少年の日に…雨上りの交差点で 君を見つけたよ 遠くを見たまま 思うことは何? 迷うだけで声もかけない 僕に気付いたね 無邪気に微笑む… 悲しみの理由(わけ)を 僕に見せないの? やさしさだけでは 頼りないね 少年の日に めぐり会っていたなら 今より純粋に 君を愛せたのに どんな悲しい景色からも 必ず 守ってみせると 約束できるのに… すてられなくて壊せないもの 増えすぎた今じゃ 諦めることを 選びがちになる 傷つけてはいけない人も たくさんいるから 言葉に出せない… 「わたしをさらって」瞳で言うけど 情熱だけでは 越えられない 少年の日に めぐり会っていたなら 何も怖れることなく 君と駆け出すのに できることなら時間だけを 戻して 君を探し出す その手を離さない… 少年の日に めぐり会っていたなら 今より純粋に 君を愛せたのに 少年の日に めぐり会っていたなら 最初で最後の人は そう君だけ… | 三浦和人 | ひろよしゆきこ | 三浦和人 | 鳩野信二 | 雨上りの交差点で 君を見つけたよ 遠くを見たまま 思うことは何? 迷うだけで声もかけない 僕に気付いたね 無邪気に微笑む… 悲しみの理由(わけ)を 僕に見せないの? やさしさだけでは 頼りないね 少年の日に めぐり会っていたなら 今より純粋に 君を愛せたのに どんな悲しい景色からも 必ず 守ってみせると 約束できるのに… すてられなくて壊せないもの 増えすぎた今じゃ 諦めることを 選びがちになる 傷つけてはいけない人も たくさんいるから 言葉に出せない… 「わたしをさらって」瞳で言うけど 情熱だけでは 越えられない 少年の日に めぐり会っていたなら 何も怖れることなく 君と駆け出すのに できることなら時間だけを 戻して 君を探し出す その手を離さない… 少年の日に めぐり会っていたなら 今より純粋に 君を愛せたのに 少年の日に めぐり会っていたなら 最初で最後の人は そう君だけ… |
ジュテームキラリッ涙ひと粒 夜に融けて落ちた 無理に笑顔つくれば もっと泣いてしまう 独りぼっちは淋しい 逢えばこんなに苦しい Je t'aime 心を下さい ほんの少しだけ Je t'aime 抱きしめて この胸に 愛の傷をつけ Je t'aime 思い出を下さい 生きてゆけるだけの その後で言って サ・ヨ・ナ・ラ 指と指を絡めて 熱く燃えて踊る 独り恋を演じた これが最後の夜 見つめ合ったら悲しい 言葉だけなら虚しい Je t'aime 眠りたい このままで ふたり時を止め Je t'aime 耳もとに ささやいて 夢に堕ちてゆく Je t'aime ぬくもりを下さい 生きてゆけるだけの その後で言って サ・ヨ・ナ・ラ 二度と逢ってはいけない 逢えば こんなに苦しい Je t'aime 心を下さい ほんの少しだけ Je t'aime 抱きしめて この胸に 愛の傷をつけ Je t'aime 思い出を下さい 生きてゆけるだけの その後で言って サ・ヨ・ナ・ラ Je t'aime 心を下さい ほんの少しだけ Je t'aime 抱きしめて この胸に 愛の傷をつけ Je t'aime 思い出を下さい 生きてゆけるだけの その後で言って サ・ヨ・ナ・ラ | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦和人 | 森田雅彦 | キラリッ涙ひと粒 夜に融けて落ちた 無理に笑顔つくれば もっと泣いてしまう 独りぼっちは淋しい 逢えばこんなに苦しい Je t'aime 心を下さい ほんの少しだけ Je t'aime 抱きしめて この胸に 愛の傷をつけ Je t'aime 思い出を下さい 生きてゆけるだけの その後で言って サ・ヨ・ナ・ラ 指と指を絡めて 熱く燃えて踊る 独り恋を演じた これが最後の夜 見つめ合ったら悲しい 言葉だけなら虚しい Je t'aime 眠りたい このままで ふたり時を止め Je t'aime 耳もとに ささやいて 夢に堕ちてゆく Je t'aime ぬくもりを下さい 生きてゆけるだけの その後で言って サ・ヨ・ナ・ラ 二度と逢ってはいけない 逢えば こんなに苦しい Je t'aime 心を下さい ほんの少しだけ Je t'aime 抱きしめて この胸に 愛の傷をつけ Je t'aime 思い出を下さい 生きてゆけるだけの その後で言って サ・ヨ・ナ・ラ Je t'aime 心を下さい ほんの少しだけ Je t'aime 抱きしめて この胸に 愛の傷をつけ Je t'aime 思い出を下さい 生きてゆけるだけの その後で言って サ・ヨ・ナ・ラ |
序曲 (プロローグ)耳鳴りのような雨 貴方だけがいない部屋 傷つけ合うだけ 傷つけ合った二人 言い訳ばかりが増えてゆく 途切れがちな貴方の電話 見知らぬ誰かの面影に 心ふるわせた日々 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 愛すれば 愛するほど深く 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 想い出が楽しければ 楽しいほど 眠れない一人の夜 いくつもやり過ごした後 少しずつ歩き出す 寂しさに負けぬよう 温もりだけ欲しがるような 恋に終わり告げる勇気と もっと私らしい私を 見つめ始めた時 哀しみは真実へと続くプロローグ 傷跡の痛み 知れば知る程 哀しみは真実へと続くプロローグ もっと素敵に生まれ変われるわ きっと 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 愛すれば 愛するほど深く 愛はただ哀しみへと続くプロローグ もっと素敵に生まれ変われるわ きっと | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 耳鳴りのような雨 貴方だけがいない部屋 傷つけ合うだけ 傷つけ合った二人 言い訳ばかりが増えてゆく 途切れがちな貴方の電話 見知らぬ誰かの面影に 心ふるわせた日々 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 愛すれば 愛するほど深く 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 想い出が楽しければ 楽しいほど 眠れない一人の夜 いくつもやり過ごした後 少しずつ歩き出す 寂しさに負けぬよう 温もりだけ欲しがるような 恋に終わり告げる勇気と もっと私らしい私を 見つめ始めた時 哀しみは真実へと続くプロローグ 傷跡の痛み 知れば知る程 哀しみは真実へと続くプロローグ もっと素敵に生まれ変われるわ きっと 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 愛すれば 愛するほど深く 愛はただ哀しみへと続くプロローグ もっと素敵に生まれ変われるわ きっと |
素直になれたら夢見る頃をすぎても 夢を忘れずにいたい 心がいつも叫んでる 愛と言えない毎日 信じきれない明日 立ち止まれば雨がふる 今を捨て去る怖さに 想いを閉じ込めるより 飛び立つ勇気 この手に欲しい もっと素直になれてたなら 失わずに済んだものがある もっと素直になれたならば 越えてゆける今の自分を 飾らない心のまま 自分を見つめていたい 哀しみの意地知ったなら 何の為に生きるのか 探しだせないままで 時を重ねてゆく愚かさに もっと素直になれてたなら 自分らしさ見つけられたはず もっと素直になれたならば たどり着ける真実に もっと素直になれてたなら 自分らしさ見つけられたはず もっと素直になれたならば たどり着ける真実に | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 萩田光雄 | 夢見る頃をすぎても 夢を忘れずにいたい 心がいつも叫んでる 愛と言えない毎日 信じきれない明日 立ち止まれば雨がふる 今を捨て去る怖さに 想いを閉じ込めるより 飛び立つ勇気 この手に欲しい もっと素直になれてたなら 失わずに済んだものがある もっと素直になれたならば 越えてゆける今の自分を 飾らない心のまま 自分を見つめていたい 哀しみの意地知ったなら 何の為に生きるのか 探しだせないままで 時を重ねてゆく愚かさに もっと素直になれてたなら 自分らしさ見つけられたはず もっと素直になれたならば たどり着ける真実に もっと素直になれてたなら 自分らしさ見つけられたはず もっと素直になれたならば たどり着ける真実に |
刹那の嵐どうして ほかの誰にも優しい そんなに 妬(や)かせたいの? 月のように近くで 星のように遠くで こころを惑(まど)わせる ワインを わざとドレスに零(こぼ)して ドラマを つづけましょう 悪魔よりも狡(ずる)くて 女神よりも自由な 普通(ただ)の女になる 恋は 刹那 刹那 刹那 刹那の嵐 ときめきさえ 罰のように痛くて 今夜 理性(うそ)を脱いで 見つめ合って 指で触れて あなただけに満たされたい どうして かさねた胸が苦しい あなたも 同じでしょう? エンドロールみたいに 街の燈火(あかり)がゆれて もっと泣きたくなる 恋は 刹那 刹那 刹那 刹那の嵐 夜明けのない 愛の国は見えない 今夜 烈風(かぜ)になって 高波(なみ)になって 爪をたてて 声をあげて 泣かせにくる 恋は 刹那 刹那 刹那 刹那の嵐 生まれ変わる わたしじゃない わたしに 今夜 理性(うそ)を脱いで 見つめ合って 指で触れて あなただけに満たされたい | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦和人 | | どうして ほかの誰にも優しい そんなに 妬(や)かせたいの? 月のように近くで 星のように遠くで こころを惑(まど)わせる ワインを わざとドレスに零(こぼ)して ドラマを つづけましょう 悪魔よりも狡(ずる)くて 女神よりも自由な 普通(ただ)の女になる 恋は 刹那 刹那 刹那 刹那の嵐 ときめきさえ 罰のように痛くて 今夜 理性(うそ)を脱いで 見つめ合って 指で触れて あなただけに満たされたい どうして かさねた胸が苦しい あなたも 同じでしょう? エンドロールみたいに 街の燈火(あかり)がゆれて もっと泣きたくなる 恋は 刹那 刹那 刹那 刹那の嵐 夜明けのない 愛の国は見えない 今夜 烈風(かぜ)になって 高波(なみ)になって 爪をたてて 声をあげて 泣かせにくる 恋は 刹那 刹那 刹那 刹那の嵐 生まれ変わる わたしじゃない わたしに 今夜 理性(うそ)を脱いで 見つめ合って 指で触れて あなただけに満たされたい |
蝉浴衣の襟元 そっとなおして 紅い鼻緒に 目をやれば 耳鳴りのような 蝉の鳴き声 時を惜しむように 夜に鳴いてる 誰にも内緒で 貴方に逢いに行く 少し汗ばんだ肌は 夏の暑さのせいなんかじゃない 私はまるで 夜に鳴く蝉 わずかな時にしか 生きられぬ恋 私はまるで 夜に鳴く蝉 貴方に愛されたいと 鳴いている 結末の見えた 恋なんてと 人は言い捨てて しまうけど 貴方の唇で 触れられたなら 私は舵を失った 船になる 誰にも内緒の事が 増えて行く度 心と体は だんだんと 別の方へと 離れてしまう 私はまるで 夜に鳴く蝉 叶わぬ願いだと 言い聞かせてみても 私はまるで 夜に鳴く蝉 貴方だけが愛しいと 鳴いている 私はまるで 夜に鳴く蝉 わずかな時にしか 生きられぬ恋 私はまるで 夜に鳴く蝉 貴方に愛されたいと 鳴いている | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 浴衣の襟元 そっとなおして 紅い鼻緒に 目をやれば 耳鳴りのような 蝉の鳴き声 時を惜しむように 夜に鳴いてる 誰にも内緒で 貴方に逢いに行く 少し汗ばんだ肌は 夏の暑さのせいなんかじゃない 私はまるで 夜に鳴く蝉 わずかな時にしか 生きられぬ恋 私はまるで 夜に鳴く蝉 貴方に愛されたいと 鳴いている 結末の見えた 恋なんてと 人は言い捨てて しまうけど 貴方の唇で 触れられたなら 私は舵を失った 船になる 誰にも内緒の事が 増えて行く度 心と体は だんだんと 別の方へと 離れてしまう 私はまるで 夜に鳴く蝉 叶わぬ願いだと 言い聞かせてみても 私はまるで 夜に鳴く蝉 貴方だけが愛しいと 鳴いている 私はまるで 夜に鳴く蝉 わずかな時にしか 生きられぬ恋 私はまるで 夜に鳴く蝉 貴方に愛されたいと 鳴いている |
卒業桜色の風が この街 彩る頃 薄明かりの朝に 決まって僕は 夢を見る 学生服姿の 君と僕 寂しそうな微笑みと 遠ざかる背中 僕はいつまでも 決まってそうさ 大事なひとことが言えずに 立ち止まっては 後悔にただうずくまりながら 取り繕った笑顔で 何気ない振りをしてた 夢は追うものじゃなく 育て続けるものと 僕は心の中 何度も繰り返していた どんな冷い雨に 打たれ続けたとしても 決して 負けることのない 自分を見つけ出したい 心から… 君が天使になった 交差点 行きかう車の影 君を探してる 満員電車 窓に映った僕は 疲れた顔してる 卒業式に受け取った 一枚の紙切れは いったい何を 何を教えてくれたのだろう 夢は追うものじゃなく 育て続けるものと 僕は心の中 何度も繰り返していた どんな激しい風に 晒されたとしても 決して壊れることない 自分でいつづけたい 永遠に… いつかきっと 繰り返す この暗闇の中から そして君の面影から 卒業してみせるよ 夢は追うものじゃなく 育て続けるものと 僕は心の中 そっと君に 今 誓うよ 桜舞う交差点 歩き出すこの僕に 君の言葉がふと 聞こえてきたような気がする 過ぎし日の… | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 桜色の風が この街 彩る頃 薄明かりの朝に 決まって僕は 夢を見る 学生服姿の 君と僕 寂しそうな微笑みと 遠ざかる背中 僕はいつまでも 決まってそうさ 大事なひとことが言えずに 立ち止まっては 後悔にただうずくまりながら 取り繕った笑顔で 何気ない振りをしてた 夢は追うものじゃなく 育て続けるものと 僕は心の中 何度も繰り返していた どんな冷い雨に 打たれ続けたとしても 決して 負けることのない 自分を見つけ出したい 心から… 君が天使になった 交差点 行きかう車の影 君を探してる 満員電車 窓に映った僕は 疲れた顔してる 卒業式に受け取った 一枚の紙切れは いったい何を 何を教えてくれたのだろう 夢は追うものじゃなく 育て続けるものと 僕は心の中 何度も繰り返していた どんな激しい風に 晒されたとしても 決して壊れることない 自分でいつづけたい 永遠に… いつかきっと 繰り返す この暗闇の中から そして君の面影から 卒業してみせるよ 夢は追うものじゃなく 育て続けるものと 僕は心の中 そっと君に 今 誓うよ 桜舞う交差点 歩き出すこの僕に 君の言葉がふと 聞こえてきたような気がする 過ぎし日の… |
卒業試合子供が出来たと お前からの電話 結婚なんて似合わないお前が 今ではおやじになる 学生時代は 暗くなるまで毎日 お前とラグビーボールを 追いかけ合った ぶつかり合い飛び散る 汗の匂いと グラウンドの向こうに 沈む夕日 今も忘れない ダブルの背広が似合うように なってきた俺は 生きる事の本当の意味 わかりかけてきた気がする 恋人はいつも お前と張り合った お前の胸でねむるのは 俺が一番愛した人 いつもお前には かなわなかった俺が 最後の卒業試合に 50ヤードの独走 駆けぬけてゆく風と 近づくゴール 飛び込んだ時の 土の香り 今も忘れない ダブルの背広が似合うように なってきた俺に 思い出は哀しいくらいに 遠い輝き放っている ダブルの背広が似合うように なってきた俺は 生きる事の本当の意味 わかりかけてきた気がする | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 奥慶一 | 子供が出来たと お前からの電話 結婚なんて似合わないお前が 今ではおやじになる 学生時代は 暗くなるまで毎日 お前とラグビーボールを 追いかけ合った ぶつかり合い飛び散る 汗の匂いと グラウンドの向こうに 沈む夕日 今も忘れない ダブルの背広が似合うように なってきた俺は 生きる事の本当の意味 わかりかけてきた気がする 恋人はいつも お前と張り合った お前の胸でねむるのは 俺が一番愛した人 いつもお前には かなわなかった俺が 最後の卒業試合に 50ヤードの独走 駆けぬけてゆく風と 近づくゴール 飛び込んだ時の 土の香り 今も忘れない ダブルの背広が似合うように なってきた俺に 思い出は哀しいくらいに 遠い輝き放っている ダブルの背広が似合うように なってきた俺は 生きる事の本当の意味 わかりかけてきた気がする |
黄昏指の痺れを今も覚えている 遠ざかって行った 貴方の背中 不思議だったわ 涙ひとつでない 砕けたグラス 響く水音 愛しているよとか 離さないよとか 愛を飾り立て告げるけど そんな言葉より 確かなものが 欲しかっただけなのに 心の震え隠し目を閉じれば 浅い眠りに 浮かぶ思い出 肩の寒さをまぎらわすその度 今更気づく 私は女と いつも登りつめた この長い坂道 息切らせたのは私だけど 愛という坂道 駆けおりてったのは 貴方の方だったわ 時の流れが教えてくれたのは 夢と現実 ただその意味だけ 愛しているよとか 離さないよとか 愛を飾り立て告げるけど そんな言葉より 確かなものが 欲しかっただけなのに ひとりぼっちの淋しさはやっぱり 一人の力で 癒すものでしょう | 三浦和人 | 三浦雄也 | 三浦雄也 | 安田裕美 | 指の痺れを今も覚えている 遠ざかって行った 貴方の背中 不思議だったわ 涙ひとつでない 砕けたグラス 響く水音 愛しているよとか 離さないよとか 愛を飾り立て告げるけど そんな言葉より 確かなものが 欲しかっただけなのに 心の震え隠し目を閉じれば 浅い眠りに 浮かぶ思い出 肩の寒さをまぎらわすその度 今更気づく 私は女と いつも登りつめた この長い坂道 息切らせたのは私だけど 愛という坂道 駆けおりてったのは 貴方の方だったわ 時の流れが教えてくれたのは 夢と現実 ただその意味だけ 愛しているよとか 離さないよとか 愛を飾り立て告げるけど そんな言葉より 確かなものが 欲しかっただけなのに ひとりぼっちの淋しさはやっぱり 一人の力で 癒すものでしょう |
たそがれ詩人始発電車が空を破り 朝を連れて来たよ 線路づたいに 小石蹴って それで答え決める 別れの坂道を上りつめたら 愛の道標があった 捨て去る事も優しさだよと 北風が背中たたく AH- 黄昏までは風に吹かれ あなたを想う AH- 黄昏る頃 言葉のない旅に出よう 歩道橋から見下ろす街 人の群れが急ぐ 冬の枯れ木が指さす空 夢も呑まれそうさ 心の坂道を行ったり来り 幾度繰り返したのだろう 見送る愛と飛び立つ愛と それぞれの運命なのか AH- 黄昏までは恋も忘れ あなたを想う AH- 黄昏る頃 終わりのない旅に出よう AH- 黄昏までは風に吹かれ あなたを想う AH- 黄昏る頃 言葉のない旅に出よう | 三浦和人 | 小林和子 | 三浦雄也 | | 始発電車が空を破り 朝を連れて来たよ 線路づたいに 小石蹴って それで答え決める 別れの坂道を上りつめたら 愛の道標があった 捨て去る事も優しさだよと 北風が背中たたく AH- 黄昏までは風に吹かれ あなたを想う AH- 黄昏る頃 言葉のない旅に出よう 歩道橋から見下ろす街 人の群れが急ぐ 冬の枯れ木が指さす空 夢も呑まれそうさ 心の坂道を行ったり来り 幾度繰り返したのだろう 見送る愛と飛び立つ愛と それぞれの運命なのか AH- 黄昏までは恋も忘れ あなたを想う AH- 黄昏る頃 終わりのない旅に出よう AH- 黄昏までは風に吹かれ あなたを想う AH- 黄昏る頃 言葉のない旅に出よう |
追憶枯れた大地 満たす雨 芽吹き出した 小さな花 霞かかる 山裾には 小鳥達の囁きが あなただけ いない 季節はこうして 巡って来たのに あなただけ いない 鮮やかさを 飾る街に ざわめきも 微笑んでいた はしゃぐ声と 蝉時雨 柿色した 風が渡り 誰もいない 白い浜辺 時雨雲と 光る海 北風の中で つないだこの手の 温もりが生きる 証しだったのに 海に消える雪 何処へ帰るのか あなただけ いない あなただけ いない 肩を濡らす みぞれ雪が 思い出を 冷たく隠す 立ち尽くす 思い出の中 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 枯れた大地 満たす雨 芽吹き出した 小さな花 霞かかる 山裾には 小鳥達の囁きが あなただけ いない 季節はこうして 巡って来たのに あなただけ いない 鮮やかさを 飾る街に ざわめきも 微笑んでいた はしゃぐ声と 蝉時雨 柿色した 風が渡り 誰もいない 白い浜辺 時雨雲と 光る海 北風の中で つないだこの手の 温もりが生きる 証しだったのに 海に消える雪 何処へ帰るのか あなただけ いない あなただけ いない 肩を濡らす みぞれ雪が 思い出を 冷たく隠す 立ち尽くす 思い出の中 |
冬京汚されてゆくために 舞い降りる白い蝶 この街に降る雪は それだけが哀しい 愛されていただけで 愛し方知らないで 流されていたことに 気がつけば独り 後ろ向きの影 追いかけて今 震える心が 駆けてゆく 胸の叫び ビルの谷間 迷い人 冬京 ひび割れた街並に 静けさが染みこんで 手のひらに受けとめた 冷たさが優しい 足音が消えてゆく 涙さえ流さずに 傷跡が痛む時 振りむけば独り 今日だけでもいい 白いドレスで わたしの躰を つつんでよ 胸の叫び ビルの谷間 迷い人 冬京 胸の叫び ビルの谷間 迷い人 冬京 | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 岩間雅彦 | | 汚されてゆくために 舞い降りる白い蝶 この街に降る雪は それだけが哀しい 愛されていただけで 愛し方知らないで 流されていたことに 気がつけば独り 後ろ向きの影 追いかけて今 震える心が 駆けてゆく 胸の叫び ビルの谷間 迷い人 冬京 ひび割れた街並に 静けさが染みこんで 手のひらに受けとめた 冷たさが優しい 足音が消えてゆく 涙さえ流さずに 傷跡が痛む時 振りむけば独り 今日だけでもいい 白いドレスで わたしの躰を つつんでよ 胸の叫び ビルの谷間 迷い人 冬京 胸の叫び ビルの谷間 迷い人 冬京 |
遠い空なくしたものは いったい何 萌える緑と蝉の声 草いきれの道 振り向けば 麦わら帽子をかぶった 少年がたっている 擦りむいた膝も気にもせず 悪戯な笑顔でたっていた その瞳の輝き 忘れられない 遠い空 描いた それは 汚れない夢 遠い空 描き続けた 曇りひとつない想い なくしたものは いったい何 昔遊んだ 空き地に今 大きなビルが 建ち並ぶ 麦わら帽子をかぶった 少年は泣いている サンダルを靴に履き替えて 虫籠を鞄に持ち替えて 今時の流れに 僕は生きてる 遠い空 願った 僕は 僕でありたいと 遠い空 願い続けた 決してなくさない勇気 探し物は いったい何 遠い空 描いた それは 汚れない夢 遠い空 願い続けた 僕は 僕でありたいと 探し物は いったい何 なくしたものは いったい何 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 川村栄二 | なくしたものは いったい何 萌える緑と蝉の声 草いきれの道 振り向けば 麦わら帽子をかぶった 少年がたっている 擦りむいた膝も気にもせず 悪戯な笑顔でたっていた その瞳の輝き 忘れられない 遠い空 描いた それは 汚れない夢 遠い空 描き続けた 曇りひとつない想い なくしたものは いったい何 昔遊んだ 空き地に今 大きなビルが 建ち並ぶ 麦わら帽子をかぶった 少年は泣いている サンダルを靴に履き替えて 虫籠を鞄に持ち替えて 今時の流れに 僕は生きてる 遠い空 願った 僕は 僕でありたいと 遠い空 願い続けた 決してなくさない勇気 探し物は いったい何 遠い空 描いた それは 汚れない夢 遠い空 願い続けた 僕は 僕でありたいと 探し物は いったい何 なくしたものは いったい何 |
遠い花火よく似た背中に 思わず駆け寄る 問わず語りの夢ひとつ 影は消えてく 花火に誘(いざな)う 人波はなれ ひとり見送る 夏の終りを なつかしい腕のなか 咲いた遠い花火 会えなくなるのが いつも怖かった くりかえし泣くたびに あなたに近くなる 短い夢から 今も醒めない 溜息ついたら しあわせ逃げると 言わずもがなの歯がゆさに ちょっと笑った わたしと出逢えて しあわせだった? 少し遅れて あなたも笑った 永遠を閉じこめて 咲いた遠い花火 忘れられるのが とても怖かった こみ上げる胸の奥 痛みは消えるのに はかない光は まだ燃えのこる なつかしい腕のなか 咲いた遠い花火 会えなくなるのが いつも怖かった くりかえし泣くたびに あなたに近くなる 短い夢から 今も醒めない | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦和人 | | よく似た背中に 思わず駆け寄る 問わず語りの夢ひとつ 影は消えてく 花火に誘(いざな)う 人波はなれ ひとり見送る 夏の終りを なつかしい腕のなか 咲いた遠い花火 会えなくなるのが いつも怖かった くりかえし泣くたびに あなたに近くなる 短い夢から 今も醒めない 溜息ついたら しあわせ逃げると 言わずもがなの歯がゆさに ちょっと笑った わたしと出逢えて しあわせだった? 少し遅れて あなたも笑った 永遠を閉じこめて 咲いた遠い花火 忘れられるのが とても怖かった こみ上げる胸の奥 痛みは消えるのに はかない光は まだ燃えのこる なつかしい腕のなか 咲いた遠い花火 会えなくなるのが いつも怖かった くりかえし泣くたびに あなたに近くなる 短い夢から 今も醒めない |
時計街が見下ろせる部屋の片隅で 老人は死んだ よみがえる思い出 あいつとの喧嘩 芽生えた友情 初めて飲んだ酒の苦さ 勝利と挫折 結婚 その部屋には古ぼけた時計 錆び付いた音で そっと時を刻んでいた 時計だけは知ってる 恐れることも知らずに 輝き駆け抜けた青春の日と 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の淋しさを 大切な者を守るため 彼は働き続けた 妻のその笑顔 子供たちの未来 そして安らぎ でもくいちがう現実と夢 旅立ち 誰もいない部屋 曇った夕日見つめながら彼は ただひとつ深い 深い溜め息をついた 時計だけは知ってる 毎日欠かす事なく ネジを巻きに来る彼の願いと 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の悲しさを 時計だけは知ってる 毎日欠かす事なく ネジを巻きに来る彼の願いと 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の悲しさを | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 奥慶一 | 街が見下ろせる部屋の片隅で 老人は死んだ よみがえる思い出 あいつとの喧嘩 芽生えた友情 初めて飲んだ酒の苦さ 勝利と挫折 結婚 その部屋には古ぼけた時計 錆び付いた音で そっと時を刻んでいた 時計だけは知ってる 恐れることも知らずに 輝き駆け抜けた青春の日と 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の淋しさを 大切な者を守るため 彼は働き続けた 妻のその笑顔 子供たちの未来 そして安らぎ でもくいちがう現実と夢 旅立ち 誰もいない部屋 曇った夕日見つめながら彼は ただひとつ深い 深い溜め息をついた 時計だけは知ってる 毎日欠かす事なく ネジを巻きに来る彼の願いと 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の悲しさを 時計だけは知ってる 毎日欠かす事なく ネジを巻きに来る彼の願いと 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の悲しさを |
なくした夜迷いもなく結婚したわ あなたと 学生時代からのこの恋は 終わりのない愛になると信じていた いくら喧嘩をしても あなたの優しさ 感じていられたのに 仕事を口実に帰らない夜 一人で迎える朝 違うコロンの香り ラストネームが変わっただけね 友達に逢うたびいつも言われたわ 手本になるような夫婦だと 言い出せば切りがない事を知ってた 永すぎた春 それが二人にとって 心の中の舞台裏 あなたに言葉を選ぶ私 明日の話をしなくなったあなた ラストネームが変わっただけね たった一枚の紙切れで変えた名前を もう一枚の紙切れでもとに戻す あなたに言葉を選ぶ私 明日の話をしなくなったあなた ラストネームが変わっただけね 永い夢を見ていた気がする | 三浦和人 | 三浦雄也 | 三浦雄也 | 喜納政明 | 迷いもなく結婚したわ あなたと 学生時代からのこの恋は 終わりのない愛になると信じていた いくら喧嘩をしても あなたの優しさ 感じていられたのに 仕事を口実に帰らない夜 一人で迎える朝 違うコロンの香り ラストネームが変わっただけね 友達に逢うたびいつも言われたわ 手本になるような夫婦だと 言い出せば切りがない事を知ってた 永すぎた春 それが二人にとって 心の中の舞台裏 あなたに言葉を選ぶ私 明日の話をしなくなったあなた ラストネームが変わっただけね たった一枚の紙切れで変えた名前を もう一枚の紙切れでもとに戻す あなたに言葉を選ぶ私 明日の話をしなくなったあなた ラストネームが変わっただけね 永い夢を見ていた気がする |
7年目のアンコールひとつひとつ灯り始めた ライトが今僕を写しだす ときめく胸と 奮える身体 おさえながら 歌い始めた愛の歌 しぼりだす言葉とにじむ汗 頭の中をよぎるものは 自分で決めた長い空白の日々 7年目のアンコール あつい拍手の渦が この僕に新しい命与えてくれる 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 見つめた瞳に涙をうかべ 同じように歌う君の顔 貴方の歌と共に 大人になりたかった そんな言葉が僕をうつ もう一度あらたに思うよ もっと優しい歌がきっと歌える そんな気がするよ 7年目のアンコール 今歌う喜びと そしてその怖さを心に感じながら 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 7年目のアンコール 今歌う喜びと そしてその怖さを心にきざみながら 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 歌い続けるずっと 君がいるかぎり 歌い続けるずっと 君がいるかぎり | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 奥慶一 | ひとつひとつ灯り始めた ライトが今僕を写しだす ときめく胸と 奮える身体 おさえながら 歌い始めた愛の歌 しぼりだす言葉とにじむ汗 頭の中をよぎるものは 自分で決めた長い空白の日々 7年目のアンコール あつい拍手の渦が この僕に新しい命与えてくれる 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 見つめた瞳に涙をうかべ 同じように歌う君の顔 貴方の歌と共に 大人になりたかった そんな言葉が僕をうつ もう一度あらたに思うよ もっと優しい歌がきっと歌える そんな気がするよ 7年目のアンコール 今歌う喜びと そしてその怖さを心に感じながら 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 7年目のアンコール 今歌う喜びと そしてその怖さを心にきざみながら 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 歌い続けるずっと 君がいるかぎり 歌い続けるずっと 君がいるかぎり |
にじんだ街コーヒーカップのスプーンをまわす音が響くこの店で 貴方はタバコの煙を言葉に変えた様に話し出す 言い訳ばかりをする貴方が増えてゆくばかりでは そんなものは愛じゃないと言う事は知っていたけど にじんだ街並がもとに戻るまでは 最後の言葉は言わないで だって目の前にあるコーヒーは まだこんなにも まだこんなにも 暖かいんですもの 思い出話をする時の貴方は何故かはずんでるわ 私の知らないワイシャツにネクタイだということにさえも 気が付かない様な貴方がとても悲しくて 滑り込む様に黄昏が二人を襲ってくる ふいに無口になる貴方の瞳は 何度も時計を気にしてる 急におしゃべりになる私は もうこの恋は もう終わりよと 心で言いきかせていた にじんだ街並がもとに戻るまでは 最後の言葉は言わないで だって目の前にあるコーヒーは まだこんなにも まだこんなにも 暖かいんですもの | 三浦和人 | 三浦雄也 | 三浦雄也 | 安田裕美 | コーヒーカップのスプーンをまわす音が響くこの店で 貴方はタバコの煙を言葉に変えた様に話し出す 言い訳ばかりをする貴方が増えてゆくばかりでは そんなものは愛じゃないと言う事は知っていたけど にじんだ街並がもとに戻るまでは 最後の言葉は言わないで だって目の前にあるコーヒーは まだこんなにも まだこんなにも 暖かいんですもの 思い出話をする時の貴方は何故かはずんでるわ 私の知らないワイシャツにネクタイだということにさえも 気が付かない様な貴方がとても悲しくて 滑り込む様に黄昏が二人を襲ってくる ふいに無口になる貴方の瞳は 何度も時計を気にしてる 急におしゃべりになる私は もうこの恋は もう終わりよと 心で言いきかせていた にじんだ街並がもとに戻るまでは 最後の言葉は言わないで だって目の前にあるコーヒーは まだこんなにも まだこんなにも 暖かいんですもの |
願い灰色の雲間から 漏れる光は遠く 足元に絡みつき 邪魔をする砂塵よ どれくらい泣いたなら 心の奥深くの 真っ黒な思い出を 洗い流せるだろう 春の桜吹雪 夏の夕立雲 紅く染まった森 降りつもる雪の音 黙っていても 季節は流れるのに どれくらい もがいたら 浅はかな自分から どれくらい 抗えば 抜け出せるのだろう 若葉輝く街 焼けたコンクリート 長く落とした影 凍りついた窓辺 欠けた月さえ 闇を照らせるのに 曇りない微笑み 濁りない優しさ 消える事ない愛 壊れない繋がり ただ願うのは この心の やすらぎ どれくらい祈ったら 明日は訪れるの どれくらい悔やんだら 許されるのだろう | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 灰色の雲間から 漏れる光は遠く 足元に絡みつき 邪魔をする砂塵よ どれくらい泣いたなら 心の奥深くの 真っ黒な思い出を 洗い流せるだろう 春の桜吹雪 夏の夕立雲 紅く染まった森 降りつもる雪の音 黙っていても 季節は流れるのに どれくらい もがいたら 浅はかな自分から どれくらい 抗えば 抜け出せるのだろう 若葉輝く街 焼けたコンクリート 長く落とした影 凍りついた窓辺 欠けた月さえ 闇を照らせるのに 曇りない微笑み 濁りない優しさ 消える事ない愛 壊れない繋がり ただ願うのは この心の やすらぎ どれくらい祈ったら 明日は訪れるの どれくらい悔やんだら 許されるのだろう |
避暑地の出来事駅からつづく 長い坂道を 小指をつないで歩いた 去年のあなた ひどく照れてたね 出会ったころに 戻ったみたいと 今年の夏休みはひとりで 飛び出したけれど 輝いてた あの教会も テニスコートも ボートハウスも 退屈なだけだね 少し離れて すぐに会いたくて あなたに 何度も 恋してる 爽やかな風 爽やかな午後 まぶしい避暑地の出来事 木漏れ日そよぐ 並木をぬけると 日除けをあげた カフェテラス あなたが居たら きっとカプチーノ わたしは今日も 冷たいハーブティー 時々 優しさも見失い 遠まわりしても 振りむいたら いつもあなたの 腕のなかの 陽だまりへと そっと みちびかれる 少し憎んで すぐに許して あなたに 何度も 恋してる 爽やかな風 爽やかな午後 まぶしい避暑地の出来事 少し離れて すぐに会いたくて あなたに 何度も 恋してる 変わらない愛 変わりない日々 あしたは あなたに 帰ろう | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦和人 | | 駅からつづく 長い坂道を 小指をつないで歩いた 去年のあなた ひどく照れてたね 出会ったころに 戻ったみたいと 今年の夏休みはひとりで 飛び出したけれど 輝いてた あの教会も テニスコートも ボートハウスも 退屈なだけだね 少し離れて すぐに会いたくて あなたに 何度も 恋してる 爽やかな風 爽やかな午後 まぶしい避暑地の出来事 木漏れ日そよぐ 並木をぬけると 日除けをあげた カフェテラス あなたが居たら きっとカプチーノ わたしは今日も 冷たいハーブティー 時々 優しさも見失い 遠まわりしても 振りむいたら いつもあなたの 腕のなかの 陽だまりへと そっと みちびかれる 少し憎んで すぐに許して あなたに 何度も 恋してる 爽やかな風 爽やかな午後 まぶしい避暑地の出来事 少し離れて すぐに会いたくて あなたに 何度も 恋してる 変わらない愛 変わりない日々 あしたは あなたに 帰ろう |
百年の恋もしもできるものなら 降る雨になり 眠りにつくあなたの 窓に流れてみたい 思うだけで切ない あなたのことは まるで星に恋する こわれた舟のように 愛してる 愛してる この世で一人だけ 胸を切りさいて 見せたいほどに 愛してる 愛してる あなたに届くなら たとえ百年待ち続けてもいい 美しさが苦しい 心が痛い あなたならば許せる たとえどんな無理でも 海の青 雪の白 もえ立つ春の花 北の大空のオーロラさえも 輝きを消すだろう あなたのほほ笑みに 僕は時の中を 往ったり来たり 愛してる 愛してる この世で一人だけ 胸を切りさいて 見せたいほどに 愛してる 愛してる あなたに届くなら たとえ百年待ち続けてもいい 愛してる 愛してる この世で一人だけ 胸を切りさいて 見せたいほどに 愛してる 愛してる あなたに届くなら たとえ百年待ち続けてもいい | 三浦和人 | 伊藤薫 | 三浦和人 | 森田雅彦 | もしもできるものなら 降る雨になり 眠りにつくあなたの 窓に流れてみたい 思うだけで切ない あなたのことは まるで星に恋する こわれた舟のように 愛してる 愛してる この世で一人だけ 胸を切りさいて 見せたいほどに 愛してる 愛してる あなたに届くなら たとえ百年待ち続けてもいい 美しさが苦しい 心が痛い あなたならば許せる たとえどんな無理でも 海の青 雪の白 もえ立つ春の花 北の大空のオーロラさえも 輝きを消すだろう あなたのほほ笑みに 僕は時の中を 往ったり来たり 愛してる 愛してる この世で一人だけ 胸を切りさいて 見せたいほどに 愛してる 愛してる あなたに届くなら たとえ百年待ち続けてもいい 愛してる 愛してる この世で一人だけ 胸を切りさいて 見せたいほどに 愛してる 愛してる あなたに届くなら たとえ百年待ち続けてもいい |
二人のミステイク書き出しの文字が見つからない まるで海の様に広がる空白 テレビでは午後6時の天気予報 明日は雨模様と告げている 誓いあったこの想いも 描きあった夢も 壊れる事などないと 信じていたのに あまりにも夜に食事を 一緒にする時がない それが二人のミステイク 分かり合えた様な振りして 互いを見つめなかった それが二人のミステイク そして貴方は 思いやりが下手だった 貴方にいつも笑われていた 君は「愛」という文字が下手だねって テレビでは午後7時のワイドショーが 後わずかで終わろうとしている 指先が痛くなる程 強くペンを握り 「さようなら」の文字ひとつ それだけを書いた あまりに出口の見えない 喧嘩ばかりをしていた それが二人のミステイク 愛し始めたあの頃の 心を見失った それが二人のミステイク そして私も 思いやりが下手だった そっとドアに鍵をかけて 深い溜息をつけば 思い出達が騒ぎ出す 今 歩きだした私は 早い冬の訪れに 思わず肩を震わせる 見上げた空には 限りなく厚い雪雲 哀しいほどの 雪雲 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 書き出しの文字が見つからない まるで海の様に広がる空白 テレビでは午後6時の天気予報 明日は雨模様と告げている 誓いあったこの想いも 描きあった夢も 壊れる事などないと 信じていたのに あまりにも夜に食事を 一緒にする時がない それが二人のミステイク 分かり合えた様な振りして 互いを見つめなかった それが二人のミステイク そして貴方は 思いやりが下手だった 貴方にいつも笑われていた 君は「愛」という文字が下手だねって テレビでは午後7時のワイドショーが 後わずかで終わろうとしている 指先が痛くなる程 強くペンを握り 「さようなら」の文字ひとつ それだけを書いた あまりに出口の見えない 喧嘩ばかりをしていた それが二人のミステイク 愛し始めたあの頃の 心を見失った それが二人のミステイク そして私も 思いやりが下手だった そっとドアに鍵をかけて 深い溜息をつけば 思い出達が騒ぎ出す 今 歩きだした私は 早い冬の訪れに 思わず肩を震わせる 見上げた空には 限りなく厚い雪雲 哀しいほどの 雪雲 |
ブランルージュ鏡に映した自分の姿 指先触れてみる この少し潤んだ瞳や唇 この胸の膨らみさえもすべて アア 貴方のせい 危険な香りのする人だと 思えば思うほど いつもの私忘れてしまうくらい 心が貴方を求め始める アア 止められない ブランルージュ 貴方と私の愛はこんな色ね ブランルージュ 貴方の背中に見つけた微かな爪痕 シーツをドレス代わりにして 窓辺の椅子に座り 貴方が残した吸殻に火をつけ 吸い込んだ煙のその苦さに 心もむせかえる ブランルージュ ガラスに映った私に話しかける ブランルージュ 貴方に哀しげな顔は似合わないわと ブランルージュ 貴方と私の愛はこんな色ね ブランルージュ 私には哀しげな顔は似合わないわ | 三浦和人 | 三浦雄也 | 三浦雄也 | 喜納政明 | 鏡に映した自分の姿 指先触れてみる この少し潤んだ瞳や唇 この胸の膨らみさえもすべて アア 貴方のせい 危険な香りのする人だと 思えば思うほど いつもの私忘れてしまうくらい 心が貴方を求め始める アア 止められない ブランルージュ 貴方と私の愛はこんな色ね ブランルージュ 貴方の背中に見つけた微かな爪痕 シーツをドレス代わりにして 窓辺の椅子に座り 貴方が残した吸殻に火をつけ 吸い込んだ煙のその苦さに 心もむせかえる ブランルージュ ガラスに映った私に話しかける ブランルージュ 貴方に哀しげな顔は似合わないわと ブランルージュ 貴方と私の愛はこんな色ね ブランルージュ 私には哀しげな顔は似合わないわ |
僕が君に出来ることあの日君の横顔には 哀しい影 揺れていたよ 壊れた恋の深い傷を その小さな胸に刻んで ウー 僕は何もできないまま 心の中この言葉 繰り返す ここにいるよ 僕はここにいるよ こんな想いに 君はまだ 気づいてくれない ここにいるよ 僕はここにいるよ 君の哀しみすべてを 受け止めてあげる 記録的な雪が街を モノクロームに変えてゆくよ まるで心の傷をすべて 隠すように 癒すように ウー 出来ればそこに 二人だけの 新しい思い出を 描かないか いつもいるよ 僕はいつもいるよ 君の横顔ばかりを ずっと見つめてる いつもいるよ 僕はいつもいるよ 君に淋しい笑顔は 似合いはしない ここにいるよ 僕はここにいるよ こんな想いに 君はまだ 気づいてくれない ここにいるよ 僕はここにいるよ 君の哀しみすべてを 受け止めてあげる | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | あの日君の横顔には 哀しい影 揺れていたよ 壊れた恋の深い傷を その小さな胸に刻んで ウー 僕は何もできないまま 心の中この言葉 繰り返す ここにいるよ 僕はここにいるよ こんな想いに 君はまだ 気づいてくれない ここにいるよ 僕はここにいるよ 君の哀しみすべてを 受け止めてあげる 記録的な雪が街を モノクロームに変えてゆくよ まるで心の傷をすべて 隠すように 癒すように ウー 出来ればそこに 二人だけの 新しい思い出を 描かないか いつもいるよ 僕はいつもいるよ 君の横顔ばかりを ずっと見つめてる いつもいるよ 僕はいつもいるよ 君に淋しい笑顔は 似合いはしない ここにいるよ 僕はここにいるよ こんな想いに 君はまだ 気づいてくれない ここにいるよ 僕はここにいるよ 君の哀しみすべてを 受け止めてあげる |
街長い坂道下れば 街路樹を揺らす風 黄昏に負けぬようにと 空あかく染める夕焼け 灯り始めた街の燈 着飾った人の顔 こんな人混みの中でも どうして心は こんなに冷たいの 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 風に吹かれて 風に流されて 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 僕はまだ僕を 探せない 相変わらずの渋滞と けたたましいクラクション 心に生まれた憂鬱は 瞳の輝き奪い取る 叫ぶことさえ出来ない 数々の苛立ちと 捨てることの出来ない夢 せめてひととき 偽りない愛が欲しい 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 風に吹かれて 風にあおられて 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 僕はまだ僕を 愛せない 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 風に吹かれて 風に流されて 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 僕はまだ僕を 愛せない 僕はまだ僕を 探せない | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 川村栄二 | 長い坂道下れば 街路樹を揺らす風 黄昏に負けぬようにと 空あかく染める夕焼け 灯り始めた街の燈 着飾った人の顔 こんな人混みの中でも どうして心は こんなに冷たいの 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 風に吹かれて 風に流されて 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 僕はまだ僕を 探せない 相変わらずの渋滞と けたたましいクラクション 心に生まれた憂鬱は 瞳の輝き奪い取る 叫ぶことさえ出来ない 数々の苛立ちと 捨てることの出来ない夢 せめてひととき 偽りない愛が欲しい 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 風に吹かれて 風にあおられて 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 僕はまだ僕を 愛せない 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 風に吹かれて 風に流されて 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 僕はまだ僕を 愛せない 僕はまだ僕を 探せない |
見上げた夜空そびえ立つビル並みを 駆ける不自然な風 気を許したらすぐに 吹き飛ばされてしまう 街中がにぎやかに 空笑いして騒ぐ 隠した不満 吐き出す様に 見上げた夜空 こんな街でも 微かでも星は 瞬いているよ ざわめきの中 ふと立ち止まり 心の痛みを ゆだねる様にして 見つめた 権力の理不尽さ 自由という我がまま 正直者がいつも 馬鹿を見るんだなんて 思い通り行かない 思う様にならない 届かぬ 祈りを繰り返す 見上げた夜空 瞬く星は 皆んな 別々の輝きを放つ お前は誰だ 誰になりたい 心の中の僕に 問いかけてる いつでも 見上げた夜空 そこにはきっと 大切な人の 微笑みが揺れる そっと誓うよ どんな時でも ただ真っ直ぐに ひたすら真っ直ぐに 生きると ラララ… | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | そびえ立つビル並みを 駆ける不自然な風 気を許したらすぐに 吹き飛ばされてしまう 街中がにぎやかに 空笑いして騒ぐ 隠した不満 吐き出す様に 見上げた夜空 こんな街でも 微かでも星は 瞬いているよ ざわめきの中 ふと立ち止まり 心の痛みを ゆだねる様にして 見つめた 権力の理不尽さ 自由という我がまま 正直者がいつも 馬鹿を見るんだなんて 思い通り行かない 思う様にならない 届かぬ 祈りを繰り返す 見上げた夜空 瞬く星は 皆んな 別々の輝きを放つ お前は誰だ 誰になりたい 心の中の僕に 問いかけてる いつでも 見上げた夜空 そこにはきっと 大切な人の 微笑みが揺れる そっと誓うよ どんな時でも ただ真っ直ぐに ひたすら真っ直ぐに 生きると ラララ… |
耳を澄ませば窓に灯る 夕げの明かり そこには幸せ探し 暮らす日々がある 願い続け 叶わない虚しさに 折れそうな心で 立ち止まる時 耳を澄ませば ほら 聞こえてくるだろう 寄り添う様な 風の声が 君なら大丈夫 きっと上手くいくさ 不器用な生き方だって 誰かが見つめてる 胸に手を当てれば ほら 感じるだろう 守り続けた 大事なもの 君なら大丈夫 きっと上手行くさ 僕は風と一緒に 詩(うた)を奏でるから 耳を澄ませば ほら 聞こえてくるだろう 心つつみ 寄り添う様な 風の詩声が | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 窓に灯る 夕げの明かり そこには幸せ探し 暮らす日々がある 願い続け 叶わない虚しさに 折れそうな心で 立ち止まる時 耳を澄ませば ほら 聞こえてくるだろう 寄り添う様な 風の声が 君なら大丈夫 きっと上手くいくさ 不器用な生き方だって 誰かが見つめてる 胸に手を当てれば ほら 感じるだろう 守り続けた 大事なもの 君なら大丈夫 きっと上手行くさ 僕は風と一緒に 詩(うた)を奏でるから 耳を澄ませば ほら 聞こえてくるだろう 心つつみ 寄り添う様な 風の詩声が |
メリーゴーランドメリーゴーランド 愛をはこんで 哀しい人の心に… 恋の予感に 高鳴る胸と 切なさ募る想い 甘いぬくもり 戯れの日々 輝いた思い出 求め合うことばかりじゃ心 擦れ違うしかなくて 悲しい言葉 もどかしい夜 ただ人を恨んだ メリーゴーランド 愛をはこんで 乾いた人の心に 淋しさ受け止めてこそ 真実の愛に気づくと 教えて 上手に人とふれあえなくて 心を閉ざした 「しょうがないさ」と溜め息混じり 自分についた嘘 メリーゴーランド 夢をはこんで 壊れた人の心に 信じることからすべて 始まると もう一度だけ 伝えて 本当の自分を 探し出すのさ 何度 壊れそうになっても メリーゴーランド 廻れよ廻れ 喜び 悲しみ 乗せて 幾度 時が移ろうと 変わらない大切なもの 守って | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | メリーゴーランド 愛をはこんで 哀しい人の心に… 恋の予感に 高鳴る胸と 切なさ募る想い 甘いぬくもり 戯れの日々 輝いた思い出 求め合うことばかりじゃ心 擦れ違うしかなくて 悲しい言葉 もどかしい夜 ただ人を恨んだ メリーゴーランド 愛をはこんで 乾いた人の心に 淋しさ受け止めてこそ 真実の愛に気づくと 教えて 上手に人とふれあえなくて 心を閉ざした 「しょうがないさ」と溜め息混じり 自分についた嘘 メリーゴーランド 夢をはこんで 壊れた人の心に 信じることからすべて 始まると もう一度だけ 伝えて 本当の自分を 探し出すのさ 何度 壊れそうになっても メリーゴーランド 廻れよ廻れ 喜び 悲しみ 乗せて 幾度 時が移ろうと 変わらない大切なもの 守って |
約束表通り 木漏れ陽の中 寄り添い 見た事ない笑顔そそぐ あなたが居た 「急な仕事だ」と短い言葉で 壊してしまった 約束 部屋の隅で見つめた 見知らぬピアスと 並び替えた食器の跡に この恋の 終わりの予感は少し前から 気づいていたけど 自由が欲しい そんな嘘より 最後ぐらいは せめて 真実ひとつ ひとつだけでも くれてもいいじゃない 電話しても すぐに切りた気な素振り 途切れがちな 時の隙間 埋める様に 「疲れているんだ」そんな言葉を 繰り返してばかり 黙っていても 切らずに居られた あなたを側に 感じてた そんな事さえ ただの思い出に 変えてしまうつもり 自由が欲しい そんな嘘より 最後ぐらいは せめて 真実ひとつ ひとつだけでも くれてもいいじゃない | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 表通り 木漏れ陽の中 寄り添い 見た事ない笑顔そそぐ あなたが居た 「急な仕事だ」と短い言葉で 壊してしまった 約束 部屋の隅で見つめた 見知らぬピアスと 並び替えた食器の跡に この恋の 終わりの予感は少し前から 気づいていたけど 自由が欲しい そんな嘘より 最後ぐらいは せめて 真実ひとつ ひとつだけでも くれてもいいじゃない 電話しても すぐに切りた気な素振り 途切れがちな 時の隙間 埋める様に 「疲れているんだ」そんな言葉を 繰り返してばかり 黙っていても 切らずに居られた あなたを側に 感じてた そんな事さえ ただの思い出に 変えてしまうつもり 自由が欲しい そんな嘘より 最後ぐらいは せめて 真実ひとつ ひとつだけでも くれてもいいじゃない |
夢で逢いたいから淋しい時 思いだして欲しい 僕がいつでも 見つめていること またひとつ別れの涙 ながした後 少し大人になる 今は哀しいけれど 翳りある夜には ひと握りの 倖せを わけてあげよう 夢で 逢いたいから 翳りある夜には ひと握りの 倖せを わけてあげよう 夢で 逢いたいから 風が窓の外で 子守唄を うたう夜 そっと おやすみ 夢で 逢いたいから 夢で 逢いたいから | 三浦和人 | 三浦和人・夏冬春秋 | 三浦和人 | | 淋しい時 思いだして欲しい 僕がいつでも 見つめていること またひとつ別れの涙 ながした後 少し大人になる 今は哀しいけれど 翳りある夜には ひと握りの 倖せを わけてあげよう 夢で 逢いたいから 翳りある夜には ひと握りの 倖せを わけてあげよう 夢で 逢いたいから 風が窓の外で 子守唄を うたう夜 そっと おやすみ 夢で 逢いたいから 夢で 逢いたいから |
夢の跡先閉ざした日記の ページを捲ればそこに 抱えた悩みを 投げ捨てる文字 忘れ去ってしまいたい 思い出が顔を出す 「どうして生まれて来たんだ?」と 悔やんでばかり 若さだなんて言い訳 大嫌いだったあの頃 未熟な僕を自分で 笑ってる様で そんな強がり言うしか 耐えられそうになくて 受け止め続けた 痛みと哀しみ達が 微かな明日(あす)への 光をくれる いらない存在なんて 誰一人居はしない 自分に出来る事をずっと 探していたい 振り返ったなら いくつも 思い知らされてばかりさ でも見えなかった事に 気づき始めてる だから 心の傷さえ 優しく想えてくる 生まれて来た事の意味 分かりかけて来た気がする 心が望む居場所も ほんの少しだけど だから 重ねた月日が こんなにも愛おしい 心から 愛おしい | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 閉ざした日記の ページを捲ればそこに 抱えた悩みを 投げ捨てる文字 忘れ去ってしまいたい 思い出が顔を出す 「どうして生まれて来たんだ?」と 悔やんでばかり 若さだなんて言い訳 大嫌いだったあの頃 未熟な僕を自分で 笑ってる様で そんな強がり言うしか 耐えられそうになくて 受け止め続けた 痛みと哀しみ達が 微かな明日(あす)への 光をくれる いらない存在なんて 誰一人居はしない 自分に出来る事をずっと 探していたい 振り返ったなら いくつも 思い知らされてばかりさ でも見えなかった事に 気づき始めてる だから 心の傷さえ 優しく想えてくる 生まれて来た事の意味 分かりかけて来た気がする 心が望む居場所も ほんの少しだけど だから 重ねた月日が こんなにも愛おしい 心から 愛おしい |
夜明け前スピードおとして カーブ抜ければ まばゆい光の都会(まち) みんなが落とした 夢のかけらが 海にこぼれてくようだ 疲れた体を 夜風(かぜ)に晒して 微熱(びねつ)を 鎮(しず)めてゆく 繋がる答えが 見つけられずに 渇いた心で 走ってる今夜も 一度手にしたものを 棄てられるのか 時代(とき)が忘れたものを 壊せるか 二度と還らぬものを 悔やんでいるか 夜明けは すぐそこまで 何かの運命(ちから)に 引き寄せられて 僕らはここまで来た 身動きできない 闇を引き裂き 小さなライトで 走ってく明日(あした)へ 傷つけてきた人に 赦(ゆる)されたいか となりで眠る人を 守れるか 再び会えぬ人を 憶えているか ひとりの男として 一度手にしたものを 棄てられるのか 時代(とき)が忘れたものを 壊せるか 二度と還らぬものを 悔やんでいるか 夜明けは すぐそこまで | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦和人 | | スピードおとして カーブ抜ければ まばゆい光の都会(まち) みんなが落とした 夢のかけらが 海にこぼれてくようだ 疲れた体を 夜風(かぜ)に晒して 微熱(びねつ)を 鎮(しず)めてゆく 繋がる答えが 見つけられずに 渇いた心で 走ってる今夜も 一度手にしたものを 棄てられるのか 時代(とき)が忘れたものを 壊せるか 二度と還らぬものを 悔やんでいるか 夜明けは すぐそこまで 何かの運命(ちから)に 引き寄せられて 僕らはここまで来た 身動きできない 闇を引き裂き 小さなライトで 走ってく明日(あした)へ 傷つけてきた人に 赦(ゆる)されたいか となりで眠る人を 守れるか 再び会えぬ人を 憶えているか ひとりの男として 一度手にしたものを 棄てられるのか 時代(とき)が忘れたものを 壊せるか 二度と還らぬものを 悔やんでいるか 夜明けは すぐそこまで |
夜の河冬枯れの街に吹く風が あなたの後れ毛とかす 薬指に光るリングが 眩し過ぎて 戯れに触れた肩 見つめ合う瞳に ただ崩れ落ちる様に 影は重なり合う 心で綴る愛と 身体に刻み込む愛 胸が張り裂けるほどに 心迷わせて どうせ二人は ひとつになれないのなら このまま 流れゆく夜の河に とけてゆきたい 季節の移り変りは 時の流れをつくり あなたは悲しい物語 涙で描く 離れない 離さない 心の中叫ぶけど 言葉に出来なくて 呟いたさよなら 出来る事ならば時を もとに戻してもう一度 あなたと巡り逢いたい 抱き締めてみたい どうせ二人は ひとつになれないのなら このまま 流れゆく夜の河に 溶けてゆきたい 心で綴る愛と 身体に刻み込む愛 胸が張り裂けるほどに 心迷わせて どうせ二人は ひとつになれないのなら このまま 流れゆく夜の河に とけてゆきたい | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 冬枯れの街に吹く風が あなたの後れ毛とかす 薬指に光るリングが 眩し過ぎて 戯れに触れた肩 見つめ合う瞳に ただ崩れ落ちる様に 影は重なり合う 心で綴る愛と 身体に刻み込む愛 胸が張り裂けるほどに 心迷わせて どうせ二人は ひとつになれないのなら このまま 流れゆく夜の河に とけてゆきたい 季節の移り変りは 時の流れをつくり あなたは悲しい物語 涙で描く 離れない 離さない 心の中叫ぶけど 言葉に出来なくて 呟いたさよなら 出来る事ならば時を もとに戻してもう一度 あなたと巡り逢いたい 抱き締めてみたい どうせ二人は ひとつになれないのなら このまま 流れゆく夜の河に 溶けてゆきたい 心で綴る愛と 身体に刻み込む愛 胸が張り裂けるほどに 心迷わせて どうせ二人は ひとつになれないのなら このまま 流れゆく夜の河に とけてゆきたい |
ラストワルツ-最期に贈る言葉-さあ もう 泣かないで 笑顔を見せて 生まれてきた ときのように 一人で 逝くよ 思い出すのは 初めて逢った あの日 ぼくは二十歳 君は十九歳 もう 昔のことだね 君に そっと くちづけしたら 長い髪に さした薔薇が 風に 吹かれて ふるえてた…… 君に そっと くちづけしたら 長い髪に さした薔薇が 風に 吹かれて ふるえてた…… さあ もう 泣かないで 笑顔を見せて さいごに贈る 言葉は ひとつ 君に 逢えて 良かった | 三浦和人 | ROD McKUEN・日本語詞:新井満 | ROD McKUEN | 上杉洋史 | さあ もう 泣かないで 笑顔を見せて 生まれてきた ときのように 一人で 逝くよ 思い出すのは 初めて逢った あの日 ぼくは二十歳 君は十九歳 もう 昔のことだね 君に そっと くちづけしたら 長い髪に さした薔薇が 風に 吹かれて ふるえてた…… 君に そっと くちづけしたら 長い髪に さした薔薇が 風に 吹かれて ふるえてた…… さあ もう 泣かないで 笑顔を見せて さいごに贈る 言葉は ひとつ 君に 逢えて 良かった |
レスフィーナ月が心を照らす夜には 君のことだけを思い出す ルージュで飾った塗れた唇 ビロード色の瞳 細い肩遊ぶ シルクの様な その髪を 誰の為にとかすの レスフィーナ 今 風になり 夜を飛び越えて 君のもとへ行きたい レスフィーナ 形などない それが愛だけど 僕にとって 君だけが 真実 偽りまとった人混みの中 踏みつけられて苛立つ時も 押し込められた心の叫びに 壊れそうな時にも 目を閉じて 君のその微笑み 思ったならすべて 優しく思える レスフィーナ この僕だけに 囁いておくれ 君の愛のつぶやきを レスフィーナ 僕の人生は ただ君だけの為にあると 今すぐに 伝えたい レスフィーナ 今 風になり 夜を飛び越えて 君のもとへ行きたい レスフィーナ 形などない それが愛だけど 僕にとって 君だけが 真実 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 月が心を照らす夜には 君のことだけを思い出す ルージュで飾った塗れた唇 ビロード色の瞳 細い肩遊ぶ シルクの様な その髪を 誰の為にとかすの レスフィーナ 今 風になり 夜を飛び越えて 君のもとへ行きたい レスフィーナ 形などない それが愛だけど 僕にとって 君だけが 真実 偽りまとった人混みの中 踏みつけられて苛立つ時も 押し込められた心の叫びに 壊れそうな時にも 目を閉じて 君のその微笑み 思ったならすべて 優しく思える レスフィーナ この僕だけに 囁いておくれ 君の愛のつぶやきを レスフィーナ 僕の人生は ただ君だけの為にあると 今すぐに 伝えたい レスフィーナ 今 風になり 夜を飛び越えて 君のもとへ行きたい レスフィーナ 形などない それが愛だけど 僕にとって 君だけが 真実 |