ワンルームと幸福論(下書き)(EP mix) 心が溢れて仕様がない ただ僕は歌いたかった 夢と生活の間でひとり 抱えたギターと憂いがひとつ 人生なんて下らない! ならそういう歌を書こう 六畳一間の宇宙を冷やす クーラーが唸っている 青春にリボンを巻き付けて チラシの裏も釣り合わないような たったひとつの本当は その全部が嘘っぱちって事 大概だ!理想も約束も その影を踏む理由も ほら、忘れた事すら覚えてないなら 最初から要らなかった 躓いて 転がって 嫌になるほど空が青くて もうちょっとだけ優しくなれないかなあ 歌いたい事など何もない ただ僕は死にたかった 皮肉と本音の隙間でひとり 抱えた自尊に溜息ひとつ 人生なんて下らない から別に用事も無い 六畳一間の宇宙を壊せ ペンと五ミリ方眼で 幻想を舌下で溶かして 音符に乗せて嘘を吐く商売 お買い上げの諸君には 飛びっ切り綺麗な造花を 大体さあ!答えの無いものの学問って可笑しくない? なあ、善く生きる為の秘訣がどうより死ぬ程愛してくれよ 躓いて 転がって 鉄の匂いを飲み込んで もうちょっとだけ上手くやれないかなあ 嘘で隠している 本当は怯えている 夕焼けが目に刺さる 嘘で隠している 本当に疲れている 朝焼けが気に障る 躓いて 転がって 入道雲と目が合って まだ少しだけ頑張ろうと思った そんな奴居る訳ないよ 人生は下らなくて、 退屈で、空っぽで、 不公平で、嘘つきで、 不具合だらけのゲームで、 瓦礫の山、白紙のノート、 誰かの夢、ゴミみたいな映画、 もうちょっとだけ上手く言えないかなあ もうちょっとだけここに居てもいいかなあ  | 帰りの会 | やまもとこうだい | やまもとこうだい | | 心が溢れて仕様がない ただ僕は歌いたかった 夢と生活の間でひとり 抱えたギターと憂いがひとつ 人生なんて下らない! ならそういう歌を書こう 六畳一間の宇宙を冷やす クーラーが唸っている 青春にリボンを巻き付けて チラシの裏も釣り合わないような たったひとつの本当は その全部が嘘っぱちって事 大概だ!理想も約束も その影を踏む理由も ほら、忘れた事すら覚えてないなら 最初から要らなかった 躓いて 転がって 嫌になるほど空が青くて もうちょっとだけ優しくなれないかなあ 歌いたい事など何もない ただ僕は死にたかった 皮肉と本音の隙間でひとり 抱えた自尊に溜息ひとつ 人生なんて下らない から別に用事も無い 六畳一間の宇宙を壊せ ペンと五ミリ方眼で 幻想を舌下で溶かして 音符に乗せて嘘を吐く商売 お買い上げの諸君には 飛びっ切り綺麗な造花を 大体さあ!答えの無いものの学問って可笑しくない? なあ、善く生きる為の秘訣がどうより死ぬ程愛してくれよ 躓いて 転がって 鉄の匂いを飲み込んで もうちょっとだけ上手くやれないかなあ 嘘で隠している 本当は怯えている 夕焼けが目に刺さる 嘘で隠している 本当に疲れている 朝焼けが気に障る 躓いて 転がって 入道雲と目が合って まだ少しだけ頑張ろうと思った そんな奴居る訳ないよ 人生は下らなくて、 退屈で、空っぽで、 不公平で、嘘つきで、 不具合だらけのゲームで、 瓦礫の山、白紙のノート、 誰かの夢、ゴミみたいな映画、 もうちょっとだけ上手く言えないかなあ もうちょっとだけここに居てもいいかなあ |
考え中 わたし只今考え中 煩い頭の中のこと 名前のつかない薄靄が 読みかけの本の邪魔をする 悲しい答えを想像中 水で薄めた青い春 飲み干して空になったら ちゃんと片付けないと たまに呼吸が浅くなる 夕暮れの降る帰り道や 画数の多いニュース 世界ごと他人事のようで わかんないよ わかんないよ わかんないよ わかんないのになんで 坂道を下る君のスキップ あんまり大切に見えて仕様がないや わかんないや わかんないが痛くなったら もうちょっとだけ悲しくなっちゃいそう 布団に纏われて今日も考え中 わたし暫く考え中 明日提出の課題のこと 大人になるってことより 数学のが普通に難しい 正しい答えを検討中 わざと手放す雲の上 それよりもっと難しい 引き算があること 知らない気持ちとすれ違う 底抜けた青に目が眩れる 消えそうになってしまうよ 独り言 何処かに届いて わかんないよ わかんないよ わかんないよ わかんないよ、今だって 横道塞いで筋書き通り そんなに大切ですか?って言えないや わかんないや わかんないが居なくなったら 本格的に苦しくなっちゃいそう わかんないよ わかんないよ わかんないよ わかんないよ、まだ 背伸びじゃ見えない答えも 喉元、消えない痛みも 雨上がり 路地に街灯 置いてきた傘を取りに行こう 理由もないまま世界は待っている わかんないよ わかんないよ わかんないのままで 近道転んで笑った今日も こんなに大切だって知っているんだ わかんないや わかんないを引っ張って連れて もうちょっとだけ喧嘩して歩いて行こう 遅刻寸前の朝 今日も考え中  | 帰りの会 | やまもとこうだい | やまもとこうだい | | わたし只今考え中 煩い頭の中のこと 名前のつかない薄靄が 読みかけの本の邪魔をする 悲しい答えを想像中 水で薄めた青い春 飲み干して空になったら ちゃんと片付けないと たまに呼吸が浅くなる 夕暮れの降る帰り道や 画数の多いニュース 世界ごと他人事のようで わかんないよ わかんないよ わかんないよ わかんないのになんで 坂道を下る君のスキップ あんまり大切に見えて仕様がないや わかんないや わかんないが痛くなったら もうちょっとだけ悲しくなっちゃいそう 布団に纏われて今日も考え中 わたし暫く考え中 明日提出の課題のこと 大人になるってことより 数学のが普通に難しい 正しい答えを検討中 わざと手放す雲の上 それよりもっと難しい 引き算があること 知らない気持ちとすれ違う 底抜けた青に目が眩れる 消えそうになってしまうよ 独り言 何処かに届いて わかんないよ わかんないよ わかんないよ わかんないよ、今だって 横道塞いで筋書き通り そんなに大切ですか?って言えないや わかんないや わかんないが居なくなったら 本格的に苦しくなっちゃいそう わかんないよ わかんないよ わかんないよ わかんないよ、まだ 背伸びじゃ見えない答えも 喉元、消えない痛みも 雨上がり 路地に街灯 置いてきた傘を取りに行こう 理由もないまま世界は待っている わかんないよ わかんないよ わかんないのままで 近道転んで笑った今日も こんなに大切だって知っているんだ わかんないや わかんないを引っ張って連れて もうちょっとだけ喧嘩して歩いて行こう 遅刻寸前の朝 今日も考え中 |
あめふり おおきな気持ちが まだ頭上を覆って 水たまりの空 揺らしている ちいさな言葉じゃ ただ雨音に溶けて 閉め忘れた鞄 濡れたコピー用紙の匂い 掛け違えていよう 僕らは解れた糸 裏返った傘 頬に降る雫を拭って びしょ濡れで帰る 止まない雨のなか 足りない言葉を集めていたら 少し前を歩いた君に 手が届く気がしてしまったんだ おおきな気持ちは 綺麗ながらくたのようで 蓋のない心 溢れては転がって行く 「明日には晴れるよ」 僕らは溶けた絵具 掠れた声 仮病の電話を掛けたら 軒下を抜けて 悲しい事も全部 君のせいだったらいいのに 止まない雨のなか 足りない言葉を集めていたら 少し前を歩いた君に 手が届く気がしたんだ! 止まない雨は今日も 予報を外れて街を飲み込んで 僕らなんてはじめからここに 居なかったみたいに 雨が止んだら 月が見えたら 夜が明けたら 靴が乾いたら 雨が止んだら 月が見えたら 君に言えたら それから、  | 帰りの会 | やまもとこうだい | やまもとこうだい | | おおきな気持ちが まだ頭上を覆って 水たまりの空 揺らしている ちいさな言葉じゃ ただ雨音に溶けて 閉め忘れた鞄 濡れたコピー用紙の匂い 掛け違えていよう 僕らは解れた糸 裏返った傘 頬に降る雫を拭って びしょ濡れで帰る 止まない雨のなか 足りない言葉を集めていたら 少し前を歩いた君に 手が届く気がしてしまったんだ おおきな気持ちは 綺麗ながらくたのようで 蓋のない心 溢れては転がって行く 「明日には晴れるよ」 僕らは溶けた絵具 掠れた声 仮病の電話を掛けたら 軒下を抜けて 悲しい事も全部 君のせいだったらいいのに 止まない雨のなか 足りない言葉を集めていたら 少し前を歩いた君に 手が届く気がしたんだ! 止まない雨は今日も 予報を外れて街を飲み込んで 僕らなんてはじめからここに 居なかったみたいに 雨が止んだら 月が見えたら 夜が明けたら 靴が乾いたら 雨が止んだら 月が見えたら 君に言えたら それから、 |
回送始発で海まで出かけよう 今日はこのまま夜とすれ違って 自販機の明かりを借りて これからのことを話そう かばんはひとつで足りるから 空いた片手で僕の手を持って 悲しさに気づかれる前に できるだけ遠くへ行こう 太陽の眩しさだけ 行き止まったときのため連れていこう 大丈夫 うまくやれるさ 僕らはどこにもいないんだから 始発で海まで出かけよう 聞いたこともないなんとか線に乗って 心さえ邪魔になるほど 綺麗なものを見に行こう 夜が明ける 歩道橋の上 街灯の灯りが消えていく 履き違えた理想やなにかを 履き潰すために歩いた日々 僕らが見ている世界はきっと 大きな物語の1ページで 次の句点にたどり着いたら ながい眠りが降ってくるんだ 帰ろうって伸ばしたその手が 僕にはひどく眩しかったこと カッターの刃が折れる音 アスファルトに溶ける君を見る くたびれたその手を持って 背中越しの体温を連れて 大丈夫 うまくやれるさ 君がどこにでもいるんだから 始発で海まで出かけよう かばんに詰めた思い出を背負って さよならが冷めないうちに できるだけ遠くへ行こう 君のすぐ近くへいこう | 帰りの会 | やまもとこうだい | やまもとこうだい | | 始発で海まで出かけよう 今日はこのまま夜とすれ違って 自販機の明かりを借りて これからのことを話そう かばんはひとつで足りるから 空いた片手で僕の手を持って 悲しさに気づかれる前に できるだけ遠くへ行こう 太陽の眩しさだけ 行き止まったときのため連れていこう 大丈夫 うまくやれるさ 僕らはどこにもいないんだから 始発で海まで出かけよう 聞いたこともないなんとか線に乗って 心さえ邪魔になるほど 綺麗なものを見に行こう 夜が明ける 歩道橋の上 街灯の灯りが消えていく 履き違えた理想やなにかを 履き潰すために歩いた日々 僕らが見ている世界はきっと 大きな物語の1ページで 次の句点にたどり着いたら ながい眠りが降ってくるんだ 帰ろうって伸ばしたその手が 僕にはひどく眩しかったこと カッターの刃が折れる音 アスファルトに溶ける君を見る くたびれたその手を持って 背中越しの体温を連れて 大丈夫 うまくやれるさ 君がどこにでもいるんだから 始発で海まで出かけよう かばんに詰めた思い出を背負って さよならが冷めないうちに できるだけ遠くへ行こう 君のすぐ近くへいこう |
ゴースト幽霊をみた夏の日 僕らは間違えてしまった 空想よりも遠く ピントの合わないような恋でした だいたいわかっている これからのことは 大抵の青春は他人事ってことも わたしは気づいている 傷ついていることも 気づいていないふりしてるわたしのことも 幽霊をみつけた夜 ひとり ふわり宙に浮いて 心臓の音はイヤホン越しにも どうも聞こえてしまうようで 水溶性の想いじゃ届かない 僕ら海に浮かぶあの星みたいだ 海岸線は昨日に消えていく 悲しくないよ きみだけいれば まだ冷めないで この病の 正体見せて 枯れ尾花 わたしは気づいている きみのほんとのこと 血のついた青春の尖っているところ ノイズが走っている ラジオは歌っている 嵐がくるのも きっとほんとのこと 幽霊は嘘をしゃべる 目に映ることより綺麗で 簡単なことで壊れてしまうような つくりものだとしても 水溶性の想いじゃ届かない 僕ら海の底へ落ちていくみたいだ 幽霊船がふたりを連れて行く 悲しくてもね、ここにいさせて ねえ 水溶性の想いじゃ届かない そのままここで息を止めていたんだ 幽霊船は明日へ消えていく わたし、ひとりでも悲しくなれるよ 覚めないで この病の 正体見たり 枯れ尾花 | 帰りの会 | やまもとこうだい | やまもとこうだい | | 幽霊をみた夏の日 僕らは間違えてしまった 空想よりも遠く ピントの合わないような恋でした だいたいわかっている これからのことは 大抵の青春は他人事ってことも わたしは気づいている 傷ついていることも 気づいていないふりしてるわたしのことも 幽霊をみつけた夜 ひとり ふわり宙に浮いて 心臓の音はイヤホン越しにも どうも聞こえてしまうようで 水溶性の想いじゃ届かない 僕ら海に浮かぶあの星みたいだ 海岸線は昨日に消えていく 悲しくないよ きみだけいれば まだ冷めないで この病の 正体見せて 枯れ尾花 わたしは気づいている きみのほんとのこと 血のついた青春の尖っているところ ノイズが走っている ラジオは歌っている 嵐がくるのも きっとほんとのこと 幽霊は嘘をしゃべる 目に映ることより綺麗で 簡単なことで壊れてしまうような つくりものだとしても 水溶性の想いじゃ届かない 僕ら海の底へ落ちていくみたいだ 幽霊船がふたりを連れて行く 悲しくてもね、ここにいさせて ねえ 水溶性の想いじゃ届かない そのままここで息を止めていたんだ 幽霊船は明日へ消えていく わたし、ひとりでも悲しくなれるよ 覚めないで この病の 正体見たり 枯れ尾花 |
朔日退屈な映画の中の 誰も覚えていないような 起承転結の承の部分 うずまき模様の日々のこと ひとりぼっち同士のままで 出会えたような僕らは お揃いのせいでちょっとだけ 寂しくなるのはどうして 泣き止んだ夜のすきま風に 染みつく夏の匂い 届きそうで届かないような 掴めそうで追いつけないような 誰にも見せないままでいてよ あと少しで溢れそうな こぼしたら消えてしまうような 手のひらの温度はただ冷めていくだけ まぶしい穴のあいた夜空がきれいに見えるよ 気のせい まだ みおとしてる 退屈な映画のあとで 知らない道を選んで帰ろう 起承転結の転の部分 いつか大切に思えるでしょう あと少し 言いかけた台詞を 噛みつぶした苦さが消えない 月明かりが見えなくなる前に 君がふいに笑ったんだ 届きそうで届かないような 掴めそうで追いつけないような 答えは言わないままでいるよ あと少しで溢れそうな こぼしたら消えてしまうような 当たり前のせいにして飲み込むだけ 夢が覚めても近くにいる気がしたのも 気のせいじゃもう足りないから 運命や奇跡みたいなのは むず痒いけれど それよりも 言葉では間に合わないほどに まぶしい日々のこと 届きそうで届かないような それでも届けたいのは はじめから僕らずっとお揃いだったんだ 掴んだら離さないように できるだけ離れないように 手のひらの温度がきっと解けないように 雲のむこうの月さえきれいに見えるよ 気のせい いや 君のせいだよ | 帰りの会 | やまもとこうだい | やまもとこうだい | 帰りの会 | 退屈な映画の中の 誰も覚えていないような 起承転結の承の部分 うずまき模様の日々のこと ひとりぼっち同士のままで 出会えたような僕らは お揃いのせいでちょっとだけ 寂しくなるのはどうして 泣き止んだ夜のすきま風に 染みつく夏の匂い 届きそうで届かないような 掴めそうで追いつけないような 誰にも見せないままでいてよ あと少しで溢れそうな こぼしたら消えてしまうような 手のひらの温度はただ冷めていくだけ まぶしい穴のあいた夜空がきれいに見えるよ 気のせい まだ みおとしてる 退屈な映画のあとで 知らない道を選んで帰ろう 起承転結の転の部分 いつか大切に思えるでしょう あと少し 言いかけた台詞を 噛みつぶした苦さが消えない 月明かりが見えなくなる前に 君がふいに笑ったんだ 届きそうで届かないような 掴めそうで追いつけないような 答えは言わないままでいるよ あと少しで溢れそうな こぼしたら消えてしまうような 当たり前のせいにして飲み込むだけ 夢が覚めても近くにいる気がしたのも 気のせいじゃもう足りないから 運命や奇跡みたいなのは むず痒いけれど それよりも 言葉では間に合わないほどに まぶしい日々のこと 届きそうで届かないような それでも届けたいのは はじめから僕らずっとお揃いだったんだ 掴んだら離さないように できるだけ離れないように 手のひらの温度がきっと解けないように 雲のむこうの月さえきれいに見えるよ 気のせい いや 君のせいだよ |
世界の終わりの終わりの終わりつけっぱなしの冷房で憂鬱が冷えた 起き抜けの目には夕日さえ眩しくて 嫌いなあいつを好きなあいつらが嫌いな 自分がなんか嫌いじゃない自分が嫌い 俯いたら外れて落ちた先週買ったばっかのイヤホン 片耳だけ失くすくらいならいっそ無線にするんじゃなかった こんな毎日も歌になるんだぜ うそんこのジャズマスターと 中古で買ったブルースドライバーでさ ああ このまま世界の終わりが来るなら 最後のひとことはどうしよう そんなことで夜を更かして 暮らしていたって 誰も見ちゃいないさ 開けっぱなしの網戸 憂鬱も逃げた 何日か前に干した服が濡れている 嫌いなあいつが死んだ 僕はどうだろうか まだ殺してやりたいだなんて思ってるんだろうか 俯いて歩いてるようじゃ綺麗な虹は見えないって言うんだ 上向いて歩いてるやつがこっちに一瞥さえくれないで 関係ないけどじゃあ、歌の続きを 逆張りのジャズコーラスを この世で一番でかいボリュームでさ ああ このまま世界の終わりが来るなら 最後のひとことはどうしよう そんなことで夜を更かして 明かして 昼まで寝ていたって このまま世界の終わりが来るから 最後の1秒を見に行こう 外へ出ようぜ 靴も脱ごうぜ なんてったって誰も見ちゃいないさ | 帰りの会 | やまもとこうだい | やまもとこうだい | | つけっぱなしの冷房で憂鬱が冷えた 起き抜けの目には夕日さえ眩しくて 嫌いなあいつを好きなあいつらが嫌いな 自分がなんか嫌いじゃない自分が嫌い 俯いたら外れて落ちた先週買ったばっかのイヤホン 片耳だけ失くすくらいならいっそ無線にするんじゃなかった こんな毎日も歌になるんだぜ うそんこのジャズマスターと 中古で買ったブルースドライバーでさ ああ このまま世界の終わりが来るなら 最後のひとことはどうしよう そんなことで夜を更かして 暮らしていたって 誰も見ちゃいないさ 開けっぱなしの網戸 憂鬱も逃げた 何日か前に干した服が濡れている 嫌いなあいつが死んだ 僕はどうだろうか まだ殺してやりたいだなんて思ってるんだろうか 俯いて歩いてるようじゃ綺麗な虹は見えないって言うんだ 上向いて歩いてるやつがこっちに一瞥さえくれないで 関係ないけどじゃあ、歌の続きを 逆張りのジャズコーラスを この世で一番でかいボリュームでさ ああ このまま世界の終わりが来るなら 最後のひとことはどうしよう そんなことで夜を更かして 明かして 昼まで寝ていたって このまま世界の終わりが来るから 最後の1秒を見に行こう 外へ出ようぜ 靴も脱ごうぜ なんてったって誰も見ちゃいないさ |
旅に出ようどこかで忘れてきたの? 背伸びの仕方も、ベランダの花の名前も 使い方も知らないまま埃を被った 魔法がほどけてしまいそう 夕影は洗面台から流れていった 下書きみたいな日々をどれだけ重ねたんだろう 足りない言葉を集めて旅に出よう 白紙のアルバムが知らない景色を待っている 夜空の端の色 涙が産まれる場所 確かめに行こう 暗くなったら帰ろう それじゃあ、次はどこへ行こう どこまで続いているの? 欠伸を落とした 夕陽が遠くで揺れている いつから忘れていたの? 背伸びで覗いた魔法で世界は出来ている 月灯りが玄関に零れて行った 瞬きみたいな夜も今日まで繋いで来たよ 足りない言葉を集めて旅に出よう あの日の足跡が迎えに来るのを待っている 季節の端の色 栞を挟んだページ 確かめに行こう 日が長くなったら 次は知らない街へ行こう 足りない言葉も 忘れた花の名前も 白紙のアルバムが見つけてくるのを待っている 夜空の端の色 涙が産まれる場所 確かめに行こう 暗くなったら帰ろう それじゃあ、次はどこへ行こう | 帰りの会 | やまもとこうだい | やまもとこうだい | | どこかで忘れてきたの? 背伸びの仕方も、ベランダの花の名前も 使い方も知らないまま埃を被った 魔法がほどけてしまいそう 夕影は洗面台から流れていった 下書きみたいな日々をどれだけ重ねたんだろう 足りない言葉を集めて旅に出よう 白紙のアルバムが知らない景色を待っている 夜空の端の色 涙が産まれる場所 確かめに行こう 暗くなったら帰ろう それじゃあ、次はどこへ行こう どこまで続いているの? 欠伸を落とした 夕陽が遠くで揺れている いつから忘れていたの? 背伸びで覗いた魔法で世界は出来ている 月灯りが玄関に零れて行った 瞬きみたいな夜も今日まで繋いで来たよ 足りない言葉を集めて旅に出よう あの日の足跡が迎えに来るのを待っている 季節の端の色 栞を挟んだページ 確かめに行こう 日が長くなったら 次は知らない街へ行こう 足りない言葉も 忘れた花の名前も 白紙のアルバムが見つけてくるのを待っている 夜空の端の色 涙が産まれる場所 確かめに行こう 暗くなったら帰ろう それじゃあ、次はどこへ行こう |
次のページ眠るまで眺めていた画面が焼き付いている 温いベッドに閉じ籠った 時計は午前か午後3時頃 適当に答えた返信が知らぬ間に炎症を起こした 僕の事なんて何も知らないくせに 掴み損じたライトの紐が頭上で揺れている ひとつポケットで湿気った喧騒 着替えも忘れて寝ていたんだっけ 飽きるまで聴いた音楽は気付いたら本当に飽きていた 僕の事なんて誰も知らないくせに 悴んだ手で捲ったのは 間違ったページだった 言葉にできない事ばかりだ さっき割ったあの花瓶の音も 人生なんて全部下らないや! 嫌でも窓の向こう、影と目が合って離れない 考えたって分かりやしない事で 溢した時間は袖で拭いて洗濯機の中 結局眠れなくて明かした朝に街は琥珀の色 他人事のような顔で生活は続いていくようです 勝手に回されたルーレット 1か2の目しか見たことない いっそ壊れたりしていてくれれば良いのに 六畳間、響く駆動音は空っぽの冷蔵庫 あと少し言えずに仕舞った言葉が薄い霜を纏っている 丁度傘が要るか要らないか 踏み出す先は水溜まり いっそどこまでも沈んで行けば良いのに 始まってからずっと 明かりも点かないような 悲劇はここまでシナリオ通り どっか行った大事そうな書類も 人生なんて全部下らないや! 否が応でもまだ上映の途中で席は立てない 簡単な結末じゃないとしても エンドロールの前に花も枯れてしまいそう 誰にも見えない 見えないままで 言葉じゃ言えない 言えないままで 何処へも行けない 行けなくたって 誰にも見せない 見せないままで 間違ったページだって 今日まで重ねてきた 誰も僕らを覚えちゃいないんだ 汚した服を見せ合って笑おう 人生なんて全部下らないや! 嫌なら見なけりゃいい だけど目がまだ離せない 考えたって分かりやしない事を 両手いっぱいに抱えて 壁に投げ付けたりもして 人生なんて全部下らない、 それで丁度息をするのさ! | 帰りの会 | やまもとこうだい | やまもとこうだい | | 眠るまで眺めていた画面が焼き付いている 温いベッドに閉じ籠った 時計は午前か午後3時頃 適当に答えた返信が知らぬ間に炎症を起こした 僕の事なんて何も知らないくせに 掴み損じたライトの紐が頭上で揺れている ひとつポケットで湿気った喧騒 着替えも忘れて寝ていたんだっけ 飽きるまで聴いた音楽は気付いたら本当に飽きていた 僕の事なんて誰も知らないくせに 悴んだ手で捲ったのは 間違ったページだった 言葉にできない事ばかりだ さっき割ったあの花瓶の音も 人生なんて全部下らないや! 嫌でも窓の向こう、影と目が合って離れない 考えたって分かりやしない事で 溢した時間は袖で拭いて洗濯機の中 結局眠れなくて明かした朝に街は琥珀の色 他人事のような顔で生活は続いていくようです 勝手に回されたルーレット 1か2の目しか見たことない いっそ壊れたりしていてくれれば良いのに 六畳間、響く駆動音は空っぽの冷蔵庫 あと少し言えずに仕舞った言葉が薄い霜を纏っている 丁度傘が要るか要らないか 踏み出す先は水溜まり いっそどこまでも沈んで行けば良いのに 始まってからずっと 明かりも点かないような 悲劇はここまでシナリオ通り どっか行った大事そうな書類も 人生なんて全部下らないや! 否が応でもまだ上映の途中で席は立てない 簡単な結末じゃないとしても エンドロールの前に花も枯れてしまいそう 誰にも見えない 見えないままで 言葉じゃ言えない 言えないままで 何処へも行けない 行けなくたって 誰にも見せない 見せないままで 間違ったページだって 今日まで重ねてきた 誰も僕らを覚えちゃいないんだ 汚した服を見せ合って笑おう 人生なんて全部下らないや! 嫌なら見なけりゃいい だけど目がまだ離せない 考えたって分かりやしない事を 両手いっぱいに抱えて 壁に投げ付けたりもして 人生なんて全部下らない、 それで丁度息をするのさ! |
落日心が痛くて眠れない夜があって 宇宙にひとりしかいないみたいな気がして 頭を掻いて 布団を蹴っ飛ばしたら 時計の音がやけにうるさく聞こえた 世界は広くて 出会いとかたぶん奇跡で 言いたいことまとまらないけど ここにいていいかな どれだけの色で描いたら あのオレンジを映すその目に足りるだろうか きみのことなんて知りたくなかったな 星が降る街で起こったこと その全部が輝くこと 心が痛くて眠れなかった朝があって 薬もらって昼まで寝てたら意外と治って 咳をしてひとり あれ寂しかったよってふたり それがもう宇宙の全部みたいな気がした 世界の広さに気づかないくらい近くで ただ名前を呼んでほしいんだ それだけでいいから どれだけこの手を伸ばしたら そのポケットのなかの温度に届くだろうか きみのことだって知りたくなかったな 夜明け前に見えた光のこと 目を閉じても消えないこと どれだけの色で描いたら あのオレンジを映すその目に足りるだろうか ほかのことなんて知りたくなかったな 星が降る街に残ったこと 眩しいくらい輝くこと | 帰りの会 | やまもとこうだい | やまもとこうだい | | 心が痛くて眠れない夜があって 宇宙にひとりしかいないみたいな気がして 頭を掻いて 布団を蹴っ飛ばしたら 時計の音がやけにうるさく聞こえた 世界は広くて 出会いとかたぶん奇跡で 言いたいことまとまらないけど ここにいていいかな どれだけの色で描いたら あのオレンジを映すその目に足りるだろうか きみのことなんて知りたくなかったな 星が降る街で起こったこと その全部が輝くこと 心が痛くて眠れなかった朝があって 薬もらって昼まで寝てたら意外と治って 咳をしてひとり あれ寂しかったよってふたり それがもう宇宙の全部みたいな気がした 世界の広さに気づかないくらい近くで ただ名前を呼んでほしいんだ それだけでいいから どれだけこの手を伸ばしたら そのポケットのなかの温度に届くだろうか きみのことだって知りたくなかったな 夜明け前に見えた光のこと 目を閉じても消えないこと どれだけの色で描いたら あのオレンジを映すその目に足りるだろうか ほかのことなんて知りたくなかったな 星が降る街に残ったこと 眩しいくらい輝くこと |