かくれ妻情話すがりつきたい あなたの胸に そっと今夜も 人知れず かくれ妻でも 私は いいの 帯を解くのも 結ぶのも 許し合う身の 恋情け お酌しましょう 愛しさ添えて 雪見障子(ゆきみしょうじ)の旅の宿 かくれ妻でも あなたの あなたの女 恋に区別は ないものを 罪な世間の眼が怖い 頬を重ねて 指から背へ 燃える命が 絡みます かくれ妻でも 怨みは 怨みはしない 今度 逢うの日の約束に 夢を預ける 夜明け前 | 山崎洋子 | 石本美由紀 | 市川昭介 | 山田年秋 | すがりつきたい あなたの胸に そっと今夜も 人知れず かくれ妻でも 私は いいの 帯を解くのも 結ぶのも 許し合う身の 恋情け お酌しましょう 愛しさ添えて 雪見障子(ゆきみしょうじ)の旅の宿 かくれ妻でも あなたの あなたの女 恋に区別は ないものを 罪な世間の眼が怖い 頬を重ねて 指から背へ 燃える命が 絡みます かくれ妻でも 怨みは 怨みはしない 今度 逢うの日の約束に 夢を預ける 夜明け前 |
しぐれ酒生きてるだけでは 辛いから 男は女を 好きになり 女は男に 溺れるの 涙しぐれの しぐれ酒 溺れた夢から 眼が醒めて 泣き虫 グラスに くちづける 恋人同志は 愛の蝶 甘えてごらんと さゝやいた 言葉は悲しい 嘘でした 涙しぐれの しぐれ酒 さよならするのは 死ぬ時と 信じた 私は お馬鹿さん 愛して尽くした 真心を 返して欲しいと つぶやけば 酒場の小窓を 濡らす雨 涙しぐれの しぐれ酒 今でも 憎さと いとしさが 夜ごとに 流れる こころ川 | 山崎洋子 | 石本美由起 | 市川昭介 | 山田年秋 | 生きてるだけでは 辛いから 男は女を 好きになり 女は男に 溺れるの 涙しぐれの しぐれ酒 溺れた夢から 眼が醒めて 泣き虫 グラスに くちづける 恋人同志は 愛の蝶 甘えてごらんと さゝやいた 言葉は悲しい 嘘でした 涙しぐれの しぐれ酒 さよならするのは 死ぬ時と 信じた 私は お馬鹿さん 愛して尽くした 真心を 返して欲しいと つぶやけば 酒場の小窓を 濡らす雨 涙しぐれの しぐれ酒 今でも 憎さと いとしさが 夜ごとに 流れる こころ川 |
妻恋しぐれあなた想えば 小糠雨(こぬかあめ) 無理に忘れりゃ ざんざ雨 色は匂(にお)へど 白梅(しらうめ)の 垣根の向こうに 濡れ地蔵 おんな切なや 妻恋しぐれ 切れる別れる それならば 死ねと云われりゃ いいものを まるでお蔦(つた)の 胸のうち あの世で待つなら 添えますか おんな侘(わび)しや 妻恋しぐれ どうせ身丈に 合わぬ人 だけど抱かれりゃ 夢も見る 肩に散りぬる ひとひらと 未練に寄り添う 切通し おんな哀しや 妻恋しぐれ | 山崎洋子 | 本橋夏蘭 | 四方章人 | | あなた想えば 小糠雨(こぬかあめ) 無理に忘れりゃ ざんざ雨 色は匂(にお)へど 白梅(しらうめ)の 垣根の向こうに 濡れ地蔵 おんな切なや 妻恋しぐれ 切れる別れる それならば 死ねと云われりゃ いいものを まるでお蔦(つた)の 胸のうち あの世で待つなら 添えますか おんな侘(わび)しや 妻恋しぐれ どうせ身丈に 合わぬ人 だけど抱かれりゃ 夢も見る 肩に散りぬる ひとひらと 未練に寄り添う 切通し おんな哀しや 妻恋しぐれ |
ふるさと日和川の流れは 絶え間なく 水は清らか ふるさとは 瞼(まぶた)閉じれば 懐かしい 遠い昔を 思い出す 幼馴染(おさななじみ)と 語り合い 笹舟浮かべた 夢のせて 季節巡(めぐ)って 花は咲き されど心は 移り行(ゆ)く 耳を澄ませば せせらぎに 声が聞こえる あの人の 呼んで届かぬ この想い 恋しい面影 今いずこ 生まれ育った その川へ 鮭(さけ)は戻って くるという 時に激しい 流れにも 守り続けて くれた母 胸でもいちど 眠りたい やさしいぬくもり ふるさとよ | 山崎洋子 | 本橋夏蘭 | 麻未敬周 | | 川の流れは 絶え間なく 水は清らか ふるさとは 瞼(まぶた)閉じれば 懐かしい 遠い昔を 思い出す 幼馴染(おさななじみ)と 語り合い 笹舟浮かべた 夢のせて 季節巡(めぐ)って 花は咲き されど心は 移り行(ゆ)く 耳を澄ませば せせらぎに 声が聞こえる あの人の 呼んで届かぬ この想い 恋しい面影 今いずこ 生まれ育った その川へ 鮭(さけ)は戻って くるという 時に激しい 流れにも 守り続けて くれた母 胸でもいちど 眠りたい やさしいぬくもり ふるさとよ |