火をともせ 君がいなくても 季節はうつろう 何が私を変えるだろう 風がそっと 街を染めて 思い出す! 今までのことのすべてを 君に似た おしまいに手を引かれ 思い出せ! 日毎夜毎つのるかなしさの意味 枯れた日めくりに 足をとられて この古い呪文の 効果はいつまでもつ? 色は落ちて 塗装も割れているけれど まだ動く! 火をともせ! 動かなくなった心が もう一度 君と共にあるように 思い出せ! 日毎夜毎つのるかなしさの意味 君がいなくても | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート | 君がいなくても 季節はうつろう 何が私を変えるだろう 風がそっと 街を染めて 思い出す! 今までのことのすべてを 君に似た おしまいに手を引かれ 思い出せ! 日毎夜毎つのるかなしさの意味 枯れた日めくりに 足をとられて この古い呪文の 効果はいつまでもつ? 色は落ちて 塗装も割れているけれど まだ動く! 火をともせ! 動かなくなった心が もう一度 君と共にあるように 思い出せ! 日毎夜毎つのるかなしさの意味 君がいなくても |
あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)光がまたひとつ遠くへ 重なり 連なり また頬を照らす 私の夜は大切にしたい 思い出詰めて ほらバスは揺れる ひとりじゃ不安だけど それでも逃げ出したい 今は言葉にできなくとも 時間が答えてくれる かもね おやすみ ごめんね 私はこれからを思うといま 気分がいいんです あの娘が暮らす街まであとどれぐらい? | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート | 光がまたひとつ遠くへ 重なり 連なり また頬を照らす 私の夜は大切にしたい 思い出詰めて ほらバスは揺れる ひとりじゃ不安だけど それでも逃げ出したい 今は言葉にできなくとも 時間が答えてくれる かもね おやすみ ごめんね 私はこれからを思うといま 気分がいいんです あの娘が暮らす街まであとどれぐらい? |
いとこ同士行きずりの恋のふり ルージュに混ぜた 大人びた ことばなんて 好きじゃない いとこ同士 いつまでも アイラインに沈む夕陽 一度だけのこと すれちがう肩先で きみは言った どこまでも いとこ同士 オー風をきって もう一度だけ 走りたいんだ ショーウインドウ 横切れば ヘイ・タクシー きみを連れ戻しに 陽に焼けてたきみの胸 爪痕ひとすじ いつのまに 浮び上がる 醒めた肌に いつまでも いとこ同士 君のこと考えて 眠れない夜 覚えたてのアルコールで 血をうすめ どこまでも いとこ同士 オー風をきって もう一度だけ 走りたいんだ ショーウインドウ 横切れば ヘイ・タクシー きみを連れ戻しに | スカート | 鈴木博文 | 岡田徹 | | 行きずりの恋のふり ルージュに混ぜた 大人びた ことばなんて 好きじゃない いとこ同士 いつまでも アイラインに沈む夕陽 一度だけのこと すれちがう肩先で きみは言った どこまでも いとこ同士 オー風をきって もう一度だけ 走りたいんだ ショーウインドウ 横切れば ヘイ・タクシー きみを連れ戻しに 陽に焼けてたきみの胸 爪痕ひとすじ いつのまに 浮び上がる 醒めた肌に いつまでも いとこ同士 君のこと考えて 眠れない夜 覚えたてのアルコールで 血をうすめ どこまでも いとこ同士 オー風をきって もう一度だけ 走りたいんだ ショーウインドウ 横切れば ヘイ・タクシー きみを連れ戻しに |
いるのにいない失くしただけならば どれだけいいか ぼろぼろなんだ 手も差し出せず 明けない夜だとか 止まない雨が 私の傍で 笑いかけている ああ でも 忘れたいよ ひどい夜をいくつも越え 離れてしまうなんて 私の声が届くところへきてよ 先へ進むことが 今は難しい 「君なら」なんて 言いかけてやめた 悲しい物語に 栞も挟めず 流れなかった涙が 肺を満たして(く) ああ 今 影が落ちた 窓枠に頬を当てて 暗闇を追い越したい いつか君の不在も 愛せますように | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート | 失くしただけならば どれだけいいか ぼろぼろなんだ 手も差し出せず 明けない夜だとか 止まない雨が 私の傍で 笑いかけている ああ でも 忘れたいよ ひどい夜をいくつも越え 離れてしまうなんて 私の声が届くところへきてよ 先へ進むことが 今は難しい 「君なら」なんて 言いかけてやめた 悲しい物語に 栞も挟めず 流れなかった涙が 肺を満たして(く) ああ 今 影が落ちた 窓枠に頬を当てて 暗闇を追い越したい いつか君の不在も 愛せますように |
Aを弾け何が足りない? 話せば話すだけ 全てを間違ってきた ような気がする のだけれど きっと 私は 今でも君のこと 許せてはいないんだ 呪いのように 巡る いつだって 準備をしておけ Aと言われたら Aを弾くだけ だ ためらわないように 何が足りない? 逆らってみようよ どんな夜でも夜は夜だよ! Aを今弾け | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | | 何が足りない? 話せば話すだけ 全てを間違ってきた ような気がする のだけれど きっと 私は 今でも君のこと 許せてはいないんだ 呪いのように 巡る いつだって 準備をしておけ Aと言われたら Aを弾くだけ だ ためらわないように 何が足りない? 逆らってみようよ どんな夜でも夜は夜だよ! Aを今弾け |
おばけのピアノ錆びたギターもならなくなるとさみしい チケットはもうない 錆びた時間も油を注したくらいでは 帰ってこないわ ここからは じゃあね わたしの出番 古いカーディガン羽織って 暗い森も照らしてあげる おばけのピアノ すてきなピアノ どこにいたってわすれないよ おばけのピアノ かわいいピアノ ただじっとまってる 眠りのなかじゃ街の地図だってあやしい 気づいたらもうない 飾った夜のため開け放つ暗い窓 もどってこれるね ここからは全部 ぼくの責任 暗い言い訳を纏って 冷たい檻を照らしておくれ おばけのピアノ すてきなピアノ どこにいたってわすれないよ おばけのピアノ かわいいピアノ ただじっとまってる 君の声が だんだん重くなっていく いつもそうだろ もう羽根をたたまなきゃね どんなギターもならなくなれば寂しい あの頃はもうない | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート・村上基 | 錆びたギターもならなくなるとさみしい チケットはもうない 錆びた時間も油を注したくらいでは 帰ってこないわ ここからは じゃあね わたしの出番 古いカーディガン羽織って 暗い森も照らしてあげる おばけのピアノ すてきなピアノ どこにいたってわすれないよ おばけのピアノ かわいいピアノ ただじっとまってる 眠りのなかじゃ街の地図だってあやしい 気づいたらもうない 飾った夜のため開け放つ暗い窓 もどってこれるね ここからは全部 ぼくの責任 暗い言い訳を纏って 冷たい檻を照らしておくれ おばけのピアノ すてきなピアノ どこにいたってわすれないよ おばけのピアノ かわいいピアノ ただじっとまってる 君の声が だんだん重くなっていく いつもそうだろ もう羽根をたたまなきゃね どんなギターもならなくなれば寂しい あの頃はもうない |
オータムリーヴスいたずらに過ぎた月日を また 手繰り寄せてみる けれど忘れたい言葉に 今夜はただ 寄り添ってしまいたい 感傷の作り物なら まだ こんなにたくさん あるんだ 君の代わりなんて なれそうもないけれど 動き出す街で 街灯は消え また朝が 私に届く ああ 懐かしくなる歌なんて まだ 君はないかもね 時間が戻らないかなんて 思いたくないから あの頃の歌を 今も胸に宿す | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート | いたずらに過ぎた月日を また 手繰り寄せてみる けれど忘れたい言葉に 今夜はただ 寄り添ってしまいたい 感傷の作り物なら まだ こんなにたくさん あるんだ 君の代わりなんて なれそうもないけれど 動き出す街で 街灯は消え また朝が 私に届く ああ 懐かしくなる歌なんて まだ 君はないかもね 時間が戻らないかなんて 思いたくないから あの頃の歌を 今も胸に宿す |
海岸線再訪足りないピースが 多すぎやしないか 元には戻りそうもないけど 続けようか それでも陽は翳る 風は悪くはない ああ 待っていたんだ ひしゃげた線の上で 踏みはずそう 今なら 大目に見てくれる ああ 枯れてしまった 窓に何が映る どこから話そうか 「打つ手はなし!」 誰にも 知られず ここまで来れたのに ああ むやみやたら広がる 問の中に ひとつも解はない 透かして見えたものは 通り過ぎただけの いつかの海岸線 それでも夜は来る 風は凪いでもまだ ああ 待ちくたびれ 待つこともできずに 足りないこともある 数は重要ではない ああ 暮れてしまった 窓に光が射す | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | 澤部渡 | 足りないピースが 多すぎやしないか 元には戻りそうもないけど 続けようか それでも陽は翳る 風は悪くはない ああ 待っていたんだ ひしゃげた線の上で 踏みはずそう 今なら 大目に見てくれる ああ 枯れてしまった 窓に何が映る どこから話そうか 「打つ手はなし!」 誰にも 知られず ここまで来れたのに ああ むやみやたら広がる 問の中に ひとつも解はない 透かして見えたものは 通り過ぎただけの いつかの海岸線 それでも夜は来る 風は凪いでもまだ ああ 待ちくたびれ 待つこともできずに 足りないこともある 数は重要ではない ああ 暮れてしまった 窓に光が射す |
架空の帰り道映画の中にひとり 迷い込んで 車を走らせる…… ことがあるとして 想像とは違って 一本道や 険しい道でさえ なかったけれど 振り返ったなら まだ行くべき場所があったはずじゃないか 道の向こう! 続くその道の向こうへ 余すことなく今を 焼きつけたい 今どきはフィルムじゃ ないんだろうけど あと少し走れ……ば カットの声がかかるかもしれない 道の向こう! 急がなくたっていい きっとここで シーンは変わる 架空の帰り道 | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | | 映画の中にひとり 迷い込んで 車を走らせる…… ことがあるとして 想像とは違って 一本道や 険しい道でさえ なかったけれど 振り返ったなら まだ行くべき場所があったはずじゃないか 道の向こう! 続くその道の向こうへ 余すことなく今を 焼きつけたい 今どきはフィルムじゃ ないんだろうけど あと少し走れ……ば カットの声がかかるかもしれない 道の向こう! 急がなくたっていい きっとここで シーンは変わる 架空の帰り道 |
駆ける欠けてしまったものもあるけれど 積み上げた日々に変わりはないんだ 諦めて前を向くよ 忘れ方を忘れてしまったみたい あの日の君がまるでそばにいるようだよ 行き場をなくした言葉の代わりに 手を振ることさえできずにいるんだ 鍵をかけ全てしまおう 綯交ぜの気持ち抱えて 痩せたアスファルト駆ければ 私でもたどりつくかな? | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート | 欠けてしまったものもあるけれど 積み上げた日々に変わりはないんだ 諦めて前を向くよ 忘れ方を忘れてしまったみたい あの日の君がまるでそばにいるようだよ 行き場をなくした言葉の代わりに 手を振ることさえできずにいるんだ 鍵をかけ全てしまおう 綯交ぜの気持ち抱えて 痩せたアスファルト駆ければ 私でもたどりつくかな? |
ガール誰もいないの 狂いそうだよ 交わす言葉が 魔法とかして 霧が晴れたら ほら きれいな色が映る 悲しくなんかない 折り重なる「さよなら」 交わした口約束 このまま もう 君に託そう 花束 まだ やさしくなれない ごめんね でも 手をのばすようにただ ああ笑って ああ黙っていたい たばこふかした 君の横顔 ほら ため息にとけだす 星のような絵を描くんだ 君のスニーカー いつだってそうさ 大事なことは 何も言えない 君のこと もっと歌えたらいいのに ごめんね でも そこから見えるよう 色をつけるよ 秘密も全部 君に渡そう 矛盾で胸が 抉れてゆくよ ごめんね でも 手をほどくように まだ間違っていたいのさ! | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート・村上基 | 誰もいないの 狂いそうだよ 交わす言葉が 魔法とかして 霧が晴れたら ほら きれいな色が映る 悲しくなんかない 折り重なる「さよなら」 交わした口約束 このまま もう 君に託そう 花束 まだ やさしくなれない ごめんね でも 手をのばすようにただ ああ笑って ああ黙っていたい たばこふかした 君の横顔 ほら ため息にとけだす 星のような絵を描くんだ 君のスニーカー いつだってそうさ 大事なことは 何も言えない 君のこと もっと歌えたらいいのに ごめんね でも そこから見えるよう 色をつけるよ 秘密も全部 君に渡そう 矛盾で胸が 抉れてゆくよ ごめんね でも 手をほどくように まだ間違っていたいのさ! |
期待と予感もうすぐ 幕はあがり 退屈も不安も 意味のあるものになる 全てが 上手く行くように 期待しているよ 少し大袈裟かな? たとえばあと少しだけ 踏み出せたのなら 悪い予感なんて 飛び越えて 物語は きっと動き出す いつか振り返ったとき 僕のそばにあるのが たとえ悲しい歌であったっていい 物語の 果てを見よう この遠方から その遠方へと 昨日まで知らなかった感情を投げたいよ もうすぐ 幕があがる 指折り数えて この日を待っていたんだ 全てが 上手く行くように 期待していてよ 少し大袈裟でも | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート | もうすぐ 幕はあがり 退屈も不安も 意味のあるものになる 全てが 上手く行くように 期待しているよ 少し大袈裟かな? たとえばあと少しだけ 踏み出せたのなら 悪い予感なんて 飛び越えて 物語は きっと動き出す いつか振り返ったとき 僕のそばにあるのが たとえ悲しい歌であったっていい 物語の 果てを見よう この遠方から その遠方へと 昨日まで知らなかった感情を投げたいよ もうすぐ 幕があがる 指折り数えて この日を待っていたんだ 全てが 上手く行くように 期待していてよ 少し大袈裟でも |
君がいるなら新しい朝の匂いの向こうに いつもの横顔が見たい 黙ってたって過ぎてゆく年月を 二人で重ねてゆきたい 何もなくても 君がいるなら 僕はまた歩いてゆける はじまりなら いつでも傍に 転がってるような気がするよ 眠れない夜にはしごをかけて 風もない春に寄り添う 今がこのまま続いて行くならば 不安でも前を見ていたい 繰り返す日々 その対岸から 君の言葉を想う 忘れないのは 消せないのは 思い出す いつかの魔法で 何もなくても 君がいるなら 僕はまだ歩いてゆける はじまりなら いつでも傍に 転がってるような気がするんだ | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | | 新しい朝の匂いの向こうに いつもの横顔が見たい 黙ってたって過ぎてゆく年月を 二人で重ねてゆきたい 何もなくても 君がいるなら 僕はまた歩いてゆける はじまりなら いつでも傍に 転がってるような気がするよ 眠れない夜にはしごをかけて 風もない春に寄り添う 今がこのまま続いて行くならば 不安でも前を見ていたい 繰り返す日々 その対岸から 君の言葉を想う 忘れないのは 消せないのは 思い出す いつかの魔法で 何もなくても 君がいるなら 僕はまだ歩いてゆける はじまりなら いつでも傍に 転がってるような気がするんだ |
君に会いに行こう feat. 井上花月(Laura day romance)もう少し 遠回りしよう 昔より この季節が好きになった にぎやかな 大通りを避け 帰り道 急ぎすぎないように 歩く 交差点で 立ち止まってみると 高架を電車が過ぎていくのが 見える 君に会いに行こう 今すぐ あの街まで くだらないことや とりとめもないこと 明日には忘れそうなこと 話しに 君に会いに行こう 今すぐ あの街へ 君に会いに行こう 今すぐ あの街まで | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート | もう少し 遠回りしよう 昔より この季節が好きになった にぎやかな 大通りを避け 帰り道 急ぎすぎないように 歩く 交差点で 立ち止まってみると 高架を電車が過ぎていくのが 見える 君に会いに行こう 今すぐ あの街まで くだらないことや とりとめもないこと 明日には忘れそうなこと 話しに 君に会いに行こう 今すぐ あの街へ 君に会いに行こう 今すぐ あの街まで |
君はきっとずっと知らない二人の物語に 触れたような気がして 君の名前 声に出して 目が覚めた 私のこの気持ちは この世界のどこにも 置き場なんてないのかな わかっていたけどかなしい 私は今夜 君が見てる夢だって 書き換えてしまいたいのに 今更 自信もなくて いったりきたりして 結末を急ぐけれど 何も変わらない! 君の名前を あと何回 あと何回 繰り返す 過ぎた日々を 立ち止まって 何度だって 確かめるよ いくつも静かな夜を 越え たどり着く終点 君はきっとずっと知らない 私だけが忘れないことを | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | | 二人の物語に 触れたような気がして 君の名前 声に出して 目が覚めた 私のこの気持ちは この世界のどこにも 置き場なんてないのかな わかっていたけどかなしい 私は今夜 君が見てる夢だって 書き換えてしまいたいのに 今更 自信もなくて いったりきたりして 結末を急ぐけれど 何も変わらない! 君の名前を あと何回 あと何回 繰り返す 過ぎた日々を 立ち止まって 何度だって 確かめるよ いくつも静かな夜を 越え たどり着く終点 君はきっとずっと知らない 私だけが忘れないことを |
月光密造の夜夜に舟を出そう 手ですくえば水面は騒ぐよ 足りない空にかかげて 変わっていくのが 怖くてさみしい 風が吹いたら 髪が揺れたら 静かな夜に 言葉がつかえて 暗闇の奥で 列車が走り出す ああ すぐ古くなるかな ここからまたひとつを重ねて 夜に舟を出せば あと少しで軌道は変わるよ 君に 見つからないよに 灯りをひとつ、ひとつと飾ろう | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート・村上基 | 夜に舟を出そう 手ですくえば水面は騒ぐよ 足りない空にかかげて 変わっていくのが 怖くてさみしい 風が吹いたら 髪が揺れたら 静かな夜に 言葉がつかえて 暗闇の奥で 列車が走り出す ああ すぐ古くなるかな ここからまたひとつを重ねて 夜に舟を出せば あと少しで軌道は変わるよ 君に 見つからないよに 灯りをひとつ、ひとつと飾ろう |
この夜に向け切り絵のような街だ 誰もいない 靴音もしない ひとかけの 静かな夜に座り 何度も 信号機が 瞬いても いとしい日々が 踊るように過ぎるだけ 弾かれてみて わかったことがあるんだ ちらばる白い紙 踏み越えてみたい 抱え込んだ不自由を ここで手放そうよ 昨日よりもいくらか 価値ある秘密さ 切り絵のような街だ 誰もいない 靴音もしない ひとかけの 静かな夜に座り いつか見た夢のその裏側から この夜に向け 今からでもどうぞ手を振ってよ | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート | 切り絵のような街だ 誰もいない 靴音もしない ひとかけの 静かな夜に座り 何度も 信号機が 瞬いても いとしい日々が 踊るように過ぎるだけ 弾かれてみて わかったことがあるんだ ちらばる白い紙 踏み越えてみたい 抱え込んだ不自由を ここで手放そうよ 昨日よりもいくらか 価値ある秘密さ 切り絵のような街だ 誰もいない 靴音もしない ひとかけの 静かな夜に座り いつか見た夢のその裏側から この夜に向け 今からでもどうぞ手を振ってよ |
ゴウスツ灯りは絹のように伸びて くだらない悲しみが映るよ あの夏のフィードバック重ねて モノローグの森を抜けてしゃがみ込む 数えない 「覚えてなんかいないよ。忘れた、君と話したことなんて」 面影をたどる雨だれ ガラスの向こうに君はいるかな さあ、行こうぜ ここから重い絵の具でかさねて 思い出すのは、寂しいだろ 踊りながら交わす、白いシーツの群れ 散らばるほしくず あつめて 向こうでは君に逢える、気がする(よ) もう 行こうぜ ここまで甘い砂糖で飾って あの幻 ほら 観てごらん 踊りながら笑う幽霊の群れだ 追いかけて行けば たどり着けるさ | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート・村上基 | 灯りは絹のように伸びて くだらない悲しみが映るよ あの夏のフィードバック重ねて モノローグの森を抜けてしゃがみ込む 数えない 「覚えてなんかいないよ。忘れた、君と話したことなんて」 面影をたどる雨だれ ガラスの向こうに君はいるかな さあ、行こうぜ ここから重い絵の具でかさねて 思い出すのは、寂しいだろ 踊りながら交わす、白いシーツの群れ 散らばるほしくず あつめて 向こうでは君に逢える、気がする(よ) もう 行こうぜ ここまで甘い砂糖で飾って あの幻 ほら 観てごらん 踊りながら笑う幽霊の群れだ 追いかけて行けば たどり着けるさ |
サイダーの庭足音が重なり始めてるが まだその続きをつかみきれない でもどうだろう 軽やかな気持ち ここから先が深い森ならば なにを隠せばさまになるのか でもどうかな 悲しみも大事な要素さ 受話器から溢れ落ちる誰もいない毎日 近づいては遠くなるあの夏のソーダよ! 守ってくれよ さあ 戻ろう 鏡の中で君を探してるんだ ヒントもなく もう時間だ 帰ろう 瞳の中でフィルムがまわりだしたら 焼きつけてほしいんだ とびっきりの憂鬱が彩る影の外で 氷が溶けてしまってあの夏のソーダが 薄まってゆくよ さあ 戻ろう 鏡の中の君を連れ出したいよ ヒントはどこ でも時間だ 帰ろう 瞳の中のフィルムが途切れそうなら 呼び出して ほしいんだ | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート・村上基 | 足音が重なり始めてるが まだその続きをつかみきれない でもどうだろう 軽やかな気持ち ここから先が深い森ならば なにを隠せばさまになるのか でもどうかな 悲しみも大事な要素さ 受話器から溢れ落ちる誰もいない毎日 近づいては遠くなるあの夏のソーダよ! 守ってくれよ さあ 戻ろう 鏡の中で君を探してるんだ ヒントもなく もう時間だ 帰ろう 瞳の中でフィルムがまわりだしたら 焼きつけてほしいんだ とびっきりの憂鬱が彩る影の外で 氷が溶けてしまってあの夏のソーダが 薄まってゆくよ さあ 戻ろう 鏡の中の君を連れ出したいよ ヒントはどこ でも時間だ 帰ろう 瞳の中のフィルムが途切れそうなら 呼び出して ほしいんだ |
さかさまとガラクタさぁ かさまの まち から 穏やかな声が 夜が いま 腕をつかんで さぁ まようばかり だろう つまりこれからは 窓を閉じ 風を嫌えば 灯せば尊し 暗がりにはさよならを 輝ける不安で 押しつぶされそうなんだ かずをかぞえ ほしをかぞえつづければ ほら 水路に絵の具がとけてゆく たばねたままに してた 黄緑や青が 藍が いま 袖をつかんで さあ かさまの まち では ぼくだけの声も 夜も ただのガラクタのようじゃないか | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート・村上基 | さぁ かさまの まち から 穏やかな声が 夜が いま 腕をつかんで さぁ まようばかり だろう つまりこれからは 窓を閉じ 風を嫌えば 灯せば尊し 暗がりにはさよならを 輝ける不安で 押しつぶされそうなんだ かずをかぞえ ほしをかぞえつづければ ほら 水路に絵の具がとけてゆく たばねたままに してた 黄緑や青が 藍が いま 袖をつかんで さあ かさまの まち では ぼくだけの声も 夜も ただのガラクタのようじゃないか |
さよなら!さよなら!でもここが僕の居場所には まだならないような気がするんだ 太陽もあたらない裏通りで ふと考える 花壇も電線も 全て借り物みたいだ 色のない毎日を 抜け出さなきゃ 二人がここにいないのは悲しいことでしょうか さよなら! 懐かしい日々 先へ行くんだね でも忘れたいこともあるんだ 不意に思い出す 繋げて星座になれない星のために いつかは続きを見つけ出さなきゃ 大切な景色も 変わり続ける 孤独や諦めに 慣れてくことに 抗わなきゃ さよなら! 手を振るように 君は見えたかな? 痛みが過ぎていくのを 待つしかないのか 二人がここにいないのは悲しいことでしょうか さよなら! 見慣れた景色よ! 君に会いたいのに 会いたいのに | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート | でもここが僕の居場所には まだならないような気がするんだ 太陽もあたらない裏通りで ふと考える 花壇も電線も 全て借り物みたいだ 色のない毎日を 抜け出さなきゃ 二人がここにいないのは悲しいことでしょうか さよなら! 懐かしい日々 先へ行くんだね でも忘れたいこともあるんだ 不意に思い出す 繋げて星座になれない星のために いつかは続きを見つけ出さなきゃ 大切な景色も 変わり続ける 孤独や諦めに 慣れてくことに 抗わなきゃ さよなら! 手を振るように 君は見えたかな? 痛みが過ぎていくのを 待つしかないのか 二人がここにいないのは悲しいことでしょうか さよなら! 見慣れた景色よ! 君に会いたいのに 会いたいのに |
視界良好どこまでも 行けそうな気がするよ 新しいシャツに 袖を通す 昨日よりも 視界はずっといいけど 花を散らす 暖かい風が憎い 想い疲れた 日々は過ぎ 季節がまた 変わってゆく 暖かい風が 君の明るい髪を すり抜けた時 押し出されてゆく人並みの中 僕は君の背中 見つけだすんだ 開かれた窓のような退屈の いい予感が 消えてしまわぬうちに 陽は傾いてしまってもう戻れない 駆け出したい 今すぐ 静かな街はまるで 世界の果て 誰もいない はずなどないのに 優しい波の音が聞こえてきそうなほどに きれいな夜です 遠回りばかり ずっと してたけど 立ち止まることにも 意味はあったんだ | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート | どこまでも 行けそうな気がするよ 新しいシャツに 袖を通す 昨日よりも 視界はずっといいけど 花を散らす 暖かい風が憎い 想い疲れた 日々は過ぎ 季節がまた 変わってゆく 暖かい風が 君の明るい髪を すり抜けた時 押し出されてゆく人並みの中 僕は君の背中 見つけだすんだ 開かれた窓のような退屈の いい予感が 消えてしまわぬうちに 陽は傾いてしまってもう戻れない 駆け出したい 今すぐ 静かな街はまるで 世界の果て 誰もいない はずなどないのに 優しい波の音が聞こえてきそうなほどに きれいな夜です 遠回りばかり ずっと してたけど 立ち止まることにも 意味はあったんだ |
四月のばらの歌のことガラス戸の向こう側で 崩れかけた夜が映る 輪っかが 途切れないように ありもしないこと はなさないか たとえばこんなふうに ここにいるのに 君を照らすマッチもライターもなくて ガラス瓶の向こう側で 眠る僕は 四月のばらの歌のこと 思い出すでもなく | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート | ガラス戸の向こう側で 崩れかけた夜が映る 輪っかが 途切れないように ありもしないこと はなさないか たとえばこんなふうに ここにいるのに 君を照らすマッチもライターもなくて ガラス瓶の向こう側で 眠る僕は 四月のばらの歌のこと 思い出すでもなく |
静かな夜がいい騒ぎを抜け出せば ひとりになれるかな 目も 耳も 指も 疲れ果てて 声も ドアも 重く 眠りを抜け出して 君が待つ方まで でも 夢の 続き かもしれないね 恋の 愛の 言葉 知りたい 素敵なだけの 歌じゃもう 物足りない 誰でもいいから君に会いたい ほらいくつもの 意味のない 夜更かしの先に 大人みたいな顔で 君が立っている気がするけど 目も 耳も 指も 想いすぎて どうしよう 僕じゃ 魔女になれない! ほらいくつもの 意味のない 夜更かしの先に 大人みたいな顔で 君が立っている気がするのに | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート | 騒ぎを抜け出せば ひとりになれるかな 目も 耳も 指も 疲れ果てて 声も ドアも 重く 眠りを抜け出して 君が待つ方まで でも 夢の 続き かもしれないね 恋の 愛の 言葉 知りたい 素敵なだけの 歌じゃもう 物足りない 誰でもいいから君に会いたい ほらいくつもの 意味のない 夜更かしの先に 大人みたいな顔で 君が立っている気がするけど 目も 耳も 指も 想いすぎて どうしよう 僕じゃ 魔女になれない! ほらいくつもの 意味のない 夜更かしの先に 大人みたいな顔で 君が立っている気がするのに |
しるしをたどる時間ばかりが 過ぎてしまった 私の手には なにか残ったかな 急ぐ理由なんてなかったのに どうして立ち止まらなかったのだろう 何も持たずに 今日が暮れてしまうのか 空いた すきまは埋まりそうもないけど 名前もない 通りを歩こう ひとつひとつしるしをつけて たどってみる なにも持たずに 今日が暮れそう 頭の中 地図を広げて どこへ行こう | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | | 時間ばかりが 過ぎてしまった 私の手には なにか残ったかな 急ぐ理由なんてなかったのに どうして立ち止まらなかったのだろう 何も持たずに 今日が暮れてしまうのか 空いた すきまは埋まりそうもないけど 名前もない 通りを歩こう ひとつひとつしるしをつけて たどってみる なにも持たずに 今日が暮れそう 頭の中 地図を広げて どこへ行こう |
十月(いちおう捨てるけどとっておく)君には懐かしい十月になるかな? いつか忘れても 大切なことは 時間が過ぎてから 気づいたりするのかもね 頭の中に 留まる景色も いつのまにか 染まってゆきそう なくしても おとしても わすれてもいないよ 君には懐かしい十月になるかな? 思い出すたびに さみしくなったり たのしくなるような 十月に足を止めてみる | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | | 君には懐かしい十月になるかな? いつか忘れても 大切なことは 時間が過ぎてから 気づいたりするのかもね 頭の中に 留まる景色も いつのまにか 染まってゆきそう なくしても おとしても わすれてもいないよ 君には懐かしい十月になるかな? 思い出すたびに さみしくなったり たのしくなるような 十月に足を止めてみる |
スウィッチ風が吹いて 霧を裂いて モノクロのフィルムに撃たれて もてあそんだ 義理を欠いた いたずらに笑う道の先を 照らすような 月のカタパルト 忘れたいぜ 思い出すたび 色褪せていく (このまま) 明後日もきっと (まだ遠い) こんな調子なんてやだ! つれないねえ あれはなんだ ただの影か? もえかすになった日々を集め 泣いたんだ それも嘘さ 果ては陽に焼けた本のように | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート・村上基 | 風が吹いて 霧を裂いて モノクロのフィルムに撃たれて もてあそんだ 義理を欠いた いたずらに笑う道の先を 照らすような 月のカタパルト 忘れたいぜ 思い出すたび 色褪せていく (このまま) 明後日もきっと (まだ遠い) こんな調子なんてやだ! つれないねえ あれはなんだ ただの影か? もえかすになった日々を集め 泣いたんだ それも嘘さ 果ては陽に焼けた本のように |
ストーリーゆれる ふれる わたしのきもち おちつかないわ まだどこかでまってて つもりつもる 想いの果ては ここではないと 繰り返すだけならば ストーリー いくつものの迷路へ 伝わらない言葉 抗ってまた捜す ストーリー 振り向かないよに また今度って言いたい また今度って言いたい 夜が 明けて どんな夢かも 覚えてなくて まだいつもの通りね 鏡よ鏡 それでもわたし さみしくないわ ずっと君を待ってる ストーリー 錆びつかないよに 繋がらない気持ち 鑢でさっと磨く ストーリー 続きがあるなら また今度って言いたい また今度って… | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | | ゆれる ふれる わたしのきもち おちつかないわ まだどこかでまってて つもりつもる 想いの果ては ここではないと 繰り返すだけならば ストーリー いくつものの迷路へ 伝わらない言葉 抗ってまた捜す ストーリー 振り向かないよに また今度って言いたい また今度って言いたい 夜が 明けて どんな夢かも 覚えてなくて まだいつもの通りね 鏡よ鏡 それでもわたし さみしくないわ ずっと君を待ってる ストーリー 錆びつかないよに 繋がらない気持ち 鑢でさっと磨く ストーリー 続きがあるなら また今度って言いたい また今度って… |
すみかさらさらな紙のうえ まとまらない想いに 指を這わせたら 寄り添う幻から あの日が漏れる 変わってしまうだなんて 僕には荷が重いな 後悔の束を 抱えて歩けば また街が歪むよ たどるんだ 確かめて 星屑のすみか 照らせよ 君の声が まだ溶けない 道さえ僕のため 十字を切った 不安も不在も ポケットに隠せたら すぐ朝になる たどれたら 確かならば 少しは近づけそうかな 僕の声に とてもよく似ている 拙い文字が積み上がる さらさらな紙のうえ | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | | さらさらな紙のうえ まとまらない想いに 指を這わせたら 寄り添う幻から あの日が漏れる 変わってしまうだなんて 僕には荷が重いな 後悔の束を 抱えて歩けば また街が歪むよ たどるんだ 確かめて 星屑のすみか 照らせよ 君の声が まだ溶けない 道さえ僕のため 十字を切った 不安も不在も ポケットに隠せたら すぐ朝になる たどれたら 確かならば 少しは近づけそうかな 僕の声に とてもよく似ている 拙い文字が積み上がる さらさらな紙のうえ |
ずっとつづく春の陽射しが眩しくて目を閉じる 最初のカーブで栞を挟んだ 今頃になって気づいたって 何も言えないのか プレゼントみたいに 両手じゃ抱えきれない 焦燥や不安を掻き集め結わく 知らないふりするよりマシさ 二人で解いてゆこう ああ このまま 無防備な日々が続くように 歩き出そう 風がどんなに強くても なにかが変わる予感は今はしないけど 間違ってもいい 果てまで行こうよ 言いあぐんだすべての言葉に 手を振ろう これまでとこれからを迎えよう ああ このまま無防備な日々が続くように 暮らさないか そこにはどんな春が待つのかな | スカート | 澤部渡 | 澤部渡 | スカート | 春の陽射しが眩しくて目を閉じる 最初のカーブで栞を挟んだ 今頃になって気づいたって 何も言えないのか プレゼントみたいに 両手じゃ抱えきれない 焦燥や不安を掻き集め結わく 知らないふりするよりマシさ 二人で解いてゆこう ああ このまま 無防備な日々が続くように 歩き出そう 風がどんなに強くても なにかが変わる予感は今はしないけど 間違ってもいい 果てまで行こうよ 言いあぐんだすべての言葉に 手を振ろう これまでとこれからを迎えよう ああ このまま無防備な日々が続くように 暮らさないか そこにはどんな春が待つのかな |