が俺らに伝えたさ この町の果てで あの子が死にかけていると 俺は走った 呼んでみたさ だけど 俺を呼ぶ声はなかったさ  ある夜のこと 風が俺らに伝えたさ この町の果てで あの子が死んだと 俺は走った 呼んでみたさ だけど 俺を待つ墓はなかったさ  それからある時 風が俺らに伝えたさ この町の果てで あの子が俺を呼んでると 俺は走らぬ 言ってやったさ それは風の いたずらだと根津甚八唐十郎小室等「かえるが鳴くから帰るなら、 帰る家のない子にかえるは何て泣くんだろ? やはりカエローカエローと鳴いてらあ。 帰る家のある子のために鳴いて 帰れなくなっちまったかえるもいるんだろうな」  ある夕方のこと 風が俺らに伝えたさ この町の果てで あの子が死にかけていると 俺は走った 呼んでみたさ だけど 俺を呼ぶ声はなかったさ  ある夜のこと 風が俺らに伝えたさ この町の果てで あの子が死んだと 俺は走った 呼んでみたさ だけど 俺を待つ墓はなかったさ  それからある時 風が俺らに伝えたさ この町の果てで あの子が俺を呼んでると 俺は走らぬ 言ってやったさ それは風の いたずらだと
昭和ブルースうまれた時が 悪いのか それとも俺が 悪いのか 何もしないで 生きてゆくなら それはたやすい ことだけど  この世に生んだ お母さん あなたの愛に つつまれて 何も知らずに 生きていくなら それはやさしい ことだけど  なんにもせずに 死んでいく 俺にはそれが つらいのさ とめてくれるな 可愛い人よ 涙ながれて 来るけれど  見えない鎖が 重いけど 行かなきゃならぬ 俺なのさ だれも探しに 行かないものを おれは求めて ひとり行く  おれは求めて ひとり行く根津甚八山上路夫佐藤勝うまれた時が 悪いのか それとも俺が 悪いのか 何もしないで 生きてゆくなら それはたやすい ことだけど  この世に生んだ お母さん あなたの愛に つつまれて 何も知らずに 生きていくなら それはやさしい ことだけど  なんにもせずに 死んでいく 俺にはそれが つらいのさ とめてくれるな 可愛い人よ 涙ながれて 来るけれど  見えない鎖が 重いけど 行かなきゃならぬ 俺なのさ だれも探しに 行かないものを おれは求めて ひとり行く  おれは求めて ひとり行く
甚八の夢は夜ひらく好きな啄木 朔太郎 ボストン・バックの隅にいる どこで縒れたか ドヤ暮らし 夢は夜ひらく  帰る昔が あるのなら 飲んで血なんか 吐きやしない 父なし母なし ろくでなし 明日が遠すぎる  飛んでしまった 瞳の色と 日暮れみたいな 微笑みが 少し怖いと 寄りつかぬ 惚れたあの女  相槌打つのに 困ったか 闘争くずれの 学生(せいがく)が 小便する間に 消えていた 少し情(つれ)ないぜ  俺の心は 鳳仙花 いくつ弾けりゃ 気が済むか 出るは汗かよ 涙かよ 夢はいつひらく  俺を世間が 愛さない 俺にも世間が 愛せない ひとりぼっちの 流れ星 夢は夜ひらく根津甚八かぜ耕二曽根幸明好きな啄木 朔太郎 ボストン・バックの隅にいる どこで縒れたか ドヤ暮らし 夢は夜ひらく  帰る昔が あるのなら 飲んで血なんか 吐きやしない 父なし母なし ろくでなし 明日が遠すぎる  飛んでしまった 瞳の色と 日暮れみたいな 微笑みが 少し怖いと 寄りつかぬ 惚れたあの女  相槌打つのに 困ったか 闘争くずれの 学生(せいがく)が 小便する間に 消えていた 少し情(つれ)ないぜ  俺の心は 鳳仙花 いくつ弾けりゃ 気が済むか 出るは汗かよ 涙かよ 夢はいつひらく  俺を世間が 愛さない 俺にも世間が 愛せない ひとりぼっちの 流れ星 夢は夜ひらく
惜別の唄遠き別れに 耐えかねて この高殿に 登るかな 悲しむなかれ 我が友よ 旅の衣を ととのえよ  別れと言えば 昔より この人の世の 常なるを 流るる水を 眺むれば 夢はずかしき 涙かな  君がさやけき 目の色も 君くれないの くちびるも 君がみどりの 黒髪も またいつか見ん この別れ根津甚八島崎藤村藤江英輔伊藤雪彦遠き別れに 耐えかねて この高殿に 登るかな 悲しむなかれ 我が友よ 旅の衣を ととのえよ  別れと言えば 昔より この人の世の 常なるを 流るる水を 眺むれば 夢はずかしき 涙かな  君がさやけき 目の色も 君くれないの くちびるも 君がみどりの 黒髪も またいつか見ん この別れ
旅人の唄旅する男の 飲む酒は オンザロックが いいだろう 話し相手も ないからに とけた氷の 音をきく  旅する男の きく唄は 古い演歌が いいだろう 爪にともした 人情を 節のあいまに なつかしむ  旅する男の 寝る宿は 草の枕が いいだろう 星に似ている まばたきを 思い出すには それがいい  旅する男の つく嘘は 劇画みたいが いいだろう 傷やかげりが 似合うなら その場限りの 嘘もいい根津甚八阿久悠川口真旅する男の 飲む酒は オンザロックが いいだろう 話し相手も ないからに とけた氷の 音をきく  旅する男の きく唄は 古い演歌が いいだろう 爪にともした 人情を 節のあいまに なつかしむ  旅する男の 寝る宿は 草の枕が いいだろう 星に似ている まばたきを 思い出すには それがいい  旅する男の つく嘘は 劇画みたいが いいだろう 傷やかげりが 似合うなら その場限りの 嘘もいい
地図のない旅地図のない旅が 人生ならば ひとは誰でも 孤独な旅びと とまらない汽車に ひとりとび乗り 嵐のなかを さまよい走る 幸福とすれちがい かなしみとめぐり逢い 愛という名の 夜明けの町に いつの日 いつ頃 たどり着くのだろう  肩を寄せあって 暮らした女 三月たらずで あっさり別れた とまらない汽車の 古い網だな 人生ゆきの 荷物が並ぶ 思い出とすれちがい むなしさとめぐり逢い 愛という名の 夜明けの町に いつの日 いつ頃 たどり着くのだろう  幸福とすれちがい かなしみとめぐり逢い 愛という名の 夜明けの町に いつの日 いつ頃 たどり着くのだろう根津甚八池田充男森山慎也地図のない旅が 人生ならば ひとは誰でも 孤独な旅びと とまらない汽車に ひとりとび乗り 嵐のなかを さまよい走る 幸福とすれちがい かなしみとめぐり逢い 愛という名の 夜明けの町に いつの日 いつ頃 たどり着くのだろう  肩を寄せあって 暮らした女 三月たらずで あっさり別れた とまらない汽車の 古い網だな 人生ゆきの 荷物が並ぶ 思い出とすれちがい むなしさとめぐり逢い 愛という名の 夜明けの町に いつの日 いつ頃 たどり着くのだろう  幸福とすれちがい かなしみとめぐり逢い 愛という名の 夜明けの町に いつの日 いつ頃 たどり着くのだろう
ついて来るかいついて来るかい 何も聞かないで ついて来るかい 過去のある僕に 君を愛していればこそ 生まれ変われた僕なのさ ついて来るかい 涙をわけあい ついて来るかい 僕を信じて  ついて来るかい 噂気にせずに ついて来るかい 悲しみの僕に 身体の弱い君なのに 苦労をかけてすまないね ついて来るかい 何も持たない僕に ついて来るかい しあわせ求めて  なんでそんなにかわいい瞳で 僕を見つめて泣かすのさ ついて来るかい あしたからふたり ついて来るかい どこまでもふたり根津甚八遠藤実遠藤実伊藤雪彦ついて来るかい 何も聞かないで ついて来るかい 過去のある僕に 君を愛していればこそ 生まれ変われた僕なのさ ついて来るかい 涙をわけあい ついて来るかい 僕を信じて  ついて来るかい 噂気にせずに ついて来るかい 悲しみの僕に 身体の弱い君なのに 苦労をかけてすまないね ついて来るかい 何も持たない僕に ついて来るかい しあわせ求めて  なんでそんなにかわいい瞳で 僕を見つめて泣かすのさ ついて来るかい あしたからふたり ついて来るかい どこまでもふたり
ふるさと慕情おどま盆限(ぼんぎ)り盆限り 盆から先ァおらんど 盆が早よ来りゃ 早よ戻る あの山あの川 故郷の空が 濡れた瞼に また揺れる  せめて一ト枝(えだ) つんつん椿 子守哀しや 髪かざり 夕焼け小焼けに 泣く子を背負(しょ)った 幼馴染みの うしろ影  谷に流した 笹舟小舟 恋ははかなく 消えた夢 かえらぬ想いを グラスに注いで はるか偲ぼよ ふるさとを根津甚八渋谷郁男久慈ひろし伊藤雪彦おどま盆限(ぼんぎ)り盆限り 盆から先ァおらんど 盆が早よ来りゃ 早よ戻る あの山あの川 故郷の空が 濡れた瞼に また揺れる  せめて一ト枝(えだ) つんつん椿 子守哀しや 髪かざり 夕焼け小焼けに 泣く子を背負(しょ)った 幼馴染みの うしろ影  谷に流した 笹舟小舟 恋ははかなく 消えた夢 かえらぬ想いを グラスに注いで はるか偲ぼよ ふるさとを
ほたる草この手に抱けば 折れそうな ほそい体の やつだった 指もふれずに 別れて来たと 言っても世間は 信じない あゝほたる草 ほたる草 旅路のはての あぜ道で おまえの面影 見る俺さ  あの水色の 静けさが 好きと言ってた いじらしさ 汚れひとつも 知らないおまえ なんで出来よう 道づれに あゝほたる草 ほたる草 さすらう俺を 慰めて つぼみを開いて くれたのか  都をすてた 俺だけが 知っているのさ 純な恋 春を背にして 乗りつぐ汽車に きょうも夕陽が 燃えつきる あゝほたる草 ほたる草 旅路の宿の ひとり寝は おまえを夢見て 寒かろう根津甚八池田充男森山慎也この手に抱けば 折れそうな ほそい体の やつだった 指もふれずに 別れて来たと 言っても世間は 信じない あゝほたる草 ほたる草 旅路のはての あぜ道で おまえの面影 見る俺さ  あの水色の 静けさが 好きと言ってた いじらしさ 汚れひとつも 知らないおまえ なんで出来よう 道づれに あゝほたる草 ほたる草 さすらう俺を 慰めて つぼみを開いて くれたのか  都をすてた 俺だけが 知っているのさ 純な恋 春を背にして 乗りつぐ汽車に きょうも夕陽が 燃えつきる あゝほたる草 ほたる草 旅路の宿の ひとり寝は おまえを夢見て 寒かろう
真夏の迷子の子守唄まわれ まわれ 風車 眠れる街に 影ひとつ そよとも動かぬ カゲロウが 暗い想いに のめるとき 夏の迷子を あやしておくれ  まわれ まわれ 風車 ぬらりとなでる 風ひとつ 夏の都に たれこめて 心にカラスが 巣喰うとも 恋の迷子を あやしておくれ 恋の迷子を あやしておくれ根津甚八唐十郎安保由夫まわれ まわれ 風車 眠れる街に 影ひとつ そよとも動かぬ カゲロウが 暗い想いに のめるとき 夏の迷子を あやしておくれ  まわれ まわれ 風車 ぬらりとなでる 風ひとつ 夏の都に たれこめて 心にカラスが 巣喰うとも 恋の迷子を あやしておくれ 恋の迷子を あやしておくれ
やすらぎあなたがその気なら しかたがないわねと おまえはうつむいて 静かに背をむけた 季節が変わって咲く花も変わり バラのつぼみがほころびる頃さ そうさ おれのせいでいいさ ほんとはおまえから 別れを言い出した  おまえのことならば なんでも知っている 浮気な恋心 傷ある過去さえも 何かを求めてさまよってみても 悲しい想い出が ふえてゆくだけさ そうさ 夢はいつかさめる 待っててあげようか 目覚めるその日まで  しばらく旅に出て あらってくるがいい 昔のことなんか 忘れてくるがいい あずけておくよこの部屋の鍵は きっといつかは使いたくなるさ そうさ そんな時が来るさ その時やすらぎを おまえは知るだろう根津甚八中山大三郎中山大三郎あなたがその気なら しかたがないわねと おまえはうつむいて 静かに背をむけた 季節が変わって咲く花も変わり バラのつぼみがほころびる頃さ そうさ おれのせいでいいさ ほんとはおまえから 別れを言い出した  おまえのことならば なんでも知っている 浮気な恋心 傷ある過去さえも 何かを求めてさまよってみても 悲しい想い出が ふえてゆくだけさ そうさ 夢はいつかさめる 待っててあげようか 目覚めるその日まで  しばらく旅に出て あらってくるがいい 昔のことなんか 忘れてくるがいい あずけておくよこの部屋の鍵は きっといつかは使いたくなるさ そうさ そんな時が来るさ その時やすらぎを おまえは知るだろう
ゆきずり「お前は俺のすべてだったよ、苦労ばっかりで許しておくれ、 俺はひとりで旅に出る、お前の面影忘れるために」  指輪のひとつも やれない俺に 二年もつくして くれた奴 別れの苦しさ 耐えてたお前 わかっていたのさ いたいほど ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む お前の涙の 味がする 「俺のことなんか忘れて、幸福になれよ」  世間の掟に しばられながら 愛してしまった 俺たちさ こんなに辛いと 思わなかった 男ひとりの 旅の果て ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む 酔うほどむなしく なるばかり 「もうすぐ冬がやってくる、身体だけは気をつけろよ」  二人でくらせる 世界がほしい お前の言葉が 身をせめる 詫びてもすまない この俺だけど 幸せ祈って いるんだよ ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む どこかで一声 泣く汽笛根津甚八池田充男森山慎也「お前は俺のすべてだったよ、苦労ばっかりで許しておくれ、 俺はひとりで旅に出る、お前の面影忘れるために」  指輪のひとつも やれない俺に 二年もつくして くれた奴 別れの苦しさ 耐えてたお前 わかっていたのさ いたいほど ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む お前の涙の 味がする 「俺のことなんか忘れて、幸福になれよ」  世間の掟に しばられながら 愛してしまった 俺たちさ こんなに辛いと 思わなかった 男ひとりの 旅の果て ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む 酔うほどむなしく なるばかり 「もうすぐ冬がやってくる、身体だけは気をつけろよ」  二人でくらせる 世界がほしい お前の言葉が 身をせめる 詫びてもすまない この俺だけど 幸せ祈って いるんだよ ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む どこかで一声 泣く汽笛
ろくでなしの唄ろくでなしなら なおのこと 親は大事に なさりませ 死んでお線香 あげるより 生きている間に 孝行なされ 親は大事に なさりませ  ろくでなしなら なおのこと 義理は大事に なさりませ 持ちつ持たれつ 世の中は 決して一人じゃ 生きられませぬ 義理は大事に なさりませ  ろくでなしなら なおのこと 生命大事に なさりませ 死んで花実が 咲くものか 雉子も泣かずば 撃たれはすまい 生命大事に なさりませ  ろくでなしなら なおのこと あの娘大事に なさりませ あんないい娘にゃ 二度逢えぬ 抱いたその手は 離しちゃならぬ あの娘大事に なさりませ根津甚八津田明八巻正美ろくでなしなら なおのこと 親は大事に なさりませ 死んでお線香 あげるより 生きている間に 孝行なされ 親は大事に なさりませ  ろくでなしなら なおのこと 義理は大事に なさりませ 持ちつ持たれつ 世の中は 決して一人じゃ 生きられませぬ 義理は大事に なさりませ  ろくでなしなら なおのこと 生命大事に なさりませ 死んで花実が 咲くものか 雉子も泣かずば 撃たれはすまい 生命大事に なさりませ  ろくでなしなら なおのこと あの娘大事に なさりませ あんないい娘にゃ 二度逢えぬ 抱いたその手は 離しちゃならぬ あの娘大事に なさりませ
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